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No.129 私は蝶となりてMk−W 投稿者:GX−9900   投稿日:2010年07月02日 (金) 23時04分 [返信]

蝶化身した私、羽村・C・劉華(はねむらクロムりゅうか)だが行く場所が無いので、私を探しに来た闇島翔麻(やみじましょうま)と言う死神女に付いて行きの自宅へいく事になった。
翔麻の自宅はどこかのマンションの一室であった。このマンションの場所がどこかはわからないけど飛んでいる途中に彼女がブラックホールみたいなのを発生させ、それに入って、一瞬でこの部屋の玄関に付いた。どうやらあれはワープするための魔法だったみたいだ。内装はちゃんとしていて、なんとなくごく普通な部屋であった。
そして今、私と彼女はと言うと・・・入浴中だった。
「はふぅ・・・」シャワーを浴びながら私は一息ついた感じだった。何故風呂に入っているのかと言うと翔麻が「とりあえず・・・風呂に入ろうか」と言い出した。理由は私が全裸だからと言う。私も仕方ないから風呂に入る事になったのだ。
「はぁ〜・・・なんかスッキリするよね〜」
翔麻は湯に浸かりながらそう言うのだった。
私は翔麻の裸体を思わず見てしまうのだった。なにせ彼女は私と同じような体格なのに胸が大きいし、肌が綺麗な感じがするからだ。けど背中からはメカニカルな羽が生えているけど。
「ん?なに劉華、私を見て・・・?」
「いや・・・あなたの体がさ・・・」
「嫌だ・・・女だからって・・・」
彼女は初めて私の前で赤面になった。死神にもこんな感情を持つものがいたなんて思いもしなかった。
そして、私達は風呂から上がった。翔麻は既に服を着ちゃっているけど、私はバスタオルを身体に巻いておいた。
「翔麻、どうやって・・・服を作るのよ?」
「まぁ、見ておきなさい」
と翔麻は気楽に答えると、糸を用意すると両手に鎌ととんかちを持って作業を開始した。
「一体何を・・・」
「まぁ、まかせといて!」と言い切り、鎌ととんかちで鮮明に糸をつむぎ始める。
ガン!ガン!ガン!ガン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!
とまるで工事の騒音みたいな音が部屋に響き渡った。そしてどういう原理なのか服が出来た。
「この服はあなたに合わせて作っておいたわ、ほら!」と服を渡された私は着てみた。
見事に私の体系にあっている。背中には羽が出るようにファスナーがある。ズボンにも工夫がなされており、尻部分の尻尾(?)が出るようになっている。
「・・・ふ〜ん・・・良い感じよ」と私は満足げに答えた。

続く・・・かも


No.128 新訳アニメシリーズ第2弾 「こんなのがよかった:僕的マジンガーZ最終回(続)」 投稿者:ふじさん   投稿日:2010年06月15日 (火) 23時36分 [返信]

機械獣の大群との戦闘(前回ラスト)から数日が経った

「……あれっきり機械獣が出なくなったしDr.ヘルは特に何もしてこないし………世界征服を諦めたのかしら?」
光子力研究所とロゴが入れられた湯呑みに入った茶を飲みながら少女が言う
彼女の名は弓さやか
光子力研究所の所長、弓博士の一人娘であり現在はダイアナンAのパイロットでもある
「いや、Dr.ヘルに限ってそれは無いよ。あいつは非常にしつこいししぶとい。いずれまた何か仕掛けてくるさ」
こちらはお馴染みマジンガーZのパイロット、兜甲児である

「しかし何にしても、平和な事はいい事だよ」
スカッと晴れ渡り綺麗に見える富士山を光子力研究所の窓から眺めつつ弓博士が言った
「ほんとほんと」
茶をすすりながらさやかと甲児がピッタリのタイミングでボソリと言った


その頃バードス島では
「ぇっきし!!」
とても老人とは思えないガタイの男が大きなクシャミをした
この男が先程から名が出ているDr.ヘルである
「風邪か?いや誰かが噂したのか?………まぁ何でもよい。それよりも!!」
パッ
と格納庫と思しき部屋の照明が一気に点き、Dr.ヘルの前にある一体のロボットを照らす
「遂に完成したぞ!!これこそが全ての機械獣から得たデータを寄せ集め作り上げた、マジンガーZを上回る最強のマジンガー………グレートマジンガーだ!!」
喜びもひとしおに、グレートマジンガーの頭部にあるコクピットへDr.ヘルが乗り込む
「今日こそ……今日こそマジンガーZを倒し、我がグレートマジンガーが世界を征服するのだ!!」
高笑いをあげながらグレートマジンガーと呼ばれたロボットの背中から真紅の翼が飛び出し、空へ飛び立つ

「どぉれ………先ずは光子力研究所を潰すとするか」
光子力研究所のある静岡へ向かって飛んで行く


早いものでもう静岡へと到着した
その時、下から何やら呼ぶ声がした
Dr.ヘルはその正体を確かめるべく地上へ降りる
呼び止めたのはロボットであった

ピンクの頭、パイプ状の手足、短足寸胴の見るからに弱そうなロボットである
Dr.ヘルはそのロボットに見覚えがあった
その名はボスボロット
「………あれ?マジンガーZみたいだけどマジンガーZじゃねぇな……おーい兜ー?」
そしてボスボロットに乗るこのいかにもがき大将的な男がボス
本名は本人も作者(永井豪)も知らない

背後から寄るボスボロットにグレートマジンガーが振り向く
「あれ?やっぱ違うな!誰だお前はっ…………あらーっ!?」
気がつけばボスボロットは瞬時に撃破され、コクピットのある首だけになっていた
「生憎ザコに構っている暇は無いのだ!!」
光子力研究所に向けて歩を進める


