【広告】楽天市場から大感謝祭を開催中エントリーお忘れ無く

小説掲示板

ホームページへ戻る

名前
タイトル
本文
e-mail
URL
文字色
削除キー 項目の保存
No.161 騎士ガンダム戦記 フェイズ15「激突」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年12月12日 (月) 22時37分 [返信]

リーナスの本日の訓練を終えたGセイバーたちは城へ向かっていた。
デルタ「リーナスもやるようにはなってきてるな」
Gセイバー「うむ・・・後は実戦で上手くいくかだ・・・」
リーナス「ちょっと心配・・・」
マーク「大丈夫か?」
リーナス「ええ・・・とりあえず・・・ん?・・・」
デルタ「ん?・・・」
Gセイバー「リーナス?」
突然リーナスとデルタガンダムが立ち止まった。
リーナス「ここらへんになんかいそうかも・・・」
セカンド「え?」
デルタ「どうやら敵がいるみたいだ!」
剣を構えつつデルタが叫んだ直後、左右の林から多数の兵士が飛び出した!
ギャンクリーガー「てりゃあああ!!!」
ギャンクリーガーがGセイバーに切りかかってきた。Gセイバーは剣で素早くガードする。
Gセイバー「ジオン族のお出ましか!」
ジャック「くふふふ・・・まぁそんな感じだ」
マーク「あ、あの紋章は・・・」
ジャックの盾に描かれている紋章を見たマークは気づいた。あれは確か見た事がある。グレムリー公国のものだ。実はかつて彼はグレムリーに住んでいたことがある。だが父が国家に反逆したために殺され、母と共にガイア王国に逃げ延びた事があるのだ。
マーク「グレムリー公国・・・!何でジオン族に味方してるんだ!」
ジャック「貴様らに知る権利など無い!てゆーか生きる価値も無いわ!」
デルタ「なるほど・・・貴様らグレムリー公国がジオン族の味方をしてるってわけか・・・」
ギャンクリーガー「ふん!そういう感じよ!さっさとその娘をよこせ!てゆーか来い!リーナス」
リーナス「やだと言ったら?」
ジャック「全員死んでもらう!リーナス以外は!」
デルタ「却下、彼女は渡さん!どうせやっかいな事にしか使わないだろうな!」
ギャンクリーガー「そうかい!」
Gセイバー「と言う事だ!リーナス!戦闘配備!」
リーナス「り・・・了解!」
ギャンクリーガー「者共!かかれ!」
「おおーーー!」
モンスターや兵士たちが襲ってきた!ギャンクリーガーとジャックを含めると総勢24名。1個中隊クラスだ。構成メンバーはヒルドスティンガー3体、戦士ブグ5名、兵士アクトザク6名、闘士ヅダ2名、ワームライノサラス1体、魔術師ガザE3名、ブラウスワロー1体、後は人間の魔女が一人だ。
デルタ「こっちは5人、敵は24人・・・敵のほうが多いな・・・」
リーナス「それって・・・やばくない?」
セカンド「だが・・やるっきゃないか・・・」
ヒルドスティンガー3体がセカンドセイバーに襲い掛かってきた!
ヒルドスティンガー「死ねぇ!」
セカンドは素早く盾でガードし、それから剣でヒルドスティンガーをなぎ払った。
ジャックとマークも鍔迫り合いをしつつ交戦状態に入っていた。
そのマークにブラウスワローが空から襲ってきた!
ブラウスワロー「うおりゃあ!」
リーナス「危ない!」ヒュン!
リーナスが剣をブラウスワローに投げつけた。そして剣はブラウスワローに刺さった。
ブラウスワロー「ぐあああ・・・」
ブラウスワローは断末魔と共にそのまま落下した。それを見たGセイバーは。
Gセイバー「リーナス・・・剣は投げるもんじゃないけど・・ま、いいか」
闘士ヅダの攻撃をかわしつつGセイバーは言った。
デルタはサイズの大きいワームライノサラスと交戦状態に入っていた。
ワームライノサラス「こんなチビ助なんざ潰してくれるわ!」
ワームライノサラスは突進してきた。がデルタはそれを難なくかわす。
デルタ「とぉ!」
ワームライノサラス「うお!?」
そしてデルタの後ろから3人の戦士ブグが襲い掛かってきた!
ブグ「好きあり!」
デルタ「ふん!」かきん!
デルタはブグの剣を自分の剣で受け止め、そのまま切り払った。ブグたちはそのまま転倒した。
そしてデルタはそのままワームライノサラスに向かった。
ワームライノサラス「ふん!わざわざ死にに来たか!」
ところがデルタはそのままジャンプして、ワームライノサラスの頭上に飛び乗り、ワームライノサラスの頭に剣をぐさっ!と刺した。
ワーム「ぎゃあぁ・・・」
デルタ「でかければいいってもんじゃないぞ」
マリオン「うわ・・・やばい・・・魔術隊、攻撃!」
ガザE「はっ!」
人間の魔女ダークウィッチマリオンと魔術師ガザEが呪文を唱えた。そしてジャックやギャンクリーガーたちは退避を始めた。
マリオンたち「ムービガン!」
そして光弾がGセイバーたちに襲い掛かった。どかーん!
Gセイバーたち「うわっと!」
爆発はあったがGセイバーたちは何とか避けた。だがリーナスは遅れて回避したため、ちょっと飛ばされた。
リーナス「きゃっ!・・・痛たたた・・・」
ギャンクリーガー「よし!捕まえろ!」
兵士アクトザク「はっ!」
アクトザク二人がリーナスに襲い掛かった。だがリーナスは怯まずに剣で抵抗した。
リーナス「はっ・・・ええい!」ずばっ!
彼女が弱いと思ったのかアクトザクは剣を構えてなかったため、あっけなく切り裂かれた。
ギャンクリーガー「こ・・・こいつ・・・剣まで使えるように・・・」
デルタ「やれば出来るじゃないか」
マリオンは唖然とした。何故ならターゲットであるリーナスが抵抗するとは思いもしなかったらからだ。剣を使うなんて聞いてもいなかった。
マリオン「あの・・・ターゲットが反撃してますね・・・」
ジャック「見ればわかるわ!!」

