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[363] 空を翔者たち
銀の牙 - 2008年08月24日 (日) 02時14分

はじめまして銀の牙です。 初めてでよくわからない所も有りますが、どうぞよろしくお願いします。

[367] p路ローグ
銀の牙 - 2008年08月24日 (日) 19時02分

神牙 雷火(カミガ ライカ) 17歳
               武器「日本刀(村正作・白雪)その他色々」
主人公、日本最強の戦闘種族。本家の次男
自分の一族が嫌い。9歳の時違う世界に
跳ばさて色々な人に会ってる。
イメージ声優 石田 明(ガンダムSEEDのアスラン・ザラ)

[368] プロローグ
銀の牙 - 2008年08月24日 (日) 19時29分

神牙 雷火(カミガ ライカ) 17歳
               武器「日本刀(村正作・白雪)その他色々」
主人公、日本最強の戦闘種族。本家の次男
自分の一族が嫌い。9歳の時違う世界に
跳ばさて色々な人に会ってる。
イメージ声優 石田 明(ガンダムSEEDのアスラン・ザラ)


俺はこの一族が嫌いだ人のことを考えず
戦うことしか能もない輩ばっかりだからだ。
此処で心お許せるのは、お祖父と兄貴、
無二の友の紅牙 歳月(コウガ サイゲツ)
とお守りの爺だけだ。
侍女「若、殿がお呼びです」
雷火「わかりました、すぐに行きます」

何故俺はこの一族に生まれたのだろう
生まれたくなかった。
しかし、この時俺は気ずかなかった
この後におこる事に。


[369] すいません
銀の牙 - 2008年08月24日 (日) 19時30分

同じ事を二回書きました
どうもすみません

[370] 第1項
銀の牙 - 2008年08月24日 (日) 20時50分

雷火「父上お呼びでしょうか」
親父「来たか、お前に任務を与える。
   ポイント14にテロリストがいるそれお殲滅して来い」
爺 「お待ちください殿それは難易度SSの任務です
   若にはまだ早すぎ」
雷火「やります」
爺 「若!!!!」
親父「よし、時刻02:00に実行しろ」
雷火「御意」

廊下

爺 「若]
雷火「何だ爺」
爺 「何であんな任務を受けたのですか!!!」
雷火「出来るからだ」
爺 「貴方はまだ9歳ですぞ」
雷火「だからだ、テロリストは俺が子供だと
   油断したトコを突けば成功する」
爺 「若、爺は心配ですぞもしも万が一の事が
   あればワシは倒れてしまいますぞ」
雷火「爺は心配しすぎだ俺はそんなヘマしない」
爺 「若・・・・どうかくれぐれも油断せずに」
雷火「解ったじゃあ行ってくる」
爺 「おきおつけて」

山道 

目的地まであと数百メートルのところでいきなり目の前に
黒い穴が出てきた
雷火「な、何だ」
いきなりその黒い穴に吸い込まれた
雷火「何が起きたんだ」
雷火「く、くそ」
雷火「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

ヒュュュゥン、ドサ
 
雷火「グェ」
雷火「いてててて」 
雷火「一体何があったんだ」
周りを見渡すと樹ばかりだたぶん此処は何処かの
森なんだろう歩きだそうとしたその時
???1「ほらさっさと歩け」
???2「キャ」
???3「ちっガキが」
雷火「誰かいる」
俺は声がした方に走ったそこには、馬鹿でかい要塞と
兵士二人と藍色の髪をした少女がいた

藍色の髪をした少女「うぅ〜ひっく」
兵士A「おい泣かすなよ」
兵士B「お前だろ」
雷火「(女の子泣かすとは最低だなあの兵士達)」
兵士B「このセルベルト要塞も落ちたし王都も
    そろそろ落ちるだろ」
兵士A「そうだな落ちたら女で遊ぶか」
兵士B「おっいいねはっはっはっ」
雷火「(グレネード4個、スモーク3個、M92F2丁、
   G3SG/1一丁、ナイフ二本に白雪だけか、装備が
   心持たないが泣いてる女の子を見過ごすこと出来ないし
   行くか)」

 

     *「()」は心の声

[372] 第二項
銀の牙 - 2008年08月25日 (月) 00時02分

藍色の髪をした少女「(だれか、だれか助けて)」
兵士A「そういえば捕虜に女がいたよな確か名前は?」
兵士B「ああ確かユ」
ダーーーーーン
兵士B「ルア」
兵士A「な、何処から」
ドドドドドド
兵士A「ぐあぁぁ」
藍色の髪をした少女「え!!」
雷火「大丈夫か、怪我とかないか」
藍色の髪をした少女「は、はい」
雷火「名前は?」
藍色の髪をした少女「クローディア、クローディア・フォン・アウスレーゼ」
兵士A「く、」
パーーン
雷火「あれは信号弾」
守備隊長「ん、あの信号弾の色は」
守備隊長「敵襲、第1戦闘配備」
雷火「くそ」
バーーーン
守備隊長「があっ」
その声と同時に敵兵が20人ほど出てきた
雷火「くそ、クローディア俺の後ろに隠れて」
クローディア「は、はい」
ピン、ズッドーーーン
兵士たち「ぎゃーー、ぐあぁぁぁ」
兵士E「くそ、撃てーー撃て撃て撃て」
パン、パン、パン、パン、
雷火「甘い」
キンキンキン
雷火「そんなもので俺を殺せると思うなよ」
俺が特攻しようとした時
???「チェストー」
兵士H「がは」
兵士I「何だ」
???「てぇや」
兵士I「ぐあ」
雷火「こっちの軍人かチャンスだ」
雷火「おい、そこの軍人」
???「私か」
雷火「そうだ早くこっちに来い」
???「く、解った」
雷火「よし」
ピン、カンカンカンブシューーー
兵士たち「ゲホゲホなんだこのケムリは」
雷火「よし逃げるぞ」
そう言って森の方に逃げた
雷火「あんた名前は?」
???「ユリア、ユリア・シュバルツだ」
ユリア「君は?」
雷火「俺か、俺は雷火 神牙雷火だ」
ユリア「カミガライカ変な名前だな」
雷火「うるさい」
ユリア「そっちの子は?」
クローディア「クローディア・フォン・アウスレーゼ」
ユリア「ひ、姫様!!!!!!!!!!!!!!!」
雷火「姫様?」
ユリア「この方はレギウム王国陛下のご息女だ」
雷火「そ、そうなんだ」
ユリア「は、姫様危ない」
パーーーン
クローディア「お姉ちゃん!!!!」
雷火「大丈夫か?」
ユリア「肩を撃ち抜かれたみたいだ」
兵士E「ここにいたか」
ユリア「く、レグナトスの愚兵め」
兵士E「大人しく投降しろ」
雷火「・・・・六人か」
兵士E「なに?
雷火「その程度で勝てると思っているのか」
兵士L「なんだとこのガキ」
雷火「神牙一刀流居合い 神鳴(カミナリ)}
ズバババババババ
雷火「神の斬激に抱かれ**
ユリア「す、すごい」
雷火「大丈夫か?」
ユリア「肩お貸してくれ」
ユリア「一緒に付いて来てくれないか?」
雷火「ああ、解った」
街道を西に進んでいった
雷火「ここは?」
ユリア「王都だ」
雷火「王都?」
ユリア「首都だ」
雷火「なるほど」
兵士A「まて、何者だ」
ユリア「セルベルト要塞所属のユリア・シュバルツ中尉だ上の物に合わせてくれ」
兵士A「セルベルト要塞だってちょっと待ってくれ」
雷火「さて俺はどッかに行きますか」
ギュウ
雷火「どうしたクローディア?」
クローディア「どこ行くの」
雷火「何処って関係ないだろ」
クローディア「一緒にきて」
雷火「おい俺は人を殺すんだぞ怖くないのか?」
クローディア「・・・・・・・・・・・」
雷火「・・・・・・・・」
クローディア「・・・・・・・・」
雷火「・・・解った俺の負けだついていくよ」
クローディア「はい、来てくださいな」

[377] 第3項
銀の牙 - 2008年08月26日 (火) 18時26分

雷火「(う、かわいい)」
クローディア「どうしたの?顔赤いよ」
雷火「な、何でもない」
ユリア「こっちだ」

南街区

雷火「凄い戦闘配備だな」
ユリア「王都とロレント意外は占領されたままだからな」
雷火「そうなのか・・・敵の兵士だけど」
ユリア「レグナトスのことか?」
雷火「ああ一体どんな国なんだ?」
ユリア「レグナトス帝国、軍事強国で冷酷だ周りの自治州や
    国は次々と占領していっている」
雷火「そうなのか・・・・・・敵の最高司令官たちを殺せば
   いい話だな」
ユリア「そうだが、まさか!!!」
雷火「そうゆうのは得意だ」

グウィィィィィ
雷火「おわ、どうしたクローディア?」
クローディア「ダメ」
雷火「は?」
クローディア「そんな危ないとこ行っちゃダメ」
雷火「行っちゃダメって俺はそういうのが専門で」
クローディア「でもダメ」
雷火「だからな」
クローディア「ダメ」
雷火「・・・分かった行かない」
クローディア「本当に?」
雷火「本当だ」
クローディア「絶対?」
雷火「絶対だ」
クローディアがいきなり腕に抱きついてきた
雷火「ななななな、何してるんだお前」
クローディア「フフフ別に」
ユリア「くっくっくっ」
雷火「何笑ってんだ」
ユリア「いや強い君も姫殿下の前では形無しだな」
雷火「うるさい・・・そういえば肩の傷は大丈夫か?」
ユリア「ああ君が応急処置してくれたおかげでな・・
    それよりさっきの技確かカミガ・・・」
雷火「神牙一刀流居合い 神鳴のことか」
ユリア「ああ一体何をしたんだ?」
雷火「真空の刃に雷の力を加えて無数に切り刻む
   技だ」
ユリア「そうなのか(雷の力とは一体?)」
クローディア「????」

