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No.204 騎士ガンダム戦記 フェイズ51「お前はどこへ・・・」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年04月16日 (月) 21時59分 [返信]

サイコギラが無理矢理撤収させられたため、戦いは終わった。戦場には静けさが残った。
連合軍がアジトにしていた古屋敷は戦闘のどさくさで焼け落ち、火は消えたか残ったのはその焼け跡と残骸だけだ。
Gセイバー「ふぅ・・・終わったな・・・」
リーナス「そうね・・・」
デルタ「もうそろそろ撤収するぞ、もう敵はいないからな」
Gセイバー&リーナス「はっ!」
そんな彼らを尻目にマークWがどこかへ行こうとした。
マークW「くそ・・・また奴に逃げられた・・・」
ネクティス「おい、どこに行く気だ?」
マークW「奴を追うんだよ、なんか文句あるか」
ネクティス「お前・・・奴を本気で倒したいのか?」
マークW「ああ・・・」
ネクティス「見たところかなりの魔力を持ってるようだぞアイツは・・・お前1人で敵うわけが・・・」
マークW「奴が魔法使う事ぐらいは知ってる、何度も戦ってればわかる事だ」
ネクティス「けどな・・・」
マークW「ったくうるさいな・・・それじゃ・・・もう会うことは無いかもな!」
マークWが立ち去ろうとするとリーナスが声をかけた。
リーナス「行くのね・・・」
マークW「なんだ女」
リーナス「いや・・・1人きりで戦うのは・・・」
マークW「やかましいな!・・・それじゃ!」
そういうとマークWはそそくさと行ってしまった。方角はマリオンたちが去って行った方向だ。
ヌーベル「放っておこうぜ、あんな口悪い奴」
デルタ「確かにあいつは腕は良いみたいだが・・・」
リーナス「でも・・・なんか放っておけないようなきが・・・」
Gセイバー「俺もだ・・・けど今はそっとしておけばいいさ、アイツは自分の道を一方通行してるような気がする」
デルタ「だな・・・さて行くか・・・」
リーナス「り・・・了解!」
Gセイバー「1人で旅するって・・・アイツはどうしてるかな?」
Gセイバーがセカンドに言った。
セカンド「アイツって・・・サードの事か?」
Gセイバー「ああ・・・」
セカンド「アイツ・・・傷心旅行気分でやってるんでしょうかね・・・」
Gセイバー「そうか?アイツ・・・あの事でかなりショックを受けてたしな・・・自分が未熟だったばかりにって・・・」
二人の会話をリーナスは聞いた。
リーナス「サードって誰?」
セカンド「ああ・・・俺たち3兄弟の末っ子」
リーナス「え・・・もう一人いるの?」
Gセイバー「まぁね・・・まぁあいつの事については帰還してから話すよ」
リーナス「う・・・うん・・・」
そうしてガイア軍は本国へ帰っていった。

グレムリー公国ペズン砦

作戦失敗に司令官はかなりのご立腹だ。
司令官「なんと言う失態だ!レイ達も加勢に出したのに奴を奪取できないとはどういうことだ!」
マリオン「お・・・落ち着いてください司令官!・・・これには色々と事情が・・・」
司令官「貴様は黙ってろ!」
マリオン「は・・・はいっ!」
マリオンが震えながら返答した。
サイコギラ「ちょっと色々とイレギュラーが出てきましてねぇ・・・」
司令官「何?」
ヴィッシュ「実は妙な邪魔者がこのごろつきに襲い掛かってきましてね・・・」
司令官「邪魔者だと?!」
サイコギラ「ああ・・・かなりうざくてね・・・俺がノイトラールの町を破壊してからと言うものの俺を付け狙ってるうるさい蝿なんですぜ・・・ったくあんな辺鄙な町から湧いて出てくるとは思いもしなかった」
司令官「ふむ・・・そうか・・・」
レイ「そのものはガンダム族に酷似してるみたいです・・・」
ヴィッシュ「奴がいるとこいつも仕事に専念できないみたいです・・・どうなさいますか?」
司令官「ふむ・・・それに関してはお前らに一任する、我々に敵対するものであるのなら即抹殺しろ!」
ヴィッシュ「いえ・・・我々に対して攻撃してきました・・・よって我々の敵です」
司令官「そうか・・・邪魔者は全て抹殺せよ!」
司令官はそう叫んだ。

続く


No.203 騎士ガンダム戦記 フェイズ50「戦闘終了」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年04月12日 (木) 22時05分 [返信]

ガイア王国軍とジオン・グレムリー連合軍は交戦状態。だが・・・戦況が王国軍有利になり始めた。
マリオンとその使い魔たちと交戦中のセカンドセイバーが周囲を見渡した。
セカンド「敵が崩れ始めてるな・・・」
マリオン「うう・・・手ごわいな・・・コイツ・・・」
そこにハーピージャジャがマリオンに語りかけた。
ハーピージャジャ「マリオン様・・・どうやら状況ヤバイです・・・我が軍が押され気味です・・・」
マリオン「やっぱり?」
部隊の指揮を取る魔術師レイも状況を鑑みた。
レイ「くっ!・・・ここは撤退するべきか・・・ヴィッシュ!やむを得ん!ここは撤退だ!全軍撤退!」
ヴィッシュ「は・・・はっ!」
ヴィッシュがマークWから離れると笛を吹いた。それは撤退命令の合図だ。戦場にその全軍撤退の笛が鳴った。
スカーレットC「ありゃりゃ!撤退命令・・・残念!それじゃ!私はここで!またいつか〜〜!」
ネクティス「アイツ・・・なかなかやるな・・・」
ジャグラー「敵が逃げていく・・・」
サイコギラ「おいおい!ここで尻尾巻いて逃げるとは・・・情けないなぁ・・・」
サイコギラが呟く。そこにレッサーギャプランが飛んでくる。
レッサーギャプラン「ここは撤退した方が良いぞ・・・」
そういうとそそくさと逃げていった
サイコギラ「ったく・・・くだらないな・・・!」

