蝶化身した私、羽村・C・劉華(はねむらクロムりゅうか)だが行く場所が無いので、私を探しに来た闇島翔麻(やみじましょうま)と言う死神女に付いて行きの自宅へいく事になった。 翔麻の自宅はどこかのマンションの一室であった。このマンションの場所がどこかはわからないけど飛んでいる途中に彼女がブラックホールみたいなのを発生させ、それに入って、一瞬でこの部屋の玄関に付いた。どうやらあれはワープするための魔法だったみたいだ。内装はちゃんとしていて、なんとなくごく普通な部屋であった。 そして今、私と彼女はと言うと・・・入浴中だった。 「はふぅ・・・」シャワーを浴びながら私は一息ついた感じだった。何故風呂に入っているのかと言うと翔麻が「とりあえず・・・風呂に入ろうか」と言い出した。理由は私が全裸だからと言う。私も仕方ないから風呂に入る事になったのだ。 「はぁ〜・・・なんかスッキリするよね〜」 翔麻は湯に浸かりながらそう言うのだった。 私は翔麻の裸体を思わず見てしまうのだった。なにせ彼女は私と同じような体格なのに胸が大きいし、肌が綺麗な感じがするからだ。けど背中からはメカニカルな羽が生えているけど。 「ん?なに劉華、私を見て・・・?」 「いや・・・あなたの体がさ・・・」 「嫌だ・・・女だからって・・・」 彼女は初めて私の前で赤面になった。死神にもこんな感情を持つものがいたなんて思いもしなかった。 そして、私達は風呂から上がった。翔麻は既に服を着ちゃっているけど、私はバスタオルを身体に巻いておいた。 「翔麻、どうやって・・・服を作るのよ?」 「まぁ、見ておきなさい」 と翔麻は気楽に答えると、糸を用意すると両手に鎌ととんかちを持って作業を開始した。 「一体何を・・・」 「まぁ、まかせといて!」と言い切り、鎌ととんかちで鮮明に糸をつむぎ始める。 ガン!ガン!ガン!ガン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン! とまるで工事の騒音みたいな音が部屋に響き渡った。そしてどういう原理なのか服が出来た。 「この服はあなたに合わせて作っておいたわ、ほら!」と服を渡された私は着てみた。 見事に私の体系にあっている。背中には羽が出るようにファスナーがある。ズボンにも工夫がなされており、尻部分の尻尾(?)が出るようになっている。 「・・・ふ〜ん・・・良い感じよ」と私は満足げに答えた。
続く・・・かも
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