城門前 

雷火「ごつい城だな」
ユリア「何でも数百年前に作られたらしいからな」
雷火「そうなんだ」
???「ユリア君」
ユリア「シード大尉」
シード「セルベルトが墜ちたと聞いた時は驚いたが 
    無事で何よりだ」
ユリア「いえ大尉も無事で何よりです」
シード「ん?どうしたんだその肩の傷は?」
ユリア「逃げてる途中でレグナトス兵に撃たれまして」
シード「な、何だって」
ユリア「しかし彼に助けてもらいまして」
雷火「始めまして神牙雷火です」
シード「カミガライカ?変わった名前だなとにかく彼女
    を助けてくれたことに礼を言うよ」
雷火「いえ」
シード「さぁユリア君カシウス大佐がお待ちだ来た前
    カミガ君はここで待ってもらえるかな」
クローディア「いいえ一緒に行きます」
シード「ひ、姫殿下ーーーーーご無事でしたか」
クローディア「はいカミガに助けてもらいまして」
雷火「ライカでいいぞ」
クローディア「え、それは姓じゃ」
雷火「いや姓はカミガで名がライカだ」
シード「どちらにしてもライカ君姫殿下まで助けて
    頂いた申し訳ない」
ライカ「い、いえそんな」
シード「しかし姫殿下、彼は軍の人間じゃ無いので
    城の中に入れるのはとても」
クローディア「いいえ入れます」
シード「ですが」
ユリア「私からもお願いします彼は私たちの命の恩人
    ですから」
シード「・・・・・分かりました許可します」
ライカ「ありがとうございます」
シード「礼は姫殿下とユリア君に言うってくれ」
ライカ「ありがとうございます」
ユリア「私より姫殿下に」
ライカ「ありがとうなクローディア」
クローディア「いえいえ当然のことをしたまでです」

女王宮

シード「カシウス大佐、リシャール中佐ユリア中尉を
    連れてきました」
カシウス「お、来たか」
リシャール「ご苦労様」
シード「それと・・・姫殿下が見つかりました」
カシ・リシャ「な、何ーー!!!!」
カシウス「じょ、女王陛下ーー」
女王「どうしましたか」
カシウス「姫殿下が見つかりました」
女王「な、何ですって何処に」
カシウス「こちらに」
ユリア「ユリア・シュバルツ中尉ただ今到着しました」
リシャール「お帰りユリア君、それとご無事で何よりです
      姫殿下」
クローディア「心配かけて申し訳ありません」
リシャール「いえ、ん?そっちの子供は」
ライカ「始めました」
リシャール「なんで此処に民間の子供が」
ユリア「それは私から説明します」
リシャール「ああ頼む」
ユリア「彼はライカ・カミガで私と姫殿下を助けてくれた
    恩人です」
リシャール「こんな子供が!!!!」
ユリア「そしてレグナトス兵に囲まれた時も彼が危機を
    脱して逃げ道を切り開いたのです」
リシャール「そ、そうだったのか(こんな子供が一体 
      何者だ)」
カシウス「リシャール!!」
リシャール「大佐どうしました?」
カシウス「姫殿下は何処だ?」
リシャール「此処に」
女王「クローディア」
クローディア「お婆様」
女王「無事でよかったわ」
カシウス「姫殿下、散歩と言うって敵の所まで行かない 
     でください」
クローディア「だって興味があって」
ライカ「(見かけによらずお転婆なんだな)」
クローディア「ライカ今失礼なこと考えてたでしょ」
ライカ「そ、そんなこと無いよ(す、鋭い)」
女王「あら?何で此処に子供が?」
クローディア「ライカが私とお姉ちゃんを助けてくれたの」
女王「まー君が?」
ライカ「初めてお目にかかります自分はライカ・カミガと
    申します」
女王「こちらこそ始めまして私はアリシア・フォン・アウス 
   レーゼですクローディアとユリアさんを助けていただいて
   ありがとうございます」
ライカ「いえ、それより」
アリシア「はい?」
ライカ「ご無礼をお許しください」
スチャ、ズダダダダダダダダダダダダ
クローディア「キャァァ」
カシウス「おい小僧何してる」
ライカ「かまえて、敵です」
???「まさか気ずかれるとはな」


更新 

イメージOP ICHIKO  I SAY  YES
     (ゼロの使い魔 双月の騎士のOP)
戦闘中のBGM L`Arc~en~ciel DRINK IT DOWN

イメージED 水樹奈々  innocent starter   

[378] 第四項
銀の牙 - 2008年08月26日 (火) 21時29分

リシャール「何者だ出て来い!!」
???「ここだ」

いきなり目の前に灰色の服を着た男達が
現れた

カシウス「貴様何処から入った」
???「企業秘密だ」
ユリア「名を名のれ!!」
???「名のると思うか?」
ライカ「なら名のらしてやるよ」
???「何?」
ズダーン、ズダーン
???3「がぁ」
???5「ぐぁぁ」
???4「ロッシ!!、サウラ!!」
???2「このガキ!!!!」
???1「まて、行くな」
???2「でやぁぁぁぁ」
ライカ「ふん」
スゥ、スゥ、スゥ、
???2「な、当たらない何故だ?」
ライカ「それは、お前が弱いからだ」
ズバンと言う音と共に真っ二つにな
???1「ミラキーーー!!!」
???1「小僧お前何者だ」
ライカ「先に名のりな」
???1「・・・・いいだろう俺たちはレグナトス
     第104師団隠密機動コブラ大隊小隊長
     カーレル・シュワンツ少尉だ」
シード「コブラ・・・まさかあの最強の特殊部隊
    COBRAか」
ライカ「何だそれは?」
シード「敵の全特殊部隊より精鋭が選抜され更に
    篩いに掛けられ過酷な訓練を耐え抜いた
    者だけが入隊を許される特殊部隊だ、 
    更に第104師団は隠密に特化され無敵
    を誇ってる」
ライカ「なるほど」
シュワンツ「小僧名のれ」
ライカ「神牙第一級鬼神 神牙雷火、」
???4,6「隊長、自分達が」
シュワンツ「ガードナー、ハンク・・・よし行け」
ガードナー・ハンク「は、」
ライカ「おっさんとリシャールさんは女王様を、
    シードさん・ユリアさんはクローディアを
    お願いします」
カシウス「おい、待て」

バチン、シュパン
ガードナー、ハンク「■ーーー」
ライカ「ハァァァァァ」
キン、キンキンキンキン、
ガードナー「く、糞」
ハンク「ナイフ程度に手こずるとは」
ライカ「・・・ち、」
 
カキン、シュパッシュパッ
ガードナー「何?」
ハンク「このガキ、ナイフを投げた程度で俺たちを
    倒せると」
ライカ「ふぅぅぅぅぅ」
ハンク「このガキ」
ガードナー「素手で倒せると思うなよ」
バシ、バシバシバシバシ
ハンク「な、何?」
ガードナー「全部防がれただと」
ライカ「もらった、八卦烈掌」
ハンク「ぐわぁ」
 
ヒュン・・ドズン
ガードナー「ハーーンク」
トン、
ガードナー「は、」
ライカ「遅い、八極絶円拳」
ガードナー「ぐはっ」

グラッ・・ドスン
ライカ「あと一人」
シュワンツ「・・・・・・すまない」
ライカ「何?」
シュワンツ「どうやら君を子供と甘く見ていた
     みたいだ、このカーレン・シュワンツ
     本気で行かしてもらう」
ライカ「う、(何だこの殺気は尋常じぁないぞ)」
ライカ「ち、はぁぁぁぁ」
シュワンツ「ム、(こいつ俺と同等いやそれ以上
      の殺気を放つか末恐ろしいガキだ)」
ライカ「行くぞ白雪」
スラァーー  チャキッ
ライカ「神牙雷火推して参る」
シュワンツ「はぁぁぁぁ」
ライカ「せやぁぁぁぁ」
ガキン、ギリギリギリ カキン

ラ[シュカ、ズダダダダダダダダダダ

シュ[ヒュン、ヒュン、ヒュンキンキン

ラ[ダダダダダダダ、カキンカキン「ち、」
 
シュ[キンキンキンキンキン「もらった」
 
ラ「まだだ」[カシャンカシャン、ジャキンババババババババ」

シュ「くそ、」[ダダダダダダダダダダダダ」

ラ「バババババババババババババババババカキン、カキン、

シュ「弾切れか」

ラ[ガシャン、チャキッ「でやぁぁぁぁ」

キン、キン、キン、キンガキン

ラ「(つ、強すぎる、仕方ない使うか)」
そう言って間合いを取った
シュ「?」

ラ「我体に宿る雷の精よ目の前の悪を切払え
  サンダースラッシュ」
シュ「何!!!」
シュ「ぐ」」[ズザザザザザザザ

ラ「目の前の悪を打ち砕けサンダーブラスター」
 ズドーーン
 
ラ「・・・・・(ゴク)」

シュ「はぁぁぁぁぁぁ」
ドス ブシャ
ラ「がは、しく・・・・た」
クローディア「ラ、ライカーーーーー」
ラ「まだだー夢氷月天」
バキキキキキ
シュ「何だと」
ラ「これで終わりだ、傷つきし偉大なる氷の魔王よ我
  刀に力を貸し与え」

