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No.152 騎士ガンダム戦記 フェイズ8「帰還」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年11月25日 (金) 22時15分 [返信]

ジオンのモンスターの攻撃で窮地に陥ったジムストライカー隊だったがGセイバーの加勢でなんとかその危機は去ったが・・・

リーナス「出口は滝の裏だったのね。水しぶきが冷たい」
リーナスが滝の裏の洞窟から出てきた。Gセイバーとリーナスはギャンクリーガーたちとの戦いの後、洞窟を当ても無くさまよっていた所、滝の裏に繋がる出口に辿り着き、今に至る。
Gセイバー「おいリーナス。お前はとりあえず隠れてろ」
リーナス「え・・・でも・・・」
タートルゴッグ「キサマぁ・・・邪魔しやがって!」
Gセイバー「汚い手段で攻撃するとはな。戦士の風上にも置けないな!」
クラブマラサイ「生憎俺たちは戦士じゃないんで!」
ストライカー「確かに・・・納得」
Gセイバー「納得するなよ!」
タートルゴッグ「野郎共!やっちまえ!」
タートルゴッグの号令でクラブマラサイ達が襲い掛かってきた。
クラブマラサイ達「喰らえ!」
クラブマラサイ達の巨大なハサミがGセイバーとジムストライカーに襲い掛かった。だが二人は後ろへ飛び跳ねて回避した。
ストライカー「よくも部下を殺してくれたな!この借りは倍にして返してやる!」
前方へ飛び跳ねたストライカーはご自慢の武器ツインスピアをクラブマラサイの頭部めがけて振りかざした。がきぃん!
だがクラブマラサイの甲羅でガードされた。
クラブマラサイ1「甘い!甘い!」
ストライカー「じゃあこれはどうかな?」
クラブマラサイ1「え!?」
ツインスピアをクラブマラサイの目にぐさっ!と付き刺した。
クラブマラサイ1「ぎゃああ!目が!目が!」
ストライカー「トドメ!」
ストライカーはもう1回突き刺した。クラブマラサイを1体倒した。残りは3体。
Gセイバーもクラブマラサイ2体と交戦中であった。
Gセイバー「てりゃあ!」
ばきぃ!とGセイバーがクラブマラサイの1体に蹴りを入れた。蹴られたクラブマラサイはひっくり返って動けなくなった。
クラブマラサイ2「うああ!くそー!」
Gセイバー「よし!」
クラブマラサイ3「後ろががら空きだ!」
だがそのクラブマラサイの後ろからジムU達がボーガンで攻撃してきた!
兵士ジムU「この野郎!」
クラブマラサイ「ぐあ!足に矢が・・・」
足に矢が突き刺さった。
兵士ジムU「今です!隊長!」
ストライカー「サンキュー!うおりゃああ!」
ストライカーのツインスピアでクラブマラサイの顔にツインスピアを突き刺した。同じくGセイバーもひっくり返ったクラブマラサイの腹を切り刻んだ。
残るはタートルゴッグだけである。
Gセイバー「覚悟しろ!このゲス野郎!」
タートルゴッグ「くっ!俺をなめんなよ!」
ストライカー「何を!」
ストライカーが突っ掛かった。だがタートルゴッグは自慢の甲羅でガードした。
ストライカー「うわ!」
タートルゴッグ「ふん!俺を甘く見たな!」
だがその直後。
タートルゴッグ「何!?」
グサッ!Gセイバーがタートルゴッグの頭部に剣を突き刺した。
タートルゴッグ「ぐおおお・・・」
タートルゴッグはそのまま、泉に落ちて沈んでいった。
リーナス「Gセイバー・・・大丈夫?てか、この人たち誰?」
Gセイバー「ああ、とりあえず大丈夫だ。んでコイツらは俺の仲間だ」
ストライカー「助かったぜ・・・また助けられたな」
Gセイバー「ったく・・・お前は」
ストライカー「てゆーかそこにいる鎧着てる娘っ子はなんだ?」
Gセイバー「コイツは洞窟で出合った記憶空っぽで魔法使うおっかないかもしれない娘っ子のリーナス」
リーナス「む・・・おっかないって・・・」
Gセイバーとストライカーは互いに起こった状況を報告しあった。
ストライカー「んで、コイツは魔法使えるのか」
Gセイバー「ああ、どうやらな、なんかコイツの体に変な文字が光りながら浮かんで来たんだよな」
リーナス「そうなの・・・一体なんなんだか・・・」
Gセイバー「多分コイツはストライカーの言うとおりジオン族の忘れ物かも知れないな」
リーナス「忘れ物って・・・私が・・・」
兵士「でも重要なのにどうして忘れるんだろ?」
Gセイバー「さぁ?誰でも忘れる事はあるさ」
ストライカー「・・・1度帰還したほうがいいかもな、コイツを連れてってさ」
Gセイバー「そうだな、いずれ記憶も戻るかもしれないしな、どうする?リーナス」
リーナス「・・・わかった、とりあえず着いて行くよ・・・」
兵士達「大丈夫かな・・・?」
Gセイバー「よし!帰還するぞ!」
Gセイバーたちは船を止めてある砂浜へ向かっていった。

ファイズ島の崖

夕方、空は美しい夕焼けに染まっていた。なんとか辿り着いたGセイバーたちを乗せた船を見つめる者がいた。騎士ギャンクリーガーである。
ギャンクリーガー「ちっ!・・・厄介な事になったな・・・奴がガイア王国の連中の手に落ちるとは・・・コードネームリーナス・・・奴はなんとしても我々が・・・」
ギャンクリーガーは舌打ちしつつ、彼らを見つめていた・・・

続く




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