続く


No.160 騎士ガンダム戦記 フェイズ14「迫りくる敵」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年12月10日 (土) 21時37分 [返信]

Gセイバーとリーナスの演習を眺めていたデルタとマークの前にGセイバーの弟剣士セカンドセイバーが現れた。
デルタ「そんなに兄貴が心配か?」
セカンド「まぁね・・・それに聞けば兄者は見ず知らずの娘の保護者になってるとか・・・」
デルタ「ああ・・・俺が命じた」
セカンド「デルタ騎士団長、貴方って人は・・・兄者が女が苦手なの知ってるでしょ・・・」
デルタ「まぁ・・・彼女の第1発見者はアイツだし・・・なぁ・・・」
マーク「なぁ・・・って俺に顔向けてどうするんです・・・」
その時、Gセイバーとリーナスが部屋に入ってきた。
Gセイバー「おーっす・・・ってセカンド!?」
セカンド「兄者!」
リーナス「誰?」
Gセイバー「あ、俺の弟のセカンドセイバーだ」
セカンド「兄者が変な小娘の保護者になったと聞いて心配で探しに来ましたが・・・」
リーナス「変な小娘って・・・私のことかしら・・・?」
Gセイバー「セカンドセイバーよ・・・コイツはリーナスって名前で記憶が無いけど魔法使える娘だよ」
リーナス「む・・・何よその言い方」
セカンド「リーナスだがべーナスだか知らないけどこの娘はちょっと危険では?」
デルタ「確かに危険だけどな・・・でも記憶の無いまま放っておくのはちょっと危険だ、ジオン族に狙われているって話だぞ」
セカンド「ジオンに狙われている時点でやばいですって!この国が攻撃される可能性が・・・」
リーナス「つまり・・・私はこの国にとっては迷惑ってわけ?」
セカンド「厳密に言えばそんな感じ」
リーナス(確かにそうかも・・・いずれこの国から立ち去ろうかな・・・)
デルタ「それも既に検討してる」
マーク「けどジオン族が仮に攻めて来ても大丈夫かもよ・・・兵力も僅かかも知れないし・・・それに軍の再編がもうじき終わるし・・・」
Gセイバー「それに彼女に自分の身を守れるようにこうやって訓練させてんだ、どうにかなるかもな」
セカンド「兄者・・・」
デルタ「よし、行くぞお前ら、城に帰るぞ」
一同「イエッサー!」

ガイア軍演習場から城までの道

ガイア軍の演習場は城から少し離れた場所に位置していた。その間の道にはいくつか林があって、少し薄暗かった。そこにジオン族とグレムリー公国の混成部隊が隠れていた。
ジャック「本当に奴は来るのか?」
ギャンクリーガー「多分な、斥候アイザックからの報告は確かだ、奴は・・・リーナスは演習場にいた、きっと城へ帰るためにここを通る、城への帰り道はここだけだ」
ジャック「ほぉ・・・さすが斥候アイザックだ」
マリオン「しっ・・・彼らが来ます・・・」
マリオンがそう言うとGセイバーたちが来た。
ギャンクリーガー「くくく・・・ここは奇襲にはうってつけの場所だ・・・ちょうど良かったぜ、よしいくぞ!!」

続く


No.159 騎士ガンダム戦記 フェイズ13「練習の時間」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年12月08日 (木) 22時19分 [返信]

ガイア王国軍演習場

リーナス発見から4日くらい後・・・発見者と言う理由でリーナスの面倒を見る羽目になった騎士Gセイバー。
ジオン族に狙われるリーナスはかなり強力な魔法は使えるけど普段は使えない。とりあえず拾った物とはいえ剣は持っているもののその腕は余りにも素人レベルであったのだ。
Gセイバーは魔法無しでも身を守れるようにリーナスを特訓させていた。
リーナス「えい!」かきん!
リーナスは模擬用の剣を振るった。だがGセイバーにあっけなくかわされ、Gセイバーの付きを喰らう。
リーナス「痛っ!」
Gセイバー「まだまだだな!」
リーナス「くぅぅ・・・」
リーナスはへたれこんだ。
リーナス「はぁ・・・私もGセイバーみたいに強くなれるかな?」
Gセイバー「まぁ・・・大丈夫だろ・・・お前も少し出来るようになってるけどさ」
リーナス「そうかな?私的にはへたくそだなって感じが・・・」
Gセイバー「まぁこのまま練習すれば大丈夫だろ・・・はぁ・・・デルタの奴、面倒押し付けやがって・・・」
リーナス「それじゃあもう一度・・・よろしく」
Gセイバー「はいはい」
そしてまた模擬演習を始めた。
リーナス「てえーい!」
Gセイバー「おっ!ちょっとはやるな!だが!」ひゅん!
リーナス「うわっ!」
Gセイバー「お!よけるとは!やるじゃんか!」
リーナス「よし・・・反撃!」
Gセイバー「おっと!」
リーナス「やるな!」
二人の演習を窓から騎士デルタが眺めていた。
デルタ「あいつら・・・やってるようだな」
そこに一人の男が通りかかった。人類種の男性だ。
男「あ・・・団長殿」
デルタ「おお剣士マークか」
剣士マーク「団長、一体何を・・・あ、Gセイバーにいる娘って・・・」
デルタ「ああ、話は聞いてるだろ」
マーク「ファイズ島でGセイバーたちが拾ったって言う?」
デルタ「そ、リーナスって言うらしい。発見したのはあいつだから彼女の事はあいつに任せた」
マーク「でも彼女、ジオン族のスパイじゃ・・・」
デルタ「そうかな?俺はそうは見えないぜ」
マーク「はぁ・・・」
リーナス「てりゃあ!」
Gセイバー「うおっと!甘い!」かきん!
リーナス「ありゃ・・・また負けた」
Gセイバー「これで40戦40敗だな・・・」
リーナス「うう・・・1日10戦・・・」
Gセイバー「今日はこの辺にするか?」
リーナス「あ・・・うん・・・わかった・・・お疲れ様!」じゃき!
そういうとリーナスは敬礼した。
マーク「大丈夫でしょうか?」
デルタ「多分大丈夫だな、あの娘」
マーク「いや、Gセイバーのほうですよ。アイツは女の扱いが少し苦手だし、それに今もあの事引きずって・・・」
デルタ「おいマーク。あの事をあいつの前で話すなよ・・・」
マーク「あ、はい・・・」
?「あの事ってまさかあの事ですか?」
デルタ&マーク「ん・・・うわっ!」
二人の後ろに独りのMS族がいた。Gセイバーに似ているが鎧が違うし、瞳の色も青い。
デルタ「なんだ・・・剣士セカンドセイバーか・・・驚かすなよ」
セカンドセイバー「すみませんね・・・兄者が5日も帰ってこないので探しに来ました」
マーク「ああ・・・そうかい・・・」

