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No.155 騎士ガンダム戦記 フェイズ11「リーナスの謎」 投稿者:GX−9900   投稿日:2011年12月03日 (土) 22時13分 [返信]

ガイア城内ネクティスの研究室

記憶の無いリーナスの調査を砲術師ネクティスに依頼した騎士Gセイバーと戦士ジムストライカー。
彼らの上官である騎士団長デルタも一緒にいる。
ネクティスはまず、リーナスの身体検査をしてみる事にした。
ネクティス「あー・・・リーナス殿、とりあえず恥ずかしいと思うけど鎧を脱いでくれない?それからこの台に」
リーナス「あ・・・はい・・・」
リーナスは鎧を脱ぎ、それから手術台のような台に横になった。
リーナス「これでどう・・・」
ネクティス「うん、そうだね」
リーナス「私さ・・・魔法を使うときにお腹と掌に妙な文字が光って浮き出るの」
ネクティス「妙な文字?」
Gセイバー「俺も見たぞ、ちょっと変な文字だったけど」
ネクティス「文字って・・・」
リーナス「はぁ・・・早く調べてよ」
ネクティス「わかったわかった」
ネクティスはそういうと杖をリーナスの体にかざした。これで魔力レベルを調べているのだ。
ネクティス「ふむふむ・・・うわ・・・」
ネクティスがちょっと驚いたような表情をした。
ネクティス「お前さん、ちょっとやばいかも」
リーナス「どういう事?」
ネクティス「いやさ・・・お前の魔力なんだが・・・かなり強力だぞ」
デルタ「それはどのくらいのレベルだ?」
ネクティス「まぁ・・・せいぜい、1個師団レベルって所かな?」
一同「なにぃーーーー!?」
リーナス「そ・・・そんなにヤバイの?」
リーナスが心配そうに呟いた。もし自分がかなり危険な者と知れば、この国に迷惑がかかると思ったのだ。
ネクティス「あのさ・・・今ここで魔法使ってくれない?」
リーナス「え・・・でも・・・どうやるかわかんないし、それにあれは・・・なんか危ない時に発動したようなものだし、頭に呪文が浮かんだようなものだったし・・・」
デルタ「つまり・・・今の状況じゃ使えないって事か、残念だったなネクティス」
ネクティス「うむ・・・」
リーナス「はぁ・・・それじゃあますますわからずじまいね・・・」
自分の体を眺めつつリーナスは溜息交じりの言葉を吐いた。
そしてちょっと考えて、あることを思いついた。
リーナス「ねぇ・・・とりあえず・・・全部脱いで良い?」
一同「・・・はいぃぃ!?」
リーナス「いやさ・・・私が裸になってさ、それでこの体を徹底的に調べてくれない・・・?」
その大胆な発言に対してGセイバーたちは顔を赤くしつつ、恥ずかしそうに叫んだ。
Gセイバー「いや・・・だ・・・ダメだって!」
ネクティス「そうだ!それはダメだ!」
デルタ「却下だ!騎士団長として命ずる!ちょっと恥ずかしいし・・・」
リーナス「あ・・・ごめん・・・やっぱダメなのね・・・」
リーナスも顔を赤くしつつ言った。どうやら本人も恥ずかしかったらしい。
Gセイバー「でも・・・今思ったんだけどお前さ・・・ジオン族に狙われてるだろ」
リーナス「そうよね・・・ならばこの国から出て行こうかな?」
Gセイバー「勝手な事言うなよ、せっかく連れてきたのに・・・それでもし敵と遭遇した場合どうする?」
リーナス「そりゃあ・・・戦うしかないよ、魔法で」
ネクティス「でももし万が一魔法が使えないとどうする気だ?」
リーナス「拾った剣があるわ、それで応戦するわ」
Gセイバー「おいおい、お前の剣の腕ってさ、見たところ素人っぽいぞ、その腕じゃあっけなく捕まるのがオチだな」
それに対しデルタが言い出した。
デルタ「そうなのか?」
リーナス「私、剣の事なんか全然わかんない・・・振り回す事くらいしか・・・」
デルタ「はぁ・・・こりゃあ鍛えるっきゃないな」
Gセイバー「俺も同感」
リーナス「え・・・?」
デルタ「Gセイバーよ、とりあえずお前がコイツに剣を教えてやれ、発見者なんだからさ」
Gセイバー「え?俺なの?・・・確かに少しの期間だけ剣の教官をした事はあるけど」
デルタ「う〜〜〜ん・・・そうだな、ついでにリーナスの記憶が戻るまで彼女の面倒を見てやるんだな」
Gセイバー&リーナス「え・・・えええええ!?」

続く

No.156 はわわわわw 投稿者:ふじさん    投稿日:2011年12月05日 (月) 18時58分

久々に来てみたらGXさんが小説更新していたとは………
それも1ヶ月近く前から

僕も負けずに伝説魔獣を更新したいと思います!!




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