DAINOです。 いこあんさん、それからたくさん書き込みを下さってるみなさん。ありがとうございます。 DAINOは長年の薫さんの友人です。 皆様の悲しい気持ち分かります。残すか残さないかみなさんのご意見はとても重要だと思います。 そしてこのHPに関してはいこあんさんの意志も尊重しなくてはならないと思います。薫さん自身のHPの存続は薫さんの意志はもう聞くこともできませんが・・・
いこあんさんは、「柴山先生が自分のHPを残して欲しいのかどうかわからない」と言っていますが、さあ、本当に分からないでしょうか?
私には、「そのままにして残して。俺、ちょっと照れくさいけど(笑)」と言っているように思えます。 私が彼から受け取った最後のメールに、ある逸話が書かれてありました。それは薫さんが「どう生きたかったか?」を示した言葉でした。そしてそのメールの最後に 「がんばろね!俺もがんばる」と結ばれていました。
どなたか、「博物館のように」と書いておられますね。 そう、NET博物館です。生の薫さんの書き込みが読める偉大な博物館です。20世紀から21世紀をそれこそ、紐のないバンジージャンプ(アシスタントさんの言葉)のようにぎりぎり身を削って生き抜いた薫さんの生涯の証です。 薫さんの最後のメールには「俺は消えないぞ!!みんなの心に残るぞ!!」と言う意味合いのことがたくさん書かれていました。自分をゴッホにたとえて。
ご遺族のみなさまはここにこんなページがあること、そして薫さん自身のHPのことも最初はご存じなかったようですが、今は「息子の言葉、息子の絵、息子の生の生活」として大事に残されようとしておられます。
薫さんが逝ってしまった日、薫さんが長年可愛がっていた猫ちゃんがいなくなりました。ご親族がどこを探してももうその猫ちゃんは帰ってきません。薫さんといっしょに旅だったのでしょうか?それもご親族様を悲しませる出来事のひとつでした。 私は薫さんのHPに住んでいるハーボットの「ぽち」をその猫ちゃんの代わりにずっとお世話しようと考えました。SO−NETに何度も必死で頼み込みました。ご親族様もそれを願っておられました。そしてとうとうSO−NETさんが許可を出してくださって、私が管理できるようになりました。
薫さんのHPに行ってあげてください。 ぽちくんに話しかけてください(?を押すと話ができます)ゲームをしようと言うと、「名前教えて」と言います。あなたの名前を教えてあげてください。 お父様、お母様がぽちくんにそれを聞いて、皆様がお仏壇に参って下さったように喜ばれると思います。
柴山薫のHPは残します。消してはなりません。柴山薫の意志と、遺言と思ってください。(ごめんんさい。私に届いた最後のメールを公表することはできません・・・ですがお察し下さい)
そしていこあんさん。ここもどうか残してください。 薫さんはそれも必ず望んでいるはずです。 お願いします。 皆様もどうか、どうか、柴山薫と言う、心優しい温かい でっかい希望を持った、才能ある漫画家がいたことをずっと忘れずに居てください。DAINO
|