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吸血鬼ラミとルクの恋話し
どうもハルピーです。次々と物語を書いています。今度はラブストーリーをテーマにしました。短めな話 では、どうぞ(省略なし)
★ストーリー★ これはモンスターが世界の何処かに住んでいた時代のお話。あるところに、吸血鬼のラミというお嬢様が居ました。(子どもの頃の時代、馬車の中で) ラミ はぁー(ため息) 執事 ラミお嬢様、どうしました? ラミ ねぇ執事、何処か連れて行っ てくれないかしら? 執事 いけませんよ、この後はパーティがあります。 ラミ もー、執事の意地悪。貴方が人間だったら、血を吸ってしまおうと考えたのに。 執事 いいんですか?そんな事をしたら、伯爵様(父)が怒りすよ。 そんな話しをしていたら、パーティ会場に着きました。 伯爵 おおラミ、来るのが遅かったな、何かあったのか? ラミ 準備で遅れただけよ平気。 執事 では、楽しんできてくださいラミお嬢様。 ラミ はーい。 パーティ会場は人間の町の近くで行われていました。その町には、ルクという少年がいて、ルクはパーティ会場に来て、遠くで見ていました。その様子をラミは見ていたので、彼の所に行きました。 ラミ 何見てるの? ルク うわ!びっくりした、おどかさないで下さい。 ラミ ふふふ。ねえ、一緒にパーティ楽しみましょうよ。(?体が反応してる、まさかね。) ルク いいの!やったー。 二人はパーティを楽しみました。 数時間後・・・ 執事 ラミお嬢様、帰る時間になりましたので、迎えに来ました。 ラミ そっか、じゃあまたね。あ、貴方の名前は何? ルク 僕はルクって言うんだ。じゃあね。 ルクが行ってしまうと執事がラミに言いました。 執事 ラミお嬢様、ルクと言う人はパーティに招待されていません。もしかしたら、人間だったのではないでしょうか? ラミ そうだったかもね。なんか、体が反応してるから。 その夜、ラミはベランダに出て、空を見ていました。 ラミ 今日はルクがいたから、結構楽しめたな。また明日でも会えないかしら。 そう思っていたら、外の庭にルクがいました。 ラミ あ、ルク。 ルク 今日は楽しかったよ、ありがとう。 ラミ うん。私も楽しめたよ。 ルク あのね、僕、海外に旅行するから数年会えなくなるんだ。 ラミ そっか。気をつけて行って来てね。 ルク うん。たくさん学んだらまた、戻ってくるから。 ラミ 約束よ、待ってるから。 ルク うん、じゃあまたね。 ラミ じゃあ、またね。 そして、数年たちラミが16歳になって引越しの準備をしていた時、父がある事を話しました。 伯爵 ラミ、吸血鬼は人間と恋したりするのは法律で禁止になっている。 ラミ 執事からその事は聞かされましたので分かっていますわ。 伯爵 そうか。後、支度は出来たか。 ラミ ええ、執事に荷物は運んでもらいましたから、いつでも、出発出来ますわ。 伯爵 では、私も最後の支度にかかるから、少し散歩でもしていたらいい、30分したら戻ってこい。 ラミ はい、お父様。 ラミは日傘を差し少し歩きました、すると・・・。 ?? 確か、ここだったかな。 ラミ あら、貴方は? ルク 僕の名前はルクと申します。 ラミ ルク!あの時のルクね。 ルク ラミお嬢様、久しぶりでございます。 (御辞儀をする) ラミ 久しぶり、パーティ以来ね。 ルク 昨日、帰ってきたんです。・・・あの・・・僕、貴方に出会った時から、好きになってしまいました。 ラミ ルク!それは本気なの? ルク 本気です、駄目ですか? ラミ ・・・ごめんなさいルク。もう私と会わないで・・・貴方は私の正体を知らないわ。 ルク 正体? ラミ・・・私の正体は・・・吸血鬼なの。 ルク え!そんな・・・・・・。 ラミ ルクも知ってるでしょ、吸血鬼は人間と恋をしてはいけない。 だから、ごめんなさい。 