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No.172 騎士ガンダム戦記 フェイズ24「救出」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年01月16日 (月) 22時38分 [返信]

ハービック村内部

デルタたちがデュバルを撃破したその頃、セカンドセイバーとマークを含む2個小隊は村の内部に易々と突入した。ちなみにリーナスとGセイバーの部隊は遺跡へと向かっていた。
敵は余り出てこなかった。どうやらデルタたちのほうに目が行ったのだろう。
マーク「こう易々入るとなんか嫌な予感がするんだが・・・」
セカンド「確かに・・・」
兵士フリーダム「大丈夫ですよ!敵の主力はどうやらデルタ団長達の方に行ったんだし♪」
兵士フリーダムが軽い感じで言った。
セカンド「そうか?俺はそう思えないんだが」
セカンドがきつく言った。
マークは周囲を見て嫌な顔をした。少数だが村人の死体が放置されていた。きっと反発したために殺されたのだろう。中には首を切られた者までいた。
セカンド「くぅ・・・」
セカンドもだ。吐き気もしそうだった。許さない。こんな非道な行いをするジオンとグレムリーの連中が。二人はそう感じた。
兵士ジムU「もうそろそろ村長の家です」
村長の家が見えてきた。敵の護衛がいる。石のような体のモンスターストーンズサだ。
ストーンズサ「敵か!ここを通すわけにはいかないな!」
セカンド「キサマ・・・ベン村長と台風騎士ジーティフォールはどこだ?ここか?」
ストーンズサ「知る必要は無い!やれ!」
ストーンズサの号令で闘士ヅダと戦士アッガイが村長宅のドアから現れた。
闘士ヅダ「念のためにここにいてよかったぜ」
戦士アッガイ「まさか村道の連中が囮とはな・・・」
ストーンズサ「くらえ!」
ストーンズサがミサイルを撃ってきた。
フリーダム「うひゃあ!」
セカンド「散開しろ!」
ミサイルが地表に当たり、爆発していく。
マーク「厄介な相手だな」
ヅダ&アッガイ「とりゃああ!!!」
アッガイとヅダが突撃してきた。
フリーダム「ぐああ・・」
フリーダムが一人やられた。そうか、こうやって各個撃破していくつもりだな。
セカンド「させるかよ!」
セカンドがアッガイを斬り付けた。だが致命的ではなかった。腕に傷が付いただけだ。
アッガイ「やってくれるな・・・」
そこにマークが上から飛び出し、刃をアッガイの頭めがけて突き出した。
マーク「うおりゃあああ!!」ぐさっ!
アッガイ「ぐあああ・・・」どさっ
脳天を刺されたアッガイはそのまま倒れた。
セカンド「まず一人!」
ストーンズサ「くっ・・・こいつら!」
ストーンズサがミサイル発射体制に入った。
ジムU達「させるか!」
ジムU達がボーガンを発射し、ズサの背中のミサイルに目掛けた。
ストーンズサ「あ」
矢は見事ミサイルに命中。そして。
どかーん!!!
ストーンズサ「ぐぎゃああああ」
ストーンズサは悲鳴を上げて爆発した。
ヅダ「うわっ!!」爆風でヅダが吹き飛んだ。
セカンド「こいつは俺達に任せてマークは二人を探して!」
マーク「わかった!」
そういってマークは村長宅の裏にいった。
村長宅の裏庭には十字架に貼り付けにされたベン村長とジーティフォールがいた。
ベン「騒がしいな・・・」
ジーティフォール「お!村長!」
マーク「二人とも!大丈夫ですか!?」
ベン「貴殿は確かガイアの・・・」
マーク「剣士マークです!助けに来ました!」
ジーティフォール「すまないな・・・連中が汚い手を使ってな・・・不覚だった」
マークは二人の手足に縛られた縄を解き、十字架から二人を解放した。
ジーティフォール「よし・・・ジオンのゲスどもめ・・・この借りは数倍にして返してやる!」
ジーティフォールの目が炎のように燃えている。反撃の始まりを告げるように・・・

続く


No.171 騎士ガンダム戦記 フェイズ23「ハービック村道戦」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年01月12日 (木) 22時08分 [返信]