続く


No.158 騎士ガンダム戦記 フェイズ12「グレムリー公国の影」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年12月06日 (火) 22時19分 [返信]

グレムリー公国ペズン砦

リーナスの検査が行われているちょうどその頃、グレムリー公国の首都から少し離れた場所にはペズン砦があった。ここは元々は首都防衛のために建設された軍事拠点であったが、今では同国に匿われているジオン族の支配する基地になっていた。
そのペズン砦のてっぺんにある作戦司令室ではギレンが黒いローブの男と話をしていた。
?「で・・・国王陛下・・・例のものがガイア王国に取られたと言う情報はギャンクリーガーから聞きましたぞ・・・奴はまた出撃したがってるようだが・・・奪還しに行くとかぬかして」
ギレン王「ええ・・・あのものにチャンスをもう一度やったほうが良いぞ、奴は有能だ」
?「確かに・・・だがいずれ増長しかねんぞ・・・」
ギレン王「確かに・・・ですが使えるものは何でも使ってやりますぞ・・・この国の発展のためにね・・・」
?「ふん・・・わかったわかった・・・」
ギレン王「では」
ギレンはそのまま立ち去っていった。砦の外には馬車と護衛として黄色い犬のようなモンスターがいた。モンスターの名はバウンドウルフ、ジオン族加盟国と言う重要な職についているモンスターだ。
バウンドウルフ「陛下!」
ギレン王「待たせたな、今から帰るぞ」
バウンドウルフ「はっ!」
ギレンが馬車に乗ると運転手らしきMSが馬車を出発させた。
運転手のMSは騎士であった。彼は国王直属の騎士レイドである。
騎士レイド「ギレン王様・・・あのような輩は信用なりません!あんな無礼な連中にペズン砦を任せるなんて!」
ギレン王「レイドよ・・・確かに私も奴等はいけすかん、だが今は奴等を利用するまでよ、このリグ地方を支配するまではな・・・」
レイド「その後は・・・切り捨てると・・・?」
ギレン王「うむ」
レイド「ほぉ・・・流石は王様、奴は格好の道具と言う事ですね」
ギレン王「ふふふふ・・・そうだ・・・今は好きにさせておくが・・・」
そして同じ頃ペズン砦では・・・
ギャンクリーガー「司令官!奴の奪還に向かいます、準備にはちょっと時間がかかりますが、完了次第出陣します!」
?「そうか・・・頼んだぞギャンクリーガー、今度失敗したら貴様はクビだ!成功すれば騎士団長に任命するようにギレン殿に伝えておくぞ」
ギャンクリーガー「はっ!」
少女「あの・・・」
そこに一人の人間族の少女が箒に乗って現れた。
ギャンクリーガー「うわっ!・・・ダークウィッチマリオンか・・・驚かすな!」
マリオン「いえ・・・司令官・・・実は彼らの・・・グレムリー公国の言いなりになるのはどうかと思いますが・・・」
?「ふん!黙れ!今は利用されているフリをしていれば良いことだ」
マリオン「フリと言うと?」
?「まぁギレン王は落ち延びた我々を国の勢力拡大に利用しようと考えてるようだが、あんなおろかな男に利用されるジオン族ではない、いずれあの男には死んでもらう、そしてこの国は我々の支配下に置かれ、ここを足がかりにジオン族を再興するのだ!」
マリオン「この国を乗っ取ると・・・!?なんて事を・・・」
ギャンクリーガー「おい!貴様もさっさと出撃準備にかかれ!マリオン!あと邪騎士ジャックにも出撃するように伝えろ!」
マリオン「は・・・はい・・・!」
マリオンは司令官に恐れを抱きつつも部屋から出た。
?「斥候アイザック」
司令官の一言で壁から斥候アイザックが出てきた。
斥候アイザック「はっ!」
?「マリオンを見張れ、奴は我々の秘密を漏らす可能性がある」
アイザック「はっ・・・場合によっては・・・」
?「殺しても構わん」
アイザック「了解!」
そういうとアイザックは素早く。
ギャンクリーガー「さて・・・俺も持ち場に戻るか・・・」
そしてギャンクリーガーも部屋から去っていった。
?「さて・・・忙しくなるぞ・・・ククク・・・奴を・・・コードネーム「リーナス」を手に入れれば・・・くははは!」

続く


No.157 RPG伝説魔獣「センターオブジアース」 投稿者:ふじさん    投稿日:2011年12月05日 (月) 20時05分 [返信]

