まずはじめに、今大会中お忙しい中会場までお越し下さいました、釜元OB、内藤OB、古賀コーチ、野崎監督、松田OB、長尾OB、寺岡OB、秦OB、小森OB、松井OB、村上OB、本当にありがとうございました。そして、北田OGからは野崎監督を通じて、田中コーチからは掲示板に、長尾コーチ、石川OBからは全日本メンバーに直接、激励のメッセージをいただきました。また、村上OBからは差し入れをいただきました。全てが私達の力となり、今大会を投げ抜くことが出来ました。誠にありがとうございました。
今回の大会は6位入賞、1030ピンのアベレージを目標としておりました。
結果としては惜しくも7位で目標は達成できず、6位の慶応義塾大学とは203ピン差でした。アベレージも1016.7で目標の1030には199ピン足りませんでした。
目標自体は達成できなかったものの、今まで積み重ねてきた努力を最大限発揮し、今までで1番良いチーム戦をし、1番良い結果を残せた為、悔しさはあっても後悔は全くありません。
後悔のない試合を出来たのも、ずっと一緒に投げて私と一緒にチームを引っ張ってくれた松永、今大会中は体調が万全ではない中でも途中まで1番で投げて盛り上げてくれた下城、1番大きい声を出して応援し、知識を活かしてボールやレーンのアドバイスをしてくれた山岸、準決勝まではピン計算もしながら1番前で応援してくれて、決勝では下城の代わりにトップとしてチームを引っ張ってくれた村松、スコア的にもいい結果を残しチームを支え、アンカーの私にずっと良いバトンを渡してくれていた林、唯一の2回生で初めての全日本、緊張だらけの中でも決してロースコアを打たず、喜びでチームを盛り上げ、2番としての役割をしっかりと果たしてくれた西垣という6人のメンバーと、全力で応援してくれた熊谷、西川、溝渕、木嶋、森田、近藤、出口、西崎、増田、そして自分達の試合の後に応援してくれた女子部の乾、岩田、林、吉田応援して下さった、全ての方々のおかげです。
試合中のことを振り返ってみると、声も全力で出して喉から血も出て、普段は経験することのない圧倒的なプレッシャーの中投げ続けて身体も全身痛くて苦しかったのですが不思議と楽しかったというのが素直な感想です。普段なかなか出ないガッツポーズも自然と出ました。チームメイトのマークがついた時気づいたら自分の時よりも心から喜んで叫んでいました。
全日本の3日間を通して、いままでOBさんから言われて理解できていなかったことがわかりました。監督やOBさんはこういった真の意味での佛教大学のチーム戦を現役の時に経験してきているからこそ、私達の実力を見抜き、普段の練習や試合時にもっとできるからこそ怒ってくださっていたのだなと初めてわかりました。それと同時に、これを経験していない人に伝えるのは非常に難しいことだということも感じました。
試合中、試合後に泣いてくれた後輩、同回生、OBさんを見て、本当にこの部活で頑張ってやってきてよかったと心から思えました。
長尾OBからミーティングの際におっしゃっていただいたように、私達は全日本において「忘れ物」をしてきてしまいました。
手に届きかけていたその忘れ物は1年が経ち、試合会場やメンバーが変わることによってまた遠いものとなってしまいます。今までと同じように歩いているだけでは絶対に手にすることが出来ません。今から全力で走っても届くかどうかのものです。厳しいことを言うようですが、その努力をする気がないのであれば今から目標を変えた方がいいと思います。本当に私達と同じように「入賞」を目標にするのであれば本気で努力して下さい。本当に期待しています。
また、今大会の終了をもって私の2年間の主将としての任期が終わりました。
楽しいこともたくさんありましたが、辛く苦しい事の方もそれ以上に多くありました。
今走馬灯のようにそれらの思い出が頭を巡っています。
就任当初からOB・OGの皆様や中村顧問、先輩、同回生、後輩、佛教大学体育会ボウリング部に関わる全ての人に多大なるご迷惑をかけ続けてきました。今思うと何て無責任だったのだろう、何て浅はかだったのだろうと思います。ただ、それでも部員の皆や中村顧問、OB・OGの皆様は見捨てず、支え続けて下さいました。感謝してもしきれません。これから少しずつ恩返しをしていけたらと思っております。
今この文章を考えていてやっと引退の実感が湧き、しみじみとしております。
卒業までも約4カ月となりました。まだまだ後輩には伝えきれていない事がたくさんあります。仕事が始まりOBとなるとなかなか京都には顔は出せなくなると思います。後であれも伝えておけばよかったということがないようにして、卒業したいと思います。
この文章を投稿した今日から新しい部、林伸年の代です。初めは何度も失敗をして、様々な方から怒られることもあると思います。林なら絶対に今よりも良い部活を創っていけると信じていますので、途中で決して諦めず、頑張って下さい。前主将としてわかる範囲であればいつでも相談に乗ります。
最後になりましたが、佛教大学体育会ボウリング部関係者の皆さま、OB・OGの皆さまいつも私たち部員のことを気にかけ、時には援助もしてくださり本当にありがとうございます。
私たち部員だけでは絶対にここまで来ることは出来ませんでした。
これからもまた何度も失敗をし、注意をしていただかなければならないことも多くあるとは思いますが、今後ともご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
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