ハービック村道

ハービック村への入り口であるハービック村道、ここは少し狭い岩場であり台人数で来るのは困難な地点だ。ここでハービック村を占拠したジオン族グレムリーの連合軍とガイア軍がついに激突した。
しかしガイア軍が投入した戦力は騎士団長騎士デルタの部隊と砲術師ネクティスの部隊、そして戦士ジムストライカーの部隊、合計3個小隊だけで、それに対してジオン族は剣士デュバルと騎士ゲルググを中心とした2個中隊だ。
しかし岩場が狭いため1度に大部隊を入れることは出来ない。
デュバル「持久戦でもする気か?」
デュバルは思った。きっと敵は自分達を小部隊ごとに倒して、増援が到着するのを待つ持久戦に持ち込むつもりかと。
騎士ゲルググ「ふん!こんだけの戦力で俺たちに挑むつもりか!」
騎士ゲルググの攻撃をかわしつつ、ジムストライカーは挑発しつつツインスピアを突き出した。
ストライカー「そのつもりだよ!」
ゲルググ「うおっと!」
ゲルググはかわす。
デルタ「まだか?」
デュバルと剣を交えつつ、デルタは言った。
ネクティス「頼んだぜジャグラー・・・それにセカンド・・・」
ネクティスは心配そうに呟いた。そのときだ。デルタたちの後ろで信号弾が発射された。
ぱーーーん!!!
ネクティス「お!準備完了か!」
デルタ「よし!一旦撤退!」
ガイア軍「おおー!」
突然ガイア軍が後ろに下がり始めた。ジオンはガイア軍が圧倒的戦力差に恐れをなして逃げたと思い始めた。
騎士ゲルググ「ふん!バカめ!ついに怖気づいたか!はははは!!」
デュバル「にしては変だな・・・」
ジオンは油断したそのとき。
ジャグラー「今だ!」
その掛け声とともに岩場の上から矢や雷撃が飛び出した!
ゴブリンザク「う・・・うああああ!」
戦士ザク「ぎえええ!!」
兵士アクトザク「隊長ーーー!」
どかーん!どかーん!と爆発音やらが響く。
デュバル「な・・・なんだ!?」
ゲルググ「でゅ・・・デュバル殿!岩場の上に・・・」
なんと岩場の上に僧侶ジャグラーやボーガンを持った兵士ジムU10人、魔術師ソルガンタンク5人がいた。2個小隊だ
デュバル「な・・・伏兵がいたのか・・・!」
ジャグラー「伏兵?・・・ウチらは今さっきここに来た・・・てゆーか上がって来たばかりなんだよな〜」
デュバル「な・・・まさか・・・」
デルタ「どうやら戦力が削られたようだな」
一度退いたデルタ達が前にでた。ジオン族の損害は1個中隊が全滅、2個小隊もやられた。彼らはデルタたちが撤退した事で勝ったと油断した上に少し狭い場所だったため突然の攻撃に対して避ける場所が殆ど無かったのだ。
デュバル「貴様らは・・・岩場の上にこいつらが到着する為の囮だったのか!」
デルタ「そういうことさ」
デュバル「てりゃああああ!!!」
ゲルググ&アクトたち「デュバル殿!」
デルタ「一騎打ちのつもりか!来い!とおおお!」
ネクティスたち「デルタ団長!」
デルタとデュバルの一騎打ち。残ったのは・・・
デュバル「そ・・・そんな・・・馬鹿な・・・」
デュバルは胸から血しぶきを出しながら倒れた。
デルタ「くっ・・・アイツ・・・」
ストライカー「だ・・・大丈夫ですか?」
デルタ「大丈夫、腕を・・・」
デルタの肩から血が出ている。
ゲルググ「隙を見せたな!」
ゲルググたちが突進してきた。
しかし・・・
ジャグラー「させるかよーん!ソーラ!!」
ジャグラーがゲルググに向かってソーラを唱えた。
ゲルググ「ぐぎゃあああ!!」
ゲルググは火達磨になりながら、消滅した。
アクトザク「ひいい!」
アクトザク3名は逃げ出そうとするが・・・
ストライカー「逃がすか!」
ジムストライカーのツインスピアが3人を串刺しにした。
ジャグラー「敵はウチらを潰すために増援を送るかも知れませんな」
デルタ「俺たちが囮だって事に気付かないといいんだが・・・」

続く


No.170 騎士ガンダム戦記 フェイズ22「ハービック近くの遺跡」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年01月09日 (月) 22時13分 [返信]

ベララベラ山山頂

ハービック村に向かう唯一のルートベララベラ山の山頂に到着したガイア騎士団。山は森林に囲まれているのだが、山頂から村全体が見渡せる場所があった。
リーナスは少しだが疲れきっていた。
リーナス「はぁはぁ・・・やっと到着した・・・」
ジムストライカー「ご苦労さん」
ジャグラー「ふむ・・・」
僧侶ジャグラーが望遠鏡を見ながら、ハービック村を見渡した。
デルタ「どうだ?村の様子は?」
ジャグラー「まぁ、村中に敵がウジャウジャいます・・・やはり1個大隊くらいはいそうですね」
デルタ「そうか・・・」
リーナス「そんなに敵がいたら私達でも・・・」
Gセイバー「大丈夫だ、ジャグラーを信用してみろ」
リーナス「ふむ・・・あのさ・・・望遠鏡貸してくれない?」
ジャグラー「あ、わかった」
リーナス「遺跡は・・・あれかな?」
リーナスの見た先に古い建造物があった。そこにもジオン族の部隊がいた。
リーナス「あそこに私の秘密が・・・あるかも」
Gセイバー&デルタ「リーナス・・・」
ジャグラー「作戦の説明に入りたいんですが・・・」
デルタ「あ、わかった」