ラ「氷魔十字霜舞ーーー」
ズバーーーン
シュ「がはぁぁぁぁ」

リシャール「勝ったのか?」
グラ、バタン
クローディア「ラっライカーーーーー」


[380] 第5項
銀の牙 - 2008年08月27日 (水) 21時19分

ライカ「(ヤバイ凄く眠い)」
クローディア「ラ・・・・・しっ・・)」
ライカ「(ああクローディアが何か言ってるが今は寝よ」

医務室

アリシア「容体は?」
医師「はい、峠を越えたのでもう大丈夫でしょう」
アリシア「そうですか」
医師「しかし、この子の体異常ですよ打撲、骨折
   していた場所が実に50箇所以上しかも
   この体の傷一体何者なんですかこの子」
アリシア「それは」
カシウス「陛下これは推測ですがこいつは多分
     我々が思う以上に地獄を見てきた
     でしょう」
アリシア「・・・・・・・・」
ライカ「う、くっ」
リシャール「大佐どうやら気がついたみたいです」
クローディア「ライカ、ライカ」
ライカ「ク、クローディア・・・はっ」
 
ガバ
ライカ「痛、」
クローディア「動いちゃダメ三日間寝てたんだよ」
ライカ「三日・・・・奴はシュワンツは」
シード「死んだよ全身凍りついてバラバラになってね」
ライカ「そうか・・・(勝てたんだな俺)」
カシウス「小僧、そろそろお前が何者か話してもらおうか」
アリシア「待ちなさい大佐その前に」
とアリシアが医師の方を向いた
アリシア「すいませんが席を外してもらえませんか?」
医師「わかりました」
アリシア「さて話してもらえますか?」
ライカ「・・・・・分かりました、自分はこの世界の
    人間じゃありません」
クローディア「え、」
ユリア「ど、どう言う事だ!!!」
ライカ「俺は日本と言う国に住んでましたそこは戦争
    が無く平和な国です」
アリシア「そうなのですか」
カシウス「なら何故お前の体は」
ライカ「しかし、その平和のを潰して軍事強国にしようと
    する奴らがいるそれを排除殲滅するのが俺ら忍の
    仕事です」
シード「忍?」
ライカ「約500年前ぐらいに隠密、暗殺を専門にする
    人のことです。主に伊賀・甲賀・風魔と一族に
    分かれていますがこれは表に公表されてるだけで
    これら全部仕切るのが神牙一族です」
ユ・リ・カ・シ「・・・・・・・・・・・・」
ライカ「・・・・皆さんに聞きます初めて殺した人を
    覚えてますか」
ユリア「ま!!!!」
カシウス「・・・・・・・覚えているさ忘れることの
     出来ない人物だからな」
リシャール「私もですあの光景は忘れることが出来ない
      でしょう」
シード・ユリア「私たちもだ」
ライカ「・・・この仕事に就いたのは7歳の時
    でした修行から帰ってきた時父上から
    こう言うわれました」
親父「北のはずれに謀反をしようとしてる奴等がいる
   お前も一緒に殲滅して来い」
ライカ「あの時の俺は軽い気持ちで従ったしかし
    謀反じゃ無く邪魔な弟の暗殺だった」
アリシア達「!!!!!!!!!!」
ライカ「俺がそれを知ったのは殺してからだ
    そのショックで心が壊れそうになった
    しかし叔父さん・・・雷鳴(ライメイ)の叔父さんが」
鳥居「泣くな・・・・・雷火・・・お前は悪く・・ガハ
   ・・・無い・・・その・・・代わり・・・お、お前
   が・・・・一族を・・・・・頼ん・・・ぞ・・・・
   我・・・息子よ・・・・俺と・・・・・真尋の・・
   ・・・・・き、・・・ぼ・・う・・よ」
ユリア「じゃ、じゃあ初めて殺した人は」
ライカ「あぁ、父上だ。俺は真実を聞くためにお祖父
    の所に行ったそれで暗鳴(アンメイ)の糞が
    兄夫婦で本当は雷鳴さんが父上だった、
    それから俺は暗鳴に反発するようになった
    それで誰も出来ない任務をさせてきた今回
    も一族のものが5人殺され危険度SSの任務
    に行く途中ここに飛ばされたのさ」
アリシア達「・・・・・・・・・・・」
ライカ「どうだ軽蔑したか俺の手はもう真っ赤に
    穢れてるんだ」
そう言うった俺はベットからたち上がった
クローディア「立っちゃ・・」
ライカ「うるさい、黙れ・・・俺はこの国から出て行く
    この戦争とも関わらない一人で帰る方法えを
    探す」
アリシア「あ、いえここに・・」
ライカ「ここにいてもいいとかだろ俺は甘っちょろい同情
   はいらない、では世話になったじゃあな」
クローディア「ダメ」
そう言うって出口を塞いだ
ライカ「どけ」
クローディア「いや」
ライカ「もう一度言う、どけ」
クローディア「いや、その代わりライカの責任
       一緒に手伝って上げる」
ライカ「何?同情はいらないと」
クローディア「ううん同情じゃないよ難しいことは分からない
       けど私もお父様とお母様がいないんだ」
ライカ「何!!それは本当か?」
アリシア「ええ、まだ2歳の時に」
クローディア「責任手伝うから・・・だから・・ヒク・・
       だから・・・うっく・・行かないで」
ライカ「う、(泣くのは反則だしかもこいつに出来る
    訳ない・・・けど何でかなこんな言葉本当は
    待ってたのかも知れない)」
クローディア「うっく・・・・・手伝うから・・・
       えく・・・・」
ライカ「分かった行かないから泣き止んでくれ」
クローディア「え!!!?」
ライカ「聞えなかったか行かないと言うったんだ」
クローディア「ほ、本当に?」
ライカ「本当だ」
クローディア「絶対?」
ライカ「絶対」
クローディア「女神様に誓う?」
ライカ「誓う」

クローディアが行きなり抱きついてきた
クローディア「絶対、絶対だよ・・・約束・・だよ」

ライカがクローディアの背に手を回し頭を撫でた
ライカ「約束するから泣き止んでくれ・・・・・  
    それと」
クローディアをどかして
ライカ「女王陛下、先ほどの暴言どうかお許しください
    それとここにいてよろしいでしょうか?」
アリシア「もちろんです、これからよろしくね」
カシウス「紹介が遅れたな俺はカシウス、
     カシウス・ブライトだどうだお前
     軍に来ないか?お前さんほど強ければ
     心強い」
ライカ「ああ、かまわないが」
クローディア「ダメです」
カシ・ライ「へ?」
クローディア「そんな危ないとこ行っちゃダメです」
ライカ「いやダメって俺はそっち専門で」
クローディア「どっか行きそうだからダメです」
ライカ「いやだから」
アリシア「それならクローディアの護衛をしてくだ
     さらないかしら」
クローディア「うん、それならいいよ」
ライカ「はい、構いません」
アリシア「それから貴方をクローディア護衛兼王国軍
     中尉にします」
ライカ「え、それは」
アリシア「わかりましたか」
ライカ「は、ハイ」
クローディア「これからヨロシクね」
ライカ「こちらこそ」


[383] 第六項
銀の牙 - 2008年08月28日 (木) 21時17分

窓からさんさんと日光が降り注いでいた
 
ライカ「うぅ〜ん、朝か」
ライカ「(確かクローディアに泣かれて残ったん
    だったな)」
ベットから起きようとしたとき
???「うぅ〜〜ん」
ライカ「え?」
クローディア「スゥ〜〜スゥ〜〜」
ライカ「ななななな何で・・・・あ、そういえば
    昨日の夜」


アリシア「ライカ君は客室で寝てください」
ライカ「分かりま・・」
クローディア「ダメです」
ライカ「は?」
クローディア「私と一緒に寝るんです」
ライカ「・・・・・・・・・すまないもう一度
    言うってくれ」
クローディア「だから私と一緒に寝るんです」
ライカ「・・・・はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
クローディア「???」
ライカ「いやえっとお前それはダメだ」
クローディア「何で?」
ライカ「何でってそれは・・・・・・・・・
    そう俺は男でお前は女だからだ」
クローディア「そんなの関係ありません」
ライカ「関係ないって・・・オッサン何とかしてくれ」
カシウス「別にいいんじゃないか?あとオッサンじゃ
     ない」
ライカ「ダメだいかれてるこのオッサン、リシャール中佐!!!」
リシャール「姫殿下、彼は男の子ですから一緒に
      寝てはダメなんです」
クローディア「いや」
リシャール「ですから・・・」
クローディア「嫌です」
リシャール「・・・・・諦めてくれライカ君」
ライカ「そんな、シード大尉!!」
シード「中佐がダメなら私にも無理だろう」
ライカ「そんな・・ユリアさん」
ユリア「いいですか姫殿下、男はみんな狼なんです
    だから一緒に寝るのは危ないですよ」
クローディア「男の子が狼ならライカは優しい狼です」
ユリア「・・・・・諦めてくれ」
ライカ「何で・・ダメだダメだ一緒に寝ないぞ」
クローディア「ライカは私の事嫌い」
ライカ「きっ嫌いじゃ無いけど」
クローディア「ならいいでしょ」
ライカ「ダメだ」
クローディア「・・・・・・・・」
ライカ「う、(くそ、半泣きは反則だ)」
ライカ「分かった一緒に寝るから泣くな」
クローディア「うん、じゃあこっち」
クローディアはそう言ってライカを自分の部屋に
引きずっていった
アリシア「あの子があんな元気な姿を見たのは
     初めてです」
カシウス「いい友達を見つけたみたいで何より
     ですよ」

