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[640] Dream Sunday
アネラス気取りの人 - 2009年01月19日 (月) 00時34分

**プロローグ**

「暑いなぁ・・」
うちわを片手に部室の隅で鬱になりかけた少年が言った
「暑い!でも、今5月なんだよなぁ・・」
少年は恐れていた・・今年7月頃に襲う暑さが今より暑いと思うこと事態に・・
「でも、そんなこと考えるより働け!!」
少年は悟った・・聴覚がおかしくなったのだと・・
「お〜い?聞いてる??ってか生きてる??」
姉さん・・僕にも幻聴が聞こえる様だよ・・
※少年に姉は居ません
「やっぱ、死んでるのかな?・・サトっちしぼぉー確認♪」
あれ?
この声は・・
「由香!!」
「生きてたのかぁ!ショックぅ・・今から通夜だったってのにベイべー!!」
こいつは相変わらず恐ろしいぜベイべー!!と思いながら・・
また今年もいつもと変わらない年だと諦めたように思うサトっちだった・・(本名不詳     

[641] 第一話 知らないよ知らないんだからさ・・
アネラス気取りの人 - 2009年01月19日 (月) 01時00分

「であるからして〜・・」
まず学校の生徒達は朝会で校長のであるからして〜マジックを聞くであるからして〜・・
「校長って酸素どんだけあんだよ・・」
あれ、この意味不明な発言をするのは・・
「どう思うよ〜?今井ぃ〜??」
やっぱりこいつか(糸部 雅史 16歳 独身 彼女イナイ歴16年)
「とりあえず酸素が関係あるとは思えないぞ・・」
俺ナイス!冷静なツッコミ!!
「バカ野郎!酸素があるからあそこまで間を開けずにであるからして〜マジック使えるんだろが!!」
うわぁ・・こいつに限っては俺の正論効かねぇ・・ってかその表現流行ってるのか?
「朝のこの15分ずっとあれはきつい!だがあれは校長の使命なんだ!!」
衝撃的な馬鹿っぷりありがとー糸部・・
「衝撃的な馬鹿っぷりだな。」
あれ?俺の気持ちを代弁してくれる奴がいたと振り向いてみると・・
「南瀬!おまえに馬鹿と言われる筋合いはないぞ!!」
糸部、説得力ないぞ・・
「ん?馬鹿だろ??っというか私は優秀だから君とは違うな〜。」
俺は「南瀬・・後はこの馬鹿任せた・・」と言ってみた
「私には扱えないな〜、放置が一番かもな〜。」
南瀬がそう言うと同時に集会の終わりを教頭が告げた

[642] 第一話 知らないよ知らないんだからさ・・トゥ〜2
アネラス気取りの人 - 2009年01月19日 (月) 01時21分

「しかし、南瀬って美人だよな」
糸部は言ったが・・
その隣に居た由香は
「美人と言うよりかっこいいかもぉ♪」
と言っちゃった

〜〜回想〜〜
振り向いてみると
同じクラスの南瀬が居た。と書こうとしたのにすいません^^

「それでさ〜、サトっちはどう思う?南瀬さんのこと」
あれ?回想終わり?
と思うのも束の間・・
俺は話を脳内で自然に聞いていた様で迷わず答えてしまっていた
「おっぱい魔人」
そう俺は無類の巨乳好き・・じゃねぇよ!!
案の定二人に聞こえていなかったようだが・・
「ほぉ、いい度胸してるなぁ・・今井・・」
聞こえていたか・・
振り返らずともわかる・・
「お前も糸部と同じ馬鹿か?」
あらぁ、かなり怒ってらっしゃる・・
「いや、あれは・・その・・言ってみただけなんだ!ははは・・」
言い訳?しつつも結局俺は正拳を腹に二発くらってしまい
下校時刻の5時頃まで気絶していたという・・

次回に続くかな?

