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No.2896 全日本を終えて 投稿者:中川凌(3回生・主将)   投稿日:2014年11月26日 (水) 23時26分 [返信]


まず初めに、お忙しい中会場までお越しくださいました野崎監督、古賀コーチ、後藤OB、棚部OB、ありがとうございました。また、後藤OB、棚部OBには差し入れもいただきました。重ねて御礼申し上げます。

今回チームとしての目標は決勝戦に出場すること、また、その為にチームアベレージを950ピン残すことでした。
結果としては決勝戦に進出することができ、順位も去年の14位より上がり、1ケタ順位である9位でした。しかし、ピン数的には春リーグの913ピンよりは上がりましたが、目標とは大きくかけ離れた922.2ピンでした。丁度6位に入賞した京都大学がアベレージ950ピンだったので目標のピン数に届いていれば入賞が出来ていただけにすごく悔しかったです。 今回目標を達成できなかった要因を考えており、他大学と比較して感じたことですが、まだまだ自分たちは「チーム戦」が出来ていません。うち下げたりミスをした時にイライラしたり、調子が悪い人のフォローを他の人がしっかりと出来ていない時点でチームとしては崩壊していると思います。個人戦とは違うのですから自分だけ点数が良くても絶対に勝てません。その代わり自分の調子が悪くても他の人に支えてもらいみんなで勝つことは出来ます。そうやって時には支え、時には支えられ、支えられているときは特にチームメイトに対して感謝の気持ちを忘れず、支えているときにはいつかは支えてもらうかもしれないということを忘れずに決して驕らずに全員で1つとなり、喜びも悲しみも全てを皆で共有して初めて「チーム戦」が成り立つのだと思います。
今年は去年よりもチーム戦の時のハイタッチや声かけの仕方を工夫して良くなったと感じる部分も多くありましたが、まだまだ工夫できるところはあるなと感じましたし、カウントで喜ぶことに慣れておらずストライクを求めてしまう雰囲気があったと思います。当然誰でもストライクは来てほしいですが、そこはチーム戦だからと割りきって、次の人に託すためにしっかりとカバーで繋ぐことを当たり前にする必要があります。その為にはやはり普段から定期的にチーム戦の練習を行わなければ今と変わりません。チーム戦の数を、経験を重ねることで成長していけると思います。
また、チームとして気持ちを途切れさせない為には、最低でもカバーで繋ぐ必要があり、カバーで繋ぐためにはある程度狙ったところに毎回投げることの出来るコントロールと、毎回ほとんど同じ固まったフォームで投げられる再現性が求められるのでしばらくチーム戦のない今こそチーム戦に繋げるために個々のコントロール精度の向上を図るような練習を中心に計画していきたいと思います。
来年の全日本が私たちにとって最後の全日本となります。就職活動や卒業に向けて今よりもかなり忙しくはなりますが、うまく時間をやりくりして練習し、今年の悔しさをバネに絶対「入賞」できるように、今から1年間努力していきたいと思います。

今回の全日本で4回生の先輩と投げるチーム戦は最後でした。試合中は余裕がなくそれほど感じませんでしたが、今になってもっと一緒に戦いたいなという思いが込み上げてきています。先輩方から学ぶことは多くありました。もちろんボウリングの事だけではありません。人生の先輩としてもです。先輩方と現役部員として一緒に過ごせるのも残り4ヶ月程ですが、もっと聞いておけばよかった、関わっておけばよかったと後悔のないよう過ごしたいと思います。頼りない後輩ですがよろしくお願いします。




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