ハービック村近辺 古代キルケー文明の遺跡

古代キルケー王国・・・それはかつてリグ地方一帯を支配したと言われる古代文明で、そこでは魔術が全てであり、その魔術を駆使してかなり高度な文明を築き上げたと言われているが、一体いかなる理由でか、突如瓦解したと言う。理由については天変地異に見舞われたとか内紛が発生したなど幾つか仮説があり、実態はよくわかっていない。
リグ地方にはその遺跡が幾つか存在しており、ここハービック村の遺跡もその一つだ。そこにジオン族の3個小隊が侵入した。スピアヘッド3兄弟がそれぞれ率いる小隊だ。
スピアヘッドγ「兄上・・・ここに本当にキルケーの秘宝が秘匿されているんすか?」
3兄弟の末っ子呪術師スピアヘッドγが言った。三男γは次男βと同じく体色(?)が緑だが背中に2本の杖を装備しており、戦闘時にはこれを手に持つ。
スピアヘッドα「斥候の話によるとらしい」
スピアヘッドβ「なんかいちいち信用なら無いな・・・単なる伝説・・・噂話ではないか?」
スピアヘッドα「まぁガセネタだったために見つからなかったとしてもこの村は綺麗さっぱり破壊しつくして、我々の前線基地にするさ」
スピアヘッドγ「それもそうっすね」
スピアヘッドα「必ず見つけてやるさ、そして司令に献上するぞ・・・エグザブレスをな・・・」
そこに騎士ゲルググが慌てて現れた。
騎士ゲルググ「報告します!ガイア王国軍が現れました!」
スピアヘッドγ「なに!?」
スピアヘッドβ「兄貴!俺たちも行こうぜ!」
スピアヘッドα「待て待て、敵の数は?」
騎士ゲルググ「それが・・・3個小隊程度で・・・」
スピアヘッドα「ふん・・・俺たちが出るまでも無い、剣士デュバルやお前がいれば大丈夫だろ」
騎士ゲルググ「はぁ・・・」
スピアヘッドα「俺たちはこのまま遺跡の探索を続行する!いいな!」
騎士ゲルググ「はっ!」

村長宅

兵士達の慌てる姿を貼り付けにされたベン村長と台風騎士ジーティフォールは眺めていた。
ベン「なんか騒がしいな・・・」
ジーティフォール「おい、そこの」
ジーティフォールはその場にいた人間族の剣士に聞いた。スピアヘッド3兄弟の副官、剣士デュバルだ。
剣士デュバル「なんだ、クズども」
ジーティフォール「何があった?」
デュバル「ふん!・・・敵襲だ!貴様らを助けに来たんだろうな・・・だが今は貴様らに構ってる暇は無い!」
デュバルはそのまま走り去っていった。
ジーティフォール「村長・・・俺達・・・」
ベン「村が・・・助かるのか・・・」


No.169 騎士ガンダム戦記 フェイズ21「囚われの台風騎士」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年01月05日 (木) 22時23分 [返信]

ベララベラ高原

ベララベラ高原、ガイア王国とその南東にあるハービック村を繋ぐ唯一のルートである。
その高原をガイア騎士団の2個中隊が進撃していた。その先頭にいるのは騎士団長の騎士デルタだ。そのすぐ後ろにGセイバーとリーナス、僧侶ジャグラーがいた。
リーナス「ふむ・・・」
リーナスは思いつめた表情をした。
ジャグラー「リーナス・・・ちゃんだっけ?」
リーナス「?」
ジャグラー「君、ちょっと悩んでいるような表情だよ」
リーナス「え、まぁ・・・私の手掛かりがあるかも知れないから・・・」
Gセイバー「心配してるんだな・・・」
リーナス「まぁね・・・自分をなんか・・・取り戻したいと言うか・・・」
Gセイバー「はぁ・・・ま、俺は久々に闘士モードになってるからちょっと張り切ってるんだがな」
今、Gセイバーは騎士ではなく闘士に換装していた。Gセイバーは戦局や作戦に応じて職業(ジョブ)を変える戦士であり、今回は僧侶ジャグラーの要請と自分の勘により闘士に換装していた。
リーナス「なんかいつもと雰囲気違うわねGセイバーは」
マーク「まぁ彼は気まぐれと戦況によって装備を変えるんだよ。けど騎士と闘士の2種類しかないけど」
デルタ「おいおい話はそれくらいにしたほうが良いぞ、見えてきた・・・」
リーナス「あれは・・・」
ガイア騎士団の前に山が立ちはだかった。標高300mくらいの大きさの山が。
リーナス「あの・・・デルタ殿・・・まさか、あの向こうに・・・」
デルタ「うむ、ハービック村がある」
マーク「ハービック村へのルートはあのベララベラ山だけなんだ」
Gセイバー「ちょっと険しいけどね」
リーナス「そうなんだ・・・けどモンスターが襲ってくる可能性があるわよ」
ネクティス「大丈夫だ、コアピジョンの報告によるとここにはモンスターはいないようだ、敵もここにはまだ攻めていないと言うし・・・」
ジャグラー「なら好都合!この山は何気に使えるかも!この山はちょっと険しくてハービックの入り口のあたりには狭い岩場がある」
リーナス「へ?一体何を・・・」