デルタ「勝ったか・・・」
呟いた後デルタはGセイバーとリーナスに駆け寄った。
デルタ「Gセイバー!リーナス!大丈夫か?」
Gセイバー&リーナス「なんとか・・・」
デルタ「マークWは!?」
ヌーベルジムV「あ!アイツ!・・・赤いのと戦う気です!」
戦士ヌーベルジムVが指差した方向にマークWとサイコギラが睨み合って、剣を構えていた。
Gセイバー「今まさに戦う気だ・・・」
マークW「邪魔者が減っていくようだ・・・」
サイコギラ「そのようだな・・・お前をわざわざ助けに来たおバカなガイアの連中はいるけど」
マークW「だな・・・」
そしてマークWがガイア軍に振り向き、叫んだ。
マークW「おい!邪魔するなよ!」
ネロ「おいおい・・・なんだよあれ・・・」
ソルガンタンク「せっかく助けに来たのに・・・」
デルタ「手を出さない方がいいかもよ・・・」
リーナス「何ゆえに!?」
デルタ「男と男の真剣勝負って奴だ」
リーナス「何それ?・・・・」
リーナスは記憶が無いのでそういうのは知らないのであった。そもそも彼女は女性である。男と男の真剣勝負だとかそんなの記憶がパーな事にくわえて理解できないのである。
サイコギラ「来い!仲間や女のいるあの世へ送ってやるよ!」
マークW「黙れ!仇は討たせてもらう!・・・ノイトラールの連中の・・・ランス隊長やティエルの・・・!!」
マークWとサイコギラが激突した!
マークW「たあああ!!」
サイコギラ「てええええい!!」
かきん!かきん!2人とも見事な剣さばきだ。一歩も譲ろうとしない。
Gセイバー「すごいな・・・あいつら・・・」
だがそこに、魔術師レイとマリオンが現れた。
レイ「おいコラ!撤退命令を無視する気か!」
サイコギラ「あ、悪いけどちょっとねぇ・・・」
レイ「マリオン、やれ」
マリオン「りょ・・・了解!」
リーナス「な・・・なにを・・・?」
マリオン「ワイヤ!」
ばりばりっ!
サイコギラ「ぐお!・・・体が動かん・・・まさか拘束魔法か・・・!」
レイとマリオンは動けなくなったサイコギラを連れてさっさと撤退していった。
マークW「おい!コラーーー!!!」
古屋敷は焼け落ち、戦場には静けさが残った。

続く


No.202 騎士ガンダム戦記 フェイズ49「リーナスVSサイコギラ」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年04月10日 (火) 22時21分 [返信]

炎上し始めた古屋敷での戦い・・・現在はガイア軍が優勢だ。しかしリーナスの前に厄介極まりない邪騎士サイコギラが立ちはだかる!
ヴィッシュ「ふん・・・ようやく本当の仕事に入ってくれたか」
騎士ヴィッシュが溜息混じりに言った。
マークW「く・・・あの女・・・絶対倒すなよ・・・てゆーか逆に倒されそうだな」
マークWがそう言ってる間にサイコギラがリーナスに襲ってきた!
リーナス「来た!」
サイコギラ「たああーーー!!」
Gセイバー「!リーナス!」
かきぃーーん!!Gセイバーがサイコギラの攻撃をシールドで防御した。
サイコギラ「邪魔だよ!」
サイコギラが左右に回転して蹴りを入れた。Gセイバーの顔面に直撃だ。
Gセイバー「ぐあっ!」
リーナス「Gセイバーっ!」
サイコギラ「人の心配するなよ!」
リーナスにサイコギラの刃が迫る。しかしリーナスは咄嗟に呪文を唱えた!
リーナス「ば・・・バーリア!」
リーナスの前に光の壁が現れた。防御魔法だ。サイコギラが弾かれた。
サイコギラ「くっ・・・防御魔法か!・・だがこっちも魔法使えるんだよな」
リーナス「ええ!?」
Gセイバー「なにぃ!?」
サイコギラは呪文を唱え始めた、そして剣に魔力が集中し始める。
サイコギラ「ムービムナグマ!」
サイコギラの剣から光弾が発射され、リーナスが展開したバーリアーを破壊した!
リーナス「ひゃぁ!バーリアーが!」
Gセイバー「なんて奴だ・・・魔法まで使えるなんて・・・」
リーナス「ますます厄介・・・」
その様子を戦闘中のマークWとヴィッシュが見ていた。
ヴィッシュ「ほぉ・・・あんな強力な技を・・・流石に司令も気に入るわけだ」
マークW「ちぃ!やはりあいつは負けるな・・・多分、てか殺されるな」
マリオンもその光景を目撃した。
マリオン「気付かなかった・・・彼には魔力を感じられなかった・・・まさか魔力を抑えていたの?」
そういってる間にリーナスにサイコギラの手が伸びようとしていた。
サイコギラ「殺した方がいいのに捕まえろって・・・」
愚痴を言いつつサイコギラはその手をリーナスの首下に迫った。だがリーナスの剣がサイコギラの首下に突き立てられた。
リーナス「近寄ると・・・!!」
だが、サイコギラがリーナスの腹に蹴りを入れた。
リーナス「ぐほっ・・・」
リーナスがその場に倒れた。
Gセイバー「リーナス!」
Gセイバーがリーナスを庇うようにサイコギラに斬りかかった。
サイコギラ「おっと!危ない奴だな・・・どいつもコイツも」
サイコギラとGセイバーの鍔迫り合いの始まりだ。
そこへ魔術師レイが現れた。
レイ「ごろつき!この娘は俺に任せろ!」
サイコギラ「手柄を独り占めするとは気に入らんな!」
Gセイバー「やばい!・・・リーナス!」
リーナス「くぅぅぅ・・・」
リーナスは倒れたままだ。かなり痛いので立てない状況だ。しかも吐血している。
リーナス「どうしよう・・・」
レイ「大人しく我々の軍門に下るか?キルケーの娘!」
リーナス「嫌だといったら・・・?」
レイ「!?」
倒れているリーナスが魔法発動のポーズをとった!
リーナス「サーベ!!」
真空の刃が発射された!その直前にレイは呪文を唱えた!
レイ「ちぃ!リフレクト!」
かきぃーん!真空の刃は跳ね返され、遠方にある木に直撃した。木は真っ二つになってGセイバーとサイコギラの方へ倒れてきた!
Gセイバー「うわ!やばいことに!」
サイコギラ「うおっと!」
サイコギラとGセイバーはジャンプしてかわした!
Gセイバー「今だ!」
Gセイバーはリーナスのほうへ向かった。レイに対して剣を投げつけた。
Gセイバー「くらえ!」
レイ「なっ!?」ぐさっ!
剣はレイの腕に刺さった。
レイ「ぐあああああああ!!!!!」
レイは悲鳴を上げた。
Gセイバー「大丈夫か!?リーナス!」
リーナス「なんとか・・・」
Gセイバー「お前・・・口から血出てるぞ」
リーナス「そ・・・そう・・・」
レイ「くっ!・・・貴様ら!」
サイコギラ「あら・・・ターゲットが・・・」
リーナス「敵もかんかんに怒ってるみたい・・・でも戦うっきゃない!」

