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No.126 新訳アニメシリーズ第2弾 「こんなのがよかった:僕的マジンガーZ最終回」 投稿者:ふじさん   投稿日:2010年06月13日 (日) 01時42分 [返信]

※この小説は、1972年に放送されたアニメ及びマンガ、「マジンガーZ」を基にでっちあげたストーリーです
登場する機体、キャラの容姿についてはググッてくださいw←


「甲児よ!この無敵の力…マジンガーZを手にした瞬間からお前は人間を越え、超人兜甲児となったのだ!!この力を使えばお前は神にも悪魔にもなれる!!」
一人の少年、兜甲児に老人が叫ぶように語りかける
その後ろにはその名の通り魔神の如き鋼鉄の巨人、「マジンガーZ」がそびえ立っていた
「俺は神にも悪魔にもならない!俺は……正義と平和の為にこの力を使う!!」
そう甲児が叫んだ瞬間甲児の体が変わり、マジンガーZの姿となる
そして迫り来る鋼鉄の悪魔、機械獣
決して破れぬ無敵の金属、超合金Zに身を包んだマジンガーZはまさに無敵!最強!そして最高のスーパーロボットであった!
「爺ちゃん!マジンガーは……本当に無敵なんだね!!」
目の前の祖父、兜十蔵に問い掛ける
「あぁそうじゃ無敵だ!まさに無敵だぁー!ハハハハ!ハハハハハハハハ!!」
十蔵が声高らかに笑い声をあげる
だがその刹那十蔵の体が変化し、邪悪な影になる
「だからこそ……ダからコそ殺シ甲斐がアるノダ!かァぶトコオォォォジイィィィィィィ!!」
その影が一気に迫りくる
「うわあぁぁぁぁぁぁ!や…やめ………」

「やめろおぉぉぉぉぉぉ!!」
ガバッと起き上がる
そこにあったのは見慣れた光景、見慣れた部屋であった
「夢、か………」
余りに鮮明な夢だった為か全身にびっしょり汗をかいている
(ったく不吉この上ないぜ……)
心の中で不満を言いつつ再び寝付こうとしたその瞬間
警報が響き渡る
光子力研究所から発された通信である
「甲児君!機械獣が現れた……行ってくれるか?」
「勿論です!!」
甲児は通信を一方的に切ると寝巻からマジンガーZのパイロットスーツに着替え、ホバー・パイルダーに乗り込む
エンジンが唸り、ホバーパイルダーが発進する

人の命は尽きるとも
不滅の力 マジンガーZ

(そうだ……マジンガーは無敵だ。誰にも負けないんだ……何を恐れる必要があるってんだ…兜甲児よ)

争い絶えないこの世の中に
幸福求めて悪を 討つ

野を越え山越えホバーパイルダーが駆る
やがて白い建物、光子力研究所が見えてくる

人の頭脳加えた時に

「マジィーン!ゴォー!!」
甲児の叫びに応えるように光子力研究所の傍のプールが割れ、マジンガーZが迫り出す

マジンガーZ マジンガーZ
お前こそ未来 もたらす

「パイルダーオン!!」
ホバーパイルダーが変型し、マジンガーZの頭部に入る事でマジンガーZが起動する

「スクランダー!クロースッ!!」
マジンガーZが走りだし、甲児の合図と共に紅の翼、ジェットスクランダーが飛び出しマジンガーZの背中に装着される
ジェットスクランダーを装備したマジンガーZが大空を羽ばたく

やがて機械獣が暴れている街へと到着し、ガシィンと重量感のある音を立ててマジンガーが降り立つ
「やいやい機械獣!俺が相手だ!!行くぜ!!」
「グウオォォォォッ!!」
機械獣が雄叫びをあげてマジンガーZに突っ込んでゆく
しかしマジンガーZはそれをヒラリと避ける
「ほらほら何処を狙ってんだ!俺はこっちだぜ!!」
「グルル………」
機械獣が甲児の挑発を受けて振り返る
「光子力ビィーム!!」
その瞬間マジンガーZの目からビームが発射され、機械獣の目に炸裂する
「グオォォォォン!!」
目を押さえて悶絶する機械獣
しかしその隙にマジンガーZの拳が機械獣の体を貫く
必殺の鉄拳ロケットパンチである

そして2匹目が現れる
頭にドリルを装備しており、地底から現れた
その機械獣もドリルを回してマジンガーZへと突撃する
しかしそのドリルはマジンガーZのボディを貫通せずに当たっただけであった
「ざぁけんじゃねぇ!このマジンガーの装甲がそんなもんで貫けるかよ!!」
マジンガーZはドリルを脇に抱え、そのままジャイアントスウィングで空中に放り投げる
「スクランダーカッター!!」
空中へ放り投げられた機械獣目掛けてマジンガーZが飛び立ち、その紅の翼で機械獣を真っ二つに切り裂いた
機械獣の下半身は爆発するものの上半身が変型し、マジンガーZに向かってゆく
「ルストハリケーン!!」
マジンガーZの口から酸を含んだ強風が飛び出し、機械獣の体が錆び付きやがて散ってゆく
また機械獣が現れる
「またかよ!アイアンカッター!!」
ロケットパンチに鋭い刃が生え、そのまま飛び出す
憐れ機械獣は何をする間も無くアイアンカッターで切り裂かれた

しかしまたもや機械獣が現れる
「ちいっ!なんか多くねぇか!?」
そりゃマジンガーを知らない読者の為に一通り技を見せないとね☆
「てめぇの仕業かぁぁぁぁぁぁぁ!!」

機械獣が向かってゆく
「ったく……これで最後だろうな!!」
本当は強化型ロケットパンチとかサザンクロスナイフとかドリルミサイルとかミサイルパンチとか(その他延々)見せたいけどキリが無いからね

「よおし!これでも喰らえ!ブレストファイアーー!!」
胸の鉄板から赤い熱光線が発射される
こな熱光線に触れた機械獣はたちまち融解し、跡形も無く消えてしまった
「どんなもんでえ!!」
ガッツポーズを取り、飛び去ってゆくマジンガーZ
しかしそれを快く見ていない者が一人居た

場所はバードス島
機械獣が大量に格納された太古の悪魔の島である
そこの主の名は
「Dr.ヘル」
自らを地獄と名乗るこの男は眉間にシワを寄せながら不快そうにマジンガーZを見ていた
「おのれマジンガー!次から次へと我が機械獣を!!」
バンッと机を力いっぱい叩き雄叫ぶ
「やはり機械獣でマジンガーZを倒すことはできぬのか………!」
しかし突如Dr.ヘルは何かを閃く
「そうか……「機械獣では」無理……ならば」
ニヤリと口元を歪ませる
「機械獣達よ、貴様らの敗北は無駄では無かった!…そうだ、幸いにもこちらにはマジンガーZの戦闘データが揃っている………これを基に最強の機械獣を…いやスーパーロボットを造ればよい!!」


「ククク……マジンガーを倒せるものはマジンガーだけ、か」

[無敵のマジンガーZ:終]
***あとがき***
版権ものシリーズその2です
あえて今の子は知らなさそうなものを題材に選ぶという勇気←節子何言うとるんや!それ勇気やない無謀や!
本当は全部書こうと思ったのですが映画一本分くらいに超絶長くなりそうなので自重しました(´・ω・`)

次回、さらば無敵のマジンガー
ゆっくりしてってね!!←




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