[643] 第一話 知らないよ知らないんだからさ・・トゥリィ〜3
アネラス気取りの人 - 2009年01月19日 (月) 15時39分

「いたたた・・」
帰り道、俺は南瀬に殴られた箇所を触ってみたが予想通り痛かった
しかし、なんで俺はあんなことを言ったのか今でも理解出来ない。
まさか、俺って操られてるのかと思うが。
そんなのは小さい頃に終わってしまった夢のようなものでとても信じがたいものである
「にしても・・少しは手加減しろよなぁ・・あれぐらいで怒るか?普通??俺が女だったら嬉しがってるぞ」
あぁ、今の俺考えが糸部と同類だよ・・
「こんにちは、ちょっといいかな?」
俺は考えごとをしている最中に話しかけられたため思わず
「えっ?あ、こんにちは!」
と声が張りあがってしまった。
「ははは、別に怪しいものではないよ。すぐに話は終わるから聞いてくれないかな?」
と笑いながら解釈した。
話しかけてきたのは年が40ぐらいのベテランの刑事だった。
最近、ここの地域では空き巣が多いらしいから心当たりはないかと聞かれただけだった。
「えっと、何で事件に関係のなさそうな学生に聞くんですか?」
「いや〜、どうも空き巣は学生のようなんだよ。だから、学生に聞き込みをしていた訳なんだ」
そして刑事さんは小さな声で言った。
「・・Dream Sundayって知ってるか?

[644] 第一話 知らないよ知らないんだからさ・・フォー4
アネラス気取りの人 - 2009年01月19日 (月) 15時56分

「Dream Sundayって知ってるか?
刑事さんは小声で言ったが一瞬周囲が凍り付いたような感覚に俺は陥った
「知りません・・えっと何か情報を掴んだらすぐにでも伝えにいきますから」
言ったと同時に俺は走った。
あの刑事の近くに居たくなかったのだ。
一秒でも早く家に着くために全力で走った。
「はぁ・・はぁ・・なんなんだよ、何で俺逃げてんだよ」
しかし、家に着いた今、そんなことはどうでも良いことに変わった。
「おかえりぃぃい!悟ぅぅう!!」
俺は飛びついてきたものを素早くかわした。
「ぐはっ・!鼻がぁ・・鼻がぁドアにぶつかって折れたぁ!!」
何とも騒がしいこいつは一応俺の親父である
「お前程丈夫な奴がドアに鼻ぶつけたぐらいで折れるわけねぇよ!!」
冷静なつっこみ糸部病脱出
「なんだとぉ!!少しは父をいたわれボケがぁ!!」
キタ、親父のダイナマイト仕込み忘れたぱーんち!
しかし、俺はまたもや冷静に避けた
親父の手は見事に壁に激突
「あがぁ!手が・・折れたZE☆」
しかし、俺はそんな親父を無視してリビングに向かった

続かないのかなぁ?続くよたぶん・・

[645] 第一話 知らないよ知らないんだからさ・・フォー4
アネラス気取りの人 - 2009年01月19日 (月) 16時13分

夕飯
「にしてもサヤの作る飯は旨いなぁ・・こんだけ旨いならサヤ自体おいしいんだろなぁ・・」
俺は親父を殴った、変態だからである
「ぐはっ!てめぇ、少し俺がサヤ食べたいな発言しただけでなにおこって・・ぐはっ!」
「2撃目も当たったぁ、今井選手ゆうしょー」
サヤは親父が言ってることの意味がわからなかったみたいで普通に審判をやっていた
俺もそのノリに合わせ
「やほー!おれっちゆうしょー!!」
と言ってみたが
「うわぁ・・お兄ちゃんが壊れた・・」
逆に引かれた
「てめぇ・・さてはシスコンだな!11の妹を愛する16ってフレーズが似合うZE☆」
まぁ、そんなことを言ってる親父を15発殴り、食事を終え二階に上がっていった
自室に入りベッドに寝転がりポツリと言った
「この家に来てもう7年か・・」

さてと、キャラ紹介
今井 悟(主人公
今井 彰(親父
今井 サヤ(妹
糸部 雅史(バカ
渡瀬 由香(出番の少ない幼なじみ
南瀬 有希(おっぱい魔人
刑事(詳細不明

