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タイトル:水無月海峡
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投稿者:小堺兼廣
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雨の海峡 群れ飛ぶカモメ 寝ぐらを求めて 泣くのです やっと来ました 竜飛崎に ここが本州 風岬 霧が包んだ 北海道 一人ただずむ 水無月海峡
海はきらめく 夕陽は赤く 海鳴り聴こえる 港宿 沖に漁火 船明かり 出船入船 最終便 一夜泊まりの みちのくの 津軽旅路の 水無月海峡
みなと青森 連絡船の 霧笛が切ない 別れです 女一人の 旅空は 夏も近づく 梅雨空よ 名残り尽きない 初夏景色 津軽未練の 水無月海峡 |
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[14]2015年09月27日 (日) 13時20分
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3連作ですねェ。なかなか情緒という言葉の意味を感じさせる良いご当地作品ではないかと考えます。
ただ今回の作品はあまりにも意欲が前面に押し出され先走りしているため、「ご当地」ということにこだわり過ぎているような錯覚を与え、これによっていまひとつ「物語性における言葉や文の一貫性・連続性」あるいは「自然な流れ」といった点が希薄になってしまっているように感じられます。
また各連6行目の「一人ただずむ 」「津軽旅路の」「津軽未練の 」は、技巧に走るあまり、全体としての統一性と、歌詞・ストーリーの連続性という点において、わざとらしさと、不自然さを隠し切れていないような気さえしてきます。
せっかく御投稿いただいた作品にも関わらず、偉そうなことを書いてしまい申し訳ありません。もしお気に触りましたら何卒ご容赦のほど願いあげます。
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[15]2015年09月27日 (日) 20時56分
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