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タイトル:ラミとルクのお話 続き ファンタジー

ラミとルクのお話 続き

こんにちは(こんばんは)ハルピーです。今回のお話は主人公達のちょっとしたお話で話していた通り、吸血鬼のラミと人間のルクのお話を書こうと思います。主人公はナイトです。

登場人物
ラミ ルクの妻。
ルク ラミの夫。
伯爵 ラミの父。
母 ラミの母。
サクラ 双子で生まれてきた女の子。
ナイト 双子で生まれてきた男の子。
水龍 ピーセグの滝に住むドラゴン。いろんなモンスターの弱点を知っている。

省略なし
では、どうぞ

★ストーリー★
これはモンスターが世界の何処かに住んでいた時代のお話。ラミとルクが結婚をしてから1年が経ちました。
ある日、病院で
ラミ ルク・・・双子の赤ちゃんよ。
ルク 無事に生まれてきてくれて良かったです。
伯爵 新しい命が誕生したな。
母 おめでとう、二人共。
ラミ、ルク ありがとうございます。
ルク ラミ、子供の名前は決めたかい?
ラミ そうね・・・。
医者 双子の赤ちゃんですが、女の子と男の子です。
ルク では、姉弟と言うことですね。
ラミ ルク、女の子の名前はサクラに決めたわ。
ルク サクラ、いい名前です。男の子の名前はナイトにしようと思いますが、どうでしょうか?
ラミ いい名前ですわ。子育て、いろんな大変が待ち受けるかもしれないけれど、頑張りましょう。
ルク はい。
伯爵 ラミ、ルク、双子の赤ちゃんはまだ吸血鬼の力をつけていないが、成長していくと力をつけてくる、何か異変があったらすぐ私に言ってくれ。
ラミ、ルク はい。
ラミとルクが子育てをしてから4ヶ月後、サクラとナイトは6歳になりました。
ルク ラミ、子供の成長は早いものなのですね。
サクラ そうね、この世界は時間の経過が早いと言われているからかもしれないわ。サクラもナイトもこんなに早く成長しているんですもの。
サクラ お父様ー。
ルク おや?何かなサクラ。
サクラ 家族の絵を書いてみましたの、どう?
ルク とても上手ですね。
ナイト 僕も書いてみました。どうでしょうか?
ラミ とっても良いわ。
サクラ うふふふ、ナイトの絵ったら、雲の色を真っ赤にするんですもの。
ナイト サクラの絵だって、太陽の色を真っ黒にしたのはびっくりしましたよ。
サクラ だって、太陽を見たことないんですもの。
ナイト 僕も雲を見たことないので想像で描きました。
ラミ あらら・・・そうね、雲の色は白で、太陽の色は赤やオレンジ色をしているのよ。
ルク 吸血鬼一族は太陽にあたると消滅してしまうので、絵で表すのは難しいですよね。僕は何回か太陽を見たことはありますが。
サクラ えぇ!お父様、太陽を見たことありますの?
ラミ ええ、ルクは元々人間でしたわ。私と結婚を誓った日にルクは、私のお父様の力を借りて吸血鬼になったのよ。
ナイト そうだったんだ、人間と恋をしてはいけないと先祖代々言われているみたいですが、お父様とお母様の恋は別なのですね。
サクラ 私はすぐ血を吸いたくなってしまうので、人間には近づけないけれど、お母様のようになりたいですわ。
ナイト 僕も吸血鬼として生まれたのですから、お父様のように強い大人になりたいです。
伯爵 ラミ、ルク、ちょっといいか?3人で話したいことがあるから食堂室へ来てほしい。
ラミ、ルク 分かりました。
ラミとルクが食堂室へくると。
伯爵 二人共、双子の子供なんだが、昨日病院で検査したことは分かるね。
ルク はい、何かあったのですか?
伯爵 実は今さっき結果がとどいたのだが、サクラに吸血鬼にはない不思議な力がある事が分かったんだ。
ラミ 不思議な力とはなんですの?
伯爵 まだ詳しくは分からないが、物に関係するらしい。後、ナイトの血液から人間の血が多く入っている事が分かった。
ラミ なんですって!
ルク ということは、ナイトは人間に近くなっているということですか?
伯爵 おそらくそうだろ。
ラミ そんな!あの日、ルクは吸血鬼一族の仲間になれたのに、人間の血がナイトに入っているなんておかしいわ。