あらすじ
マーメイ島に生息する獣人種、モオル族のモルと出会った啓助一行
モルに頼まれて、最近地底国に出没するようになった魔物の討伐を頼まれた
モルの話によればそれは啓助と言えども敵いそうになさそうな敵
果たしてその正体は………?
***本編***
啓助「それにしても長いトンネルだな……」
前回でモルとその仲間達が掘ったトンネルを通る
小龍「正確にはわかってないですが、聞いた話では長くて3kmは掘るらしいですよ」
ティル「あの小さい体で3kmってどんだけ掘るの早いんだよ;」
大龍「あ!そんな事より出口が見えてきたみたいヨ!!」
啓助「おぉ!この先か!」
トンネルの先の光を見つけるなり、一目散に走り出す
……………が


啓助「ぬおぉわぁぁぁぁぁぁ!?」
ドシーン!
その穴は地底国の天井に当たる部分に空いていたものだったので、そのまま落ちてゆく啓助
大龍「あーあ………大丈夫?啓助」
他のメンバーも降りて、人型の穴の空いた地面から啓助を引っ張り出す

啓助「いててて…掘る場所考えろよな……」
ようやく穴から這い出す
ティル「ここが地底国か………」
啓助「へぇ、意外と奥には広いんだな」
地底国の全貌は、縦にはあまり大きくないものの、奥にずっと続く構造
我々の世界で言えば地下鉄の地下街のようなもの
啓助達からすれば狭い空間ではあるものの、人間の4分の1程度しか無い身長のモオル族にとっては充分広い世界であった

「あ!おーいこっちこっち!!」
ふと啓助達を呼ぶ声が聞こえる
その方向を見ると、そこには手を振るモルが居た
啓助「お、そこか!ってなんで喋れ……あ、ほ○やくこ○にゃく食ったからか」
モル「いや〜、皆大きいから一目でわかったよww」
啓助「そっちが小さいんだよw んで?問題の魔物ってのはどいつだ?」

モル「あ、そこを真っすぐに行った所の広場に居るよ!
元はもっと皆で遊んだりして楽しい場所だったんだけど、その魔物のせいで皆近づかなくなっちゃったんだ………」
啓助「そうか……まぁ、出来るだけやってみるさ」
モルの頭を撫でてその広場へ向かう
モル「頑張って!僕は恐くて陰で見守るくらいしか出来ないけど……」
大龍「任しときなヨ!アタシ達、これでも強いんだから!!」


そして広場へ着いた
そこに待っていたのは……
ただの子スモスだった

…………
(゚Д゚(゚Д゚(゚Д゚(゚Д゚)←啓助一行

啓助「えっと……モル、あれか?」
モル「うん」
こっくりと頷く
ティル「そうか、ビビって逃げてて戦わなかったから強さがわからなかったのか………啓助、任せた」
小龍「同じく」
大龍「全員で叩くまでも無いヨ」
あまりに呆気ない正体に呆れ、一気にやる気を無くした一行

啓助「ほいほい。
汚物は消毒だぁー!!」
すぐさまイフリート(ファイアソード)を呼んでその炎で焼き尽くす
植物だけに一瞬で消し炭になった子スモスだった
モル「わぁ凄ーい!!」
モルが拍手をして喜ぶ
いや、気がついたらモルの他にもモオル族がおり、同じように喜んでいた

あまりに呆気なさ過ぎる結末であったが、とりあえず目的は達成したしよしとする啓助達だった………


つづく
[てことでセーブしますか]
いいとも←ピピッ
だが断る
[セーブしますた]


No.155 騎士ガンダム戦記 フェイズ11「リーナスの謎」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年12月03日 (土) 22時13分 [返信]

ガイア城内ネクティスの研究室

記憶の無いリーナスの調査を砲術師ネクティスに依頼した騎士Gセイバーと戦士ジムストライカー。
彼らの上官である騎士団長デルタも一緒にいる。
ネクティスはまず、リーナスの身体検査をしてみる事にした。
ネクティス「あー・・・リーナス殿、とりあえず恥ずかしいと思うけど鎧を脱いでくれない?それからこの台に」
リーナス「あ・・・はい・・・」
リーナスは鎧を脱ぎ、それから手術台のような台に横になった。
リーナス「これでどう・・・」
ネクティス「うん、そうだね」
リーナス「私さ・・・魔法を使うときにお腹と掌に妙な文字が光って浮き出るの」
ネクティス「妙な文字?」
Gセイバー「俺も見たぞ、ちょっと変な文字だったけど」
ネクティス「文字って・・・」
リーナス「はぁ・・・早く調べてよ」
ネクティス「わかったわかった」
ネクティスはそういうと杖をリーナスの体にかざした。これで魔力レベルを調べているのだ。
ネクティス「ふむふむ・・・うわ・・・」
ネクティスがちょっと驚いたような表情をした。
ネクティス「お前さん、ちょっとやばいかも」
リーナス「どういう事?」
ネクティス「いやさ・・・お前の魔力なんだが・・・かなり強力だぞ」
デルタ「それはどのくらいのレベルだ?」
ネクティス「まぁ・・・せいぜい、1個師団レベルって所かな?」
一同「なにぃーーーー!?」
リーナス「そ・・・そんなにヤバイの?」
リーナスが心配そうに呟いた。もし自分がかなり危険な者と知れば、この国に迷惑がかかると思ったのだ。
ネクティス「あのさ・・・今ここで魔法使ってくれない?」
リーナス「え・・・でも・・・どうやるかわかんないし、それにあれは・・・なんか危ない時に発動したようなものだし、頭に呪文が浮かんだようなものだったし・・・」
デルタ「つまり・・・今の状況じゃ使えないって事か、残念だったなネクティス」
ネクティス「うむ・・・」
リーナス「はぁ・・・それじゃあますますわからずじまいね・・・」
自分の体を眺めつつリーナスは溜息交じりの言葉を吐いた。
そしてちょっと考えて、あることを思いついた。
リーナス「ねぇ・・・とりあえず・・・全部脱いで良い?」
一同「・・・はいぃぃ!?」
リーナス「いやさ・・・私が裸になってさ、それでこの体を徹底的に調べてくれない・・・?」
その大胆な発言に対してGセイバーたちは顔を赤くしつつ、恥ずかしそうに叫んだ。
Gセイバー「いや・・・だ・・・ダメだって!」
ネクティス「そうだ!それはダメだ!」
デルタ「却下だ!騎士団長として命ずる!ちょっと恥ずかしいし・・・」
リーナス「あ・・・ごめん・・・やっぱダメなのね・・・」
リーナスも顔を赤くしつつ言った。どうやら本人も恥ずかしかったらしい。
Gセイバー「でも・・・今思ったんだけどお前さ・・・ジオン族に狙われてるだろ」
リーナス「そうよね・・・ならばこの国から出て行こうかな?」
Gセイバー「勝手な事言うなよ、せっかく連れてきたのに・・・それでもし敵と遭遇した場合どうする?」
リーナス「そりゃあ・・・戦うしかないよ、魔法で」
ネクティス「でももし万が一魔法が使えないとどうする気だ?」
リーナス「拾った剣があるわ、それで応戦するわ」
Gセイバー「おいおい、お前の剣の腕ってさ、見たところ素人っぽいぞ、その腕じゃあっけなく捕まるのがオチだな」
それに対しデルタが言い出した。
デルタ「そうなのか?」
リーナス「私、剣の事なんか全然わかんない・・・振り回す事くらいしか・・・」
デルタ「はぁ・・・こりゃあ鍛えるっきゃないな」
Gセイバー「俺も同感」
リーナス「え・・・?」
デルタ「Gセイバーよ、とりあえずお前がコイツに剣を教えてやれ、発見者なんだからさ」
Gセイバー「え?俺なの?・・・確かに少しの期間だけ剣の教官をした事はあるけど」
デルタ「う〜〜〜ん・・・そうだな、ついでにリーナスの記憶が戻るまで彼女の面倒を見てやるんだな」
Gセイバー&リーナス「え・・・えええええ!?」