[646] 第二話 暑い!どうにかしてくれ!!
アネラス気取りの人 - 2009年01月19日 (月) 16時32分

「暑い!」
俺は当たり前のことを言ったのだ、だが
「寒い!あぁ、死ぬ凍え死ぬ」
そういうのはやっぱり糸部
「寒い!おい、今井!!カイロないか?」
さて、どこからツッコもうか・・
「あぁ、暑い!サトっち、マサっち何でこんなに暑いのかな?」
はい、こいつ正常、由香は正常だった
「は?なに言ってんだよ!寒いじゃねぇか!!」
すると、南瀬とうじょー
「暑いな、7月はもっと暑くなるのだろうか?」
はい、南瀬正常!おめでとー!!
「お前ら・・俺の寒さが伝わらないのかよ!!」
「「「いや、暑いから!」」」
俺達はこの時初めて息があった気がする
「しかし・・馬鹿は寒いと暑いの感覚が常人の逆なんだな」
南瀬、いくらなんでもそれはないぞ
「でも、マサっちって馬鹿だけど天才だよね」
由香、お前はなにも言うな
「寒い!なんとかしてくれ!!お前等!!」

さて、糸部は一体どうなるのか?それと次回は新キャラが出ます 

[647] 第二話 暑い!どうにかしてくれ!!とぅ〜2
アネラス気取りの人 - 2009年01月19日 (月) 16時44分

教室の隅で寒いと凍える糸部を放置し、俺と由香と南瀬で糸部寒い病(俺命名)の原因を考えていた
「やっぱ、あいつはストレスが溜まってると思う」
俺が言うと
「あいつに?ははは!無いな!!」
南瀬、糸部に失礼だ
「まさか・・ごにょごにょ・・」
由香は思いつくと南瀬に耳打ちで密かに教えた
「あいつが・・いや、有り得るか・・」
俺だけ置いてかれてる気がしたので聞いてみた
「えっと・・何の話をしてたんだ?」
由香と南瀬は言った。
「「別に!!」」
あらまぁ、俺だけ置いてかれてるよ・・
「まぁ、サトっちには後で教えるからさぁ!」
そ、そうだな!後で教えるから黙ってろ♪」
俺は二人の気迫に押され
「ハ、ハイ・・」
と情けない声で答えてしまった

さて、糸部はどうなるのか!?
あっ!新キャラ出し忘れた
次回、糸部さんがかっこいいです

[651] 第二話 暑い!どうにかしてくれ!!とぅ〜2
アネラス気取りの人 - 2009年01月20日 (火) 20時43分

2時間目の休み時間に寒いと連呼していたあの訳がわからない糸部が
「暑い!ぬぁつい!!ぶわぁつい!!」
4時間目の休み時間・・なんともっと訳がわからな・・今の暑い時期に見合った普通の男子高校生の感覚を持った糸部になっていた
一応俺は2時間目の休み時間の出来事を振り返り聞いてみた
「お前寒くないのか?」
すると糸部は
「は?寒い??お前アホか??暑いだろ!・・それともまさかお前は・・トゥルトゥ星人か!?」
「俺はそんな奇妙な生物ではない。」
「まさか、ぐほゃらひ星人か!?」
「帰れ」
俺は自分が糸部にアホだと言われた事より訳のわからん星の人にされたことにショックを受けていた。
俺がショックを受けていたその時3階から何かが降ってきて窓の外に顔を出していた糸部にぶつかった。
案の定糸部は
「いてぇ!あ〜〜んどアツっ!!」
と言い残し気絶した
その何かは女の子が使いそうな可愛いハートなど絵柄が描いてある布製の筆箱だった。
「しかし・・誰のだろ?」
筆箱に当たり気絶した糸部がギャグでもやってるのかと思いながら筆箱を拾おうとすると
「あった!あたしのマイ筆箱!!」
っと教室の入り口で一人の女の子が叫んでいた