ハービック村 村長宅

ハービック村は中立エリアであり、ガイア王国と協調関係を築いていた。1年以上前のジオン族の侵略の際に村民が何人か殺されたが、それにより結果的に村民の怒りが爆発しレジスタンスが結成され、ガイア軍と連携してジオン族に抵抗した。
戦争終結からから半年後、レジスタンスは解散し、自警軍として再編され、半壊状態だった村はほぼ復興していたが、今再びジオン族の攻撃を受けるハメになった。
この村に配備されていた戦力は3個小隊くらいで、他の部隊は各地の復興支援に駆り出されていた。そこにジオン族とグレムリー公国軍の連合軍が攻めてきたのだ。
ここはそのハービック村の村長宅の庭。
剣士スピアヘッドα「ふん・・・この程度だったとはな・・・」
ジオン族の剣士スピアヘッドαがあざ笑うかのように言った。彼の目の前には二つの十字架があり、そこ人類とMS族の2名が貼り付けられていた。
人類の方はハービック村の村長であるベン村長だ。もう一人・・・MS族はこの村のレジスタンスのリーダーだった台風騎士ジーティフォールだ。
ジーティフォール「くっ・・・この俺がしてやられるとはな・・・てゆーか三人がかりは卑怯じゃないか?!」
闘士スピアヘッドβ「戦いに卑怯もクソもないのだ!」
スピアヘッド3兄弟の次男、闘士スピアヘッドβが現れた。長男αとの違いは体色が緑である所と肩に巨大な盾を装備している所だ。
ベン村長「・・・殺すなら私を殺せ・・・ジーティフォールと・・・村の連中にはもう手出ししないでくれ!」
ジーティフォール「そ・・・村長・・・!?」
ベン村長「■ぬのは私だけで十分だ、ジーティフォール、君は村人達と一緒に逃げろ!」
ジーティフォール「いや・・・戦って■ぬのは俺だけだ、村長がみんなと一緒に逃げろ!」
ベン村長「ダメだ・・・君見たいな優秀な剣士を■なせるわけには・・・」
ジーティフォール「俺はな、■んだアイツの為にも・・・てゆーか■ねばアイツに会えるんじゃないかと・・・」
ベン村長「何を馬鹿なことを!」
スピアヘッドα「うるさいな〜・・・まぁどっちにしろ二人とも・・・てゆーか用が無くなればこの村は皆■んでもらわないとなぁ」
ジーティフォール「何!?」
ベン村長「お前達の狙いはなんだ・・・!?」
スピアヘッドα「遺跡に行くぞβ」
スピアヘッドβ「はいよ、兄貴」
二人はそのまま遺跡へ向かっていった。
ジーティフォール「こらぁ!置いてくな!」
ベン村長「奴等・・・遺跡が目当てなのか?」
ジーティフォール「あいつら・・・古代キルケーに興味でも持ち始めてるのか?」
ベンとジーティフォールは貼り付けにされつつも同じ事を考えた。


No.168 騎士ガンダム戦記 フェイズ20「ハービックへ」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年12月29日 (木) 22時19分 [返信]

収集を受けたGセイバーたちガイア騎士団は王の間に集まった。

ガイア城王の間

グレーブス王「諸君・・・厄介な事が発生した」
セカンド「それは?」
デルタ「以前我々に協力してくれたレジスタンスの本拠地であったハービック村がジオンとグレムリーの連合軍に制圧された」
一同「えええっ!?」
そんな彼らに対してリーナスは疑問じみた表情で、手を上げた。
リーナス「質問があります、ハービック村とは?」
Gセイバー「どこにも属さない中立の村で、この前のジオン族の侵略の際にはウチの国と協力して反抗したレジスタンスの本拠でもあった」
ジムストライカー「なんてこった・・・あそこにいる元レジスタンスのリーダーだった台風剣士ジーティフォールは何やってたんだが・・・」
デルタ「まぁ・・・あそこも復興中な上に兵力も微々たる物だった・・・恐らくそこを付かれたんだろう・・・しかも敵の数も多いらしい」
セカンド「それで敵の数は?」
デルタ「情報によると・・・1個大隊だそうだ」
マーク「1個大隊・・・それだけ来ればあの村も陥落したも同然だ」
ネクティス「ちょっと待った・・・そういえばあの村の近くには古代キルケーの遺跡があったはず・・・」
デルタ「古代キルケー・・・あったな!」
グレーブス王「敵はそれがを狙って・・・」
セカンド「どうします?」
デルタ「出撃したい所だが・・・今出せる部隊は2個中隊くらいだ」
Gセイバー「2個中隊・・・それだけか・・・」
?「ウチが何とかするよん」
そう答えたのはMS族だ。背中に丸い物体を二つ背負っている。
デルタ「お、僧侶ジャグラー」
リーナス「誰?」
ネクティス「ウチの部下で優秀な軍師」
リーナス「へぇ・・・」
ジャグラー「2個中隊か・・・確かに1個大隊に対してはたりないかも知れませんが何とかなると思いますよん」
デルタ「王様、彼の戦略は信用に値できます。この間のジオン族の撃退もコイツの戦略もあってのことでしたからな・・・」
グレーブス王「ふむ・・・そうだな・・・よし!騎士団!ただちにハービック村の奪還に向かえ!」
一同「はっ!」
だがリーナスは
リーナス「王様・・・私も出撃したいのですが・・・」
グレーブス王「何ゆえに?」
リーナス「きっとあそこに私の記憶の手がかりになるようなものが・・・」
ネクティス「そうですね・・・とりあえず同行させてください」
グレーブス王「うむ・・・良いだろう・・・」
リーナス「はっ!」
リーナスはそう言うと敬礼する。
ネクティス「お前さん・・・行くのか?」
リーナス「私だって自分が何なのか知りたいのよ・・・キルケーとか言うのの遺跡があるのなら尚更よ」
ネクティス「お前・・・まだ魔法を上手く発動できないのに・・・」
リーナス「大丈夫、剣があるから・・・」
一同(大丈夫かな?・・・・)
彼らは少し心配に思ったのだった・・・