ライカ「(その後、別々のベットで寝ようとしたら
    一緒のベットで寝ると泣きつかれたからな)」
クローディア「すぅ〜〜すぅ〜〜」
ライカ「(寝顔も可愛いな・・・をっとこんなことしてたら
    俺が変態みたいじゃないか)」
ベットから起き上がり用意を整えて部屋をでた
ライカ「え〜〜とここは何処だ?」
適当に歩き回ってると外の景色が見える所があった」
ライカ「そこか」
そっちに向かって歩くとそこには庭園が広がっていた
ライカ「城の中にこんなのがあるとは、凄いな」
庭園を歩いてると
???「おいそこの童!!!!」
ライカ「へ?俺?」
???「そうだ、なんでこんな所にいる!!!
    まさか、レグナトスのスパイか!!!」
ライカ「いや、違うけど少し落ち着いて」
???「こっちにこい何者かはかせてやる」
アリシア「やめなさいモルガン将軍」
モルガン「女王陛下」
ライカ「おはようございます」
アリシア「おはよう、モルガン将軍彼はクローディア
     の護衛の者です」
モルガン「こんな童がですか!!!一体何をお考えに」
アリシア「彼は凄く強いのですよ確か第104師団隠密
     機動COBRA大隊の小隊を一人でやっつけたん
     ですよ」
モルガン「あのCOBRAを!!!冗談は」
カシウス「残念ながら本当ですよ」
モルガン「カシウス!!!こんな童がか?」
カシウス「はい、自分も目の前で見ましたし
     あの<毒蛇>を一人で殺ったんです」
モルガン「<毒蛇>・・・あのカーレル・シュワンツをか?」
カシウス「ええ」
モルガン「この童は一体何者だ!!!?」
カシウス「それは言えません」
モルガン「どうしてだ」
アリシア「私の命令です」
モルガン「女王陛下の!!!」
アリシア「はい、それで彼はクローディア護衛兼王国軍
     陸軍中尉です」
モルガン「士官ですと・・・おい童名は?」
ライカ「ライカ・カミガです」
モルガン「ライカ・・・そん名覚えておくぞ、カシウス」
カシウス「は」
モルガン「例の作戦はどうなってる」
カシウス「準備はもう整っていますいつでも実行できます」
モルガン「そうか・・・では失礼します女王陛下、いくぞ
     カシウス」
カシウス「は」
ライカ「いつか血管切れて死にますよ」
アリシア「ふふふそうですね」
ドスン
ライカ「グヘ」
何かに飛びつかれた
ライカ「だれだ?」
クローディア「・・・・・・・」
ライカ「クローディア?」
クローディア「どこ行ってたのよバカ」
ライカ「は?」
クローディア「どっかに行っちゃった思ったんですよバカ」
ライカ「あ〜〜なるほど」
クローディアを抱き寄せ頭をなでた
ライカ「大丈夫どこも行かないよ約束しただろ」
クローディア「うん」
ライカ「だから俺を信じろだからもう泣き止んでくれ」
クローディア「はい、分かりました」
ライカ「よし」
ユリア「伝令!!!」
アリシア「どうしましたユリアさん?」
ユリア「ツァイスにいたレグナトス第3機甲中隊が
    何者かにより全滅しました」
アリシア「何ですって!!!」
兵士A「伝令!!!」
兵士A「友好国のサウスベール王国の援軍により
    ツァイスが落ちたようですそして王都に
    へモンズ女王が援軍と共に来ました」
     

[385] 第7項
銀の牙 - 2008年08月29日 (金) 21時52分

謁見の間

へモンズ「アリシア!!!」
アリシア「へモンズ!!!」
へモンズ「無事でよかったわ」
アリシア「貴女も、でもどうして?」
へモンズ「一週間前に連絡があって急いで援軍
     を出したの」
アリシア「そうだったの、でも誰が?」
モルガン「私が連絡しました」
アリシア「将軍あなたが!!!」
モルガン「はい、そこにいる親友のベンガ少将に
     連絡しました。かってな振る舞いどうか
     お許しください」
へモンズ「いいえ貴方が連絡してくれたおかげで私も
     親友を助けに行くことが出来ました」
アリシア「彼女がそう言ってるので今回の件は不問に 
     します」
モルガン「有難うございます」
へモンズ「所であの漆黒の服を着ている子は?」
ライカ「初めてお目にかかります自分はライカ・カミガ        です」
アリシア「この子はクローディア護衛兼王国軍陸軍中尉です」
へモンズ「・・・・・・今なんて?」
アリシア「だからクローディア護衛兼王国軍陸軍中尉です」
へモンズ「本気?」
アリシア「本気ですよなんせあの子は凄く強いしクローディア
     が気に入ってるんで」
へモンズ「強いってどのくらい?」
カシウス「それは私からあの子供は
     第104師団隠密機動コブラ大隊の小隊
     を一人で潰す実力です」
へモンズ「第104師団?」
ベンガ「レグナトスの最強の特殊部隊で小隊で我軍の
    大隊の実力です」
へモンズ「そんなに強いの」
ライカ「いえ、まだ自分は弱いです」
アリシア「それで今の兵力は?」
リシャール「連合軍が6万7千で帝国は12万です
アリシア「この後の作戦は?」
モルガン「飛行艦隊でルーアンとボースで攻め王都は
     警備隊と親衛隊と国境師団を使います」
アリシア「なぜ飛行艦隊で?」
カシウス「それは、関所を爆弾で潰し補給できない
     ようにし孤立化しますそこで総勢力を
     あげて各所を潰すんです」
ライカ「なるほど電撃作戦ですか」
アリシア「電撃作戦?」
ライカ「電撃作戦とは、電撃のごとき速さで敵を
    殲滅することですこの作戦で必要なのは 
    火力と速さです」
カシウス「飛行艇にはその二つがそろってる」
アリシア「それでいつ決行を?」
カシウス「今日03:30に決行します」
ライカ「俺は何をしたらいい?」
カシウス「ここで陛下達をたのむ」
ライカ「わかった」

庭園

ライカ「は〜〜また勝手にいなくなったから怒ってる
    だろうな・・・・憂鬱だ」
クローディア「ライカーーーー」
ライカ「ほらきた」
クローディア「またいなくなってどこいってたの?」
ライカ「ま、いろいろとね」
クローディア「そうだこっちきて」
庭園の端っこに行くとテーブルと紅茶そして見知らぬ
女の子がいた
???「あらクローディアそちらはどなた?」
クローディア「ライカ・カミガれ私の護衛」
???「こんなのが私達と同じ子供ではありませんか」
クローディア「それがとても強いんですよ」
???「・・・・ありえませんわ」
ライカ「おいクローディアこいつだれだ?」
???「こいつ、わたくしをこいつ呼ばわりですって」
クローディア「落ち着いてヘレリア、ライカ私の友達の
       ヘレリア」
ヘレリア「初めましてヘレリア・アン・サウスベール
     ですわ」
ライカ「初めましてライカ・カミガだ」
ヘレリア「・・・あなた本当に強いの?」
ライカ「いや、まだまだ弱いがそこらの奴等よりか
    強い」
ヘレリア「・・・・・本当かどうか確かめてあげる、
     セバス」
セバス「ここに」
黒髪で背の高い男がでてきた
ヘレリア「ライカとか言ったですわね、あなたに
     決闘を申しこむわ」
クローディア「え、そんなどうするんですかライカ?」
ライカ「・・・・いいでしょ受けてたちます」

     

[389] 第八項
銀の牙 - 2008年08月30日 (土) 17時23分

ヘレリア「あら、凄い自信じゃない」
ライカ「いや自身なんてないただ勝てると思ったから
    やるだけだ」
セバス「勝てる?なめられたものですね、私はサウスベール
    親衛隊ヘレリア姫殿下護衛なのですけど」
ライカ「カーレル・シュワンツよりか弱いだろ」
セバス「カーレル・シュワンツ・・・・あの特殊部隊COBRA
    のか?」
ライカ「そうだ」
セバス「あれは次元が違う」
ライカ「そうか・・・なら明日の12:00でどうだ?」
ヘレリア「いいわ手加減しなくてよ」
ライカ「それはお前じゃなくセバスさんが言うことだ」
クローディア「私もそう思います」
顔をまるで完熟したトマトように真っ赤にして
ヘレリア「う、う、う、うるさ〜〜〜いそんなの関係
     ありませんわ明日覚悟しなさい」
ライカ「・・・・・セバスさん」
セバス「はい?」
ライカ「貴方、苦労してますね」
セバス「分かります?」
ライカ「そりゃーね」
ヘレリア「セバス!!!早く来なさい!!!」
セバス「それでは明日」
ライカ「・・・・・頑張ってください」
ライカ「・・・・・・・・・・・・なあクローディア」
クローディア「どうしました?」
ライカ「お前アイツといて疲れない?」
クローディア「いえ、一緒にいて楽しいですよ」
ライカ「・・・・ありえん」 
そして深夜
カシウス「いいかこれを失敗したら我王国は墜ちる」
兵士達が動揺してる
カシウス「そしてこれが一番重要だ」
兵士達「・・・・・(ゴク)」
カシウス「帝国の飯はマズイ!!!」
兵士達「・・・・・・・は?」
シード「た、大佐」
カシウス「いいかあっちの飯は塩っ辛いだけのコンビーフ
     味気のない豆スープ、一昨日のコッペパンそん
     なのを食いたい奴はいるか?」
兵士達「・・・・・ぷ、はははははははははははは」
兵士A「そうだレギウムの飯が一番だ」
兵士C「高級な飯より母ちゃんのシチューが一番だ」
兵士E「そうだそうだ」
カシウス「マズイ飯を食わないためにも絶対に成功
     させるぞ」
兵士達「おぉぉぉぉぉぉぉぉ」
ライカ「・・・・・・・頭大丈夫なのかあのオッサン?」
リシャール「大佐はあぁやって人の心をつかむんだだよ」
ライカ「でも話題が食い物ってどうですか?」
リシャール「あれも大佐ならではの激励だよ」
カシウス「よう小僧どうだ俺の演説は?」
ライカ「バカ」
カシウス「なんだと!!!」
ライカ「でも、凄いとも思った」
カシウス「そうかそうか」
シード「大佐、作戦の時間です」
カシウス「分かった」
ライカ「おっさん」
カシウス「オッサンじゃない」
ライカ「ご武運を」
カシウス「・・・まかしておけ」
ウイィィィィィィィンン
アリシア「行ってしまいましたか」
ライカ「陛下こんな時間に」
アリシア「構いません、どうかあの者たちに空の女神の
     ご加護があらんことを」
ライカ「明日も速いのでもうお休みになったほうが」
アリシア「君も明日の決闘頑張ってね」
ライカ「!!!何でそれを」
アリシア「クローディアから聞きました」
ライカ「そうですか明日速いので自分はこれで」
アリシア「お休みなさい」