伯爵 今、詳しい調査をしている、ナイトに何か異変があったら言ってほしい。私は研究室に行く、何かあったら呼んでくれ。
ルク 分かりました。ラミ、申しわけない。子供達に影響が出てしまったね。
ラミ 大丈夫、ナイトは貴方の血を多く受け継ぎ、サクラは私達が持っていない力を受け継いだのよ。きっとたくましい大人に成長するわ。
ルク そうですね。
ナイト、サクラ お父様・・・。
ラミ ナイト!サクラ!もしかして今のお話、聞いていらしたの?
ナイト はい、人間の血が多く入っていると。僕は成長するにつれて一族としてはなくなるのですね。
サクラ 私も、不思議な力があると聞きましたわ。
ルク ナイト、サクラ・・・。
ラミ 大丈夫よ、ナイトもサクラも立派な大人になるまで、責任をもって育てるわ。だから心配しないで。
ナイト ちょっと一人にしてほしい。
サクラ ナイト・・・。
ルク 分かった。ラミ、行こう。
ラミ えぇ。
二人は別の部屋へ行きました。
ナイト ・・・・・・どうすればいいのだろ、お父様のように強くなって家族を守りたい。そう決めたのにこんなことになるなんて・・・。
サクラ ナイト。
ナイト サクラ・・・。
サクラ 実は私ね、不思議な力について知っていたの。4日前の事よ、私はいつものように髪をとかしていたら、急に手鏡が浮いたの。
ナイト 物を浮かせる力なのですね、僕もそんな力が欲しかったです。
サクラ 大丈夫よ、お父様が言っていたあの方法を使えば力が戻るかもしれないわ。
ナイト あの方法?・・・・あ、そうか!
ナイトはルクの所へ行きました。
ナイト お父様!
ルク どうした、ナイト!
ナイト 僕が絵を見せた時、お父様は元々人間だったとお話になりましたね。
ルク そうだね。
ナイト そこで思ったのですが、お父様が吸血鬼になれたように、伯爵様から力を借りれば良いのではないかと考えました。
ルク そうか!その方法なら上手くいくかもしれない。
ラミ でもまだ決まったわけじゃないわ、一時的かもしれないもの。今お父様と医者が調査していから、正しい結果を待ちましょう。
ルク そうですね。ナイト、時間が掛かるかもしれませんが、結果を待ってから判断しよう。
ナイト 分かりました。
次の朝
ナイト お父様ー!
ルク 朝からどうしたんだ!
ナイト 今さっき太陽にあたったのですが・・・消滅しなかったのです。
ラミ そ、そんな。お父様を呼んできますわ。
数分後
伯爵 ラミから話は聞いた。ナイト、もう一度見せてくれないか。
ナイト はい。
ナイトは太陽にあたってみましたが、消滅もしなく何も起こりませんでした。
伯爵 な、なんてことだ。こんなにも早く力を失うとは。
ラミ お父様、このままだとナイトは・・・。
伯爵 おそらく、1ヶ月もしないうちに人間となってしまうかもしれない。
ルク お父様、僕を吸血鬼にした方法でナイトを人間にさせないようにすることは出来ないのですか?
伯爵 ・・・出来なくはないが、材料が足りないのだ。
母 どんな材料なの?
伯爵 ちょうどいい所に来てくれたね、力を貸してほしい。材料は夜者の葉(よしゃのは)だ。
母 夜者の葉ですね。(目をつぶって願いを込める)・・・・・・・・分かりました、場所はピーセグの滝です。
伯爵 ありがとう。ピーセグの滝は(地図を広げる)・・・ここだ。馬車で行けば、10分程で着くだろう。
ルク 僕が取りに行きます。
伯爵 いや私も行こう、この滝には水龍が住んでいて危険だからな。
ナイト 僕も行かせてください。
ルク 駄目だナイト。伯爵様が言ったように危険なモンスターがいるんだ。
ラミ ナイト、貴方が行きたいという気持ちは私にも分かるわ。でもここは二人に任せましょう。
サクラ おはようございます、皆さん朝からどうしたのですか?
ルク お父様、すぐに出発しますか?
伯爵 そうしよう、準備してくれ。
ラミ サクラ、お父様と伯爵様は少しの間用事で留守になるけれど、すぐにに戻ると思うわ。
サクラ そうなのですね、では気をつけて行ってきて下さい。ナイト、ちょっといい?
ナイト なんでしょうか?
伯爵とルクが準備をして50分後。
ラミ ルク、気をつけて行ってきてね、水龍にやられてしまったら・・・私・・・。