続く


No.201 騎士ガンダム戦記 フェイズ48「迫る強敵」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年04月05日 (木) 21時58分 [返信]

古屋敷において、ガイア軍とジオン・グレムリー連合軍の戦いは続く。
騎士ヴィッシュがリーナスに襲い掛かる。
ヴィッシュ「ほぉ・・・なかなかの反応速度だな、だがまだ素人と見た!」
リーナス「く・・・言ってくれちゃって!」
リーナスの剣がヴィッシュに襲い掛かるものの、かわされる。
リーナス「うわ・・・コイツ・・・なんか手練っぽいかも・・・」
そしてその頃Gセイバーはと言うとダークウィッチマリオンとその使い魔に足止めされていた。
Gセイバー「く・・・邪魔するな!」
マリオン「悪いけど、彼女は我々が連れ帰るので・・・」
ビギナサンダー「てか担当のあいつがガンダムっぽいのと交戦してるからなぁ・・・」
担当と言うのは雇われのサイコギラの事だろう。マークWが先に突っ込んでくれてちょっと嬉しく感じたGセイバーであった。
そこにセカンドセイバーがなだれ込んできた!
セカンド「とりゃ!」
マリオン「ひゃっ!」
セカンドの剣がマリオンをかすった。
ハーピージャジャ「あ!ウチの主人になんて事するのよ!」
セカンド「女の子だからって容赦はしないぞ!」
Gセイバー「セカンドか・・・!」
セカンド「兄者・・・!」
ビギナサンダー「一人増えたからって!」
ビギナサンダーの口から稲妻が発射された!
Gセイバー&セカンド「うおっと!」
ビギナサンダー「な!?ライトニングシュートが・・・」
ライトニングシュート。ビギナサンダーの得意技だ。これで何人か殺しているがかわされたのはこれが初めてだ。2人は反応速度がよかったのだろう。
ビギナサンダー「なんてこったい・・・!」
マリオン「あ・・・ビギナ・・・落ち着いて・・・」
マリオンがなだめる。今だ。リーナスの加勢に迎えるのは。
Gセイバー「よし!」
ハーピージャジャ「はっ!させるか!」
だがハーピージャジャをセカンドが足止めする
セカンド「させん!兄者!今だ!」
Gセイバー「わかった!」
Gセイバーがリーナスの元に駆け寄る。
リーナス「Gセイバー・・・」
ヴィッシュ「ちぃ・・余計な邪魔が・・・」
リーナス「この!!」かきーん!
リーナスの剣がヴィッシュの剣をなぎ払った。
ヴィッシュ「おお!少しはやるな!」

