[518] 苦しい生活 |
- £サイゼリア£ - 2008年10月31日 (金) 22時55分
僕の家は売れない店だった。当然暮らしは貧しかった母は小学校の集金を見るたびにため息をついていた。小、中までは気にしていなかったけど高校に入り進学を考えてたころ、母が疲れてクタクタで帰ってきたのに僕は、「息子を進学もさせれないなんて親失格だぜ」と言ってしまった母は涙ぐんで立っていましたそれを 見た僕は何も言えずに立ち去りましたその一言が母の死につながるとは思ってもいませんでした。母はパートの帰り事故にあいました、たぶん疲労がたまってブレーキとアクセルを間違えたんだと思う。母の部屋を掃除している時僕はノートを見つけたその ノートは家計ぼだった、もちろん僕はやったことはないその家計ぼは、光熱費などギリギリの生活だった。よくみると母は僕のために無理を言ってパートの時間を増やしてそのお金は全部僕のために貯金していた。母は自分のために買ったものなどなかった ある日、僕はものすごくリアルな夢を見た和室になぜか母が座っている僕は母の所へ行って母の手を握って泣きながら「ごめん母さん」と誤っていたすると母は、「謝らなくちゃいけないのは母さんだから」と言った僕はますます声を上げて泣いていた起きたときには涙がこぼれていた。父さんが、「今朝、夢を見て母さんがお前のことをよろしく頼む」といってそうだ僕が、美大に行きたかったのは母が「上手に描けたね」と言う一言がきっかけだった僕は今普通の会社員だけど暇があれば、時々絵を描いて仏壇の前に飾っている。
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