ルク 大丈夫、僕は吸血鬼になったとしても腕はなかなかのものです、必ず生きて帰って来ますから。
母 あの皆さん、子供達がいないのですが知りませんか?
ラミ ま、まさか!
伯爵 ピーセグの滝への行き方は知らないはずだが。
ルク もしかしたら、地図を使って先へ行ってしまったのかもしれません。
伯爵 急いで向かおう。
母 気をつけて行ってきてください。
一方、サクラとナイトはピーセグの滝にいました。
サクラ ここね。
ナイト 水龍に会わないように気をつけて行かなければ行けませんね。剣を持ってきて良かったです。
サクラ あら、剣術でも学んだの?
ナイト はい、お父様から習いました。
サクラ 何かあったら守ってね。
ナイト はい。
サクラ さてと、夜者の葉はどこにあるのかしら。
ナイト そうですね。サクラは翼で周りを見に行ってくれませんか?僕は太陽が当たっている場所を探します。
サクラ 分かりましたわ。
サクラは翼を広げ探しに行きました。
ナイト うーん、あのあたりを探しに行きますか。
一方、伯爵とルクは馬車の中にいました。
伯爵 ルク、私が準備をしていた時病院から手紙が届いたのだが、ナイトは一週間もしないうちに力を失うと言う結果だった。サクラの方は物を浮かせる力だと分かったらしい。
ルク そうですか・・・2人とも無事でいてほしいのですが。
伯爵 そうだな。一刻も早く見つけなければならない、水龍はいろんなモンスターの弱点を知っているのだからな。
10分後
伯爵 着いたな、ここから先は歩いて進もう。
ルク はい、水龍はどこに住みついているのですか?
伯爵 詳しくは知らないが、滝の裏側に住んでいると言われている。夜者の葉はその奥にあるのだが・・・。
ルク 慎重に進まないと、水龍と戦うことになりますね。
伯爵 ・・・あ、そうだ。ルクは弓術は得意か?
ルク 普通ですね、でもナイトは矢を放つのが上手ですよ。
伯爵 なら大丈夫だな。水龍はいかずちの矢光という弓が苦手なのだ。
ルク 水龍にも弱点があるのですね。
伯爵 では、羽を使って滝の裏まで行こう、運良く太陽が当たっていないからな、子供達が無事だといいのだが。
ルク そうですね。
一方、サクラとナイトは滝の裏側にある洞窟にいました。
サクラ 水龍、いませんわね。
ナイト もしかしたら、この奥にいるかもしれません。気をつけていきましょう。
奥を進んで数分後
サクラ どこまで続くのかしら。
ナイト そうですね。
サクラ 疲れてきましたわ。
ナイト ・・・・しっ。
サクラ ナイト、どうしたの?
ナイト あそこに、夜者の葉らしきものがあるのですが。
サクラ ・・・水龍が寝ながら守っていますわね。
ナイト 僕が取りに行きます、サクラはひもを持っていてください。もし水龍が目を覚まし、僕を襲ってきたらひもで動きを止めてください。
サクラ 分かりましたわ、お気をつけて。
ナイトはゆっくりと歩きながら水龍に近づきました。しかし・・・コッ
ナイト あ!
水龍 ん?
ナイトは水龍に集中していたので、地面に落ちている小石を転がしてしまいました。
水龍 誰だお前は?
ナイト うわわわ。
サクラ ナイト!・・・それ。
サクラは縄で水龍の動きを止めました。
水龍 ・・・なるほど、夜者の葉を求めて来たのだな。だが!
水龍は翼を広げ、縄をほどきました。
サクラ 簡単にはくれなさそうね。ナイト、羽は使えるかしら?
ナイト ・・・・いけそうです。
水龍 そうかお前達は吸血鬼なのだな、それならこうしてやる。
水龍は尻尾でサクラを陽の当たる場所へ飛ばしました。
サクラ きゃあ!た、太陽が!
ナイト サクラ!吸血鬼の弱点を知っているなんて。
水龍 ははは、私はいろんなモンスターの弱点を知っている。お前達には私を倒せない。
水龍は翼で風を起こしました。
ナイト うわぁ。
サクラ ナイト!こうなったらあの力で。
サクラは陽の当たらない場所へ行き、大きな岩を浮かせて水龍を攻撃しました。
水龍 うぉー。
サクラ ナイト、今よ。
ナイト はい。
ナイトは剣で水龍の翼を斬りました。
水龍 うおぉーー・・・・お前達、なかなかやるな。
ルク サクラ!ナイト!
伯爵 無事で良かった、皆心配していたのだ。
サクラ、ナイト ごめんなさい。