ラミは翼を広げ、飛んで行ってしまいました。 ルク ラミ様が吸血鬼だったなんて・・・でも僕は彼女が吸血鬼でも構わない、法律で禁止されてるけど、僕には彼女しかいないんだ。どうすればいい・・・・・・そうだ! ルクはラミ達が乗る馬車の荷物入れの中に入り、数分後出発しました。数時間後・・・ 引越し先に着いた時、ルクは降りて木の影に隠れ、ラミ達は家に入りました。 ルク この後はどうしよう。とりあえず宿に泊りに行こうかな。 すると! 兵士 おい、そこで何してる。(ルクを掴む) ルク うわ! やめて下さい。 兵士 ここは伯爵夫人の屋敷だ。怪しげな行動をしてないか調べる、こい。 兵士はルクを連れ、家の近くにある部屋に行きました。 ルク 申し訳ございません。私はルクと申します。道に迷ってしまいこの家に尋ねてみようとしていました。 兵士 そうでしたか。では、少しお待ちしして下さい。 兵士は屋敷の中に入り地図を取りに行きました。その様子をラミが見ていたので、ルクのもとに来て言いました。 ラミ ルク!どうしてここへ? ルク ラミ、僕は君が吸血鬼でも構わない。だから、僕考えたんだ、僕も吸血鬼になればって、そしたら法律違反にならないから。 ラミ バカね・・・でも、私もルクが大好き。お父様が許してくれるか分からないけど。もし、駄目だったらどうしよう。 ルク 駄目だったら・・・ラミ、君のお父様が分かってくれるまで、僕と旅しない? ラミ まぁ、無茶いって。うふふ、いいわ。やってみましょ、ちょっと待ってて。 数分後・・・・・・ ラミはリュクをしょいながら言いました。 ラミ ルク、行こう。 ルク うん。 ラミとルクは伯爵に会いに行きました。 兵士 あ、ラミ様。 伯爵 ラミ、どうした。その男は誰だ? ラミ お父様、私、この人が好きになってしまって、彼は人間だけど、結婚を許してくれないかしら。 伯爵 なんだって! ルク 貴方がラミ様のお父様ですね。お会い出来て光栄です。私はルクと申します。ラミ様とはパーティで知り会いました。その後、私は海外へ行き勉強をたくさんして戻ってきました。法律で禁止されているのは知っていす。そこで、二人で相談したのですが。お父様、僕を吸血鬼にしてくれませんか?お願いします。 伯爵 執事が行っていた少年だな。ラミ、残念だが駄目だ。ルクとは別れろ。 ラミ どうして、人間を吸血鬼に出来ないから?それとも法律だから?それとも彼が人間だから? 伯爵 その全部だ。母が知ったらどうする? ラミ そう・・・分かった、じゃあ。(口笛を吹く) 吹いた途端、馬が一頭現れラミは傘を差しルクと乗りました。 伯爵 どういう事だラミ。 ラミ お父様が許してくれるまで、私とルクは旅に出かけます。 伯爵 そんな事許さない。兵士、捕まえろ。 ラミ ルク、行こう。つかまってて。 ラミとルクを乗せた馬は駆け出し兵士を突破して外に出ました。そして、ラミとルクの冒険が始まりました。馬を走らせて数分後、ラミは言いました。 ラミ ルク、これからどうしたらいいかな。 ルク 吸血鬼は太陽の光と十字架とニンニクが苦手でトマトジュースが好きなんだよね? ラミ ええ、そんなところかしら。 ルク モンスターの勉強をして良かったよ。 ラミ 結構勉強してたのね。 ルク あのラミ様、貴方のお母様はどうなされたのですか? ラミ お母様は病気なの病院にいてね、薬草を探しに引越しをしたの。 ルク 薬草って? ラミ モンスターにかかった病院をなんでも治せるシプローフという薬草なんだけど珍しくて見つけにくいん物なの。 ルク でも引越しをしたから採掘場所が発見されたのでは? ラミ ええ、あの洞窟よ。 ラミが差した洞窟はボスが薬草を守っているとされる洞窟でした。 ルク 今思いついた、その薬草を取ってお母様に渡せば、お父様も分かってくれるのでは? ラミ そうね、気をつけて行きましょう。 その頃、伯爵は病院に行きさっきの出来事を母に伝えました。 