古屋敷の屋根

マークWとサイコギラは今でも絶賛激突中だ。
マークW「■!」
マークWの突きがかわされた。そしてサイコギラは両肩にある筒状の物体を手に取った。
サイコギラ「サイコクローアタック!」
筒状物体一つ一つから黒い光の刃が飛び出した。だがマークWはそれを剣で切り払った。
マークW「同じ手は食らわないんだよ!」
サイコギラ「こいつ・・・」
そして2人は鍔迫り合いになった。
サイコギラ「ったく!オードブルより先にメインディッシュか・・・」
マークW「悪かったな!」
マークWの気迫がサイコギラに迫る。そのときだ。屋敷の一角から火が上がった。
マークW「うわ・・・火が・・・」
サイコギラ「く・・・!ここはいったん下に下りるか!」
そう言うとサイコギラは下へ飛び降りた。
マークW「あ、待て!」
マークWも跡を追うように下へ飛び降りた。2人は見事着地した。
そして屋敷は燃え上がり始めた。どうやらあの時Gセイバーがシャンデリアを倒した際にゼロとハンマハンマJが爆発した。その炎が屋敷のカーテンに燃え移ったのだろう。敵味方関係無く屋敷の炎上を目の当たりにする。
Gセイバー「あら燃えてる」
マリオン「うわ・・・!せっかくの拠点が!」
デルタ「とりゃあ!」かきぃいん!
騎士デルタがバーザムを切り裂いた。
デルタ「はぁ・・・はぁ・・・敵は後どれ位残ってるだろうかね?」
ジャグラー「だいぶ減ってるみたいですぜ・・・」
連合軍の兵力は半減し始めた。ネクティスとスカーレットキュベレイが交戦状態だ。魔法VS魔法の戦いだ。
スカーレットC「むぅ・・・やるわね・・・」
ネクティス「お前こそ・・・」
2人とも疲れきった表情だ。
そんな中ヴィッシュは。
ヴィッシュ「く・・・このままでは・・・アイツはどこに行った!」
リーナス「隙あり!」
リーナスがヴィッシュに剣を振りかざした!だがヴィッシュはそれを剣で受け止めた。と、そこにマークWとサイコギラが闘いながらこっちに来た。
マークW「この野郎!」かきん!
サイコギラ「てええい!」かきん!
ヴィッシュ「丁度よかった!サイコギラ!」
サイコギラ「今お取り込み中!」
ヴィッシュ「お前分かってるのか?!ターゲットはこんなガンダム族みたいな奴ではなく!あの娘だぞ!」
ヴィッシュがリーナスを指差す。
リーナス「うわ・・・厄介なの来た!」
Gセイバー「・・・やばいな・・・」
サイコギラ「でもこっちも手が離せなくてさぁ・・・」
ヴィッシュ「ならばそいつは俺が引き受けた!」
サイコギラ「お、サンキュー!けど殺すなよ!」
サイコギラがリーナスのほうへジャンプした。
マークW「あ!待て!」
追おうとするマークWにヴィッシュが立ちはだかった。
ヴィッシュ「どこ誰かは知らんが邪魔はしないでもらおう!」
マークW「お前が邪魔だっ!」
サイコギラ「さて・・・本来の仕事と行くか!」
リーナスのほうへサイコギラが迫ってくる!
Gセイバー「リーナス!さがれ!」
リーナス「嫌!引き下がっても無理かも!」
リーナスの運命やいかに!

続く


No.200 騎士ガンダム戦記 フェイズ47「増援来たー!」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年04月03日 (火) 22時16分 [返信]

ジオン・グレムリー連合軍の拠点に先行して殴りこんだリーナスたちとマークW。
マークWはサイコギラとの交戦状態に専念する始末で、デルタ、Gセイバー、リーナスの3人は敵の多さにちょっと苦戦していたが・・・
デルタ「増援来たー!!」
リーナス「おお!増援・・・!ようやく・・・」
アプサラスアゲハ「いくら敵が増えようが!」
アプサラスアゲハに向かって多数の矢が飛んできた!
アプサラスアゲハ「ぐほぉ!!」
ネクティス「デルタ団長!」
デルタ「おお!ネクティスか!」
ネクティスが馬のキャリーベースに乗って駆けつけた。
ジムストライカー「とりゃああ!!!」
ジムストライカーが僧侶ジュアッグをなぎ払った。
ジュアッグ「ぬおああ!!」
リーナス「やるねぇ・・・」
そこにセカンドセイバーが来た。
セカンド「ところで兄者は?」
リーナス「ああ・・・Gセイバーは・・・あいつの援護に向かったんだけど・・・」
そのときリーナスの背後から戦士バーザムがクロスボウを構えた!
バーザム「こいつ・・・」
Gセイバー「させるか!」
剣が飛んできてバーザムのクロスボウに直撃した。Gセイバーだ。
セカンド「兄者!」
Gセイバー「よ!遅かったな!」
リーナス「あ・・・すまないね・・・」
Gセイバー「まぁいいじゃんかよ、お前に助けられてる事もあったし・・・」
デルタ「ところでアイツは?」
Gセイバー「ああ・・・アイツは・・・また奴と交戦中・・・てか俺が奴以外の敵を引き受けたもので・・・」
デルタ「おいおい・・・あいつ1人じゃ危ないぞ・・・」
リーナス「多分・・・大丈夫かも・・・私の勘だけど」
ネクティス「勘・・・って」
アプサラスアゲハ「貴様ら・・・!」
アプサラスアゲハの腹部に光が収束し始める。またあのビームを撃つ気だ。
デルタ「!今は戦いに集中するしかない!」
Gセイバー&リーナス&ネクティス&セカンド「了解!」
アプサラスアゲハ「獣咆空殺陣でまとめて消し去ってやる!」
ネクティス「ああいうデカイ奴は厄介だな・・・ジャグラー!」
ジャグラー「なんすか?!」
ネクティス「あのデカイ奴にあれをやるぞ!」
ジャグラー「合体魔法ですか!了解!」
ネクティスとジャグラーが持ってる杖をクロスした。これぞ合体魔法だ。
ネクティス&ジャグラー「ギガソーラ!!」
光がアプサラスアゲハを包んだ。
アプサラスアゲハ「ぎゃあああああああああ!!!!」
アプサラスアゲハは悲鳴を上げながら消滅した。
リーナス「すごいなぁ・・・私にも出来るかな・・・」
ヴィッシュ「てりゃあああ!!」
リーナス「うおっと!」かきぃいん!!
騎士ヴィッシュがリーナスに襲い掛かった!
Gセイバー「く!リーナスが!」
Gセイバーの前にマリオンと彼女の使い魔が立ちはだかった!
ハーピージャジャ「ふふーん!邪魔させて悪いけど!」
Gセイバー「く・・・厄介そうなの来たよ!!」
今日の戦いもまた激しくなりそうな気がする。Gセイバーはそう感じた。

屋敷の屋根

その頃マークWとサイコギラはまだまだ戦闘中だ。
マークW「はぁはぁ・・・」
サイコギラ「くくく・・・やるようになったな」
マークW「お前こそ!」
マークWの刃がサイコギラに向けられた!