続く

No.156 はわわわわw 投稿者:ふじさん    投稿日:2011年12月05日 (月) 18時58分

久々に来てみたらGXさんが小説更新していたとは………
それも1ヶ月近く前から

僕も負けずに伝説魔獣を更新したいと思います!!


No.154 騎士ガンダム戦記 フェイズ10「騎士デルタガンダム」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年11月30日 (水) 22時58分 [返信]

ガイア王国ガイア城

リーナスを連れて帰還したGセイバー御一行。ガイア城は大きかったが所々工事中のところがあった。リーナスがそれを指摘するとジオンの侵攻の際にやられたところを修復していると兵士達は言ってくれた。
リーナス(大変だったんだな・・・)
リーナスは心の中でそう思った。
そして王の間にご一行は到着した。そこにはガイア王国の国王グレーブスがいた。Gセイバーたちは一斉に敬礼した。
Gセイバー&ストライカー「Gセイバー以下4名、帰還しました!!!」
グレーブス王「うむ・・・兵士を10人失ったようだな・・・ジオン族がまた動くとはな・・・」
ストライカー「すみません・・・俺たちはあいつ等を甘く見てました・・・くぅ・・・」
グレーブス王「仕方あるまい・・・で、その娘が・・・」
Gセイバー「ジオン族の拠点らしき所で発見した少女です、名前は・・」
リーナス「リーナスです!どうも・・・!」
リーナスもGセイバーたちに習い敬礼する。少し震えているが緊張によるものである。
ストライカー(うわ・・・そりゃあ王様とこうしてあってるからな・・・緊張するのも無理ないか・・・)
戦士ジムストライカーが心の中で悟った。
Gセイバー「実は彼女、記憶が無いそうです。目覚めた時は変な水晶から出てきたようだったと供述してます」
リーナス「まぁ・・・そんな感じです・・・多分・・・生まれて間もないかも知れない・・・魔法っぽいものも使えます・・・」
グレーブス王「まぁ・・・少し礼儀が良いのか悪いのか・・・」
Gセイバー「まぁ・・・とりあえず彼女、緊張してるみたいです、ウチの騎士団長に合わせつつ、砲術師ネクティスのところに連れてきます」
グレーブス王「ネクティスか・・・あやつなら何とかしてくれるかもしれんな・・・今あやつは騎士団長の騎士デルタの所にいるはずだ」
Gセイバー「そうですか、それでは・・・リーナス、行くぞ」
リーナス「あ、うん」
ガイア城のとある一室のドアに着いたGセイバーとジムストライカー、リーナス。
ここは騎士団長の自室らしい。Gセイバーがノックをし、「入っていいぞ」と中から声がし、そしてドアノブに手をかけた。
?「お、戻ったか」
?「お、Gセイバーじゃん」
その部屋には2名のMSがいた。一人は金色で派手っぽい奴で、もう一人は背中に槍のような尖がった物を背負っていて、杖のようなものを腰にぶら下げている。
金色の奴に対しGセイバーたちが敬礼した。
Gセイバー&ストライカー「騎士デルタガンダム団長!ただいま帰還しました!」
デルタ「うむ、ご苦労・・・」
どうやらコイツがGセイバーたちの上官デルタガンダムのようだ。
デルタ「はぁ・・・聞いたよ、兵士をむざむざやられるとは・・・」
Gセイバー「すいません・・・」
?「まーまー、今は軍は再編中なんだし仕方ないっしょ」
デルタ「ネクティス・・・確かにな、今復興も終わってるがな・・・」
Gセイバー「そうだ、実はファイズ島でちょっとした発見をしまして・・・」
デルタ「発見?」
ストライカー「コイツです」
ストライカーがリーナスを指差した。
Gセイバー「コイツは記憶が無いリーナスって言う奴で、ジオン族の拠点っぽい所で発見しました!」
デルタ「そ・・・そうなんだ・・・」
ネクティス「案外可愛いじゃん♪」
リーナス「ど・・・どうも・・・」
リーナスは敬礼してみた。
デルタ「あのさ・・・Gセイバー・・・俺に敬語はやめてくれないか?」
Gセイバー「何故に?」
デルタ「いや、毎回言ってると思うけど、いくら俺が騎士団長だからって幼馴染のお前に敬語で話されるとちょっと恥ずかしいんだよ・・・」
Gセイバー「あ、ごめん・・・」
リーナス「幼馴染なんだ」
ストライカー「ああ、実はな」
Gセイバー「あ、そうそう!ネクティス、実はお前にも用があるんだ」
ネクティス「何か?」
Gセイバー「実はコイツ、魔法使ったんだよ・・・記憶が無いのにさ」
ネクティス「え?そうか、通りで魔力の気配を感じてたが、この子か」
Gセイバー「砲術師のお前さんにコイツの検査を頼む、なんかコイツの事がわかるかも知れないからな、それにお前ならコイツの記憶を戻せるかも知れないし」
リーナス「Gセイバー・・・私からもとりあえずお願い・・・ネクティス・・・だっけ?」
ネクティス「わかったよ、けど記憶を戻す魔法はちょっと無理があるぞ。てゆーかそんな魔法聞いた事無いけど」
Gセイバー「あら、魔法でどうにかできると思ったんだが」
ネクティス「あのさ・・・魔法は万能じゃないんだ、何でも出来るとは限らない」
リーナス「そうなんだ・・・」
リーナスは残念そうに呟いた・・・