[652] 第二話 暑い!どうにかしてくれ!!とぅ〜2ばかりすみません
アネラス気取りの人 - 2009年01月20日 (火) 21時15分

女の子が叫んでいた・・叫んで・・叫び過ぎだろ!!
「そこの君!!それあたしの筆箱だよね?ありがと!!ありがとぉ!!あっりがとぅぉお!!この人の頭がなかったら一階まで取りに行かなきゃいけなかったよ〜!!」
さて、前読んだ人なら思うと思います

〜〜回想〜〜
頭を出していた糸部の顔にぶつかった。と書こうとしたのにすいません

「とりあえずありがと!その人に言っといて!!私の名前は笹川 胡桃!それじゃ!!」
女の子は筆箱を拾い去っていった
「ふふふ・・ははは・・ぬへはへふへはは!!」
気づくと気絶していた糸部が今までに無いパターンの笑い方をして椅子に座っていた
「どうしたんだ糸部?」
俺はこいつの脳がすでに手遅れと思いつつも聞いてみた
「あの娘!可愛い!!最高だよ!!小柄だし妹にしたい!!」
さて、出会った女の子の体型とか顔とかを滅多に表現しない作者にとって糸部の存在は結構プラスであることにみんなは気づいたかな?
「あの娘は・・必ず落としてみせる!」
「せいぜい頑張れ・・」
俺はこいつのナンパ成功率0%に期待せずにそう言った
そこで俺は今まで何故か気づかなかったことに気づいた

「由香と南瀬はどこに行ったんだ?」

[653] 第二話 暑い!どうにかしてくれ!!とぅりぃ〜2からしばらく進みませんね・・
アネラス気取りの人 - 2009年01月20日 (火) 21時42分

「渡瀬と南瀬?俺は知らないなぁ・・」
糸部はわざとらしく言う。
こいつがわざとらしく言うときは嘘をついているときであることを俺は知っている。だからこいつは知ってる。
だからアエテ別に心配することではないと思う
「そうか。ならもう一つ疑問がある」
「なんだよ?」
「あの娘・・なんで筆箱を落としたんだ?」
沈黙・・にはならなかったすぐに糸部が
「たぶん野球してたんだよ。筆箱が球で、椅子がバット的な感じで」
こいつの馬鹿は気絶した後も続く。いや気絶したから二割増し野球なんかする訳ない
「馬鹿!ありえねぇ!!そんな訳あるか!!」
「いや、あり得る!確かめに行こうぜぇ今井!!彼女の教室へ!!」
糸部の提案に乗った俺は糸部と二人で三階に上ってみた
「・・三階初めてきたぜ」
「俺もだ」
俺も糸部も初めて上がった三階に魅了されながらお目当ての教室を探してみる
すると、一つの教室からほかの教室と違い騒がしい声がする
「そういえばここは3年の教室だよな?」
「そうだな・・しかし廊下に人が立ってない・・珍しいな」
そう思いながらその教室を少し開けてみる。すると
「ワンアウト!後ツーアウトでしてよ!!」
威勢の良い声が聞こえてきた

[655] 第二話 暑い!どうにかしてくれ!!とぅりぃ〜3
アネラス気取りの人 - 2009年01月20日 (火) 22時12分

いきなり
〜〜回想〜〜
糸部の誘いを断るのもなんなのでつきあうことにした。と書きたかったんです、すいません

「回想するためにワザ間違ってるわけじゃないぞ」
「ん?何だ今井??どうした??」
「いや、こっちの話だ」
しかし、悪いな。漫画買ってくれるなんてよ」
「いや・・お前を馬鹿にした俺が悪かったよ・・」
さて、時はもう夕方である。バスケ部の糸部は今日は練習は無し
由香と南瀬は結局教室に帰って来なかったのに先生はなぜか何も言わなかったし・・
さて・・こいつには何というか漫画をおごらないと俺のプライドが傷つくわけで・・
「何でホントに野球してんだよ!ホントに3年か!!なにやってたんじゃい!!」
「野球」
糸部は冷静に言った
「大体、何でだよ!何だよあれ!!何で投げてんだよ!!」
「野球するため」
またもや糸部は冷静に言った
「あぁ・・俺はもう帰るわ」
「何でだ?」
「調子が悪い・・」
俺は糸部に漫画の代金を渡し店を後にした
家に帰る途中またあの刑事さんが居た。刑事さんは俺を見つけるとこちらに向かってきた
俺はこの前のような立ち去りたい様な衝動にかられないため待ってみることにした。   