その光子力研究所ではその頃、敵の接近を知らせる警報が響いていた
「!! これは………」
モニターに映ったその姿を見てその場に居た全員が愕然とした
「マ、マジンガーがなんでこんな所に……」
1番驚いていたのは兜甲児自身であった
そうこうしているうちにグレートマジンガーはもう目に見える所まで近づいていた
「弓博士、俺がマジンガーZで相手に接触を試みてみます!!」
「うむ、頼んだよ」


「マジィーンゴォー!!パイルダーッオーン!!」
前回で紹介したのでプロセスは省くが、マジンガーZが光子力研究所から出動し、グレートマジンガーの前に立つ

「ほう……いきなりマジンガーZが出るとはな」
マジンガーZの姿を確認してDr.ヘルは口元をニヤリと歪ませる
「やいやいマジンガーZの偽物め!ここへ何しに来た!返答次第でぶっ飛ばすぞ!!」

「ならば簡潔に言おうか。マジンガーZ、いや兜甲児!お前を倒し、光子力研究所を破壊し、世界を支配する!!」
外部通信を入れて甲児に話し掛ける
「その声……!Dr.ヘル!?」
Dr.ヘルの声を聞き、表情が険しくなる

「そういう訳だ。死にたくなくばどいて貰おう……もっとも、どこうがどくまいが貴様を殺すがな」
「させるかよ!光子力ビィーム!!」
マジンガーZの目からビームが発射され、グレートマジンガーに当たる
「どぉでぇ!!」
光子力ビームの着弾で発生した煙が晴れる
しかしグレートマジンガーには傷は一つも付かなかった
「聞かぬ、効かぬなぁ!!」
グレートマジンガーが拳を構える
「アトミックパンチ!!」
その瞬間グレートマジンガーの拳が切り離され飛んでゆく
「!? ロケットパーンチ!!」
アトミックパンチに一瞬驚くもすぐにロケットパンチで対向する
空中で二つの拳は取っ組み合った
だが決着はすぐに着いた

アトミックパンチの圧倒的なパワーにロケットパンチが押され、遂に弾き飛ばされてしまった
そしてアトミックパンチが光子力研究所の屋根を一部えぐった後グレートマジンガーの下へと戻った

「このまま終わる訳にはいかないんだ!ミサイルパーンチ!!」
マジンガーZの腹部がスライドしてミサイルが発射される
「ネーブルミサイル!」
一方グレートマジンガーもミサイルを発射し、ミサイルパンチと相殺させる

「アイアンカッ……」
「ドリルプレッシャーパンチ!!」
マジンガーZがアイアンカッターを出そうと構えたその瞬間、グレートマジンガーがいち早く腕から刃物を生やし回転させながら飛ばす
その威力によってマジンガーZの片腕がもがれた

「こんっの野郎〜!ブレスト……ファイアー!!」
マジンガーZの胸板から熱光線が放たれる
「ブレストバーン!!」
グレートマジンガーも胸板から熱光線を放ち、光線の押し合いになるもののすぐさまブレストバーンの威力が勝り押されてしまいマジンガーZの胸の放熱板が焼けただれた

「これでマジンガーZの主な武器は封じられたな………」
グレートマジンガーがマジンガーZに近付く
「まだ手はあるぜ!この手がな!!」
残ったもう片方のロケットパンチを放つ
しかしそれすらも弾かれてしまった

「これで終わりにさせて貰う!マジンガーブレード!!」
グレートマジンガーの脚から剣が飛び出し、それが握られる
「そら!まずはチョロチョロ逃げ回れぬようその脚を落としてくれる!!」
グレートマジンガーがマジンガーブレードを一降りすると同時にマジンガーZの片脚が切り落とされ、マジンガーZが倒れる
「トドメだ!!」
マジンガーブレードがマジンガーZの腹に突き刺されると、グレートマジンガーはその手を空高く掲げた
その時、晴れ渡っていた空を雷雲が覆い、グレートマジンガーの指にカミナリが落ちる
「サンダーブレーク!!」
その指先に集めた雷が発射されると、マジンガーブレードが避雷針代わりとなって真っすぐ飛んでゆく
マジンガーブレードを通してマジンガーZの体内を雷の電気エネルギーが巡ってショートし、マジンガーZの稼動が停止してしまった


我らのマジンガーZが倒れてしまった……
世界はこのまま悪魔の手先となった魔神によって闇に包まれてしまうのか!?
待て次回!!


No.127 私は蝶となりてMk−V 投稿者:GX−9900   投稿日:2010年06月14日 (月) 21時39分 [返信]