続く


No.153 騎士ガンダム戦記 フェイズ9「ガイア王国」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年11月28日 (月) 23時02分 [返信]

リグ地方ガイア王国シドニィ港町

シドニィ港町はガイア王国、強いてはリグ地方最大の港町で、ジオン族の侵略まではかなりの発展をしていた。そしてジオン族の敗走により、復興し、再びかつての活気を取り戻しつつあった。
夕闇が迫る中、その港町に騎士Gセイバーたちの乗った船が到着した。

Gセイバー「着いたか・・・はぁ・・・」
ばしゃっ!
リーナス「きゃっ!」
Gセイバーたちの船の前方にモンスターが浮上した。上半身はMSっぽいが下半身が魚っぽいモンスターが。
?「お帰りなさい」
ストライカー「よっ」
Gセイバー「おいおいリーナス、大丈夫だ。コイツはマーメイドジムって奴で結構良い奴だぞ、入港してくる船の水先案内とかやってる」
マーメイドジム「どもども」
リーナス「あ・・・どうも・・・」
マーメイドジム「いやぁ〜・・・半年以上前はジオン族のせいでここらへんは滅茶苦茶になってたけどおかげでもうこんなに直ったよ、ジオンの水中モンスターどもが略奪を始めるわで私らも仕事がなくなるんじゃないかって怖かったよ〜・・・」
マーメイドジムは世間話を始めた。
Gセイバー「そんじゃ、俺たちはこれで。」
そういってGセイバーたちは船を降りて地上に出た。
その後、Gセイバーたちは馬車に乗った。人が多数乗れるほどの馬車だ。
リーナス「ふうん・・・モンスターにあんな奴がいるんだ・・・」
Gセイバー「まぁな」
ストライカー「ここもすっかり元通りになったな、半年以上前はズタボロだったぞ」
Gセイバー「ああ・・・」
リーナス「ズタボロって・・・?」
Gセイバー「ああ、お前は記憶空っぽで知らんだろうが実はここらへんはジオン族の侵略受けてさ、もう荒らされ放題だったのさ」
ストライカー「けどジオン族の統制が突然乱れたんだ。情報によるとボスがくたばったらしいんだってさ。その隙を突いて俺たち王国軍とレジスタンスでジオン族をボコったって事さ」
リーナス「そうなんだ・・・」
Gセイバー「なんでもジオンのボスを潰したのはガンダム族って勇者とやらの末裔らしい」
リーナス「ガン・・・ダ・・・ム・・・」
ストライカー「多分コイツもそのガンダム族かも知れないんだよ」
ストライカーがGセイバーを指差した。
Gセイバー「ああ、なんとなく顔がガンダム族に似てるって言われてるからちやほやされてる・・・俺はどうあろうが知った事じゃないけどわからん」
リーナス「ガンダム・・・」
Gセイバー「リーナス?どうした?」
リーナス「いや・・・よくわかんないんけど・・・ガンダムって聞いた事あるような・・・」
Gセイバー「まさかお前・・・ガンダムと会ったことあるとか?」
リーナス「そんなの知らないよ・・・でも・・・ああ!わかんないよ!」
Gセイバー「はあ・・・やれやれ」
リーナス「それで私達はどこに向かってるの?」
Gセイバー「このガイア王国の中央たるガイア城だ、報告とお前さんの調査だよ、多分記憶が戻るかもしれないからな」
リーナス「はぁ・・・」
ストライカー「見えてきたぞ、ガイア城だ」
前方に大きな城が見えてきた。あれがガイア城なのかとリーナスは思った。