[656] 第二話 暑い!どうにかしてくれ!!ふぉ〜4
アネラス気取りの人 - 2009年01月20日 (火) 23時28分

「やぁ!今井くん。この前は急な用事でもあったのかな?だったらすまなかったね長く呼び止めちゃって・・」
この人は決して悪い人ではないというか何で逃げたんだ?俺?
「まぁ、用事があったので・・こちらこそいきなりすみません」
「いや、いいんだよ。犯人もう捕まったから」
俺はそうですかと解釈し家まで急いだ
「さて・・今日は水曜だ由香が来てるはずだ・・」
由香の両親は海外に出張中である。
普段は由香の姉春菜さんが料理を作って姉妹で食べるのだが
水曜と金曜は春菜さんがバイトで遅くなるため由香は俺たちと俺たちの家で食べるわけだ
「ただいま」
「おかえりぃぃんごりら!悟ぅ!!」
まずは親父をかわす
そして部屋を見渡す。
すると、由香がそこに居た
「由香!」
「あっ!おかえりサトっち」
とりあえず学校からいきなり南瀬と消えたことを聞いてみた
「あれ?マサっちから聞かなかった??」
「いや聞いてない」
由香は言った
「Dream Sunday 知ってるでしょ?」

[657] 第二話 暑い!どうにかしてくれ!!ふぉ〜4
アネラス気取りの人 - 2009年01月21日 (水) 18時58分

「・・・」
「どうしたの?サトっち??」
時は夕飯、由香があの発言をしてから俺は考えることにした
「お兄ちゃん?どうしたの??具合でも悪いの??」
「・・・」
しばし皆沈黙
Dream Sundayって何者なんだ。
俺の思考の中を横切る単語。
そんな中この沈黙を破る男が居た
「悟、ちょっと来い」
「えっ・・親父?」
俺は親父に言われるままに食事を中断し、親父の愛用している道場に連れて行かれた
親父は道場に入るなり俺を正座させ、自慢の日本刀を持ち言った
「悟。Dream Sundayの存在が気になるのか?」
親父は核心をついてきた
「・・・そうだよ!なんなんだよ!!Dream
Sundayって!!」
親父は冷静に言った
「俺なんかよりお前の友人の糸部くんの方が知っているはずだ」
「糸部が・・」
そういえば、あいつ由香と南瀬が居なくなったときに妙にわざとらしい態度を。
「電話でもいいから聞いてみるといい」
親父はそう言うと日本刀を片付けると
「まずは飯だ!よし、サヤと由香ちゃんが待ってるぞ!!急げ!!」
いつもの調子になり戻っていた
そして俺が戻る頃にはいつも通りの賑やかな食卓になっていた

[659] 第二話 暑い!どうにかしてくれ!!ふぉ〜4ばかりすいません
アネラス気取りの人 - 2009年01月21日 (水) 21時21分

「糸部」
「なんだよ?今井。何の用だお前が電話かけてくるなんて珍しいな〜。」
俺は今胸にあるありのままを聞いてみることにした
「Dream Sundayって何だ?」
沈黙・・・にはならなかった。このパターン二度目
「あぁ、渡瀬め・・ばらしたな・・」
こいつも家が近くなため由香が水曜と金曜に家にくることを知っている。
「なんだ?お前興味あるのか??興味あるなら一緒に今度の・・土曜にでも行こうぜ!」
「あぁ・・っていうかDream Sundayがなんなのか教えろよ」
「ひ・み・ちゅ☆」
俺は糸部がキモイあ〜んどウザいので電話を切ることにした
「・・土曜にすべてがわかる・・」
そう確信した少年・・ん?久しぶりですね。いつも少年よばわりする私は作者ですけど?
そうこう言ってる間に少年がベッドに寝転がっちゃったじゃないですか〜。余計な説明させないでくださいよ。
「・・母さん・・」
俺は思い出したくはなかった。だが最近ほとんど毎日夢の様に浮かんでくる。
「あれはちょうど今から7年前か・・この家にまだ道場がなくて・・サヤがまだ4歳で親父が25・・俺が9・・母さんが26か・・あの頃から4年後の悲劇・・そして3年後今か」