蝶化身したての私の前に何気に可愛い死神が現れた。私はとりあえず死神に話しかけた。
「・・・私をどうする気?生まれたばかり(?)なこの私を・・・」
「あの世に連れて行くつもりだったけど・・・もう無理よ・・・あなたは転生しちゃったんだから」
普通そうでしょうね。死神とはそういうものよ。
「ところで・・・あなた、これからどうするつもり?」
「え!?・・・あ・・・どうしよう・・・」
私はちょっと悩んだ。死んだのに突然蝶となって蘇り、蝶になった事に喜んでしまったため、後先の事など何も考えてなかった。
「そりゃあ・・・生まれたて(?)だからね・・・何も考えても無かったのね・・・はぁ・・・」
死神は同情するかのごとく言った。
「んじゃあ・・・私ん家に来ない?このままじゃ・・・ね、着る服も作るからさ・・・」
「え?いいの?」
死神の家ってどこにあるの?そしてどんな邸宅なの?そんな事を私はちょっと考えてしまった。自分の一糸纏わぬ裸体を見つめながら、私は決心してしまう。
「わかった・・・行くよ」
こんな姿の私には行くあてなんて無い。家に帰還しても両親はパニックするだろうし・・・
「それじゃあ付いて来て、飛べるでしょ」
「ちょっと待って・・・このままじゃ・・・」
私はちょっと赤面になった。全裸で飛ぶのは流石に恥ずかしすぎる。私はそこらにあった葉っぱやらを下着代わりにした。
「ん・・・これでよし・・・行こうか・・・」
「大丈夫よ、不可視フィールドを発動すれば誰にも見えないわ」
死神は余裕な感じに言った。
「そ・・・そうなんだ・・・」
「それじゃあ行くわよ!」バサッ!
私と彼女は空へと飛び立った。飛んでいる時に微風が当たって気持ち良い。自分の肉体を包み込んでいるような感じだ。
「あのさ・・・死神・・・貴女の名前は?」
「私?・・・ああ・・・私の名前は闇島翔麻(やみじましょうま)よ」
「私の名は・・・羽村・C・劉華(はねむらクロムりゅうか)よ」
「そのC(クロム)ってなに?」
「それは父がオーストラリア人と日本人のハーフでね・・・」
私は自慢げに自分のミドルネームを語った。

続く・・・かも


No.126 新訳アニメシリーズ第2弾 「こんなのがよかった:僕的マジンガーZ最終回」 投稿者:ふじさん   投稿日:2010年06月13日 (日) 01時42分 [返信]

※この小説は、1972年に放送されたアニメ及びマンガ、「マジンガーZ」を基にでっちあげたストーリーです
登場する機体、キャラの容姿についてはググッてくださいw←


「甲児よ!この無敵の力…マジンガーZを手にした瞬間からお前は人間を越え、超人兜甲児となったのだ!!この力を使えばお前は神にも悪魔にもなれる!!」
一人の少年、兜甲児に老人が叫ぶように語りかける
その後ろにはその名の通り魔神の如き鋼鉄の巨人、「マジンガーZ」がそびえ立っていた
「俺は神にも悪魔にもならない!俺は……正義と平和の為にこの力を使う!!」
そう甲児が叫んだ瞬間甲児の体が変わり、マジンガーZの姿となる
そして迫り来る鋼鉄の悪魔、機械獣
決して破れぬ無敵の金属、超合金Zに身を包んだマジンガーZはまさに無敵!最強!そして最高のスーパーロボットであった!
「爺ちゃん!マジンガーは……本当に無敵なんだね!!」
目の前の祖父、兜十蔵に問い掛ける
「あぁそうじゃ無敵だ!まさに無敵だぁー!ハハハハ!ハハハハハハハハ!!」
十蔵が声高らかに笑い声をあげる
だがその刹那十蔵の体が変化し、邪悪な影になる
「だからこそ……ダからコそ殺シ甲斐がアるノダ!かァぶトコオォォォジイィィィィィィ!!」
その影が一気に迫りくる
「うわあぁぁぁぁぁぁ!や…やめ………」

「やめろおぉぉぉぉぉぉ!!」
ガバッと起き上がる
そこにあったのは見慣れた光景、見慣れた部屋であった
「夢、か………」
余りに鮮明な夢だった為か全身にびっしょり汗をかいている
(ったく不吉この上ないぜ……)
心の中で不満を言いつつ再び寝付こうとしたその瞬間
警報が響き渡る
光子力研究所から発された通信である
「甲児君!機械獣が現れた……行ってくれるか?」
「勿論です!!」
甲児は通信を一方的に切ると寝巻からマジンガーZのパイロットスーツに着替え、ホバー・パイルダーに乗り込む
エンジンが唸り、ホバーパイルダーが発進する

人の命は尽きるとも
不滅の力 マジンガーZ

(そうだ……マジンガーは無敵だ。誰にも負けないんだ……何を恐れる必要があるってんだ…兜甲児よ)

争い絶えないこの世の中に
幸福求めて悪を 討つ

野を越え山越えホバーパイルダーが駆る
やがて白い建物、光子力研究所が見えてくる

人の頭脳加えた時に

「マジィーン!ゴォー!!」
甲児の叫びに応えるように光子力研究所の傍のプールが割れ、マジンガーZが迫り出す

マジンガーZ マジンガーZ
お前こそ未来 もたらす

「パイルダーオン!!」
ホバーパイルダーが変型し、マジンガーZの頭部に入る事でマジンガーZが起動する

「スクランダー!クロースッ!!」
マジンガーZが走りだし、甲児の合図と共に紅の翼、ジェットスクランダーが飛び出しマジンガーZの背中に装着される
ジェットスクランダーを装備したマジンガーZが大空を羽ばたく

やがて機械獣が暴れている街へと到着し、ガシィンと重量感のある音を立ててマジンガーが降り立つ
「やいやい機械獣!俺が相手だ!!行くぜ!!」
「グウオォォォォッ!!」
機械獣が雄叫びをあげてマジンガーZに突っ込んでゆく
しかしマジンガーZはそれをヒラリと避ける
「ほらほら何処を狙ってんだ!俺はこっちだぜ!!」
「グルル………」
機械獣が甲児の挑発を受けて振り返る
「光子力ビィーム!!」
その瞬間マジンガーZの目からビームが発射され、機械獣の目に炸裂する
「グオォォォォン!!」
目を押さえて悶絶する機械獣
しかしその隙にマジンガーZの拳が機械獣の体を貫く
必殺の鉄拳ロケットパンチである