続く


No.199 秘密な脱皮2 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年03月30日 (金) 22時09分 [返信]

羽坂絵里沙は脱皮した後浴室でシャワーを浴び、その後自分の身長やらを測った。これは彼女の脱皮した後のいつもの事だ。彼女は脱皮するたびに肉体が変化しているのではないか確かめるべく、体のあちこちを測ってそれをノートにチェックする。そして前回の脱皮直後の計測と比べるのだ。
絵里沙「ふーん・・・ちょっと胸が1cmだけ大きくなったか・・・先週までは何にも変わってないけど今週は変化あるな」
そう、やはり脱皮するたびに変化はあるみたいだ。身長が少しだけ伸びたり、胸が少しだけ大きくなったりと。
計測後、絵里沙は晩飯を食って、宿題やって、そして布団に入った。
既に現時刻は10時であった。
布団に入りながら彼女はあることを思ったのだ。
絵里沙「・・・今頃彼はなにやってるのかな?・・・私みたいに脱皮でもしてるのかしら?」
実は脱皮するのは絵里沙だけではなかった。もう1人脱皮する奴がいたのだ・・・

その頃、ここは同じく神奈川県川崎市某所の家、その家の2階の部屋。
?「はぁ・・・はぁ・・・」
そこに少年が全裸で横たわっていた。歳は17くらいで髪はショートで、髪の色は赤みがかかっている。
?「ったく・・・こんな夜中にか・・・よ・・・」
どくんどくんどくん・・・と心臓が激しく鼓動する。少し彼は息苦しいように見える。
少年「くっ・・・くああああ・・・」
どくんどくんどくんどくんどくんどくん!意識は少し薄れ始めた。
少年「・・・よし・・・う・・おおおお・・・!」
少年はそのまま、目を閉じ、眠りに付いたような表情とすると固まった。まるで絵里沙のようだ。
そして1分経つと・・・もこもこもこ!
彼の背中が膨らみそして・・・ばりぃい!!
少年「んあっ!・・・とぉ・・・」
少年の背中が割れて中から少年が出てきた。これはまさに脱皮だ。
少年「はぁ・・・はぁ・・・脱皮・・・完了・・・てか・・・」
この少年の名は風村準間。高校2年の17歳。実は絵里沙と同じ学校でクラスメートなのだ。
準間「はぁ・・・今日は絵里沙の奴も脱皮したかな?・・・」
準間はそう呟くと脱皮したての粘液塗れのまま浴室に向かった。浴室は同じく2階にあるので、しかも部屋のドアのすぐ前だ。
彼も絵里沙同様に粘液をシャワーで取り除くのだ。

次の日の朝

準間「ん〜〜今日も良い天気だなぁ・・・」
準間が通学路を歩いていると偶然目の前に絵里沙がいた。
絵里沙「お、準!おはよ!」
準間「お!絵里沙!おはよ」
絵里沙「昨日さ・・・剥けた?」
準間「まあな・・・お前もか・・・」
絵里沙「ええ・・・とりあえずね」
羽坂絵里沙と風村準間・・・この2人の男女は脱皮仲間にして友達以上恋人未満な2人だ。しかし2人が脱皮すると言う秘密は本人以外誰一人知らない・・・

続く予定


No.198 騎士ガンダム戦記 フェイズ46「頭上に注意」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年03月28日 (水) 21時54分 [返信]

たった一人で敵拠点の古屋敷に殴りこんだ騎士ガンダムマークW。そこに騎士Gセイバーが駆けつけた!

マークW「ついて来たか」
Gセイバー「まぁね、デルタとリーナスの3人だけだけど」
マークW「アイツもいるのかよ・・・」
Gセイバー「1人で殴りこむとはとんでもない奴だな」
マークW「うるさい、邪魔するなよ」
Gセイバー「わかったわかった、他の奴等は俺がどうにかするからお前はそいつを叩け」
マークW「それでいい!」
そういうとマークWは再びサイコギラと再び交戦状態に突入した。
サイコギラ「邪魔が入ったが・・・とりゃあ!」かきーーん!
マークW「うおおお!」
Gセイバー「ったく・・・アイツはもう・・・」
そのGセイバーを戦士ゼロと騎士ハンマハンマJが囲んだ。
ゼロ「ふん・・・貴様は俺らが相手だ」
Gセイバー「そのようだな・・・挟み撃ちにでもするのか」
ハンマハンマJ「ご名答。こっちは2人、貴様は1人だ」
Gセイバー「2対1でも構わない!来い!」
Gセイバーが剣を構えた。戦闘開始!
ハンマハンマJが腕のクローチェーンを発射した。それと同時にゼロがクロスボウを発射した。
ハンマハンマJ&ゼロ「死ねーーー!!」
だがGセイバーはそれをジャンプしてかわした。
ハンマハンマJ&ゼロ「何!?」
ハンマハンマJの攻撃がゼロに、ゼロの攻撃がハンマハンマJにあたると言う同士討ちに発展した。
ハンマハンマJ&ゼロ「ぐはっ!」
Gセイバー「挟み撃ちなんかするからだぞ」
ジャンプしつつGセイバーがそう言った。Gセイバーは天井のシャンデリアに掴まった。
ハンマハンマJ「な・・・何やってんだよ!・・・お前!」
ゼロ「お前こそ・・・ちゃんと狙え・・・」
2人は血まみれになりながらも言い争っていた。
ゼロ「コイツ・・・」
ゼロがクロスボウを天井にいるGセイバーに向けた。しかも矢ではなく愛用のトマホークだ。
ゼロ「喰らえ!トマホークショット!」ばきゅーん!
クロスボウから発射されたトマホークがシャンデリアに掴まっているGセイバー目掛けて発射された!
Gセイバー「うおっと!」
Gセイバーはそのまま脱出した。がしゃん!とトマホークがシャンデリアに直撃した。
ゼロ「くっ!」
Gセイバーは踊り場に降り立った。
ハンマハンマJ「待て!」
2人がGセイバーに襲い掛かったその時、ばちっ!とシャンデリアが2人目掛けて落ちて来た。
Gセイバー「あ」
ゼロ&ハンマハンマJ「ん、あ」
がしゃーん!!!!
ハンマハンマJとゼロはシャンデリアの下敷きになった。
Gセイバー「頭上に注意・・・だな・・・」
どかーん!と何故かシャンデリアごと2人は爆発した。炎が薄暗いエントランスを明るく照らす。
Gセイバー「よし・・・外が気になるな・・・」
Gセイバーはそういって玄関に足を運んだ。