[661] 第三話 過去
アネラス気取りの人 - 2009年01月22日 (木) 22時54分

「また今日も参拝ですか?」
「えぇ、ご住職様も毎日ご苦労様です」
説明しようここは御船寺。俺の名は今井彰。この人は夢富奏さんであ〜る!
「いや〜、私はあなたの顔が見たいがために立っているまでですから!」勇気を出したぜ俺
「ふふふ・・下手な洒落はよしなシャレですよ。」
「これは一本とられた!」
流されたし・・とりあえず俺は夢富家について聞いてみた
「どうです?お叔爺様が亡くなってから??」
「大変です・・だからお婆様に相談するためとお爺様の参拝のために毎日来てるんです」
夢富家は大変な資産家でありその一年の稼ぎは100兆は越えるらしい。
それで今までお爺様が持ってた莫大な金を亡くなった後どう分けるのかとなり
遺書の結果。奏さんに全額相続することになった。当然反対する遺族の方も居たものだから
まだ生きておられるお婆様に相談しようと毎日参拝後に近くの病院に行ってるらしいがお婆様は二年前の事故で意識不明らしい
「奏さん。夜の方の相談なら任せ・・」
俺が肝心なことを言おうとしたそのとき。
パーン!俺は何者かに後頭部をハリセンで叩かれた
「朝っぱらから変態ぶりをよぉ見せてくれるな〜彰〜!」
そこには俺の天敵が立っていた

[667] 第三話 過去
アネラス気取りの人 - 2009年01月24日 (土) 19時49分

「なんでお前はあのタイミングで邪魔をするんだよ〜・・」

「明らかにあんたがおかしいことを言ってるからや」

せっかくの夜のお誘いを・・・こいつは潰しやがったこの恨み必ず晴らす・・・

「ちなみに私になんかしたら速攻でおじいちゃんに殺されるからね」
この言葉に俺の復讐という言葉消えた

「何もしねェよ・・・ガキには興味ないし・・」

「なっ・・・もういい!あんたが私をガキ扱いしたこと言いつけてやる!!」
俺の天敵は去っていったっておい!!
どっちみち俺は死にますね。くそあいつめ・・・
「今日もお婆様・・・お目覚めになりませんでした。」
そんな訳のわからないやり取りをしていると俺の天使が帰ってきた・・・俺のだ!!誰にも渡さないと言いたいねェ・・・

「今日もやはりそうですか・・・まだ時間は・・ってもう時間はほとんどないですよね・・」

「はい・・私は大人しくお金を渡すべきなのでしょうか・・・」
奏さん泣きそうな声で言った

「・・・」
俺は何も気が聞いたことは言えなかった。しかし

「あんな奴らに金渡したらあかん!あんなの・・人やない」
なんと俺の天敵様はいきなり帰ってきてそう言ってのけた

「夏目ちゃん・・確かに私はあの人達にお金を渡すのは危険だと思います・・けど夢富家は・・暴力関係の仕事の人ともつながっています・・遺書の力など私が死んでしまえば・・ただの紙切れ・・どのみちどうしようも・・」