そして2匹目が現れる
頭にドリルを装備しており、地底から現れた
その機械獣もドリルを回してマジンガーZへと突撃する
しかしそのドリルはマジンガーZのボディを貫通せずに当たっただけであった
「ざぁけんじゃねぇ!このマジンガーの装甲がそんなもんで貫けるかよ!!」
マジンガーZはドリルを脇に抱え、そのままジャイアントスウィングで空中に放り投げる
「スクランダーカッター!!」
空中へ放り投げられた機械獣目掛けてマジンガーZが飛び立ち、その紅の翼で機械獣を真っ二つに切り裂いた
機械獣の下半身は爆発するものの上半身が変型し、マジンガーZに向かってゆく
「ルストハリケーン!!」
マジンガーZの口から酸を含んだ強風が飛び出し、機械獣の体が錆び付きやがて散ってゆく
また機械獣が現れる
「またかよ!アイアンカッター!!」
ロケットパンチに鋭い刃が生え、そのまま飛び出す
憐れ機械獣は何をする間も無くアイアンカッターで切り裂かれた

しかしまたもや機械獣が現れる
「ちいっ!なんか多くねぇか!?」
そりゃマジンガーを知らない読者の為に一通り技を見せないとね☆
「てめぇの仕業かぁぁぁぁぁぁぁ!!」

機械獣が向かってゆく
「ったく……これで最後だろうな!!」
本当は強化型ロケットパンチとかサザンクロスナイフとかドリルミサイルとかミサイルパンチとか(その他延々)見せたいけどキリが無いからね

「よおし!これでも喰らえ!ブレストファイアーー!!」
胸の鉄板から赤い熱光線が発射される
こな熱光線に触れた機械獣はたちまち融解し、跡形も無く消えてしまった
「どんなもんでえ!!」
ガッツポーズを取り、飛び去ってゆくマジンガーZ
しかしそれを快く見ていない者が一人居た

場所はバードス島
機械獣が大量に格納された太古の悪魔の島である
そこの主の名は
「Dr.ヘル」
自らを地獄と名乗るこの男は眉間にシワを寄せながら不快そうにマジンガーZを見ていた
「おのれマジンガー!次から次へと我が機械獣を!!」
バンッと机を力いっぱい叩き雄叫ぶ
「やはり機械獣でマジンガーZを倒すことはできぬのか………!」
しかし突如Dr.ヘルは何かを閃く
「そうか……「機械獣では」無理……ならば」
ニヤリと口元を歪ませる
「機械獣達よ、貴様らの敗北は無駄では無かった!…そうだ、幸いにもこちらにはマジンガーZの戦闘データが揃っている………これを基に最強の機械獣を…いやスーパーロボットを造ればよい!!」


「ククク……マジンガーを倒せるものはマジンガーだけ、か」

[無敵のマジンガーZ:終]
***あとがき***
版権ものシリーズその2です
あえて今の子は知らなさそうなものを題材に選ぶという勇気←節子何言うとるんや!それ勇気やない無謀や!
本当は全部書こうと思ったのですが映画一本分くらいに超絶長くなりそうなので自重しました(´・ω・`)

次回、さらば無敵のマジンガー
ゆっくりしてってね!!←


No.125 妖怪物語remake〜3〜 投稿者:kuro-12    投稿日:2010年06月10日 (木) 20時26分 [返信]

3.行き成り過ぎる成り行き


ドンッッッ

話の途中、不意に爆音が聞こえる。

「なっ、何だ?!」

俺は急な爆音に焦りを隠せず、驚くばかりで、状況さえつかめない。

「…早速お出ましかよ。話は後だ。行くぞ」

「行くって何処にだよ!?そもそも、話の途中だし俺には関係…」

掌が一瞬にして俺の目の前にきた。寸止め。喋らぬ事を余儀なくされる。

「話は逃げない。けど、アイツ等は逃げちまう。行動能力だけはズバ抜けて冴えてるからな…」

逃げる。一体どういう事だ?行動能力?戸惑う事しか出来ず、少し考え込む。

「おい、何ボサッとしてんだ。行くぞ。お前は妖怪の血を引き継いでんだ。有り難く思え。」

その言葉でハッとした。そうだ、コイツは、妖怪の一種だ。そしてコイツ…尚紀が先刻から言ってるアイツ等≠焉A

「…………妖怪…。」

「そゆ事。よく掴まっとけよ。」

「は?それってどういう…」

俺は腕を掴まれるなりなんなり、いきなり目線が上がる。いや、上がったのは目線だけじゃない。

「…っ?!ちょ、はぁ?!」

俺の体≠ェ浮いているんだ。しかも、その空中に浮かせてる奴、つまり、尚紀。

その頭の耳の上の部分…、其処から、茜色の翼が生えていた。

「…お前……」

「コレが見えてるって事は、やっぱお前は人間≠カゃねぇ、立派な妖怪の一員だ。まぁ、単に血を引き継いでるってのもあるかもしれねぇが…、そんなの俺の知ったこっちゃない。」

「俺が困る!!大体あんな事言う俺も俺だが、俺はこんな非日常は臨んでない!!俺が臨む非日常は…っ」

――――――――――………非日常は?