庭園

兵士G「これよりセバス大尉とライカ中尉の試合
    を始めますか構えて」
二人とも鞘から金属音が聞えた
兵士「よーーい、始め!!」
セバス「せやぁぁぁぁぁぁ」
ライカ「はぁぁぁぁぁ」
ガキンと重い金属音と共ににらみあいがつずいた
ライカ「貴方もなかなか強い」
セバス「なかなかとは心外ですがまぁいいでしょう」
ライカ「だが、シュワンツさんより弱い」
セバス「何?」
バキィィィィン、セバスの剣が折れた
セバス「な、」
ライカ「これで終わりだ、我流奥義・散撃」
セバス「うぁぁぁぁぁぁぁ」

[392] 第9項
銀の牙 - 2008年08月31日 (日) 22時19分

兵士G「勝者、ライカ中尉」
ヘレリア「な、何がおきたの」
???「あれはただの突きですよ」
ヘレリア「キジバ!!、ただの突きって」
キジバ「ただ突いただけですしかし、それが恐ろしく
    早く何回突いたかは私にも」
クローディア「凄いですよライカ」
ライカ「何がだ?」
クローディア「あの親衛隊の人を倒すなんて」
ライカ「親衛隊?」
クローディア「はいとっても強いんですよ」
キジバ「小僧名は何と言う?」
ライカ「ライカ・カミガだ」
キジバ「私はキジバ・エルバース、親衛隊大隊長だ」
ライカ「隊長殿が何の用ですか?」
キジバ「なに部下の尻拭いでもな」
ライカ「・・・・分かりました、すぐにですか?」
キジバ「いつでもいいぞ」
ライカ「では今すぐに」
 
兵士G「今からキジバ中佐とライカ中尉との試合
    を始めます二人共構えて!!」
ライカ「あなたの得物は槍ですか」
キジバ「長年戦場を翔けた相棒だ」
兵士G「よーーーい、始め!!!」
キジバ「はあぁぁぁぁぁぁ」
目にも止まらない速さで突きをしてきた
ライカ「な、(早い!!!)」
ギン、ギンギンギンギン
キジバ「ほぉう、全部止められたのは初めてだ
    だがこれはどうだ?」
いきなり槍が焔に包まれそれを振り降ろしてきた
キジバ「奥義・焔龍閃」
ライカ「(ヤバイ)」
横に飛んでギリギリよけた
キジバ「は、これを避けるかならこれはどうかな」
地面に槍を刺し何か唱え始めた」
キジバ「焔の龍よ我槍に宿り周りの禍をなぎ払え」
キジバ「秘奥義・焔龍破」
周りに焔の衝撃破が襲ってきた
ライカ「・・・防御奥義・断界」
襲ってきた衝撃破が消えてなくなった
キジバ「な、なんだと」
ライカ「この技はその名のとおり自分の周りを
    世界から遮断するだからその技では
    この結界は壊せない」
キジバ「ありえん俺の技が」
ライカ「あなたは強いシュワンツさんと同格だ
    次は俺の番だ」
ライカ「神牙一刀流秘奥義・氷繭星霜」
氷の柱がキジマを囲み結界を作った
キジバ「何だこれは」
ライカ「こっちですよ」
ザシュ
キジバ「見かけだけか」
ピキピキピキ、パーーーン
キジバ「な、(割れた氷の破片が襲ってくるだと!!!)」
ライカ「どうしました?」
キジバ「ちっ」
ガシャーーン
キジバ「ぐあ」
ライカ「・・・どこをむいてるんです?」
ライカ「私はここですよ」
ライカ「こっちです」
ライカ「どうしました?」
キジバ「なーーーー(小僧が沢山いる)」
バキーーーン、ガシャーーーン
キジバ「ハァ、ハァ、ハァ」
ライカ「この氷の結界の中は俺の実態を捉えるはもちろん
    ここから抜け出すも不可能、そして自分の壊した
    氷片で自らを傷つける無限地獄があなたの生命力
    を削っていきます、さてこれで終わりにしましょうか」
キジバ「ぐぁぁぁぁぁぁぁ」
氷の結界が割れそこには傷だらけで倒れてるキジマと
悠々と立ってるライカがいた
兵士G「勝者、ライカ」
セバス「隊長ーー大丈夫ですか?」
キジバ「なんとかな」
クローディア「凄い親衛隊隊長さんまで倒すなんて」
ライカ「あの人はとても強いから苦戦したよ」
ヘレリア「嘘、キジマまでやられるなんて」
キジバ「仕方ありませんあの小僧の強さは本物ですよ」
ライカ「ん?」
クローディア「どうしました?」
ライカ「いや(あの建物の上に誰か・・・・レグナトス兵!!!
    あの照準はヘレリアか)」
パーーーーーーン
キジバ「は、姫殿下危ない!!!!」
ヘレリア「え?」
キーーーン、金属が弾いた音が響いた
ライカ「大丈夫か?」
レグナトス兵「くそ」
パパパパパパパパン
ライカ「甘い」
キキキキキキキキン
ヘレリア「あ、あなたに守ってもらう筋合いなんて・・・・」
ライカ「うるさい、黙って守られてろ」
シュカ、ダンダンダンダン
レグナトス兵「ぎゃぁぁぁぁぁ」
ライカ「ふ〜〜〜〜」
キジバ「姫殿下を守っていただき親衛隊を代表して礼を
    言わせてもらいます」
ライカ「い、いえそんな」
ヘレリア「・・・・さっき黙って守られろって言いましたね」
ライカ「あ、あぁ」
ヘレリア「あなたのプロポーズこのヘレリアしかと受け入れ
     ます」
ライカ「・・・・・・・はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
クローディア「えええええええええええええ」
ヘレリア「だって騎士が女にむかって守るなんて生涯の伴侶
     になってくれと同じ意味ですわ」
ライカ「いや、そうゆう意味で言うったんじゃなくてな」
ヘレリア「しかも、・・・・あなたのこと好きになって
     しまいまして」
クローディア「だ、ダメです」
ヘレリア「あら、どうして?」
クローディア「どうしてって・・・・・・どうしてもダメです」
ヘレリア「意味がわかりませんわ、とにかくライカは
     わたくしの夫にしますわ」
クローディア「だからダメです」
ライカ「あ〜〜二人共一旦落ち着いて・・・」
クロ・ヘレ「うるさい、黙って(ください)(なさい)」
ライカ「ハイ、ワカリマシタ」
セバス「苦労してるね」
ライカ「・・・・・・・は〜〜〜かったるいことになって
    しまった」

[395] 第十項
銀の牙 - 2008年09月02日 (火) 00時06分

女王宮

アリシア「・・・・大佐たち大丈夫かしら?」
へモンズ「それは祈るしかないわ」
ヘレリア「お婆〜〜〜〜〜〜〜様」
へモンズ「あらヘレリアどうしたの?」
ヘレリア「ライカを連れて帰っていいですか?」
へモンズ「ライカ君?クローディアちゃんの護衛じゃなった
     かしら」
ヘレリア「だってライカが私にプ、プ、プ、プ」
へモンズ「プ?」
ヘレリア「プ、プロポーズしてきたんですわ」
アリシア「まぁ!!!!」
ヘモンズ「何て言われたの?」
へレリア「黙って俺に守られろって言われましたわ」
ライカ「まて〜〜〜〜俺はお前にプロポーズしていない!!!」
クローディア「ライカを連れて行ってはダメ〜〜〜」
へモンズ「あら〜ライカ君ならいいと思ったのに」
アリシア「ダメよライカ君はクローディアの護衛なんだから」
ライカ「(何か二人共に気に入られてるな)」
へモンズ「それで何時言われたの?」
キジバ「それについてお話しなければならない事があります」
決闘が終わった後ヘレリアがレグナトスの敵兵に狙われた事と
進入を許したことライカがヘレリアを必死に助けたこと全てを
話した
へモンズ「それは本当ですかキジバ中佐!?」
キジバ「全て事実でございます」
ライカ「陛下いまの戦闘配備は?」
アリシア「第2です」
ライカ「なら今すぐに第1戦闘配備にし警戒を強めて
    下さい」
アリシア「わかりました」
ヘモンズ「ライカ君、ヘレリアを助けてくれて有難うね」
ライカ「いえ、自分は当然の事をしただけです」
へモンズ「本当にヘレリアの婿にならない」
ライカ「そ、それは・・・・・考えさしていただき
    ます」
ヘレリア「この戦争が終わったら一緒に帰りますわよ」
クローディア「だからダメって言ってるでしょ」
ヘレリア「あなたには関係ありませんわ」
クローディア「だって・・・・・私もライカの
       こと好なんです」
アリシア「ま、やっと言いましたか」
クローディア「え!!!お婆様知ってたんですか!?」
アリシア「だって泣いて抱きついたりしてたからね」
ライカ「・・・・・・・・・・(赤面)」
クローディア「だからライカは連れてはいかせません」
ヘレリア「そうなの・・なら今からあなたとわたくしは
     ライバルですわ」
へモンズ「でも本当にこっちにこない?歓迎するわよ」
アリシア「ダメよ私はクローディアを応援するわよ」
ヘレリア「だからライカは私のほうが好きなんですわ」
クローディア「いいえ私のほうが好きなんです」
ヘレリア「ねぇライカ私のことお嫌いですか?」
ライカ「・・・いや嫌いじゃないよ」
クローディア「私のことは?」
ライカ「いつも言ってるだろ嫌いじゃ無い」
へモンズ「決まらないならライカ君に決めさせれば
     いいんじゃない?」
ヘレリア「そうですわライカが決めればいいんですわ」
クローディア「選んでください」
ライカ「え!!そ、それは」
ヘレリア「・・・・・・・・・」
クローディア「・・・・・・・・・」
ライカ「う、(そんなに睨むなよ二人共)」
ライカ「(そうだ)陛下リシャール中佐はどこに
    いますか?」
アリシア「南街区ですけど」
ライカ「では連れてきますね」
アリシア「・・・・・・お願いしますね」
ライカ「わかりました」
クローディア「あ!!逃げた!!!」
へレリア「こら、まちなさ〜〜い!!!」
 