母 そうなの・・・。 伯爵 私がもっとそばにいたら、彼とは付き合いをしなかったかもしれないのに。 母 ねえ、本当に吸血鬼にする方法は無いの? 伯爵 ・・・・・・多分あるかもしれない。 母 私は彼がどんな人か知らないけど、ラミが好きなった人よ。もし、彼を吸血鬼に出来る方法が見つかり、二人が戻って来たら言いましょう。 伯爵 分かった、その方法を探してみるよ。 母 なるべく早くね。 伯爵は屋敷に行き、その方法を探す為、本を読み始めました。 一方二人は洞窟を探検していました。 ラミ なんか、二人冒険って面白いね。 ルク うん、そうですね。あ、そういえばバッグの中に何が入っているんですか? ラミ ええ、食べ物と飲み物と剣と道具が入っているわ。 ルク ラミ様、剣を貸していただけませんか? ラミ ええ、モンスターが攻撃してきたら、私を守ってね。 ルク はい! するとすぐモンスターが現れラミに向かって攻撃しようとしていました。 ラミ きゃあ。 ルク ラミ様下がって下さい。 ルクは剣でモンスターを切り倒しました。 ラミ 凄いわルク、成長したね。 ルク 私はこんな事もあるかもしれないと思いましたので、剣の稽古をしました。 ラミ そっか。 先に進んで行くと、分かれ道がありました。 ラミ ふたてに別れる? ルク しかし、ラミ様に危険がせまったら。 ラミ 平気よ、バッグの中にアイテムがあるから。 ルク そうですか、では穴の先で会いましょう。気をつけて下さいね。 ラミとルクは別々の穴の中に入りました。 左の穴に入ったルクは・・・・・・・・・ ルク うーん、何もないな? カチッ ルク ん? すると、ルクの後ろから大きな石が転がって来ました。 ルク うわわ。 ルクは一目散に逃げて行き、その先でロープがあったのでつかまり、ピンチを乗り越えた時、モンスターが攻撃してきましたがルクは剣で切り倒しました。 ルク ふう、危なかった。 一方、右に入ったラミは・・・・・・・・・ ラミ えええっと、これは宝かな? ラミの目の前には、綺麗な宝と黒い宝があり、そこにどっちかの箱を開けよと描かれてあるので、ラミは困っていました。 ラミ うーん、綺麗な宝を開けようかな? 黒い宝を開けようかな?・・・・・・ あ、こんな時はあれだ、バッグの中に入れたはず。 ゴソゴソ(バックの中を探る) あった、これこれダウジング。 ラミはダウジングを使いました。 ピーン (反応する) ダウジングが反応したのは黒い宝でした。 ラミ よし、開けるか。 ラミは宝を開けると・・・・・・!中には 石が入っていました。 ラミが石を手に入れると道が開き、進んで行きました。 ラミとルクは道を進み合流出来ました。 ラミ ルク、やっと会えた。 ルク ご無事でなによりです。 ラミ ルクが進んだ道はどうだった? ルク えっと、モンスターと戦う事が多かったです。ラミ様はどうでしたか? ラミ 私はトラップが多かったわ。 二人は奥へ進むと、光に照らされた薬草がありました。 ラミ あった。 ルク やりましたね。 すると! ⁇ シプローフを目指してきたか。 ルク 誰だ? ⁇ 私はシプローフを守りし者、オールンだ。 ラミ 私はシプローフを入手しに来たの。 オールン では、私を倒す事が出来たら、お前達に譲ろう。 ラミ ルク、気をつけて、オールンは毒を持つモンスターよ。 ルク 分かりました。 オールンは毒の液体を出し、ルクは剣で避け薬草を取ろうした時オールンが尻尾でルクを追い払いました。 ルク うわ、 ラミ ルク、大丈夫? ルク はい、大丈夫です。 ラミ こうなったら。ゴクゴク(何かを飲む) ラミは翼を広げ、オールンの首の血を吸いました。 オールン ぐわわ、くそ小娘め。 オールンはラミを捕まえ、投げ飛ばしたがラミはなんとか体勢を立て直しました。 ラミ うわ、痛てて。やるわねオールン。 ルク ラミ様、毒を吸い込んでしまったのでは?