まず初めにお忙しい中、春合宿にお越しくださいました、内藤OB、古賀コーチ、長尾貴コーチ、長尾朱里コーチ、秦OB、誠にありがとうございました。また古賀コーチ、長尾貴コーチには夕食をご馳走になり、重ねて御礼申し上げます。
今回の春合宿では、まずチーム全体として、筋トレや走り込みを行うことで、しっかり投げられる身体を作ること、そして春リーグに備えチーム戦を行い、声をしっかり出しつつメンバーの投球を確認し、チーム力をさらに向上すること、そして、相手の目を見て話を聞く、返事をすることを意識しました。運営面では3日間時間を守って行動する、そのために準備・片付けに時間を掛けないように気を付けて動き、私達下回生が今まで以上に積極的に行動を取ることを意識して3日間の合宿に望みました。その結果、3日間通して時間厳守がしっかり出来ていましが、初日の片付けにみんな少し時間を掛けていたことが勿体なかったです。2日目以降は、最後の投球が終わった時にすぐに、みんながボールを片付けることが出来ていたので、初日の反省を早く生かせたことは、良かったと思います。準備・片付けを早く行うことで、練習やミーティングにも余裕を持って動けていたので、これをずっと継続してやっていけるようにします。チーム全体としても、相手の目をしっかり見て、話を聞くことが出来ていたと思います。当たり前のことではありますが、そういったことで注意されることが無くなってきているので、もっと徹底してやっていきます。
この合宿の総括として、まずチーム戦の反省点を挙げます。チーム戦の練習で良かった点は、スペアやストライクのマークが付いた後のハイタッチが出来ていて盛り上げ方が良くなってきていることです。以前に、ストライクやスペアが付いた時のチームの迎え方に指摘があり、その反省をしっかり生かしていることが良かったです。しかし、ミスがあると、みんな声が出なくなっていったり、ミスした時に顔に表情が現れてきたりすることがありました。特に現役だけのチーム戦で、多く見受けられました。最終日に古賀コーチ、長尾貴コーチが参加され、4対4に分かれてチーム戦を3回行いました。1回目と2回目は、古賀コーチのチームと長尾貴コーチのチームに分かれ、3回目は古賀コーチ、長尾貴コーチのチームと現役部員だけのチームに分かれましたが、コーチがいる時といない時の差が激しいことがわかりました。私は、1回目と2回目は、古賀コーチと、3回目は古賀コーチ、長尾貴コーチと一緒に投げましたが、コーチといる時は、声をしっかり出せていて、リリースもしっかり振り抜いていると見てとれました。しかし、3回目の現役部員だけだと、明らかに声が出ておらず、盛り上げが欠けていると隣で投げていて感じ取れました。実際にチーム戦は私達だけで盛り上げていかないといけないないので、自分達のライン取りが正しいのか、攻め際を見つけて相手を畳み掛けるなどの戦い方も、このチーム戦でコーチから学ぶことが出来たので、現役だけでもそれが出来るようにしていきたいです。そして、いかに相手に心を読まれないか、隙を見せないかなど、目線を変えることも必要だと感じました。また、ミスしても誰かがカバーできるようにするために、全員で投げやすい環境を作り、雰囲気が悪くならないように工夫することも必要だと思いました。2日目に内藤OBが来られた際にも、相手をどう威圧して自分達が波に乗せていくかが大事だとおっしゃられたので、もっと視野を広げてチーム戦をやっていくように心がけたいと考えました。そのためにも、お互いをもっと信頼し合わないといけません。チームとして戦う以上、思いやりや気遣いが大切になってくるので、それを意識していけばもっと良いチーム戦が出来るのではないかと考えています。春リーグを戦い抜くためにも、時間の許す限り色々な工夫を取り入れてチーム戦の練習に励んでいきます。
個人の目標では、ボールが飛ばないように、しっかり転がして投げることと、スライド時にしっかり止まってから投げることを意識するようにしました。そして、初日の15ゲームの点打ちで、最低でもアベレージ180以上残すように定めました。その結果、アベレージ178と惜しくも達成できませんでした。その原因として、ストライクが多かった反面、カバー率が低かったことが挙げられます。点打ち5シリーズの結果は、535、492、420、622、566と極端なスコアの上がり下がりが目立ちます。492、420を打ったゲームでは、イージーミスが特に多く、マルチピンのキーピンが取れなかったり、ストライクが出ても、スペアが取れず繋げられなかったりと、精細を欠いた内容でした。それに対して、535、622、566を打ったゲームでは、イージーミスが少なく、最低でも1ゲームで1回に納められ、ストライク・スペアも続き内容の良いゲームを作ることが出来ました。このように、打てる時と打てない時の差が激しく、私自身の反省点がしっかり浮かんできます。これを無くしていくためにも、打てない時に自分の投球球がどうなっているかをもっと研究し、点打ちでの最低ラインを決めることが必要だと感じました。最終日に、長尾貴コーチから助走の時に足がぶれていると指摘され、シューズのパーツを変えて投げました。すると、助走がぶれることなく、スライド時もしっかり止まって投げられたので、パーツを変えるだけでも、自分の投球に変化があったので、細かい所でも目を配り、シューズのパーツなどの物にも頼ることが必要だとわかりました。そして、ずっと同じレーンで投げていたこともあり、最終日に至っては今までにないくらいに内に入って投げていました。内からのライン取りを学ぶために、長尾朱里コーチ、古賀コーチから普段10番を取るイメージで投げるようにと教わりました。内に引っ張ったり、外に出しすぎたりのミスもありましたが、ほとんどポケットを突くことが出来ました。最終日は、40枚よりも内から投げていたので、普段投げない所から、少しでも投げられるようになったので、とても良い経験になりました。今後の試合でも、内にもっと入らないといけない状況があると思うので、そこをしっかり投げられるように練習し、オイルの状態を正確に読めるようにしていきたいです。
最後になりましたが、今回の合宿で現役部員全員が成長出来たと感じました。普段、投げない場所から投げられるようになったり、チーム戦での、盛り上げ方にも相手をどう揺さぶるか、自分達の流れを途切れさせないかなどの反省材料も見つけることが出来ました。今から改善していくとともに、25日の交流戦で今回学んだことをひとつでも生かせるように、来月末から始まる春リーグに繋げていきたいです。そして、私自身も自主練習でフォームにもっと意識していき、カバー練習に40ゲーム、ライン取りの練習に40ゲームを費やし、点打ち、ローゲームを10ゲームと決めて意欲的に自主練習に励んでいきます。そして、春リーグの目標は、チーム全体で970ピン、私自身としてアベレージ180以上、カバー率75%残せるように精一杯努めていきます。
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