[204] 第2話 始まり |
- バスターマシン改 - 2006年01月09日 (月) 01時56分
午後2時45分・・・秋原町・・・・ メイル「ねぇ、熱斗。今日の期末テスト、どうだった?」 熱斗「う〜んまぁまぁかな?でも、明日から夏休みだからな」 メイル「そうだね、ねえねえ今週の土曜日、みんなで海に行かない?」 熱斗「おお!いいね!デカオには俺から伝えとくよ」 メイル「やいとちゃんにのは私が伝えとくね」 熱斗「わかった、あれ?家の前に誰か居るぞ?」 メイル「ほんとだ、女の人かな?あのオレンジ色の長い髪は」 熱斗「ん〜聞いてみようか。すいませーん」 熱斗はその人に話しかけた。 熱斗「すいませーん!家に用ですか?」 ??「ああ、光祐一郎とゆう人に合いに来たんだ」 その人は男の声で答えた。 熱斗「ええ!家のパパに!?」 ??「ええ!君のお父さんなの!?ってことは君は・・・熱斗くん?」 熱斗「ええ!なんで俺の名前を!?」 ??「この台詞を言えば分かるかな?」 熱斗は首をかしげた。 ??「いくぞ・・・ヘル!アンド!ヘヴン!!」 熱斗「・・・ああああ!!もしかしてガオーマンのオペレータの!?」 ??「ああ!ガオーマンのオペレーター・・・獅子王 凱だ」 メイル「熱斗知り合い?」 熱斗「うん、この前の「ゴッド」事件の時に協力してくれたナビのオペレーターみたい」 凱「2人とも始めまして」 メイル「熱斗よりカッコイイんじゃないの?」 メイルはひじで熱斗を突っついた。 熱斗「なんだよ〜。ところで凱さん、パパに用事って?」 凱「ああ、それなんだが・・・」 パパ「どうした、熱斗」 熱斗「あっ!パパ!」 パパ「どうした?家の前で・・・そちらさんは?」 凱「どうも、GGGから来ました獅子王 凱です」 パパ「ああ、話は聞いてる。ちょうどいい、熱斗にメイルちゃん一緒に家の中へ。2人に話がある」 熱斗とメイルは訳のわからぬまま、家に入った。 パパ「さて、話は聞いてる。しかしなぜこの作戦に熱斗や桜井さんの名前が?」 凱「はい、それは彼らの今までの戦闘データーによる結果です。熱斗くんは、先の「タイタン」の戦闘の時に多大な勝利を収め。ドリームウイルス、ゴスペル、プロト、デューオ、ネビュラグレイ、そして電脳獣。全ての事件を彼は関り、そして勝利を収めました。だからこそこの作戦に推薦されました」 パパ「それはわかる、だがなぜ桜井さんまでがこの作戦のメンバーに登録されているんですか!?」 凱「彼女のナビ、ロールの能力が買われたのです。自己で回復能力を持つナビは少ないですから。彼女たちには医療班を勤めてもらいたいのです」 パパたちが話しているところ、熱斗は小声で会話してた。 熱斗「なんか俺たちも関係しているみたいだな・・・」 メイル「うん、しかも結構危なそうだよ」 熱斗「あっ、話終わったみたい」 パパは熱斗の方を見て言った。 パパ「熱斗、メイルちゃん。いいかこれから話す内容は全て国家機密だ。絶対だれにも言ってはいけないからな」 熱斗「うっ・・・うんわかった」 パパ「メイルちゃんもわかったかい?」 メイル「分かりました」 パパ「よし、凱くん説明してくれ」 凱「分かりました。ファイガーマンあの映像を」 ファイ「了解」 熱斗「あれ?ガオーマンじゃないの?」 凱「ガオーマンをパワーアップさせたんだ。記憶もそのままだよ」 熱斗「へ〜」 ファイ「映像、再生します」 凱はPETを机の上に乗せて映像をみんなに見えるようにした。 ママ「お茶とお菓子置いときますね〜」 映像はどこかのインターネットの映像だった。 メイル「何も変わったところは無いね」 凱「ファイガー、映像を進めてくれ」 ファイ「了解」 キュルルルルルルル 凱「よし!そこらへんだ」 熱斗「この映像は?」 凱「あるネットポリスのナビが残した映像だ。警察に通報があったんだよインターネットに見たことの無いウイルスがナビをデリートしたってね。その時の映像だ」 そのナビの視界の前には同僚のナビが2体、笑いながら話をしている。 凱「もうすぐだ。この右側のナビに注目してくれ」 凱がそのナビに指をさした。 メイル「なにもおきないけど・・・」 次の瞬間!凱の言ったナビの頭が消し飛んだ。 熱斗「!!!!」 メイル「キャ!!!!!」 凱「そして隣のナビと見ているナビも警戒を始めたんだが・・・」 ナビA「なっ・・・なにが!うわーーーー!!」 もう1人のナビが突然消え去った ナビB「うわあああああ!!」 ナビは走り出した 「くそ!なんでプラグアウトできないんだ!?ワープホールまでもう少し!!」 ???「キシャァァァァ!!!」 奇声と共に、目の前に赤い八つの目が現れた。 ナビB「ヒギャアアアアアア!!」 凱は映像を切った。 凱「これのあと直ぐ行った警察隊が見たのは無残に散ったデータの残骸のみだ」 あたりは静まり返っている。聞こえるのは熱斗のママが熱斗の部屋に掃除機をかけている音だけだった。
続く
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