奏さんの言う事はもっとも。だが唯一その暴力団をまとめることの出来るお婆さんが目覚めれば・・・

「そんなの・・・関係あらへん!!逃げればええんや!!」

こいつは無茶を言う・・しかし

「俺も賛成だ。あんたのお婆様が目覚めなかったら・・そうするしかないです。もちろん俺も手伝います」

「でも・・・」

「あんたには・・夢があるんやろ!そのためには金が要るんやろ!!こんなとこであきらめてどうするんや!!!」

「有里・・・」

奏さんの不安そうな顔色が希望の色に変わり

「道のりは辛いです・・ですがついてきてくれますか?」

「「当たり前だ!!」」

そのとき俺と天敵と天使の旅が始まることは誰にも予測できなかったであろう


旅立ちの決意とともに・・・暴力団のアジトでは二人の男が言葉のキャッチボールをしていた

「・・・そうか・・ばあさん死んだか・・」

「はい・・あの娘はどうしますか?」

「無論、雇われている以上は従うしかねェよ・・主に義を尽くす・・」

「はい・・・・・それじゃ殺ってきます・・」

「しくじるなよ・・・」

続く

[675] 第三話 過去
アネラス気取りの人 - 2009年01月25日 (日) 19時38分

おれたちは今武器の格納庫に居る
(ひとまず・・安心だな・・)

あれから俺たちは奏さんの婆さんが死んだという知らせを受けた後すぐに家を出た

〜〜回想〜〜

「ついにあんたを殺すための殺し屋が動いたみたいだぜ・・」
「どこで仕入れたんや?そんな情報」
「俺の知り合いに調べることにかけては一流の奴が居るんだ。まぁそういう事だ」
「なるほどな〜・・・奏、どう思う?」
俺の天敵様は奏さんに聞いてみたがなんの反応もない
「・・・・」
ただ震えていた
「有里・・ちょっとこっち来い」
「ん?なんや??」

俺は有里をそこらへんの路地裏に連れ込み・・ってなんだ?
周りに人が居ないことを確認して・・押し倒し・・てない!!
とりあえず
「有里・・これからは俺とお前であの人を守らないといけない」
「わかってるわ・・・」
「あまり彼女には落胆して欲しくはない・・だから暴力団のこととかは彼女に話すな。いいな」
「・・・わかった」

納得した天敵様と一緒に路地裏か出ると心配な顔をした奏さんが居たが軽く流して道を急いだ

「とりあえず・・目的は東京まで逃げることだな・・」
「はい・・ここは埼玉ですから・・頑張ればすぐに着きます」


「だがお前らは着かないでここで終わる」
パーン!!
誰かがそう言うと同時に銃声が鳴りひびいた

気づいたら俺は腕から血を流していた
「くっ・・ぬあ!!」
「彰!!」
「とりあえずお前は奏さん連れて逃げろ!!」
パーン!!
すかさず2発目が放たれた
今度は地面に当たっただけであった

「彰・・死ぬんやないぞ・・」
天敵様はそういうと奏さんの手を引いて走り出した
「え・・あの・・今井さんが・・え・・」
奏さんはまったく頭が真っ白になってるみたいで混乱していたが天敵様に手を引かれ走ることになっていた

「ちっ・・・逃がしたか・・」
「お前誰だ!隠れずに出て来い!!」
「ふっ・・出てくる馬鹿は居ない。今回の攻撃は腕一本か・・ちっ・・」
だが俺は気づいたらそんな男の言葉を無視して走り出した
しばらく走ると先に逃げた天敵様たちが居た

(それで逃げた場所がここ・・なぜここを選んだかというと・・)
俺は一人回想をしながら後ろに落ちてる武器を拾った

そうここは武器庫・・もちろん拳銃がある
俺は襲ってきたやつに決着をつける意味でもここを選んだ

(こいつで来たとこを狙う・・俺の初の人殺し・・)

俺は決意した・・
なんでだろう・・・
でも決めたことだ・・・

「まったく手間をかけさせてくれる・・どうしようもない・・逃げずに死を選んだ方が楽だというのに・・」

「「「!?」」」
俺たちは当然驚いた
そいつはいつの間にか俺たちの背後に居たからだ

「とりあえず、さっきの発砲でわかったはずです・・殺しの世界は甘くありません・・楽に死ぬなら今のうちです」

そいつはそう言うと
「・・・その穣ちゃんが持ってる遺産をすべてくれるなら・・こんな真似はしないんだけどなぁ〜・・どうだ?今ならまだ助けてやってもいいぞ」
とも言ってみせた

続く



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