続く


No.167 騎士ガンダム戦記 フェイズ19「新たな戦いの予感」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年12月26日 (月) 21時38分 [返信]

ガイア城王の間

ジオン族とグレムリー公国の攻撃から数日後、騎士デルタガンダムとグレーブス王はこれからの事について話し合っていた。
グレーブス王「ふむ・・・グレムリー公国がジオン族と共に・・・」
デルタ「ええ・・・あの国はうちとは仲が悪いですからね・・・」
ガイアとグレムリー、この両国は同じリグ地方に存在する強国で、昔から双方は意見を違えており、仲が悪かった。リグ地方の平和的な統治を望むガイアに対して、グレムリーは軍事支配という形で地方の統治を画策していた。そしてジオン族の出現する10年前に両国は武力衝突に突入した事もあったが、双方の戦力の疲弊でたった半年で停戦協定が結ばれていた。だが鳴りは潜めているものの今でも対立のしこりは残っており、今でも冷戦の如く対立は続いていた。
グレーブス王「うむ・・・狙いは10年前の決着か、あの娘なのか」
デルタ「多分両方ですよ・・・それにネクティスによると彼女は古代キルケーに関係しているんじゃないかと・・・」
グレーブス王「キルケー!?あの文明か?」
デルタ「はい」
グレーブス王「そんなバカな・・・」
デルタ「けど凄い奴ですよ。魔力もかなりのものだったし・・・それにグレムリーの奴等がジオン族と結託しているのは事実です」
グレーブス王「また奴等と戦をせねばならんとはな・・・民をこれ以上争いに巻き込みたくは無い・・・かくなる上はあの娘を・・・」
デルタ「まさかリーナスを!?・・・彼女が敵の手に落ちたら大変なことになるかも知れないんですよ!」
グレーブス王「どちらにしても奴等と矛を構えるか・・・」
デルタ「・・・」
デルタとグレーブス王は深く考えた。またこの国を戦火に巻き込むたくは無かったのだ。それにいくら攻撃を受けたとはいえ敵国に攻撃を仕掛けるわけにもいかない。ガイアは他国へ侵略しない主義だ。しかし侵略に対しては防戦するのが当たり前だ。
デルタ「抵抗あるのみですな・・・現在リーナスはネクティスに預けてます、魔法の制御方法を知らないんで・・・」
グレーブス王「・・・吉となるか、凶となるか・・・」
そこに兵士ジムUが入ってきた。
兵士ジムU「あの、お取り込み中失礼します!」
グレーブス王&デルタ「どうした?」
ジムUは慌てている様子だった。
兵士ジムU「それが・・・レジスタンスの拠点だったハービック村が・・・ジオン族残党とグレムリーに・・・制圧されたそうです!」
グレーブス王&デルタ「何ぃ!?」

ネクティスの研究室

その頃リーナスはと言うと砲術師ネクティスの部屋でネクティス、Gセイバーと共にいた。
彼女は魔術の鍛錬をしていたがまだ魔法をうまく使えずにいた。練習場で呪文をやってみた際に小規模だが人が死なない程度の爆発が発生したり、小さい人間と同じくらいの大きさの竜巻が発生して飛ばされたりと失敗続きだった。
リーナス「う〜・・・ちゃんと発動できないとは・・・」
Gセイバー「うむ・・・やっぱピンチの時以外はダメなのか」
ネクティス「まぁ・・・いずれ自分で制御できるようになるさ、俺も新米の頃は上手く出来なかったがな・・・」
リーナス「そうなんだ・・・」
ネクティス「剣と同じように出来るようになるってこと」
Gセイバー「剣の練習もとりあえずやっておくか?」
リーナス「そうね・・・剣と魔法・・・両方に長けていればあいつらを追い払えるかも・・・」
Gセイバー「おお・・・そうかい」
その時、ドアから戦士ジムストライカーが出てきた。
ジムストライカー「おい!お前ら、騎士団ただちに集合だとさ!」
Gセイバー「え?どうしたんだ・・・?」
リーナス「なんか妙な予感が・・・」