「ゴタゴタ言うな。大体非日常なんて、慣れりゃすぐ日常になっちまう。更にその上の非日常を探せば探す程、異常が普通に変化する。それ以上を目指すのなら、自分の身体を滅ぼしかねねぇ。それに、無駄な事思うんじゃねぇぞ。お前は今から、何れ日常になる非日常≠ノ……対面する。」

言葉一つ一つが、俺の考えを否定した。



―――――――――――――――…解かってる。




「…お前は、ソッチ側の奴だから…」

「…はぁ?意味ワカンネ。行くぞ」

羽ばたく音と共に、俺は空へと飛んでいった。

俺の身体が空を切る。異様な速度へ空を移動しているのだ。その内、俺の身体が凍傷しかねない程に。

ドォオオンッ

「!アッチか…」

「なぁ、聞いて良いか…」

尚紀が焦りを見せ始める中、俺は冷静に、より冷酷に、尚紀に質問をする。

「何だ、お前もこれから戦うメンバーだ。そんな暇ない…」
「お前は、どうして俺を目覚めさせたがる」

その言葉を打ち消す様に、俺は尚紀に問いかける。

否定されても、日常になると言われても、どうにも納得できない。

「確かに、非日常に憧れていた、こんな面倒な日常なら、いっそ掻き混ぜて、ゴッチャになって、どうにでもなれって思った。けど、そんなの無理だ。だったら、非日常になればなぁって、どっか違う次元の人間にでもなれたらなぁって、けど俺が臨むのは…もっと平和な…」

「非日常に平和なんてねぇよ。」

言い切られた。バッサリと。

けど、その眼差しは軽蔑なんかでも、冷酷なものでも、何でもなかった。

包容の眼差し。全てを吸い込んでしまうような。その目を反らす事は出来なかった。したくなかった。

今迄、人生でこんな目で見て貰えたのはいつぶりだろう。自分の中で、途方に暮れる時間。その時だけ、止まりたかった。動きたくなんて無かった。

暖かく、感じたから。

「早くいかねぇと、お前の街が大変な事になる。それでもいいなら…」

「…急いで、いってくれ。迅速に。」

詰まっていた言葉が出た。声が出せる。

「…わぁったよ。お前の能力も試させて貰うぜ!!!」

俺達は、その場へと飛んでいった。

後悔なんて、したくない。

血を引き継いだのは俺の性だ。だったら、俺なりに頑張って、

「その血、引き継いでやるよ…」

そんな肯定の言葉は、風で打ち消された。

3話end...

************

お久しぶりです^^

展開が変わり過ぎて自分でも収集つかな(ry


No.124 RPG伝説魔獣「マーメイ島の愉快な村:エコノ村」 投稿者:ふじさん   投稿日:2010年06月08日 (火) 20時41分 [返信]

啓助「あ〜……騒がしかった」
クック村から啓助達が出ていった
未だに耳鳴りがキンキン響いている

ティル「そんなことよかこれ美味いぜ?あんたも食ってみ」
フライドチキンを兵士に差し出す
兵士「いやそれどうやって入手した!?揚げたのか?まさか前回のラストの後揚げたのかぁぁぁぁぁぁ!?」
啓助「何言ってんだ?さっき肉屋で買ったの見ただろ。1パックたったの160アウル」

説明しよう!アウルとは
マーメイ島での通貨である。1アウルが我々の世界の1円に相当する
よって160アウルのこのフライドチキンは160円相当になる
ちなみに語源は原子記号で金を意味するラテン語、Au(aurum)である
はいこれテストに出るよ〜←

兵士「なんだビックリした……w」
フライドチキンを頬張りながら馬に乗り込み、発進する
啓助「……で、何処へ向かうんだ?」
兵士「それは禁則事項です」
啓助「あんたは朝○奈み○るですかぁ!?」
兵士「はぁ?」
何言ってんだこいつという顔で振り返る
啓助「いや、なんでもねぇww作者に仕込まれたヲタ知識だ」
兵士「8割方意味不明ですがまぁいいでしょう……とりあえず先に言うと、次の村もクック村程じゃないですが少々騒々しいです」

啓助「なんだ?カラスが大量に生息してるとか?」
兵士「違います」
啓助「じゃあカワセミ?」
ティル「鳥から離れい!!」
バシッ
とティルが啓助の頭を叩く
兵士「はい着きました」
突如兵士が馬を止める
今度は啓助も振り落とされずに馬を止め、ヒラリと降りた
村の外からも何やら機械のような音が聞こえる

兵士「ここはマーメイ島唯一の工業地帯、エコノ村です」
啓助「エコノ……多分エコな村なんだろうが何処が?」
ティル「おい啓助見てみろ!」
啓助「あん?」
ティルに呼ばれて振り向く
そこにあった物
それは啓助がいた世界、そして我々が居る世界のものと変わらない水車や風車等の発電機械であった

兵士「驚きました?ここ、エコノ村ではマーメイ島のエネルギーの7割を支えています」
啓助「この島で電気なんて使うのか?」
兵士「デンキ?何ですかそれは」
どうやらこの世界において電気は知られておらず、単なる超自然的エネルギーの一つと思われているらしい
啓助「あ〜……なんでもない」
兵士「そうですか………そしてこの村はエネルギーの生産の他、武器や防具の主な生産元にもなっています。我々兵士の持ってる武器もここで………」
兵士が振り向くとそこに啓助達の姿は無かった
啓助は自分の居た世界でも珍しい物になりつつある水車をジッと見ており、ティルはティルで鍛治屋が剣を造る過程を見ていた

兵士「人の話を最後まで聞けえぇぇぇぇぇぇっ!!」


No.123 私は蝶となりて Mk−U 投稿者:GX−9900   投稿日:2010年05月29日 (土) 22時33分 [返信]