リグ地方南方グレムリー公国

ここはガイア王国から離れた小国グレムリー公国。森と荒野が隣り合っていると言うアンバランスな地形に囲まれながらも資源に恵まれたこの国は現国王ギレンが支配する独裁国家である。
「力が正義」と言う理念の下、軍備を増強していった、小さいけど力が強い国家であった。そのためかこの悪政に反発する国民もいたが、そういった者は速攻で処刑されていった。
そんな恐怖政治に支配されたグレムリー公国は周辺国は知らないのだが実はジオン族に加盟していた国家だったのだ。皇帝ジークジオンの死後、リグ地方に展開していたジオン族の各部隊はここに匿われていた。
そのグレムリーの中央にある城の王の間で国王ギレンとファイズ島から帰ってきたジオン族の騎士ギャンクリーガーが会話をしていた。
ギャンクリーガー「ギレン殿・・・申し訳ありません・・・例のものをガイア王国の連中に奪われました・・・と言うか奴が勝手に付いて行ったと言うか・・・」
ギレン王「馬鹿者!あれをやすやす持ってかれただと!?・・・あれはどれだけ重要かわかってるのか!?」
ギャンクリーガー「申し訳ありません!必ず奪回します!」
ギレン「頼んだぞ!騎士ギャンクリーガー!貴様らジークジオン殿を失ったジオン族を匿ってやってるのだ!奴を奪回した暁には貴公を騎士団の団長にしてやっても良いんだぞ!」
ギャンクリーガー「はっ!喜んで!」
ギレン「それと奴にも伝えておけ、貴様らの総司令官にもな・・・」
ギャンクリーガー「はっ!・・・司令にもか・・・」
ギャンクリーガーが城の通路を歩いていると人間族の男がいた。
?「ギャンクリーガー殿・・・失敗したそうですな」
ギャンクリーガー「邪騎士ジャックか、愚痴を言いに来たのか」
邪騎士ジャック「まぁそれもありますが、戦力を失った事に抗議しに来ただけです」
ギャンクリーガー「ほぉ・・・」
邪騎士ジャック「戦死者17名とは・・・やってくれましたね!我々の貴重な戦力を死なせるとは!」
ギャンクリーガー「言いたい事がそれだけならさっさと立ち去れ!俺はこれから司令の所に報告しに行くんだから無駄に時間は潰したくない!」
ギャンクリーガーは怒りながら去って言った。

続く


No.152 騎士ガンダム戦記 フェイズ8「帰還」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年11月25日 (金) 22時15分 [返信]

ジオンのモンスターの攻撃で窮地に陥ったジムストライカー隊だったがGセイバーの加勢でなんとかその危機は去ったが・・・

リーナス「出口は滝の裏だったのね。水しぶきが冷たい」
リーナスが滝の裏の洞窟から出てきた。Gセイバーとリーナスはギャンクリーガーたちとの戦いの後、洞窟を当ても無くさまよっていた所、滝の裏に繋がる出口に辿り着き、今に至る。
Gセイバー「おいリーナス。お前はとりあえず隠れてろ」
リーナス「え・・・でも・・・」
タートルゴッグ「キサマぁ・・・邪魔しやがって!」
Gセイバー「汚い手段で攻撃するとはな。戦士の風上にも置けないな!」
クラブマラサイ「生憎俺たちは戦士じゃないんで!」
ストライカー「確かに・・・納得」
Gセイバー「納得するなよ!」
タートルゴッグ「野郎共!やっちまえ!」
タートルゴッグの号令でクラブマラサイ達が襲い掛かってきた。
クラブマラサイ達「喰らえ!」
クラブマラサイ達の巨大なハサミがGセイバーとジムストライカーに襲い掛かった。だが二人は後ろへ飛び跳ねて回避した。
ストライカー「よくも部下を殺してくれたな!この借りは倍にして返してやる!」
前方へ飛び跳ねたストライカーはご自慢の武器ツインスピアをクラブマラサイの頭部めがけて振りかざした。がきぃん!
だがクラブマラサイの甲羅でガードされた。
クラブマラサイ1「甘い!甘い!」
ストライカー「じゃあこれはどうかな?」
クラブマラサイ1「え!?」
ツインスピアをクラブマラサイの目にぐさっ!と付き刺した。
クラブマラサイ1「ぎゃああ!目が!目が!」
ストライカー「トドメ!」
ストライカーはもう1回突き刺した。クラブマラサイを1体倒した。残りは3体。
Gセイバーもクラブマラサイ2体と交戦中であった。
Gセイバー「てりゃあ!」
ばきぃ!とGセイバーがクラブマラサイの1体に蹴りを入れた。蹴られたクラブマラサイはひっくり返って動けなくなった。
クラブマラサイ2「うああ!くそー!」
Gセイバー「よし!」
クラブマラサイ3「後ろががら空きだ!」
だがそのクラブマラサイの後ろからジムU達がボーガンで攻撃してきた!
兵士ジムU「この野郎!」
クラブマラサイ「ぐあ!足に矢が・・・」
足に矢が突き刺さった。
兵士ジムU「今です!隊長!」
ストライカー「サンキュー!うおりゃああ!」
ストライカーのツインスピアでクラブマラサイの顔にツインスピアを突き刺した。同じくGセイバーもひっくり返ったクラブマラサイの腹を切り刻んだ。
残るはタートルゴッグだけである。
Gセイバー「覚悟しろ!このゲス野郎!」
タートルゴッグ「くっ!俺をなめんなよ!」
ストライカー「何を!」
ストライカーが突っ掛かった。だがタートルゴッグは自慢の甲羅でガードした。
ストライカー「うわ!」
タートルゴッグ「ふん!俺を甘く見たな!」
だがその直後。
タートルゴッグ「何!?」
グサッ!Gセイバーがタートルゴッグの頭部に剣を突き刺した。
タートルゴッグ「ぐおおお・・・」
タートルゴッグはそのまま、泉に落ちて沈んでいった。
リーナス「Gセイバー・・・大丈夫?てか、この人たち誰?」
Gセイバー「ああ、とりあえず大丈夫だ。んでコイツらは俺の仲間だ」
ストライカー「助かったぜ・・・また助けられたな」
Gセイバー「ったく・・・お前は」
ストライカー「てゆーかそこにいる鎧着てる娘っ子はなんだ?」
Gセイバー「コイツは洞窟で出合った記憶空っぽで魔法使うおっかないかもしれない娘っ子のリーナス」
リーナス「む・・・おっかないって・・・」
Gセイバーとストライカーは互いに起こった状況を報告しあった。
ストライカー「んで、コイツは魔法使えるのか」
Gセイバー「ああ、どうやらな、なんかコイツの体に変な文字が光りながら浮かんで来たんだよな」
リーナス「そうなの・・・一体なんなんだか・・・」
Gセイバー「多分コイツはストライカーの言うとおりジオン族の忘れ物かも知れないな」
リーナス「忘れ物って・・・私が・・・」
兵士「でも重要なのにどうして忘れるんだろ?」
Gセイバー「さぁ?誰でも忘れる事はあるさ」
ストライカー「・・・1度帰還したほうがいいかもな、コイツを連れてってさ」
Gセイバー「そうだな、いずれ記憶も戻るかもしれないしな、どうする?リーナス」
リーナス「・・・わかった、とりあえず着いて行くよ・・・」
兵士達「大丈夫かな・・・?」
Gセイバー「よし!帰還するぞ!」
Gセイバーたちは船を止めてある砂浜へ向かっていった。