続く


No.166 騎士ガンダム戦記 フェイズ18「外道の胎動」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年12月22日 (木) 21時38分 [返信]

ペズン砦

リーナス奪取に失敗したジオン族とグレムリー軍、その報に黒いローブの司令官は腹を立てていた。
司令官「ダークウィッチマリオン・・・邪騎士ジャックよ!・・・まさか失敗するとはな・・・!その上ギャンクリーガーまでやられたか!」
マリオン「申し訳ございません!・・・しかし彼女には古代キルケーの文字が・・・」
ジャック「もしや・・彼女はキルケーの末裔ですか?」
司令官「貴様らに知る権利は無い!」
司令官が腕から雷を発射し、二人に浴びせた。
ジャック&マリオン「しびびびび!!」
電撃を受けた二人はそのまま倒れた。死なない程度の威力のようだ。
ジャック&マリオン「も・・・申し訳ありましぇん・・・」
二人の後ろにいた兵士とモンスター数名が「ひぃ〜!」と悲鳴を上げた。
司令官「全く・・・ギレン国王になんと言えば・・・」
その時、扉から男性の声がした。
?「お怒りみたいですな、閣下」
司令官「うむ、このバカどもがしくじってな」
?「おやおや・・・」
その声の主はMS族だった。頭にとんがった角が1本生えており、肩の前と後ろにもトゲが1本づつあった。
兵士アクトザク「剣士スピアヘッドα殿・・・何の様ですか?・・・」
剣士スピアヘッド「まぁちょっと司令官に報告がありまして・・・」
司令官「なんだ?」
剣士スピアヘッド「明日、我がスピアヘッド隊はハービック村の占拠に向かいます!」
司令官「そうか・・・ギレン国王からの指令だな」
剣士スピアヘッドα「はっ!」
マリオン「ハービック・・・あの村は中立ですよ!?そこを占拠するなんて・・・」
司令官「あそこには重要なものがあるのだ、占拠せずしてどうする?」
マリオン「重要のものって・・・」
司令官「だから貴様は知る必要は無い!」
マリオン「ご・・・ごめんなさい・・・」
剣士スピアヘッドα「あんな村は俺たち兄弟の部隊だけで十分です、それでは、吉報を期待してください」
司令官「よかろう・・・」
スピアヘッドαはそのまま立ち去っていった。
司令官「よし・・・今日のところは解散!」
マリオン(重要なもの・・・それは一体・・・?・・・使い魔に頼んで調べてもらうしかないわ・・・)
通路でマリオンはそう思いながら歩いていた。ところが後ろから・・・
?「ちょっと、マリオンちゃん♪」
マリオン「っ!?」
?「ごめんなさい♪驚かせちゃって・・・!」
その後ろにいたのはMS族の女性だ。真っ赤な体色(?)でその姿はまるで蝶々みたいだ。マントも真っ赤だ。名は魔女スカーレットキュベレイと言う。
マリオン「な・・・なんだ・・・スカーレットじゃない・・・」
スカーレットC「てへへへへ・・・」
おちゃらけた感じのスカーレットキュベレイ、彼女はマリオンの悪友だ。
スカーレットC「な〜〜〜んかマリオンちゃんさ、考え事してたからちょっと驚かそうと・・・」
マリオン「まぁね・・・色々と我が軍団のやり方がちょっと・・・」
スカーレットC「そぅお?私は何気に楽しいわよ・・・魔法で人を殺すのは、ね♪」
マリオン「うわ・・・それじゃあ、私はここで・・・やらねばならぬ事がね」
スカーレットC「えええ〜・・・んじゃまた明日」
そういって二人は私室に戻っていった。

続く


No.165 騎士ガンダム戦記 フェイズ17「古代キルケー」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年12月17日 (土) 22時06分 [返信]

ジオン族の攻撃を受けたGセイバーたち、砲術師ネクティスが加勢に来たものの、地中に伏兵していたモールアッグと咄嗟に地中に潜った、正確にはモールアッグの掘った穴に隠れたギャンクリーガーがリーナスを強襲する。しかし・・・