水龍 仲間か、まあ良い。二人だと物足りなかったからな、まとめてかかってくるがいい。
伯爵 ナイト、この弓を持ってくれ。ルクから聞いたが弓術が得意なのだな。
ナイト はい。
伯爵 これは、いかずちの矢光という弓で水龍の弱点だ。サクラ、物を浮かせる力は使えるか?
サクラ はい。
伯爵 では、ルクとサクラは水龍を攻撃してくれ。私は守りの呪文を唱えて援護する。ナイトは私が合図するまで矢を打たないでくれ。
水龍 私の弱点を知っているとはさすがだな。でも、私には勝てない。
ナイト そんなことありません、皆で力を合わせればどんなことにでも勝てる、僕はそう思っています。
伯爵 さすがルクの息子だな。2人とも行くぞ!
ルク、サクラ はい!
ルクは水龍の後ろに行き、尻尾を斬りました。
水龍 うぉー、素早い動きだな。
水龍は翼でルクを飛ばそうとしましたが、サクラの力で翼に岩を当てました。
水龍 うおぉーー・・・こうなったら、あれを使うか。
水龍は滝の水を浮かせ、波乗りをしました、しかし。
伯爵 守護の力よ、私たちを守たまえ。サーカリンイルフィメ!
水龍 な、なんだと私の攻撃を無効にするとは。
ルク サクラ、行きますよ。
サクラ はい、ですわ。
ルクは剣術、二段斬の心で水龍のお腹を斬り、サクラは浮かせる力で岩石を落としました。
水龍 うわわわわーー。
水龍は倒れました。
伯爵 今だナイト!
ナイト はい。
ナイトはいかずちの矢光を水龍の頭に放ちました。
水龍 うぉわわわわーー・・・・・お前達は素晴らしい力を持っているのだな。それに、確かナイトと言ったか?
ナイト はい。
水龍 皆で力を合わせればどんなことにでも勝てる。その言葉が本当と言う事を証明した、夜者の葉は譲ろう。
ナイト あ、ありがとうございます。
サクラ やったね。おめでとう、ナイト。
ルク、伯爵 おめでとう。
ナイト 皆さん、ありがとうございます。
水龍 私は再び眠りにつく。
ナイト 水龍!
水龍 どうした?
ナイト またここに来てもいいでしょうか?
水龍 あぁ、いいぞ。
水龍が眠りにつくと、ナイト達は家に戻りました。
ラミ サクラ、ナイト、ルク、お父様、皆さん無事で良かったですわ。
ルク 夜者の葉を手に入れられたのはナイトのおかげです。
サクラ ナイト凄かったのよ。
母 それは凄いですね。お話してくれませんか?
伯爵 その前に、ナイトの力を戻さなければいけない。ルクを吸血鬼にした時の呪文とは違うからすぐに取り掛かからなければならない。ナイト、ついて来てくれ。
ナイト はい。
伯爵とナイトは研究室に行き、準備をして数分後。
伯爵 では始める。スタサラカ、シムロファカナ。
すると、ナイトの周りに黒い煙が現れナイトを包み込むと力は戻りました。
伯爵 これでもう大丈夫だ。
ナイト ありがとうございます。
伯爵 皆を呼んでこよう。一応成功したか見なければならないからな。
数分して、ルク、ラミ、サクラ、母は研究室に来ました。
伯爵 では試してみよう。
ナイト はい。
ナイトは太陽に当たりました。すると!
ナイト 痛!
サクラ 力が戻りましたわ。
伯爵 成功だな。
ルク 良かったですね、ナイト。
ナイト はい。
ラミ お父様、ありがとうございます。
母 これで力の問題は解決しましたね。
伯爵 では、パーティーでもしようか。ナイトの力が戻り、サクラの新しい力を手に入れられた記念パーティーを。
サクラ やったー。
ナイト 久しぶりのパーティーですね。
母 じゃあ、準備をするわね。
ラミ 私も手伝います。
サクラ 私も。
ルク 僕は食料の調達に行きますね。
伯爵 私も同行しよう。
ナイト 僕も行かせてください。
ルク 良いですよ。 終わり

♤後書き♤
どうでしたか?久しぶりにラミとルクのお話を書いたので、お話が前よりも長くなった気がします。本当はハロウィンの日に投稿したかったのですが、予定の都合で書く時間があまりありませんでした。言葉がおかしかったらごめんなさい。次のお話はシーナとシルトの怪盗話を書こうと思います。

ハルピー 2014年12月31日 (水) 18時01分(114)
 


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