大丈夫ですか? ラミ 大丈夫、これを飲んだら毒を回避出来るの。 オールン さすがだな吸血鬼一族。まずはお前からやってやる。 オールンはラミに向かって毒を吐きました。ラミは回避しようとすると羽が折れてしまい動けなくなった所、ルクが剣で跳ね返し オールンに当たりました。 オールン うおぉぉ。 ラミ ありがとう、ルク。どうやら私の羽が折れちゃったみたい。 ルク ラミ様は休んでいて下さい。 ラミ 分かったわ。 オールン そろそろ、やりますか。 ルク お前を倒す! ルクは剣で先制攻撃をし、オールンの尻尾を切りました。 オールン く、人間め。こうなったら。 オールンは毒のシャワーを繰り出しました。 ルク うわわ、よけなきゃ。 ラミ ルク、これを使って。 ラミは傘を投げルクがキャッチしました。 ルク ありがとうございます、ラミ様。 毒のシャワーがやむとルクはすかさず剣を振りオールンを倒しました。 ルク はぁはぁ、た、倒した。 ラミは薬草を取りながら言いました。 ラミ ルク、ありがとう。 ルク 良かったです。 ラミ 大丈夫?外に出れそうかしら? ルク は、はい。 ラミとルクは外に出て空を見上げると夜になってきたのでテントを作り一夜を過ごしました。次の日・・・ ラミ ルク、おはよう。 ルク おはよございます、ラミ様。 ラミ ルク・・・お母様を助けに行く? ルク ラミ様が会いたいのなら、私はついて行きます。 ラミ うん、じゃあついて来て。 ルクはラミに案内され病気に来ました。 ラミ お母様。 母 ラミ、心配したのよ。父から聞いたけど、大丈夫だった? ラミ ええ、ルクがいたから。あ、これ。 ラミは母に薬草を渡しました。 母 この薬草、どこで手に入れたの? ラミ 洞窟よ。オールンというボスモンスターがいたけど、ルクが倒してくれたおかげで手に入れられたわ。 母 ありがとうございます、ルク。 ルク これで治るといいですね。 伯 ラミよやっぱりここにいたか。 ラミ お父様・・・・・・。 母 ちょうど良い所に来ましたね。これを見て下さい。 伯 これは、シプローフじゃないか! 母 ラミとルクが取りに行って来てくれたのよ。 伯 そうか。ルクよラミとの結婚を許そう。 母 とういうことは見つかったの? 伯 あぁ。ラミ、恋の法律なら心配ない。ルクよお前を吸血鬼にするれば結婚が出来る。 ラミ 本当!ルク、やったね。 ルク はい、ありがとうございます。 伯 ルク、吸血鬼はいろいろと大変だが覚悟はあるか? ルク はい! 薬草を医者に渡しラミとルクは伯爵に案内され、研究室に来て夜になるまで待ち、そして 満月になった時、ルクにある物を飲んでもらった後あるところに立ってもらい、伯爵は言いました。 伯 これで準備が整った。ルク行くぞ。 ルク はい。 伯 ラカタヤナサ、ファルムロシカナ。 すると、満月がルクを照らし、黒い煙がルクを包み、ちょっとしてコウモリの翼がはえてルクは吸血鬼になりました。 ラミ やったね。 伯 これで、ルクを吸血鬼の一族として認める。 ルク ありがとうございます、伯爵様。 次の日、結婚式を挙げました。 ラミ ついに叶ったわ。うふふ。 ルク ラミ様、これからもよろしくお願いします。 ラミ こちらこそよろしく。あ、私の事は様ずけしなくて良いよ。 母 ラミ、ルク、結婚おめでとう。 ラミ お母様、病気は治ったの? 母 ええ、薬草を探してきてくれたおかげですっかり良くなったわ。 ルク それは良かったです。 伯 では、皆で記念写真を撮ろう。 こうして新しい家族が出来、幸せに暮らしました。 終わり ♤後書き♤ どうでしたか、上手くラブストーリーが書けませんでしたが、面白い話しだったら良いです。この話と一緒にルルとザ・伯爵ズという話を書きました。興味があったら見てみて下さい。
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