南町区

ライカ「決めろか・・・無理だなクローディアは清楚で
    可愛いしヘレリアは反対の性格だけど何か
    憎めないししかも可愛いからな〜〜どうしようか」
シード「あれ?ライカ君こんな所にどうしたんだ?」
ライカ「シード大尉、リシャール中佐はどこにいますか?」
シード「あぁこっちだ」
シード「リシャール中佐ライカ君が来てます」
リシャール「あぁ入れてくれ」
ライカ「リシャール中佐、陛下の命できました」
リシャール「何かあったのかな?」
ライカ「はい、実は」
決闘が終わった後ヘレリアがレグナトスの敵兵に狙われた事と
進入を許したことライカがヘレリアを必死に助けたこと全てを
話した
シード「それは本当か?」
ライカ「本当です」
リシャール「いったいどこから入ってくるんだ」
ライカ「それで陛下がよんでいますので」
リシャール「わかった、シード大尉」
シード「は、」
リシャール「君も一緒にきてくれ」
シード「わかりました」
リシャール「さて行こうか」

謁見の間

リシャール「お呼びでしょうか陛下」
アリシア「第2戦闘配備を第1戦闘配備にし街の
     警戒を強めてください」
リシャール「わかりました、それでは失礼します」
アリシア「お願いしますね中佐」
リシャール「さて行こうかシード君、ライカ君」
シード・ライカ「は」
ヘレリア「待ちなさい」
リシャール「どうしましたヘレリア姫殿下?」
ヘレリア「あなたじゃなくライカですわ」
クローディア「さぁ決めてください」
ライカ「俺には決めれない」
ヘレリア「どうして」
ライカ「クローディアは清楚で可愛いしヘレリアは反対の性格
    だけど何か憎めないししかも可愛いから無理だから
    まってほしいんだ」
クローディア「・・・・・・・・(赤面)」
ヘレリア「あなたがどうしてもって言うなら待って
     あげてもよくてよ」
ライカ「すまないな」
へモンズ「凄い殺し文句ね」
アリシア「天然かしら?」
リシャール「ライカ君も大変だな」
シード「自分もそう思います」
兵士T「伝令!!!、飛行艇による関所の攻撃が成功し 
    敵部隊が孤立しました」
アリシア「それは本当ですか」
カシウス「本当ですよ陛下」
アリシア「大佐、ご苦労様です」
カシウス「いえ、それで次の作戦ですが」

    

[404] 第11項
銀の牙 - 2008年09月05日 (金) 01時08分

カシウス「まずルーアンに3個師団を、次にボースにも
     3個師団を使い殲滅しますそれでルーアンに
     モルガン将軍とシード大尉にはボースを自分
     とリシャール中佐とライカ中尉はボースに
     向かいます」

この作戦を聞いたアリシアは神妙な顔をした
 
アリシア「ライカ君も連れて行くのですか・・・」

カシウス「中尉は市街戦が得意らしいので自分から志願
     してきました」

そこにいた全員がライカの方を向いた

ライカ「もともと自分のいた世界じゃ市街戦がほとんど
    だったんで志願しました」

アリシア「・・・・そうですか」

悲痛な顔をして話した

アリシア「どうしてもライカ君が行くんですか? まだ子供
     なんですからここで守備していても」

ライカ「この前も言いましたが自分の血は戦闘が得意なので
    行きます」

全員が沈黙してるとそれを乱すかのように兵士が走りこんで
きた

兵士T「で、伝令!!!!! 今通信でボースが攻撃を受けて
    第1防衛ラインが突破されました!!!」

モルガン「なんだと!! 現地の司令官とは!!」

兵士T「少しお待ちを・・・・・・・・いま電波が合いました」

その通信機をモルガンがとった

モルガン「こちらモルガン少将だ、戦況は!?」

通信機からは銃弾の飛び交う音が聞こえ悲鳴や轟音が響いてた

???「モルガンか、こちらリーダスだ」

モルガン「リーダス、今の戦況は!!?」

リーダス「劣勢ださすがに敵兵が・・おわ!!」

モルガン「リーダス!! どうした!!?」

リーダス「くそ、ここまで砲弾が飛んできた至急に応援えを
     頼む」

モルガン「分かった、すぐに応援を送る」

リーダス「頼むぞ」

それを最後に通信が途切れた

モルガン「カシウスこれからどうする!?」

カシウス「将軍とシードはここで待機を自分とリシャール、
     それと坊主でボースに向かいます、まず飛行艇で
     一個師団を送り残り二個師団は徒歩で送ります」

モルガン「それで間に合うのか?」

カシウス「飛行艇で飛べば約五分で着きます」

モルガン「よし、今すぐ応援にむかえ」

カシウス「は、行くぞリシャール、坊主」

クローディア「まって!」

いきなりクローディアが泣きながら俺に抱きついてきた

クローディア「ちゃんと・・・ちゃんと・・・・ヒク・・
       帰って・・・エク・・きてください」

泣いているクローディアを抱き返し頭をなで慰めた

ライカ「大丈夫、ちゃんと帰ってくるから泣き止んでくれ
    それとあの時女神に誓っただろ」
クローディア「うん」

ライカ「だから俺を信じろ、な」

クローディア「・・・分かりました絶対帰ってきてくださいね」

ライカ「了解しました姫殿下」

そう言って行こうとした時後ろからもの凄い衝撃を
くらった

ライカ「どへらっ」

ヘレリア「ライカ!!!! わたくしと約束いなさい」

ライカ「な・・にを(行く前に殺される所だった)」

ヘレリア「生きて・・生きてわたくしの元に戻ってくる
     事を約束しなさい!!!」

顔を涙で濡らして訴えてるへレリアを涙を拭いて抱き寄せて
頭を撫でて慰めた

ライカ「分かった、ちゃんと戻ってくるから泣き止んでくれ」

ヘレリア「うるさいですわ、あなたの事が信用できないですから
     これを貸しますわ」

首に付けていた銀のネックレスを外しそれをさ差し出してきた

ライカ「これは?」

ヘレリア「これはお父様に貰ったネックレスですわ、このネックレスには
     これをつけてる人を守ってもらえるとお父様が言ってましたわ
     これを貸しますから絶対に返しに戻ってきなさい!!」

ライカ「・・・了解しました守護天使様」

そなネックレスを付けようとした時

ヘレリア「待ちなさい」

ライカ「どうした?」

ヘレリア「わたくしが付けてさしあげますわ」

そう言ってネックレスを取り首につけた終えたと同時に
チュッと頬にキスをしてきた

ライカ「なななななな!!!」

ヘレリア「あなたに女神のご加護がありますように(赤面)」

ライカ「え、あ、ありがとう守護天使様」

カシウス「坊主もう時間だ行くぞ」

ライカ「了解しました、じゃぁ行ってくる」

ヘレリア「ふん、さっさっと帰ってきなさい」

ライカ「了解」

そう言って飛行船に乗り込んだ

ウィィィィィィィィィン

飛行船が飛んでいった後ヘレリアがクローディアの方を向いて
勝ち誇ったような顔をした

ビキッ

クローディア「・・・・・・・・・」

ものすごく顔が引きつっていたその後ろでアリシアとヘモンズが

ヘモンズ「あの子があのネックレスを渡すなんて・・」

アリシア「死んだお父様のものって言ってたわね」

ヘモンズ「あのネックレスは初めて買って貰ったプレゼントなの
     死んでからいつも手放さなかったのに、相当好きに
     なったのねライカ君のこと奥手のあの子が自分から
     キスするなんてこれはライカ君貰ったわね」

