アデレードの森における会戦はまだ続く。戦闘開始から1時間が経過しようとしていた。
その頃セカンドセイバーとヴィッシュが交戦状態であった。 セカンド「とりゃあ!」 ヴィッシュ「くっ!俺に適うか!ガンダム!」 セカンド「それはこっちの台詞だ!」 セカンドとヴィッシュの二人は一歩も譲ろうとしない。二人とも疲れきったような表情だ。 セカンド「まだまだ!」 ヴィッシュ「こっちもだ!」
その頃リーナスの放った矢がエリアルドの左肩に刺さった。彼女の狙いは右肩か頭部であった。 リーナス「外しちゃった・・・あたったけど」 Gセイバー「だが奴にはダメージになっている!」 エリアルド「くおおおお!!」 エリアルドは左肩の矢を引き抜く。魔術師レイが気づく。 レイ「うお!いかん!王子!」 レイが戦闘を投げ出してエリアルドの元へ向かう。 マリオン「レイ様!」 スカーレットC「ここは私たちにお任せ!」 ヴィッシュ「!王子が!」 ヴィッシュもセカンドとの戦闘を投げ出してエリアルドの元へ向かう。 セカンド「ちょっ・・・待て!」 エリアルド「俺は大丈夫だ・・・持ち場へ戻れ!」 レイ「しかし!」 エリアルド「これは命令だ!!」 レイ「・・・了解!」 ヴィッシュ「無理をなさらずに・・・」 二人は即効へさっきまでいた場所へ向かった。ヴィッシュは追ってきたセカンドと交戦状態に入る。 セカンド「戦闘の続きと行こうか!」 ヴィッシュ「そうだな!」
イリュージョン「一応ダメージにはなっているな・・・」 エリアルド「まだだ・・・負けはしない!」 エリアルドは流血した左手を押さえるのをやめて両手で剣を構える。 リーナス「それでも戦おうとするなんて・・・」 Gセイバー「戦士はそんなものさ・・・傷ついても戦う!」 イリュージョン「その通りだ」 リーナス「・・・確かにね」
レイも持ち場に戻って戦闘を指揮していた。 ナヴィ「あいつさっき戦闘を放棄してどこかに・・・」 ジャグラー「どうやら王子が負傷したみたいだ」 ナヴィ「えええ!」 ネクティス「流石に焦るだろうな、王子が負傷するってのは」 マリオン「あの・・・レイ殿・・・王子は大丈夫でしょうか?」 レイ「大丈夫だが心配だ・・・だが持ち場に戻れって言われたよ・・・」 マリオン「そうですか・・・」 スカーレットC「頑張るわね・・・だったらこっちも負けないわよ!」 スカーレットCが呪文を唱えた。 スカーレットC「ルフィラ!!」 ナヴィに雷が直撃する。 ナヴィ「ぎゃぼおおお!」 ネクティス「大丈夫か!?」 ナヴィ「なんとか・・・」 ジャグラー「コイツ!やってくれたな!」 ジャグラーも負けじと呪文を唱える。 ジャグラー「ファン!」 ジャグラーの魔法攻撃がグレムリー魔法部隊に襲い掛かる。ハーフキャノンが1名倒された。 スカーレットC「きゃあっ!」 マリオン「きゃあっ!」 レイ「ほお・・・こいつ、中々だな!だが甘い!」 レイが呪文を唱えた。 レイ「ソーラ!」 そしてガイア魔法部隊を光熱が襲う。 魔法部隊一同「うああああ!」 ネクティス「ぜ・・・全員無事か!?」 ナヴィ「ど・・・どうにか・・・」 ジャグラー「同じく・・・」 ソルガンタンク「コイツ・・・かなりヤバイです!」 ネクティス「俺も思ったよ・・・かなりのやり手だっ!」 マリオン「さすがレイ殿・・・グレムリー1の魔術師・・・!」 スカーレットC「かっこいい!」
デルタとマークWVSサンドレオンの戦いも続いている。ペースを絶対に崩そうとしないサンドレオンに二人は手こずる。 デルタ「吸血鬼の手下やっていただけあって得体が知れないな・・・」 サンドレオン「来ないならこっちから来てやる!」 サンドレオンがショーテルを構えて遅い来る。 サンドレオン「やーーーっ!」 サンドレオンの攻撃を二人は剣で防いだ。 マークW「負けるかああ!」 マークWが根性で押し返そうとする。デルタもそれに習い押し返そうとする。 デルタ「うおおお!」 サンドレオン「こいつら・・・!力比べと行こうか!」 サンドレオンのほうが力が強いようだ。徐々に二人が押し出されそうだ。 デルタ「くっ・・・!なんて力だ・・・!」 マークW「そのままでは・・・!」 デルタ(氷獣戦士か・・・ん?・・・氷獣・・・氷・・・と言う事はまさか・・・) デルタが何かを思いついたようだ。
続く
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