ファイズ島の崖

夕方、空は美しい夕焼けに染まっていた。なんとか辿り着いたGセイバーたちを乗せた船を見つめる者がいた。騎士ギャンクリーガーである。
ギャンクリーガー「ちっ!・・・厄介な事になったな・・・奴がガイア王国の連中の手に落ちるとは・・・コードネームリーナス・・・奴はなんとしても我々が・・・」
ギャンクリーガーは舌打ちしつつ、彼らを見つめていた・・・

続く


No.151 騎士ガンダム戦記 フェイズ7「ストライカー絶体絶命!?」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年11月23日 (水) 22時02分 [返信]

ファイズ島の滝

Gセイバーとリーナスが騎士ギャンクリーガーを追い払ったその頃、戦士ジムストライカーたちはと言うと滝のある所にいた。
兵士ジムU3「はぁ・・・はぁ・・・隊長、ここで一休みしましょうよ・・・」
ストライカー「おいおい!へこたれんな!」
兵士ジムU4「そんな事言ったってもうかれこれ3時間も歩きっぱなしですよ!」
ストライカー「・・・仕方ないな、よし!ここで休憩!」
兵士達「ふう・・・」
兵士達はくたびれてそのまま座り込んだ。
ストライカー「Gセイバーの奴・・・どこにいるんだか・・・」
兵士ジムU3「隊長、この島には何にも無いみたいですね・・・敵はあのモンスターだけみたいだったし」
ストライカー「ん〜・・・そうか?俺的にはなんか用があったと思うな」
兵士ジムU3「連中がここを放棄したのに何故いちいち戻ってきたのかわかりませんよ」
ストライカー「俺だって・・・わからん!」
兵士達「・・・」
再び兵士達はあきれたのであった。その時・・・
ストライカー「おい・・・休憩は終わりだ」
兵士ジムU4「え?」
その直後、泉から何者かが飛び出した!
ストライカー「てりゃああ!」がきぃいん!!
ジムストライカーはツインスピアを振り上げた。
?「くそぉ!」
泉から飛び出したのはモンスターだ。巨大な甲羅を持った亀みたいなモンスター、タートルゴッグだ。
ストライカー「ほぉ・・・こんな所にもいるのか、ジオン族は神出鬼没だねぇ」
タートルゴッグ「ふん!俺を見たからには生かしちゃおけないな!野郎ども!かかれ!」
タートルゴッグの号令でモンスターが多数現れた。カニ型モンスターのクラブマラサイ3体、トビウオッゴ4体、タートルゴッグを入れると合計8体だ。これではストライカー達の方が不利である。敵は数で攻める気だ。
ストライカー「くそ・・・!お前ら!下がれ!お前らじゃこの数は相手にならんぞ!」
兵士ジムU3「いえ!俺たちもやってやりますよ!」
兵士ジムU4「勝てるかな・・・?」
兵士ジムU3「弱音吐くな!」
ストライカー「おまえら・・・よし!行くぞ!」
兵士達「おおーーーー!!」
タートルゴッグ「くっ!あくまで戦う気だな!やっちまえ!」
モンスターたち「了解!」
まずトビウオッゴ達が両鰭にある爪で切りかかってきた。しかしジムストライカーのツインスピアで2体が両断され、残る2体もジムUの剣でさばかれた。
タートルゴッグ「うおりゃあ!」
その直後だった。タートルゴッグが後ろから自慢の両手の爪でジムストライカーをひっかいた。
ストライカー「うわっ!」
タートルゴッグ「どこを見てるんだ?がははは!」
兵士ジムU3「あいつ!後ろから・・・!汚い!」
兵士ジムU5「ぐええっ!」
後ろから悲鳴が上がった。クラブマラサイ達が他の兵士達を巨大なハサミで切り裂いたのだ。
兵士ジムU4「さっきのは・・・囮か!」
クラブマラサイ「ご名答!うらっ!」ばき!
兵士ジムU3&4「うわっ!」
クラブマラサイが後ろからジムU二人に体当たりをかました。
タートルゴッグはジムストライカーの首を締め付けていた。
ストライカー「くっ・・・仲間を囮にして見殺しにするとは・・・卑怯だな・・・!」
クラブマラサイ「戦いに卑怯もクソもないんだよ!」
タートルゴッグ「大人しくくたばりな!」
兵士ジムU3「た・・・隊長!」
ストライカー「くそぉ・・・!」
タートルゴッグ「ぐへへへへへ!」
そのときである。どこからか剣が飛んできてタートルゴッグの腕にぐさっ!と突き刺さった。
タートルゴッグ「ぐ・・・ぐあああああ!」
ストライカー「うおっと・・・」
ストライカーはなんとか拘束から放たれた。
クラブマラサイ「な・・・なんだ!?」
Gセイバー「ジムストライカー!大丈夫か!?」
ストライカー「Gセイバーか!」
兵士ジムU3「騎士Gセイバー殿!」
そこに現れたのは騎士Gセイバーであった。
クラブマラサイ「くそ!敵の増援か!」
Gセイバー「洞窟を抜けたと思ったらこんな所に出てくるとはな・・・」

続く




Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場から大感謝祭を開催中エントリーお忘れ無く
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板