何故か蝶化身してしまった私・・・けど何気に嬉しい・・・だって好きな昆虫になったんだもの。
「んあ・・・なんか気持ち良いな・・・羽化するのって・・・」
とりあえず私は羽ばたいてみた。ばさばさっ!
「ん・・ん・・・飛んでいる・・・私は飛んでいる!」
私は羽ばたいたんだ・・・蝶になって。と思っていた。全裸だけど・・・誰も見ていないから大丈夫と思う・・・そしてそのまま地面に着地した。
「っと・・・はぁ・・・あ」
足元に水溜りがあった。私は水面に映った自分の顔を見た。そのままだ。可愛げのある顔、オレンジ色のショートヘアな髪、青い瞳、何もかもが生前のころのままだった。けど頭に蝶の触覚があった。
「顔も身体もそのままだけど羽と尻尾と触角が生えちゃ・・・普通じゃないな」
そんな溜息交じりの言葉を言ったとき「んっ・・・」と尻尾部分から何か液体が沢山出て来た。
「あっ・・・これは・・・老廃物か・・・」
蝶は羽化すると蛹の間に溜まった老廃物を排出するのである。でも通常出るのは羽が伸びる間であるけど・・・
「はぁ・・・これからどうしようかしら・・・?まず服はどうしようかな・・?裸じゃちょっと・・・」
とそのとき。
「あ、いたいた」
と空から誰かの声が聞こえた。
「!?誰っ!?」
私は胸と股間部分を手で隠しつつ、声のあった方額を振り向いた。
「遅かったか・・・」
そこに黒い翼を生やした少女が浮かんでいた。見た目は私より年下な15歳くらいで、私と同じようなショートヘアでちょっと黒っぽい髪、瞳は水色であった。胸は私よりも数cm大きい感じでちょっと私には羨ましいサイズだ。服は黒いドレスみたいであり、肩には変なバインダーらしき物が装着されており、手には鋭そうな鎌を持っていた。生えている黒い羽もなにやらメカのよう感じで、某ロボットのものと同じようなものであった。
「既に蝶化身しちゃったのね・・・」
彼女がか細い声を出した。そして私は。
「あなたは・・・誰よっ・・・!?」
「私は見ての通り死神よ」
「死神ですって!?」
これが死神なのか?死神と言えば黒いマントを羽織った骸骨と言う姿が定番だが、こんな女の子が死神ですって?冗談にもほどがあるけど、鎌を持っているし、服装も黒っぽいから死神であることは間違いないようだ。
「その死神は・・・私に何のようよ・・・?」
その問いかけに彼女は言った。
「貴女を追ってきたのよ・・・貴女の魂を迎えに来たけど・・・突然棺から飛び出して、そしてこの森に入った、昆虫好きだって聞いたからちょっと嫌な予感はしたけど、まさか蝶化身しちゃうとは・・・」
と死神少女は愚痴っぽく語った。
「もう無駄だな・・・はぁ・・・」
死神少女は私を見て溜息をした。

続く


No.122 RPG伝説魔獣「マーメイ島の愉快な村:クック村」 投稿者:ふじさん   投稿日:2010年05月24日 (月) 00時06分 [返信]

マグマ神殿での戦いを終えた啓助一行は城へと戻ってきた

王「おぉ戻ってきたか!それで、ドラゴンパールは……」
啓助「はいここにいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
バゴッ
王「ばごぶほっ!!」
何を思ったのか啓助は王に向けてドラゴンパールを全力投球で投げた
王「な……何をする!?」
啓助「いや〜、すまんwあまりに久しぶりだったんで気合いが入り過ぎたというかキャラなりでいつも作者シバいてる癖が出ちまったというか……www」
ティル「何しろ悲しい程利用者が居ないものな。この小説掲示板……」
王「きゃらなりだとか作者だとか小説掲示板だとか……何の話だ?」
啓助「あ、いやこっちの話」
ティル「さて、ところで次のドラゴンパールは何処だ?」
王「まぁそう急かすな。お主達も戦いの連続でくたびれたであろう……」
啓助「あ〜……確かにな。」
王「どうじゃ?今回は一休みしてこの島の村にでも行ってみるか」
啓助「村?そんなのあったんだ!?」
王「あるんだな、それが………わしが案内したい所だが、生憎職務があるゆえ案内は出来ぬ。だから代わりに兵を一人付かせよう」
********
兵「という訳で、私が案内させてもらいます」
啓助「よろしく」
兵「馬は乗れますか?」
啓助「まぁ乗るだけなら……こうだろ?ハッ!」
パカラッパカラッパカラッ

パカラッパカラッパカラッ
兵「あ、帰って来た」
ティル「啓助は?」
馬「ヒヒーン」

ティル「何?向こうで振り落とされて悶絶してる?」
兵「馬の言葉がわかるのか?」
ティル「あぁ。俺は全国共通の動物語が理解できるからな……ただし犬は例外」
啓助「はぁ…はぁ……マジで息止まったぜ……やっぱ慣れない乗馬は禁物だな」
啓助がヨロヨロしながら帰ってきた
ティル「ざまぁwwwww」
兵「まずは基本動作を覚えましょうか……」
啓助「そこからやりましょうか」
苦笑しながら啓助も言う

そこからは僕(作者)が乗馬に詳しくないので省かせてもらうが←
とにかく兵にレクチャーしてもらい馬を操れるようになった啓助は兵に着いてゆき村へと向かう
兵「着きました!!ここがマーメイ島3つの村の一つ、クック村です」
村の入り口で馬を停め、村に入る

コッケコーーー!!
啓助「Σうわっ!?」
村に入ると共に鳴り響くニワトリの鳴き声
兵「驚いたでしょう?このクック村は名前の通りニワトリが大量に棲息する村なんです」
啓助「へ〜……そうなの」
兵「もっと奥に入ったら凄いですよ」
啓助「何が?」
さらに村の奥へと進む
そこにいたのは
辺りを覆い尽くさんばかりのニワトリの山
村人も一応居るには居るがもはやニワトリが村人のようなのか村人がニワトリのようなのかわからない状態である
啓助「見「コッコッコッコッ」がニワト「コッコッコッ」だww」
兵「え?「コケッ」です「コッコッ」?」
啓助「だ〜か「コッコックルッコ」ろ人「コッコッ」リの「コケッ」よう「コッケーー」て言ったんだよ!!」
兵「え「コッコッコッ」?」
啓助「だ「コッケーーコココ」か〜「コッケコーーー」………」
プチッ
軽く何かが切れた音がした