アリシア「フフフ、それはまだ分からないわよ」




[408] 第十二項
銀の牙 - 2008年09月06日 (土) 16時12分

ロレント前線司令部

リーダス「少佐、今の状況は!!?」

少佐「第2防衛ラインが突破されかけです!!! 今すぐに
   応援を出さないと壊滅です」

リーダス「くそ、連隊本部に最終防衛ラインに下がらせろ!!
     その間に対戦車砲を全部用意させろ!!!!」

少佐「イエス・サーー」

リーダス「今残ってる兵力は!!?」

少佐「4個大隊です」

リーダス「くそ、援軍はまだこないのか!!?」

ここの第1防衛ラインが帝国兵約4万に攻められ壊滅し
第2防衛ラインは生き残った兵の現地の兵で防衛したが
壊滅状態にまで陥っていた

通信兵「第2防衛ライン突破されました!!!!」

リーダス「全員戦闘配備、俺が前線の指揮をとる!!!」

少佐「ダメです将軍!!! 将軍が死んだらここは総崩れに
   なってしまいます!!!」

全員が戦意消失しかけてた時、ウィィィィィィィと飛行艇の
音がした

リーダス「この音は?」

通信兵「伝令!!!! 今飛行艇でカシウス大佐率い一個師団が
    到着しました。そしてグランセルより二個師団がこちらに
    来ています!!」

リーダス「やっと援軍がきたか・・よし全員前線に行くぞ!!」

そう言って飛行艇が下りた場所に急いだ

リーダス「カシウス!!」

カシウス「リーダス将軍!! 無事でしたか」

リーダス「何とかな、だが第2防衛ラインが突破されたもうすぐ
     帝国兵がくるから急いで防衛するぞ」

カシウス「は、」

全員が前線に行こうとした時

リーダス「ところでそこのガキは何でここにいる?」

ライカ「初めましてクローディア姫殿下護衛兼王国軍中尉の
    ライカ・カミガです」

リーダス「こんなガキが!!! 冗談を・・・」

カシウス「説明は後です今はここを死守するのが先です」

リーダス「わ、分かったこの件はまた後で聞かせてもらう」

ロレント最終防衛ライン本部

ここまで銃声がきこえ対戦車砲を運ぶ音が聞こえていた

カシウス「今の状況は!!!?」

通信兵「第2防衛ライン完全に壊滅しましたアンネ大尉率いる
    中隊が壊滅しほぼ全滅状態です!!」

カシウス「リシャールと坊主は最前線に行って指揮を取れ!!! 
     俺と将軍はここで指示を出すいいな!!」

リシャ・ライ「イエス・サー」

そう返事をし本部をで最前線に急いだ

最前線激戦区前

そこはもう死体が転がり銃声が聞え人の悲鳴が聞えてきた


ライカ「リシャール中佐」

俺は中佐に声をかけた

リシャール「どうしたんだライカ君?」

ライカ「火薬の臭いと死体が焼ける臭いがしないですけど
    武器は接近戦しかないんですか?」

リシャール「いや銃は動力銃を使ってるんだ」

ライカ「動力銃? 何ですかそれは?」
    
りシャール「神秘のエネルギー《導力》で動く機械仕掛けのユニット。内部には七耀石(セプチウム)を加工した回路が格納されており、                                                      その機構に応じて様々な現象を起こすことができる。兵器・魔法・飛行船など様々な技術に応用されているんだ」
      