リーナス「これは・・・」
リーナスの腹部と掌に文字が光りながら浮かび上がっていた。
デルタ「あ・・・あれが・・・」
Gセイバー「あの時と同じだ・・・ファイズ島の時と・・・」
その時、ネクティスが驚いたような表情をした。
ネクティス「あ・・・あれは!・・・まさか・・・」
そしてリーナスは掌を腹部に当てた。そして脳裏に呪文が浮かんだ。
リーナス「ムービ・・・サーベ!」
その時、真空の刃がギャンクリーガーを後ろにいたモールアッグ共々切り裂いた!
ザシュ!!!
ギャンクリーガー「ぐあああああ!!!」
モールアッグ「ぐひいいいい!」
真っ二つにされたギャンクリーガーとモールアッグはそのまま黒い炎に包まれて消滅した。
ジャック「な・・・なにぃ!?」
マリオン「あれは・・・やはり・・・!」
ギャンクリーガーの死に様を見たジオンとグレムリー連合隊は唖然とした。
デルタ「今だ!」
隙を付かれたジオン族は体制を崩される。ブグとヅダが二人づつ倒され、残った兵士アクトザクもネクティスの攻撃で灰塵と化した。
ジャック「おのれ・・・撤退だ!引き上げるぞ!」
マリオン「はい!」
逃げるかのごとく立ち去るジオン族。
マーク「何とか退きましたね」
マークが疲れきった表情をしつつ言った。
デルタ「やるじゃん、リーナス!やれば出来るな」
リーナス「まあね・・・」
マーク「けどアイツら・・・グレムリー公国と組んでいたとは・・・」
デルタ「ああ・・・あの国はかなり厄介だ、ウチとは昔から仲が悪いし、1度戦争になったが、停戦してる。しかし今でも冷戦状態だ・・・奴等もリーナスを狙っているとは・・・」
Gセイバー「俺たちガイアとリーナスの敵は一緒と言う事か・・・」
リーナスが複雑な表情をしている。
ネクティス「ちょっと失礼、お前さんの体に浮かんだ文字・・・あれって古代キルケー文明の文字みたいだな・・・」
Gセイバー「なんだそれ?」
ネクティス「大昔この地方を支配していた国家さ。優れた魔術を持ってたけどどういうわけか何百年か前に滅んだ。俺は何年か前にその文明の遺跡の調査隊に加わった際にその文字を見た事がある」
セカンド「それがコイツの体に刻まれてるってわけ?」
ネクティス「そのようだな・・・」
リーナス「それじゃあ私は・・・そのキルケーってとこの子孫と言うわけかな?」
ネクティス「そうと決まったわけじゃない」
リーナス「でもさ・・・なんか・・・この力が怖いって感じがしてきた・・・」
ネクティス「確かに強大な魔力だし、暴走する危険性もあるな・・・」
セカンド「じゃあやっぱ危険じゃん!」
ネクティス「でも制御すればどうにかなる、自力で発動できるようになればな・・・」
デルタ&Gセイバー「と言う事は?」
ネクティス「デルタ団長、コイツを預からせてください、自力で魔法を使えるようにしたいんです」
デルタ「うむ・・・」
リーナス「剣の次は魔法か・・・」

続く


No.163 必要とされるということ 投稿者:Ray   投稿日:2011年12月15日 (木) 23時38分 [返信]

その暗く陰鬱な空間に一人の少女が佇んでいた。
ただ一切の権利を拒絶し剥奪された小さい社会の骸は鉄格子から漏れる朝日を眩しいと感じた。
冷たく無機質な、 かれこれ400 年以上の付き合いとなる自分の分身とも言える鎖に自身を委ね、恒久的に流れゆく時を感じる他、いかなる行動もとろうとしない少女には最近疑問に思う事ができた。
「生きるってどういう事だろう?」

自由を放棄することは、人間としての資格を放棄することである。 人間としての権利を放棄することである。 すべてを放棄する人にとっては、いかなる補償もありえない。
という崇高な名言にもある通り、自由を放棄している彼女にとって「生きる」事を考える事は矛盾を孕んでいるかもしれない。
しかしそれでもこの少女、フランドール・スカーレットは自分の行う唯一のアクションである生きる事を根本から見つめ直しつつある。
彼女には姉がいる。
それがフランに生きる事を放棄させ、社会的に抹殺した原因である。
しかしフランは彼女を愛している。
何故か、それを問われても明確な答えはでない。
しかし、何故この状況の元凶たる彼女を愛するのか。
この答えがフランの持つ疑問の答えとなりうることは明確である。
そしてもう一人、フランの周りには、この館を取り仕切る十六夜咲夜という人間がいる。
本来、人間とは自分達吸血鬼の食糧となるモノである。
しかし凛々しく美しく、吸血鬼の鑑ともなるべき姉のレミリア・スカーレットはその「モノ」と大変仲良くしている。
「何故だろう」
フランには食糧と仲良くし、それを愛す姉を理解できなかった。
それと同時に少女は嫉妬した。
本当ならば捕食され死んでいるべき筈の「モノ」である人間が生きている。
そしてここには四世紀以上も監禁されている、ただの「モノ」に過ぎぬ自分が生きている。
彼女はとても可笑しかった。
憎かった。

その刹那、彼女の脳に電流が走る。

十六夜咲夜は誰からも頼られ、信頼され、皆から必要とされている。
だから生きているのだ。
もし必要の無いものならば食べられているはず。
自分が生きているのは必要とされているから?
それ以外に答えは思い浮かばない。
お姉様に必要とされている。
お姉様は私を大切に思って下さっている。
お姉様は私を愛している。
お姉様は本当は私だけを愛して下さっている。お姉様はお姉様はお姉様は。
だって咲夜は縛られていない。縛られているのは私だけ。
私が一番大切に思われているんだ。
姉に対する猛烈な愛情と独占欲、そして従者に対する優越感のなか少女はこう結論付ける。「生きる事は必要とされることである。」