屋敷の外

その頃デルタとリーナスはと言うと、敵にちょっとばかし苦戦気味。
デルタ「リーナスよ、こういうのをピンチって言うんだぞ」
リーナス「わかってますよ・・・」
2人の頭上にモンスターがいる。ヘビィモンスターアプサラスアゲハだ。
アプサラスアゲハ「くふふふふ・・・俺の弟が世話になったな」
リーナス「弟?」
リーナスは何の事かと思った。
アプサラスアゲハ「お前らが殺したワームライノサラスの事だよ!」
2人はそれを聞いて思い出した。それはリーナスがガイアにきて4日目、リーナス奪取のために現れた連合軍の部隊、その中にワームライノサラスがいた。そのワームライノサラスはデルタが倒したのだ。彼自身、それはよく覚えている。
デルタ「あいつか・・・あいつを殺ったのは俺だ」
アプサラスアゲハ「そうかい・・・ならば死ね!」
アプサラスアゲハの腹部(?)の穴から光が収束している。
アプサラスアゲハ「暗黒奥儀!獣咆空殺陣!!」
腹部からビームが発射された!
デルタ「避けろ!」
リーナス「了解!」
二人は急いでかわした。ビームは大地に当たり爆発が起こる。その爆風は味方を巻き込むが死傷者はいない。
マリオン「・・ちょ・・・やりすぎですって・・・そのうち人類族の女は捕縛するんですから・・・」
アプサラスアゲハ「わかってるわい!」
魔術師レイ「よし今だ・・・!あの女をひっ捕らえろ!」
ドダイライダー「はっ!」
ドダイライダーとレッサーギャプランがリーナスに襲ってきた!
リーナス「やばい・・・!」
リーナスは咄嗟にお決まりの魔法発動ポーズをとった。敵は目前に迫っていた。そして・・・
リーナス「バズ!!」
2体の頭上で爆発が発生し、2体はそのまま落下した。
レッサーギャプラン「く・・・おのれ・・・!」
リーナス「今だ!」
リーナスはそのまま2体に剣を刺した。
レッサーギャプラン「ぐほ!」
ドダイライダー「げふ・・・!」
リーナス「はぁ・・・はぁ・・・」
デルタ「やるようにはなったなリーナス」
デルタはアプサラスアゲハと戦士バーザム、兵士ブグ6人に囲まれていた。
アプサラスアゲハ「覚悟しろよ!」
デルタ「くっ・・・多勢に無勢ってのはこのことか」
だが。
兵士ブグ「大変です!ガイア軍の増援がこっちに来てるみたいです!」
魔術師レイ「なに!?」
デルタ「お、どうやら来たみたいだな・・・」

続く


No.197 騎士ガンダム戦記 フェイズ45「古屋敷の攻防」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年03月22日 (木) 22時00分 [返信]

ただ一人、敵の拠点に殴りこんだ騎士ガンダムマークW。そんな彼が心配で本隊より先行した騎士デルタ、騎士Gセイバー、リーナスの3名がようやく戦場にたどり着いた。
デルタ「突っ込むぞ!突撃!」
Gセイバー&リーナス「了解ー!」
連合軍もそれを察知した。
兵士ブグ「また敵だー!敵の増援だー!」
Gセイバー「とりゃあ!」ずしゃああ!
Gセイバーの剣がブグを切り裂いた。
デルタ「リーナス!魔法で援護を頼む!」
リーナス「了解!」
リーナスは魔法発動のポーズをとった。
リーナス「ファンネル!!」
リーナスはそう叫ぶと連合軍の頭上に雷雲が現れた。
バーザム「なんだ?」
そしてそこから無数の稲妻が落ちてきた!
アクトザク「うあああ!」
敵が混乱する。何人かが稲妻にやられた。
デルタ「アイツの加勢頼んだぞ!Gセイバー!」
Gセイバー「了解!」
リーナス「私は援護するわ!無事でいてね・・・」
そして敵が混乱しているうちに、GセイバーはマークWを探し回る事に。
その頃マークWはと言うとサイコギラと交戦し、その戦いは屋敷の中にまで及んだ。
マークW「とらああ!」ばきん!
サイコギラ「ちぇりゃあ!」かきん!
屋敷のエントランスで2人は激闘を続けた。
戦士ゼロ「おいおい・・・こんな所にまで・・・」
屋敷の中で待機していたゼロと騎士ハンマハンマJ、兵士ブグ3名がエントランスの踊り場でその光景を見た。
ハンマハンマJ「ゼロ隊長、俺たちも加勢しましょうぜ」
ゼロ「そうだな、アイツは気に入らんがな」
そして5人はマークWに襲い掛かった。
サイコギラ「おーおー、加勢はありがたいけど・・・」
ゼロ「うるさい」
ゼロのトマホークがマークWに襲い掛かった。
マークW「くっ・・・邪魔だ!」
マークWはゼロ目掛けてインコムハンマーを投げつけた。ばきぃ!
ゼロ「何!?」
ゼロの持っていたトマホークがハンマーに砕かれた。
ゼロ「俺のトマホークが・・・!」
マークW「お前・・・見たところ甘ちゃんみたいだな!」
ゼロ「なっ・・・!」
そう、実はゼロは軍に入隊してまだ4ヶ月程度なのだ。その腕はよく、小隊長を勤められるほどだが実戦経験は無く、今回が初出動だった。ゼロ自身、それをちょっと気にしており、同期であったハンマハンマJも彼の事を配慮し、口を慎んでいた。
ゼロ「貴様・・・!人の気にしてる事を!」
ハンマハンマJ「おい!待て・・・」
ゼロが短剣を抜き出し、再びマークWに襲い掛かった。
ゼロ「■ええええ!!」
サイコギラ「おいおい、冷静さを失うなよ、甘ちゃんよ」
ハンマハンマJ「おい!貴様!」
ぐさっ!ハンマハンマJのサイコギラのだめだしに対しての抗議を言ってるどさくさでゼロはマークWのキックをくらった。
ゼロ「げほっ!」
ゼロは屋敷の壁に打ち付けられた。
サイコギラ「俺のことより味方の事を考えろよ」
ハンマハンマJ「くっ!・・・ならばクローチェーン!」
ハンマハンマJの腕が飛び出した。これがハンマハンマJの得意技、クローチェーンだ。腕のクローは鎖を搭載しており、それが飛び出して遠距離の敵を切り裂くのだ。だがマークWはそれを難なくかわした。
ハンマハンマJ「何!?」
マークW「やるようだな・・・しかし!」
そしてマークWは剣を前方へ突き出した。そして。
マークW「ナイフラッシャー!」
先端の刃から、光のナイフが飛びだした。
ハンマハンマJ「何!?ってうわ!」
ハンマハンマJをそれをかわしたが、ブグ3人はかわしきれず直撃した。
ブグ「ぎゃあ!」
ブグたちの体が一瞬でバラバラになった。
ゼロ「こ・・・こいつ・・・!」
マークW「さて・・・続きだ!まだ邪魔なのがいるが!」
サイコギラ「そのようで」
?「とりゃああ!!」
屋敷の扉から誰かが現れた。それは騎士Gセイバーだ。
マークW「あ、おまえ!」
Gセイバー「よ!」

