まず初めに、秋季リーグ大会期間中、会場まで足を運んでくださいました、伊庭OB、古賀OB、野ア監督、市川 毅OB、寺岡OB、秦OB 誠にありがとうございました。
今回の秋季リーグはチーム目標アベレージ940と3位以内入賞を掲げ、また個人的には春季リーグの時よりも多くの試合に出場し、個人アベレージも頭の片隅で気にしながら臨みました。春季リーグのチーム目標のアベレージが900であり、そこから関西学生や合宿を経て今回のアベレージ940という目標を掲げたわけですが、正直そこまで厳しいものではないと最初は感じていました。しかし、3位入賞は果たしたものの、アベレージに関しては目標に20ピン近く及ばない点数となってしまいました。また、個人的な目標としましては、試合数自体は春よりも多く出場したものの、個人のアベレージは春を大きく下回ってしまいました。これらの結果の原因の1つとしては、まず、OBの皆さん方もおっしゃられているカバー率に関すること、そしてレーン変化への対処に関することにあったと私は考えます。まず、カバーに関してですが、シングルピンカバーに関しては各々少しずつ取れてきているのではないか、という印象を受けました。私個人も少なくとも関西学生の時よりは取れていたと感じております。ただ、今回のリーグでは今まであまり感じなかった、特に普段の練習では感じることのない、変化、コンディションにおけるヘッドミスからのカバーミス、速いレーンにおけるバケットやバケット崩れのカバーミス等が目立ったかと思います。こういった普段感じることのできないレーンで耐え抜くための意識として、リーグ最終週直後のミーティングでは、ある程度のマルチピンは1投目のボールでも2投目のボールでもある程度カバーできるように心がけること、という意見が出ました。特に全体的に3、6、10番のマルチピンや先に述べたように、バケットやバケット崩れ、そしてリーグ後半に多かった1番ピンを含むマルチピンのカバーミスが多かったように感じられるため、今回のリーグのカバー率も視野に入れながら、今後自身の練習の中に組み込んでいきたいと考えています。そして、レーン変化の対処に関してですが、これは各々の技術向上に限ると考えています。なぜなら、次の大会である全日本大学選手権では、今回のリーグよりも遅いレーンで戦っていかなければならないことが予想されるからです。そうした際に、カバーもそうですが、1投目のアジャストの技術を今よりも向上させる必要があるかと思います。内から投げるのが苦手なメンバーはカバーボール等を利用して、内のライン取りの練習を繰り返し行うことや、遅いレーンでの内ミスは致命傷になるため、内ミスしやすいメンバーは体の使い方やリリース時の感覚などを調整してみるなど、各個人がそれぞれの課題を克服していく必要があると考えています。私自身は内から投げることに苦手意識はありませんが、コントロールミスがかなり目立つため、全日本選手権の残りの1ヶ月間、そういった点を意識した練習を心がけていきます。 春リーグ、関西学生、合宿、秋リーグを終え、次はとうとう全日本大学選手権が1ヶ月後に開催されます。現在エントリー枠として選ばれたということもあり、出場する場面というのはおそらく、今回のリーグのように途中交代という状況が多くなるかと考えています。秋リーグでは途中交代出場でレーンを掴むのに時間がかかったり、読みきれなかったり、またそこでカバーを繋いで耐えきることもできなかった場面が非常に多かったです。残り1ヶ月、先に述べた課題の克服をすることによって、そういった場面でも上手く立ち回ることができるかと考えています。チームとしては決勝進出を目標としており、そしてそのためには最低でもチームアベレージ950を残す必要があります。今回の結果からはかなり険しい道のりにはなるかと予想されますが、実際チームとしても個人としてもここまでで成長できた点はいくつかあるかとは思いますので、ここから1ヶ月、努力を惜しむことなく、練習に励んでいきます。
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