アデレードの森での戦いが始まった。そんな中グレムリー公国王子エリアルドが騎士Gセイバーと剣士イリュージョンの前に立ちはだかった!
エリアルド「久しいな!ガンダム!」 Gセイバー「こちらこそ!」 イリュージョン「同じく!」 エリアルドは両者に対して攻撃を開始した!まず剣を天にかざした。エアブレードだ。 エリアルド「食らえ!!」 エアブレード(風のカッター)が二人に迫る! Gセイバー「やばい!」 イリュージョン「避けるぞ!」 二人はどうにか敵の技を避けた。 エリアルド「ほお!少しはやるようになったな!」 イリュージョン「こっちだって前の技は見切っているんだ!」 イリュージョンはそう言いながらエリアルドに切りかかる。 イリュージョン「とりゃあ!」 エリアルドは剣で攻撃を防御する。 イリュージョン「間合いはいいようだな!」 エリアルド「伊達に剣の修行は怠ってはいない!」 エリアルドとイリュージョンの戦いにGセイバーは乱入しようとした。イリュージョンの援護だ。 Gセイバー「援護するぞ!」 エリアルド「くっ!二人がかりでもかかって来い!」 2対1の激闘が続く最中、マークWとサンドレオンの激闘も続いている。 マークW「こいつ!なかなかやる!」 サンドレオン「お前、名前は?」 マークW「ガンダムマークWだっ!」 サンドレオン「ほお!」 サンドレオンはショーテルで突撃してきた。 マークWは剣で応戦する。 リーナス「むむむ・・・」 リーナスは再び現れたサンドレオンに驚きながらも敵と交戦していた。リーナスの相手は兵士ブグだ。 リーナス「てええい!」 リーナスはボーガンをブグに向けて撃ち込んだ。 ブグ「ぐあああ!」 ブグは倒れこむ。 リーナス「ふう・・・まだ来る・・・」 ボリノークベアーがリーナスに襲い掛かった。 ボリノークベアー「お前が捕獲対象か、大人しく捕まりな」 リーナス「嫌よ、何を考えているか分からない連中なんかに」 ボリノークベアー「俺もわからんがお偉い様の命令だ、力ずくで!」 リーナス「この!」 リーナスはボーガンをボリノークベアーに発射した。 ボリノークベアー「ボーガンだと!」 ボリノークベアーは皮膜でジャンプした。 ボリノークベアー「とお!」 リーナス「げ!避けた!?」 リーナスの放った矢は木に当たる。 ボリノークベアー「覚悟しやがれ!」 ボリノークベアーが襲い掛かる。だがリーナスはそれでも矢を放った。 リーナス「落ちて!」 グサッ。と鈍い音がした。リーナスが発射した矢がボリノークベアーのこめかみに着弾した。 ボリノークベアー「ぐあああ!この野郎!」 なおもボリノークベアーはリーナスに襲い掛かろうとした。だがそれは阻止される。 デルタ「とりゃあ!」 デルタの攻撃がボリノークベアーに止めを刺した。 ボリノークベアー「ぐぎゃあー!」 ボリノークベアーはそのまま倒れた。 デルタ「リーナス、無理はするな!」 リーナス「団長・・・」 マークW「うおおお!!」 サンドレオン「うおりゃあ!」 マークWとサンドレオンの唸り声だ。 デルタ「ん?あの声って・・・」 リーナス「あ、そうだ!団長!大変です!グレムリーの軍勢の中にガンダムサンドレオンがいます!」 デルタ「何!?サンドレオンが!?」 リーナス「あれです!」 リーナスが指差した方向にはマークWとサンドレオンが戦い続けていた。 デルタ「何で奴が・・・ギルティが死んだ後、姿を消していたが・・・」 リーナス「・・・なんででしょう?」 デルタ「今はそんな場合じゃないぞ!」 つばぜり合い中のサンドレオンがふと振り返る。デルタを確認した。 サンドレオン「あ!貴様ら!」 リーナス「あ、見つかった」 デルタはGセイバーを視認した際エリアルドがいることを確認した。 デルタ「あいつまで・・・」 サンドレオンと交戦中のマークWは少し思った。こいつはデルタと知り合いなのかと。 マークW「デルタ団長の知り合いか?」 デルタはマークWに向けて言い放った。 デルタ「マークW!そいつは俺に任せてリーナスの護衛を!Gセイバーは厄介な敵王子様と交戦中だ!」 マークW「何!?またあの王子か!」 サンドレオン「あの時の奴だな・・・」 リーナスは少し迷った。サンドレオン・・・リーナスの初恋の相手を殺した吸血鬼ギルティの手下だ。だが既に敵は討ったが彼は仇ではない。 リーナス(ここは団長に任せよ・・・) リーナスはそう心に思った。 リーナス「団長!どうかご無事で!」 リーナスは敬礼し、マークWの元へ向かう。 サンドレオンは矛先をデルタへ変えた。 サンドレオン「まさかこんな所で会えるとはな!」 デルタ「またやるか?」 サンドレオン「ああ、またやるとも!お前もあの娘も倒してな!」 デルタ「主君の仇討ちか!あんな主君の!」 サンドレオン「あれでも俺の命の恩人だったからな!」 デルタ「上司を一応は信頼しているんだな・・・」 再びサンドレオンとデルタの戦いが始まった。 サンドレオンがショーテルでデルタに襲い掛かった。 サンドレオン「とりゃああ!」 デルタは後ろへ下がりつつ、突撃した。 デルタ「とりゃあ!」 剣とショーテルが火花を散らす。 マークW「あいつ知り合いなのか?」 リーナス「まあね・・・」
続く
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