続く


No.196 秘密な脱皮 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年03月20日 (火) 23時41分 [返信]

神奈川県川崎市のとある通学路、時刻は夕方頃だ。その通学路を3人の女子高生が喋りながら並んで歩いていた。
女子高生A「でさーα組の斎条がさー、γ組の秋崎に告ったってー」
女子高生B「ふーん、でも秋崎くんってこの間同じクラスの和田にふられたんじゃないのー?」
女子高生A「そうそう、あの男、捨てられて落ち込んでてねー、だから斎条って前々からアイツに興味あったって話でしょ、それでチャンス到来だったんだって」
絵里沙「へぇーそうなんだ。それで秋崎くんは?」
女子高生A「そりゃあ承知したんだって」
絵里沙「それはよかったねー、秋崎君・・・んっ・・・」
女子高生B「?どうしたの?絵里沙」
絵里沙「いや・・・なんでもない・・・じゃあ私はここで!また明日!」
女子高生A「そう。んじゃねー」
女子高生B「ばいにー」
彼女は急ぐかのごとくそのまま家路へと向かった。尻に届くほど長い金色の髪、背は平均、胸は普通な大きさ、とまぁそんなごく普通な感じの高校2年の女子高生。彼女の名は羽坂絵里沙。実は普通に見える彼女には急いで帰らねばならない秘密がある。実はこう見えて彼女は普通じゃないのだ。
友達と別れて数m走ると家のあるマンションだ。彼女の部屋はマンションの4階だ。
どうにか彼女は家に帰宅した。
絵里沙「ふぅ・・・ただいま・・・って私しかいないけど」
と言いつつ彼女は玄関を厳重にロックした。
両親は2年前に亡くなっている。彼女は両親が残した遺産と多額の保険金で生活している。家事もかなり出来る。まさに将来は良いお嫁さんに慣れるかもしれない感じだ。
絵里沙「・・・んっ・・・よし・・・さっさと脱がないと・・・」
リビングに来た彼女はいきなり制服を脱ぎ始め、そして下着すらも脱いで、全裸になった。
腕をクロスして手を丸出しの胸に当て、揉む。
絵里沙「ん・・・よし、準備完了!・・・」
そういうと彼女は裸のまま壁に張り付いた。
どくん・・・どくん・・・どくん・・・と心臓の鼓動が少し早くなり始めた。
絵里沙「はぁはぁはぁ・・・はっ・・・あん・・・あああ・・・」
ここに自分以外の人間がいたら一体何をやっているのだろうかと思われるだろう。しかし他者(と言うか男性)に自らの裸体を見せるのはタブーだろう。女性として。
絵里沙「あっ・・ああん・・!あぁ・・・!うう・・・私・・は・・・生まれ生まれ変わ・・るぅ・・・」
どくんどくんどくんどくんどくんどくん!
心臓の鼓動が激しくなるにつれ彼女の意識が少し薄れ始めた。
絵里沙「ああ・・・じゃあね・・・この・・・体・・・!」
これはもしや自慰という奴だろうか。だが意味不明なことを言っている。そして・・・
絵里沙「ああああ!・・・」
絵里沙はそのまま目を閉じて、眠りに付いたような表情とすると固まったかのように動かなくなった。まるでその姿は昆虫の蛹のように。
そして1分後・・・もくっ・・・もくっ
動かなくなった絵里沙の背中が膨らみ始めた。それはまるで内側から何かが出てくるような感じだ。そしてびりびりと背中が裂け始め、その中には人の背中が、そして。
べりべりぃ!!
絵里沙「・・・っ・・・んあああっ!!!」
絵里沙の背中の裂け目から絵里沙が出てきた。長い髪を振り乱し、胸が揺れた。体は粘液で塗れており、その肌はつやつやになっていた。壁に張り付いている絵里沙は目を閉じたままだ。そしてその絵里沙の背中を破って上半身から出てきた絵里沙は閉じた目を開けた。
絵里沙「はああ・・・剥けちゃったなぁ・・・」
そういうと彼女は両腕を壁に張り付いたもう一人の絵里沙の腰の辺りに掴ませると「んんん!」と自らの下半身を出した。
絵里沙「ああああ・・・・」
ようやく粘液塗れの全身を出した絵里沙は気持ち良さそうに喘ぎ声を出し、そして自分の胸をさっきと同じようにクロスした両手を当てた。
絵里沙「・・・よろしくね、新しい体」
羽坂絵里沙の普通じゃない秘密・・・それは彼女は週に1度、脱皮すると言う変な体質なのだ。
脱皮したての絵里沙は壁に張り付いた自分の抜け殻を優しく抱きしめた。
絵里沙「お疲れ様♪」ちゅ・・・
目を閉じたままの抜け殻の顔に優しく口づけをした後、それを畳むと真空パックに入れて、押入れにしまった。これは毎回の事で彼女はこうして自分の抜け殻を自分の思い出と称し、保存しているのだ。
絵里沙「はぁ・・・やる事も済んだ・・・体べちょべちょ・・・シャワー浴びてこよ・・・」
粘液塗れの体を洗うべく絵里沙は浴室へ向かった。
これは脱皮しちゃう高校2年生の少女羽坂絵里沙の物語である。