啓助「ティル、こいつら焼鳥にするけど塩がいい?タレがいい?」
ティル「あ、俺タレで♪」
「コケーー!?」
兵「コラ〜〜〜〜!!wwwwww」

[つづく]


No.121 私は蝶となりて 投稿者:GX−9900   投稿日:2010年05月23日 (日) 23時01分 [返信]

とある山中の深き森・・・その中の大木に巨大な蛹が付いていた。まるで人間が入っているような大きさの。どくんどくん・・・と心臓の如く動いていた・・・その中のものが成長しているように。

「ん・・・」
ここはどこだろう?真っ暗で狭い・・・でも棺の中ではなさそうだ・・・私の身体は裸になっていて蹲っている様だった。
「何で・・・生きてるの?・・・私・・・」
私は生前は昆虫好きな少女だった。夢は昆虫学者になる事であった。でも・・・サソリの毒にやられ、あっけなく死んでしまった。皮肉なものね・・・好きな昆虫に殺されるなんて・・・
最後に見た光景はサソリに自分の胸を刺されるところだった。あれは夢ではないはずだ・・・確かに私は死んだはずだ。最後を迎えたはずなのに・・・
「んん・・・眠・・・」
私は突然睡魔に襲われ眠りについてしまった。どういう状況かわからないのに・・・

どくん!・・・どくん・・・!
そして何時間たったのか。私は胸の鼓動で目覚めた。
「ん・・あ・・・胸が・・・バクバクしてくる・・・ッ」
どくん!どくん!どくん!どくん!
鼓動が高くなっていく。私にこの狭い空間から出ろと言っているように!
「あっ・・・ああ・・・ここから出なきゃ・・・んんんん!!」
私は背中から出ようとした。そして・・・
バリバリバリバリ!!
「んあぁっ!」
背中からやっと外部に出ることに成功した・・・私の裸身は中に入っていてわからなかったけど粘液でねちょねちょであった。
「え?これは・・・蛹だ・・・」
私は前方に目をやった。私を閉じ込めていた空間の正体。それは巨大な蛹であった。ちょうど人が入れるほどの大きさの。
「何で私蛹に入っていたの?・・・嫌だ・・・しかも裸で・・・」
私は今頃赤面になって胸を隠した。自分の身体は生前のままだ。綺麗な肌、少し大きく膨らんだ胸、美しいボディラインと脚線美、何もかもが生きていた頃のままだ。
「ここ・・・どこ?」
私は周りを見渡した。ここはどこかの森みたいだ。今朝になったみたいだ。自分が入っていた巨大な蛹は大木に付いていた。
「んん!ああっ!」
突然胸に痛みが走ったと思ったら背中と尻に激痛が走り・・・べきぃ!と言う音とともに背中と尻から何か出た感触がした。私は自分の背中と尻を見た。そして驚いた。
「あん・・・何よ一体・・・って?!・・・羽に・・・尻尾?」
何故か私の背中から蝶の羽と尻尾部分が生えていた。さっきの痛みと音はこの羽と尻尾が生えた際のものだったと確信した。
「まさかこれって蝶化身?私・・・蝶になったのかしら・・?」
蝶化身。それは死んだ人間の魂が蝶になるというもの。私は昆虫に関する伝承もいちよう齧っていた。だから確信した。私は蝶になったのねと。
「皮肉なものね・・・昆虫マニアだったのに好きな昆虫に殺され、そして昆虫に生まれ変わっちゃうなんて・・・」
そのときそよ風が吹いた。全裸状態の私はそれを全身に受けた。気持ち良いなと言う感触に襲われた。
「あぁん・・・風が・・・気持ち良い・・・浮かした後にこんな気持ち良いこと・・・」

続く


No.117 RPG伝説魔獣「Lv.2 マグマ神殿(続)] 投稿者:ふじさん   投稿日:2010年05月01日 (土) 22時24分 [返信]

[続きからやりんす?]
はい←ピピッ
だが断る

啓助「さて、この任○堂からのゲストモンスターの海を乗り越えた所からだったな………」
ティル「啓助!扉がある!!」
啓助「こんな目の前にあって気付かない馬鹿がいたらお目にかかりてぇよ」
そう言いながら目の前の扉を開ける
そこにあったのは、真ん中に巨大な炎の柱が立っている以外何の変哲もない
啓助「いやいやいやいやいや!炎の柱が立ってる時点で変哲ありまくりだから!!」
うるさいなぁ、ゼ○ダを見習えゴルァ!
ありゃ炎の壁だの水の壁だのお約束でしょうが!!
ティル「なんでナレーター=作者との会話が成立してんだ……?」
何の変哲も無い部屋だった
しかしそこには
啓助「無理矢理ナレーションやりやがった!!」
ちゃんと言わせてぇぇぇぇぇぇっ!!
(・∀・)作者が泣き止むまでしばらく待ちやがってください(・ω・)

しかしそこには、人影が見えた
ティル「なんだ?こんな所に人か?」
啓助「おーいそこの人ー!あんた誰ー?」
その影は啓助達に気付くとじりじりとにじり寄ってゆく
ある程度近付いてやっと啓助は声をかけてしまった自らの愚かさに気付いたのであった
その影は、人と呼ぶには余りに遠かった
枝のように細い体……
否、ダイナマイトを棒人間の体のようにくっつけた身体
そして頭はさながらゼ○ダに出るような丸い爆弾そのものだった