ライカ「七耀石(セプチウム)?」

リシャール「何らかの力を持った宝石で赤が火、緑が風、
      青が水、黄土色が土、黒が時、銀が幻、
      金が空の力を秘めているんだ」

ライカ「なるほど」

喋りながら最前線に急いでた時、

ライカ「は!!! 中佐!! 左にとんで!!!」

リシャール「な!!!」

そう言って俺が右に中佐が左に避けた、そこには戦車が積んでる
大砲が飛んできた

リシャール「ここまで飛んでくるか」

ライカ「急ぎましょう中佐!!」

そういって激戦区に急いだ


[419] 第13項
銀の牙 - 2008年09月14日 (日) 19時55分

最前線激戦区

そこは酷かった、憎しみ怒りが混濁しそれこそ
まるで地獄絵図だった

士官「第4中隊は右翼え、第2中隊は左翼え移動し
   正面からは二個大隊で守り抜く!!」

リシャール「待ちたまえ!!」

その声に兵士全員が振り向いた

士官「ち、中佐殿どうしてここに!!!!?」

リシャール「話は後だそれよりもう一度作戦を言ってくれ」

士官「はい、まず第4中隊が右翼え、第2中隊は左翼え移動し
   正面からは二個大隊で守ります」

リシャール「なるほど・・・よし私は・・・」
 
リシャール中佐が言い切る前に俺が

ライカ「待ってください中佐!!」

リシャール「どうしたんだ中尉?」

士官「中尉?こんなガキが」

兵士達全員がざわめいた

リシャール「この子はクローディア姫殿下の護衛も兼任
      している」

その時一人の兵士が

兵士「こんなガキが姫様を守るなんて何考えてるだ!!!」

リシャール「・・・君はカーレル・シュワンツをしってるか?」

兵士「あのコブラ大隊の」

リシャール「その分隊を君一人で殲滅できるか」

そんなこと聞かれた兵士はまるで鳩が豆鉄砲をくらった
顔をして

兵士「そ、そんなこと出来る訳が・・・」

リシャール「ライカ中尉はそれをこなした」

さっき以上に兵士達がざわめいた

リシャール「詳しい説明は後だ、それより中尉どうしたんだ?」

ライカ「右翼と左翼に分かれるのは挟み撃ちにするから
    ですよね」

リシャール「あぁ、そうだが」

俺は数分考えて・・・・

ライカ「全部隊正面に集めて防衛した方がいいかと思います」

リシャール「何でだ中尉?」

ライカ「今ここには二個中隊と二個大隊しかありません
    それに比べて敵は三個師団、配備する前にこち
    らが全滅します」

そう言うと中佐が考え込んだ

りシャール「・・・・分かった全員正面に集まり防衛網を
      はるぞ」

士官が反論した

士官「何でか教えてもらえませんか」

リシャール「今ここで粘れば二個師団が応援に来るからだ」

そう言うと士官が黙り

士官「・・・了解しました・・・・全部隊正面に集結させろ
   それと対戦車砲全問用意しろ」

士官が命令を出した後俺も小銃を構えた時中佐が質問
してきた

リシャール「それは火薬式の銃か?」

ライカ「えぇ、そうですよ」

喋ってる時兵士が

兵士「第二派きました距離700M!!」

兵士が距離をいい終わると俺は銃を構えた

リシャール「この距離では無理だ!!」

ライカ「見ててください」

そう言うとスコープを覗きこみ僅か15cmしかない戦車の
銃口に狙いをつけた

敵兵「戦車長、敵兵士がこちらを狙っています」

戦車長「ふん、バカめこの戦車にそんなチンケな銃が
    効くか、構わず前進しろ」
 
敵兵「イエス・サー」

そのまま前進してくる戦車にかまわず銃の引き金を引いた

敵兵「せ、戦車長!!! 敵の銃弾が銃身に!!!」

戦車長「な、何だ・・・」

銃身の中に7.62mmフルメタジャケット弾が入り戦車は
大爆発をして周りの敵兵も巻き込まれた

リシャール「・・・・・・!!」

中佐は驚きすぎて声が出なかった

ライカ「まだまだ行きますよ」

その後も戦車20輌の内半分を撃ち壊した

ライカ「対戦車砲用意してください他の人は前方の敵兵に
    集中砲火を食らわせてください!!」

士官「え、あ、あぁ全門用意し撃ち方構え、距離は!!?」

兵士「距離100!!!」

士官「距離25になったら撃ち方を開始する

そう命令を出すと全員が一斉に構えた

兵士「距離90・・・・80・・・・70・・・・60
   55・・・・50・・・・45・・・・40」

全員が緊張して手のひらに汗を掻き、息を呑んだ

兵士「35・・・・30・・・・25!!!!」

中佐が大声で命令を出した

リシャール「撃て(ファイヤー)−−−−−!!!」

一斉に目の前の敵に集中砲火を食らわせた

敵兵A「敵が撃ってきました!!!」

敵士官「応戦しろ、戦車分隊はどうした!!!?」

敵兵A「半数が全壊しました」

敵士官「何だと!!! 一体誰にだ!!?」

敵兵A「それが・・・子供だそうです」

敵士官「なんだと!!!!!!」

敵兵達も応戦してき始めた

リシャール「怯むな!! 撃ち続けろ!!!」

しかし、こちらの兵力は6800人敵は340000人
すぐに不利になってきた

兵士D「衛生兵!!! こっちにきてくれ」

兵士Z「ドック!!!」

リシャール「クソ、さすがに不利になってきたか・・・
      対戦車砲は後何門残ってる!!?」

士官「残り4門です!!!」

戦車に10門あった対戦車砲も残り4門まで壊されていた

リシャール「通信兵!!!」

通信兵「は、」

リシャール「すぐに連隊本部に通信を入れろ!!!」

津神兵「イエス・サー」
 
通信兵が背中に担いでいた無線機を下ろしチャンネルを
合わしていた

通信兵「・・・・・チャンネルが合いました」

リシャール「よし」

受話器を通信兵より受け取った

カシウス「リシャールか!!?」

そこにいたのはカシウス大佐だった

リシャール「大佐!!! 援軍はまだですか!!?」

カシウス「後15分だ」

それを聞いた中佐は驚いた

リシャール「後15分!!! そんなに持ちませんせめて5分
      いえ10分にしてください!!!」

カシウス「そんなに早くは無理だ頑張ってもたしてくれ」

それを聞いた中佐はまるで苦虫を噛み潰したような顔をして
 
リシャール「・・・・・・了解しました」

切ろうとした時

カシウス「リシャール!!」

受話器の向こうにいる大佐が呼び止めた

リシャール「何ですか?」

カシウス「全員に伝えろ・・・・絶対に死ぬなと」

その言葉が全員に置ける最高の激励になった何故なら 
カシウス大佐は全兵士から慕われているからであった
からである

リシャール「・・・・分かりました」

そして受話器を通信兵に渡した

リシャール「全員聞けーーーー!!!」

中佐が大声で叫んだ

リシャール「後15分で援軍が来るそれまで持たせるぞ!!!
      それとカシウス大佐からの伝言だ全員死ぬな」

それを聞いた兵士達は大声を上げた

兵士達「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

しかし俺は15分も持たないことを知っていたから中佐のいる
所まで抗議しに行った

ライカ「待ってください中佐!!! 15分も持ちません、
    どうするつもりですか!!!!!?」

そう抗議すると中佐が何か決意を決めた顔をして

リシャール「・・・・自分が特攻する」

それを聞いた俺は物凄く驚いた

ライカ「中佐!!! いったい何を考えてるんですか!!!!」

中佐の決意は変わらなかった

リシャール「ここで敵陣に特攻すれば15分は持てるはずだ
      それに自分が死んでもカシウス大佐がいる」

それを聞いた俺は流石に怒った

ライカ「あんたはバカですか!!!! そんなことしたら悲しむ
    人がいるそれに中佐はまだ死んではなりません」

そう言うと中佐も反論してきた

リシャール「ではどうしろと言うんだ!!! このまま全滅を待て
      と言う・・・・」

中佐が言い切る前に喋った

ライカ「自分が特攻します」

リシャール「!!!!!!!」

流石にこれを聞いた中佐はヤバイぐらい驚いた

リシャール「何を言ってるんだ中尉!!! 君はまだ子供だ
      それにもし君が死んだら姫殿下達が」

ライカ「それは中佐も同じですそれにもし自分が死んでも
    まだ傷は浅い」

そう言うと中佐に背を向けた
  
リシャール「待て中尉!!! その役目は自分だこれは命令だ」

そう言うが俺は聞き入れなかった

ライカ「その命令は聞けませんし自分は死にません」

それを聞いた中佐は怒りながら

リシャール「なぜそう言い切れる!!」

ライカ「自・・・俺は戦場の青い稲妻の子供だからです」

そ言ったと同時に敵陣に突っ込んだ

リシャール「行くなライカ君!!!!!」



[433] 第十四項
銀の牙 - 2008年09月21日 (日) 19時12分

後ろで引き止めようとした中佐を振りきって走った

リシャール「誰か!! 中尉を止めろ!!」

そう言う声を聞いた兵士達が俺を捕まえに来たがそれを全部
避けた

兵士M「な、」
兵士G「え、」
兵士S「う、」

全兵士達を避けきった時

ライカ「中佐、・・・・姫殿下達をお願いします」

そう言い終えると戦場を翔けた

リシャール「・・・・は、全員!! 中尉を早く援護しろ!!」

その怒声を聞いた兵士達が我に戻った

士官「・・・は、全員構え!!! 中尉を援護する」

兵士達全員が動力銃を構えた

敵最前線

敵兵「ん? 軍曹、敵兵一人こちらに突っ込んできます」

軍曹「どんな奴だ?」

敵兵「それが・・・子供です」

軍曹「子供!! フン、レギウムめ幾ら兵士不足だからと
   子供に特攻させるとは地に墜ちたな」

軍曹がライカを一斉射撃をするように命令した

軍曹「せめて一発で殺せよ」

兵士「分かってますよ」

完全に油断して笑っている敵兵たちが一斉に撃って来たが
銃弾が全てかわされたまるで銃弾が止まってるみたいな
速さで

敵兵「避けられた!!!!!!」

流石にあの弾幕全て避けて突っ込んでるライカに敵兵達も
驚愕した

軍曹「あ、ありえん全員撃ちまくれそれと戦車隊にあのガキを
   狙えと連絡しろ!!!」

通信兵「イエス・サー」

そう言って通信兵が戦車隊に連絡した

軍曹「全員撃ちまくれ!!!」

そう怒声が飛んで敵兵たちがさっきみたいな一発じゃなくて
何発も撃ち込んで来た

ライカ「その程度」

そう言いながら淡々と銃弾を避けていき敵陣まで走っている
その時

ライカ「〈ピキーーン〉は、」

斜めの方角から砲弾が飛んできた

ライカ「く、やはり戦車も撃って来たか・・・だが」

飛んでくる砲弾を次々と避け後敵陣まで100mまで迫った時

軍曹「榴弾砲を装填しろ!!!」

それお聞いた敵兵達が驚いた

敵兵「あんな子供に使うんですか」

軍曹「戦車がダメなら正面から榴弾砲を撃ち込むしかない」

軍曹の顔が焦りと驚愕で物凄い顔をしていた。後50mで敵陣
に突っ込む所までライカが迫って来ていた

敵兵「・・・・・・装填完了しました!!!」

その行動を見たライカは

ライカ「ん? あれは・・・・!!!!! アメリカ陸軍のM115榴弾砲!!!!! 何でこんな所に!!?」

それに気がついた時もう遅かった

軍曹「撃てぇぇぇ!!!!」

M115榴弾砲から出た榴弾がライカの方に轟音を響かせ
飛んできた、それを見た中佐は叫んだ

リシャール「避けるんだ!!!! ライカ君!!!!!!」

しかしライカは避けるやおろか立ち止まって呟いた

ライカ「・・・振りかざす刃は氷姫の化身、それを守りき我は
    漆黒の騎士・・・・」

愛刀・白雪を正眼の構えをし最後に言い放つ

ライカ「我、力の刃に切れる物なし」

言い終わると飛んでくる砲弾に左上段に構えた

ライカ「はぁぁぁぁぁぁ、チェェェェストォォォォォ!!!!」

正面から一直線に振り下ろし、ガコンと言う音と共に真っ二つ
になり左右で爆発した

軍曹「ば、バカな・・あの鋼鉄の塊を真っ二つにするだと!!」

軍曹が驚いてる間に走って行き残り25mと迫った時敵軍曹が
我に戻ったが遅かった

軍曹「・・・・は、次弾装填しろーー!!」

敵兵「ダメです!!! 間に合いません!!!!」

軍曹が場所を確認しようと振り返った時もう目の前にいた

軍曹「な・・・・・」

軍曹が喋るよりも早く刀が軍曹の頭を斬った

敵兵「軍曹ーー!!」

敵兵が叫んでる僅か数秒の間に懐から二丁のベレッタM92Fを引き抜いて周りにいた敵兵士の頭を撃ちぬいた

敵兵A「このガキがーーー!!!」

叫びながら銃剣で刺し殺そうとしてる兵士の何十倍も上回るスピードで避けて撃ち抜き更に一丁を懐に戻し利き腕で刀を抜いて叫んだ

ライカ「こんなガキに殺されたくない輩はすぐに引き返せ
    死にたい輩はかかって来い!!!!」

その叫んだ気迫には殺気も混ぜておりその殺気はカーレル・シュワンツと戦った時と同じだった

敵兵V「ひ、ひぃぃぃ」

完全に殺気にやられて腰が抜けてたり逃げ腰全壊の兵士が殆どで
勝てると思った時

???「こんな殺気を放つとはな」

ライカ「な、!!!」

この殺気の中平気でいられるほど強い兵士がいる事に驚いた

ライカ「・・・・あなた名前は?」

冷静を取り戻し名前を聞いた

???「第七機甲部隊ミュラー・ダンヴァンダール大尉だ貴様はなんと言う」

ライカ「王国軍中尉兼クローディア姫殿下護衛ライカ・カミガ」

名前を聞いて二人共自分の得物を構えた

ライカ「引いてくれませんか?」

ミュラー「それは無理な注文だな」

二人の気が以上に高まり限界まできた

ライカ「死んでも呪わないで下さい」

微笑を浮かべながら言うと

ミュラー「それはお互い様だ」

こちらも微笑を浮かべながら言った

ライカ「なら始めましょうか」

ミュラー「あぁ」

言い終わると二人が同時に叫んだ

ライカ「いざ尋常に勝負!!!」

ミュラー「いざ尋常に勝負!!!」

その瞬間二人の気が臨界突破し、動いた

ライカ「せやぁぁぁぁぁ」

ミュラー「はあぁぁぁぁ」

二人が走りながら自分の得物を構えたその刹那に白銀の刃と漆黒の刃が交差した、白銀の刃と漆黒の刃が当たるたびに火花が飛びかい小競り合いが続きあった

ライカ「もらった!!」

漆黒の大剣を弾き上げその脇腹に出来た僅かな隙を突いた

ミュラー「甘い!!!」

弾いた筈の大剣が数秒もかからずに振り落としてきた

ライカ「な、!!!!」

振り下ろしてきた大剣を白刃で斜めいなしながら横に避けた

ミュラー「ほぉう、これを避けたかまだ余裕と言う意味か?」

体制を立ち直らせながら

ライカ「まさか避けるだけで精一杯ですよ」

そしてすぐさま白銀の日本刀と漆黒の大剣を交差させ鍔迫り合いになった

ライカ「あなたはその剣術は一体何処で?」

質問を投げかけると

ミュラー「俺は武術家なんでな名はヴァンダールだ貴様は?」

微笑を浮かべながら答えた

ライカ「自分も武術家ですしかし裏の方ですが」

かちらも顔に微笑を浮かべた

ミュラー「裏・・・・・なるほどその強さ納得できる俺も家も
     裏には詳しいんでな」

ライカ「なるほど、なら死合まだ出来ますね」

そう言うとまた微笑した

ミュラー「無論だ」

その瞬間刹那に二人が九歩の間合いを取った

ミュラー「くらえブレイド・ダンス!!!」

一瞬に間合いをなくし何回も回りながら切り刻んできて最期に上に跳び大剣を振り下ろしてきた

ライカ「く、」

その連激をかわそうとしたが全てをかわせなかった

ライカ「ぐぅぅぅ」

体に無数の切り傷をつけられた

ミュラー「ま、まさかこの技で倒せなかった」

自分の技を出して倒れなかったのに驚いていた

ライカ「く、ガハ!!!」

立ち上がったが吐血した

ライカ「ここまで傷を負ったのは久々ですよ・・・・次はこちらの番ですよ・・」

日本刀を雪のように白い鞘に収めて居合いの構えを取った

ライカ「偉大なる風の王シルホォンス、わが盟約に従い力を貸しせ」

いきなり一陣の突風がライカから出てきて日本刀を包んでゆく

ライカ「神牙一刀流居合い奥義・疾風残」

足に気と力を溜めミュラーの方に一気に解き放ちジグザグに疾風のような速さで距離を縮めていき敵兵には残像しか見えなかった

ミュラー「ぐお、」

この奥義をくらって倒れてなくてライカは驚いた

ライカ「まさか斬る寸前でかわすとは見事です」

しかし、ミュラーの脇腹には横一文字の傷を負っていた

ミュラー「自分の勘は信じるもんだな」

二人共の体から血が零れ落ちていた

ライカ「あと一撃ですね」

ライカがそう言いながら構えた

ミュラー「・・・そうだな」

こちらも構え直した

ライカは体を半身にし突きの型を取りミュラーは走る体形をとり斬りかかりそうな状態だった

ライカ「はぁぁぁぁぁぁ」
ミュラー「せやぁぁぁぁ」

二人が一気に翔けたと思った刹那には金属がぶつかり合う音が響きその場が静まり返っていた



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