続く・・・つもり


No.195 騎士ガンダム戦記 フェイズ44「怨みの突撃!」 投稿者:GX−9900   投稿日:2012年03月19日 (月) 22時45分 [返信]

放棄された屋敷

ついにジオン・グレムリー連合軍のアジトである屋敷を見つけ、憎き敵サイコギラを発見した騎士ガンダムマークWは今まさに敵地へ突入しようと考えていたが。
マークW「く・・・あんなに邪魔なザコどもがいては・・・」
このままあいつらが来るのを待つと言うのもありだ。だが待ってる間に敵に見つかる可能性もある。と考えてる所に・・・
ドダイライダー「ん?誰かいるのか!?」
屋敷の周囲の上空を警戒していたドダイライダーがマークWの真上に現れた。
マークW「くっ!・・・」
ここでやり過ごすのもありだが、マークWにはもう選択する暇は無い。
マークW「・・・もうこうなったらやけくそだ!」
マークWは敵地に突撃する事を決意した。仮に逃げたとしてもサイコギラにバカにされるだけだ。屈辱だ。そんなことになったら示しが付かない。もはやマークWの思考はサイコギラへの怨念に占められていた。
マークW「とりゃああ!」
マークWはインコムハンマーをドダイライダーに向かって力強く投げつけた。
ドダイライダー「ん?・・・げふっ!!」
ドダイライダー(正確にはモンスタードダイとそれに乗る下級戦士グフの2体)はハンマーを喰らいそのまま地面に落下した。
ゼロ「な・・・なんだ!?」
屋敷に待機していたゼロは窓からその様子を目撃した。そして屋敷の外でも連合軍は突然の敵襲に慌てだした。
兵士ブグ「敵だー!警備隊員がやられたみたいだー!」
怒声が飛び交う中、指揮官である魔術師レイは冷静に状況を把握せんとしていた。
レイ「それで、敵の数は?」
兵士アクトザク「さぁ・・・それが・・・」
そのときだ、マークWが林から飛び出したのだ。
ヴィッシュ「な!?まさか・・・あいつたった一人だけか!?」
ヴィッシュが少し驚く中、マリオンが叫んだ。
マリオン「あれが例のガンダムです!サイコギラの言っていたのは・・・」
レイ「ふむ・・・うるさい蝿だな、何気にうるさそうだな、始末しろ!」
兵士アクトザクとジャムルバーンが2体ずつマークWに襲ってきた。
ジャムルバーン「■!ガンダム野郎ーーー!」
マークW「邪魔するな!どけーー!」
マークWは怒声を発した直後、剣を瞬時に振った。そしてアクトザクたちは一瞬で切断された。
レイ「な!?・・・瞬時にまとめて4体も!?」
驚くレイの前にサイコギラが躍り出た。
サイコギラ「ったく・・・アイツこんな所にまで・・・しつこいったらありゃしない」
マリオン「サイコギラ!」
サイコギラ「アイツは俺が始末しますよ」
サイコギラはそういった直後、マークWに向かって全力疾走し始めた。
サイコギラ「いい加減にしろよ!」
マークW「黙れ!サイコギラーーー!!!」

屋敷から数キロ離れた地点

マークWが心配になって敵拠点に先行する事にした騎士デルタ、騎士Gセイバー、リーナスの3名からなる小隊は屋敷に向かっていた。
リーナス「・・・なんか彼が羨ましいって感じがするな・・・私」
Gセイバー「記憶が無いからか?」
リーナス「まぁね・・・」
Gセイバー「そうかい・・・けどあいつの目・・・ものすごい怒りを感じたよ・・・」
デルタ「ああ・・・それに深い悲しみも感じられた気がするな、故郷を潰されたんだ」
リーナス「私もそんな感じがした、でも・・・彼って実は本当は心優しい奴なんじゃないかなって思うんだけど・・・」
デルタ「何を根拠にだ?無愛想に見えるが」
Gセイバー「俺もリーナスと同意見、アイツ・・・俺と一緒に朝焼け見たとき穏やかな瞳をしたような気がするんだ・・・」
デルタ「ほぉ・・・、おどうやら敵のアジトみたいだ」
前方に建物の屋根が見えた。きっとあそこが敵のアジトだろう。
リーナス「マークW・・・無事だといいんだけど・・・」

続く




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