啓助「なぁ……果てしなく嫌な予感がするんだが」
ティル「え〜とこいつは……」
王からもらったモンスターの図鑑を確認する
ティル「何々……ボンバーマン 全身が爆発物で構成されており、些細な事で爆発する。目標を感知したら何かにぶつかるまで突進を止めないカゼカミ野郎………」
言っている間にもボンバーマンはにじり寄っ……
いや、もはや全力疾走と言わんばかりの速さで啓助達に近付いてくる

ティル「逃げろぉぉぉぉ!!」
啓助「またかよぉぉぉぉぉぉっ!!」
ボンバーマンに追われるように全力疾走で走り出す啓助
そこから数分に渡る無限鬼ごっこが繰り広げられる訳だが
ぶっちゃけ書くのが面倒臭いので省略させていただく←

啓助「だぁぁ………もう、面倒臭ぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ドガァッ
突如振り返り、迫ってくるボンバーマンにドロップキックを喰らわせる
ちょうど炎の柱にぶつかったボンバーマンは
ちゅど〜ん
と情けない音を立てて木っ端みじんに吹き飛んだ

啓助「ぜぇ…はぁ………まさかもう2、3匹来るとかいうパターンじゃ…ないよな?」
そのまさかであった
啓助&ティル「キタァァァァァァァ!!(゚Д゚;)」
そしてまた無限鬼ごっこが始ま
啓助「断る!!」
スパコーンッ
鬼ごっこが始まる前に剣による見事なホームランで後続部隊のボンバーマンを吹き飛ばす
あらかた片付いた後、炎の柱が消えた
そこには、下に続いていると思われる穴がポッカリと開いていた
啓助「ここまで来たらもう引き下がれない……行くか!」
その穴に向かって飛び込む


ヒュルルル……
ズゴッ
落下し、そのまま人型の凹みを作ってめり込むという
大変お見事な主人公らしかぬ着地を披露した
啓助「うるせえぇぇぇぇ!主人公がみんなかっこいいと思うなよ!主人公がみんな「スタッ」て着地すると思うなよ!!」
まっ、負け惜しみをぉ!!
ティル「いい加減作者とのやり取りやめろよ……」
啓助がようやく人影の凹みから抜け出すと、頭上からマグマが滴り落ちてくる
啓助「どわっ!危ねぇ!!」
いち早く脱出して振り向く
落下したマグマは無数のバブルとなり、そして炎の柱の身体を作った
ティル「なんだこいつ!?図鑑に載っていないぞ!!」
図鑑にさえ載っていない魔物の登場にたじろぐティル

その時、ティルに火柱が語りかけた
「ならば教えてやろう……我が名はファイア、この地を守りし者。ここまで来たお前達の力……見させてもらおう!!」
言い終わると共にファイアの身体から炎が吹き出す
炎が直撃しなかったものの頭に少し当たり、軽くアフロになる
ファイア「死にたくなければ全力でかかってこい」

啓助「上等だオラァァァァァ!!」
ファイアがバブルを打ち出す
だが啓助は真上に跳んでそれを避ける
ファイア「馬鹿め、空中では身動きがとれまい!!」
その隙に啓助へ手元のバブルを投げ付ける
啓助「……どうかな?」
余裕の笑みを浮かべ、先程避けたバブルが壁に当たってバウンドしたものを踏み台にして横に跳ぶ
ファイア「バブルを踏み台に!?信じられぬ……」

啓助「信じられなくてもなぁ……これが現実だ!!」
ザシュッ
ファイアが油断した隙を突いて必殺の大円斬を喰らわせる
啓助「どぉーだ!!」
ファイア「グオオォォ……」
大円斬を喰らい、その場で倒れる
啓助「………え?えらいあっけないな……」
ファイア「流石だな…流石1000年前の勇者の末裔………お前になら、きっと我を使いこなせるであろう」
啓助「何?」
その途端、ファイアの体が変化して一本の剣になる
ファイア「我が真の名はイフリート」
ティル「イフリート……ってぇとあの炎の魔神!?」
イフリート「いかにも。1000年前……私は君の祖先に呼び出され、この剣に…フレイムソードに宿るよう命じられた…啓助、と言ったか?」
啓助「あ、あぁ……」
イフリート「我を手に取れ!お主の心の赴くままに我が力を貸そう!!」
啓助「…………わかった!!」
啓助はコクリと頷くと、フレイムソードを一気に引き抜く
それと共にフレイムソードに炎が宿り、燃えるような真紅の剣となった

イフリート「お前の求めるドラゴンパールはこの奥にある。今そこへ導こう」
ガシャンッ
その時啓助の前方にあった固く閉ざされていた扉が開く
そこには、真っ赤に光るドラゴンパールがあった
啓助はそれを手に取る
啓助「2個目のドラゴンパール、ゲットだぜ!!」

No.118 思わず、 投稿者:りょりょ    投稿日:2010年05月06日 (木) 22時08分

始めのほうの、
『だが断る』に笑っちゃいました^^
さっすがお兄ちゃん、ツボをわかっていらっしゃる!
そして、やっぱ啓助くん好きです。
なんだか良いキャラしてますよね!
そのうち啓助くんのイメージ画描かせてもらってもいいですか??

No.120  投稿者:ふじさん   投稿日:2010年05月06日 (木) 23時47分

このセーブ&ロードシーンでは基本ボケさしてもらってますwww


啓助のイメージ画ですか?
どうぞどうぞ!(^^)




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