レミリア・スカーレットは憂鬱であった。
自分が犯した過ちを認識する事が。
実の妹を監禁するという愚行を。
週に一度、彼女は妹に会いにいく。
鎖で繋がれている妹の姿はとても痛々しく弱々しかった。
気が触れている妹、生命に対する脅威ともなりかねない彼女を野放しにするわけにはいかなかった。
しかし早々とこの歴史に終止符を打たねばならぬ。
という思いが彼女の中で日に日に増している。
妹を開放し、自分がフランを包んで、守ってあげないと・・・。
色々な思考が交錯するなか彼女は暗い地下室へ向かう。
案の定、妹は抜殻の様に動かずぐったりとしている。
「フラン・・・」
レミリアの声を遮りフランは言った

「ワタシヲステナイデ」

必要とされていたいから
まだ生きていたいから。

No.164  投稿者:Ray   投稿日:2011年12月15日 (木) 23時43分

汚物投下、本当にすいません。
ZUNさん御免なさい。
あまりに暗かったからフレレミ要素をぶっ込んだ所から狂ってきました。
すいませんでしたっ!!


No.162 騎士ガンダム戦記 フェイズ16「砲術師ネクティス参上」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年12月14日 (水) 21時55分 [返信]

リーナスを狙うジオン残党とグレムリー公国の連合部隊と遭遇したGセイバーたち。
敵はリーナスの思いもしない攻撃で一部がちょっとだけ混乱していた。
デルタ「どうやら敵が混乱してるみたいだな」
セカンド「その隙に一気に畳み掛けましょう!」
だが敵側は・・・
魔術師ガザE「そんな・・・ターゲットがあんな抵抗するなんて聞いてないぞ!」
ギャンクリーガー「落ち着け!態勢を立て直せ!魔術隊は奴を捕獲しろ!」
ジャック「私の見たところ奴はまだ剣になれてない!やれ!」
と言うギャンクリーガーとジャックの掛け声で敵は体勢を立て直し始め、Gセイバーたちに再び襲い掛かる。マリオンたち魔術隊を除き。
マリオン「クリーガー様たちがガンダム達を足止めしてる今だ!」
デルタ「しまった!」
Gセイバー「はっ!あいつら・・・リーナスを!」
ジャック「くくく・・・我々の勝ちだな」
マリオン&ガザE「リダー!」ばりばりばり!
リーナス「ひゃっ!」
光のムチのようなものが現れリーナスに絡み付いて縛った。
セカンド「拘束魔法か!」
リーナス「う・・・動けない・・・」
ギャンクリーガー「よくやったダークウィッチマリオン!奴をそのままひっ捕らえろ!」
マリオン「は・・・はい!」
ガザE「俺たちがやりますよ」
Gセイバー「や・・・やめろ!」
Gセイバーがジャンプしようとするがギャンクリーガーの体当たりで失敗する。
リーナス「ちょ・・・来ないで・・・お願いだからさ・・・ねっ・・・」
ガザE「問答無用!」
リーナス「ひっ・・・」
その時!稲妻がガザEたちの頭上に落ちてきた!
ばばばーーん!!
ガザE「ぎゃあああ!!!」ドカーン!
マリオンは箒に乗ってかわしたもののガザE達は紫色の炎に包まれながら消滅した。
マリオン「い・・・今のは・・・雷の魔法・・・」
デルタ「まさか・・・」
リーナス「???」
拘束から解放されたリーナスは少し混乱している
?「大丈夫か〜?」
崖から声がした。
セカンド「その声は・・・」
ジャック「な・・・なんだ!?今のは!?」
ネクティス「俺がやったんだよ」
背中に槍のようなものを背負っているMS族だった。あれはガイア騎士団のネクティスだ。
デルタたち「ネクティス!」
リーナス「良い所に!」
ギャンクリーガー「おのれ!」
マリオン「あれも・・・ガンダム族!?」
ネクティス「うちの伝書鳩であるコアピジョンからジオン族らしき一団を見たと言う報告があってね、なんか嫌な予感がしたんでデルタ団長達に報告しようかと来て見たら・・・」
Gセイバー「ちょうどよかったぜ、ネクティス!」
ネクティス「俺の助けが必要か?」
デルタ「取り合えず!」
リーナス「私も同感!」
ネクティス「わかったよ!防御体制のままでいてくれない?」
デルタ達「了解!」
デルタたちは防御体制に入った。
ジャック「ふん!何のつもりだか!死にたいか!」
その直後。
ネクティス「バズレイ!」
ネクティスが呪文を唱えると爆発が発生し、ジャックたちは吹き飛んでしまった。
ジャック「うわあああ!」
リーナス「やった!」
デルタ「よし、今だ!」
デルタたちがそこへ畳み掛けてくる。だがギャンクリーガーがいない。
リーナス「はっ!」
地面からギャンクリーガーが現れた。実は地底にモールアッグがいたのだ。
デルタ達「はっ!しまった!」
ネクティスが近くにいたがマリオンに足止めされる。
マリオン「させない!」
ネクティス「くぅ!」
ギャンクリーガー「頂きぃ!」
リーナス「うひゃっ!」
その時リーナスの腹部と掌が光り始めた・・・

続く




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