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[478] エウレカセブン ULTIMATE ZERO
のんびり - 2008年10月16日 (木) 23時25分

エウレカセブンのオリジナル小説です。
前作はまあ時々更新します。
クダンの限界を回避してから2年後の話

登場キャラクター
ガネーシュ・ヴァティー 愛機・オルフェクス
今作の主人公です。18才。とある理由からゲッコーステイトに入る。
愛機オルフェクスはアミタドライブの旧型、ゼロドライブをコンパクドライブに装着。ニルヴァーシュに勝るとも劣らぬ性能を持つ。

[481] もうちょっと説明
のんびり - 2008年10月17日 (金) 16時38分

ガネーシュ・ヴァティーというのは偽名らしく、本当の名前は誰も知らない。
出身はレントンと同じベルフォレスト。勉強とリフのワンパターンな生活に飽きているようだ。一時期軍に入っていて、かなりの戦果を挙げていたが、デューイの行動を見て辞める。
  *               *                *
言葉説明
「LFO」
正式名称は「ライト・ファイティング・オペレーション」通例その操縦者は「パイロット」ではなく「ライダー」と呼称される。この世界では人間が操縦する機械は「コンパク・ドライヴ」という小型装置がなければ稼働しないため、LFOのコクピットにも同装置を装着するためのソケットが設けられている若者の間で人気のあったスポーツ、リフにヒントを得て開発されたボード型の飛行ユニットを使用して空中での高機動運動が可能。中には地上走行形態であるビークル・モードへの変形機構を有する機体も多い。
「KLF」
軍のLFOは「クラフト・ライト・ファイター」(KLF)と称され、操縦支援用技術である「コンパク・フィードバック・システム」(CFS)を備える。同システム中に蓄積された操縦データがコンパク・ドライヴ経由でライダーの意識にフィードバックされる事によって、本来は高度な技術を要するLFO戦闘が一般の兵士にも可能となった。
「ゲッコーステイト」
最新鋭巡洋艦月光号を駆る神出鬼没の空賊。リーダーは若者達に人気のカリスマ的存在、ホランド。秀でたリフボーダーである彼やエウレカは、通常目には見えないトラパーの流れを読むことが出来る。自ら雑誌『ray=out』を出版し、リフやファッションの記事で注目を集めると同時に政府が隠蔽しようとする事実について民衆を啓蒙する。およそ3年前、元軍所属だった者たちが離反し反政府活動を開始、そこへ彼らの活動に共感した若者が集い、現在のゲッコーステイトを作り上げる。「賞金を稼ぐためのリフは絶対にしない」という、カリスマ集団らしいポリシーを持つ。しかしその内実は、困窮する財政を支えるための危ない仕事や軍との戦闘に明け暮れ、満足にリフをする機会すら無いという状況。
「月光号」
神出鬼没の空賊、ゲッコーステイトの空船。5年前、ホランド達によって奪取された元塔州連邦軍巡洋艦SL1200シリーズの2番艦。船体色は白地に黄緑。軍上層部にすら極秘裏に開発された特殊部隊用の最新鋭艦で、ロケットブースターにより大気圏外を高速航行する弾道飛行、トラパー・レーダーによる策敵を無力化するステルス装置のコンパク・インターフェアレンサー(CIF)といった特別な機能を有する。ゲッコーステイトのメンバー達にとっては生活の場でもありコンビニや大浴場も完備する。武装は主砲3門×2基、ミサイル発射管24本×4基、大型ミサイル発射管2基。


[482] 第1話「プロローグ」
のんびり - 2008年10月17日 (金) 19時22分

毎日の生活には飽きている。いつもワンパターンだし、まだ軍に居た頃の方が楽しかった。やるべき事か・・・特に見つからない。見つけたい。自分のやるべき事。
だからゲッコーステイトに入ったんだ。まあ、軍を抜けた後よりは楽しいかな・・・
   *               *              *
ゲッコーステイトに入る3日前。ヴァティーはルリとサムナの船に居た。
ルリとサムナは、彼が軍に居た時の知り合いで、ゲッコーステイトへ運ぶ物があるとかで、付いていかせてもらう事にした。
「ねえ〜、ま〜だ〜?」
ルリが停船してある船の近くにあった店のキッチンを借りて料理しているヴァティーに向かって言う。
「俺もさすがに限界かも・・・」
「はい、できたぞ」
ヴァティー特製「納豆マヨネーズわさびオムライス」というのをだした。不味そう名前だ。
「名前は嫌な感じだけど、味は最高だね!この微妙な組み合わせが何とも言えないな〜。前に食べたラーメンの次においしいかな」
以前CFS開発者の作ったラーメンを食べたが、あれはそうとう、いやかなり美味しかったらしい。その次にという事はサムナのランク2に入るほどの味らしい。
信じられない話だ。全く信じられない話だ。
「ん〜♪この味!この食感!最高!!懐かしいな〜。軍に居た頃はこれを良く食べたよね〜」
「そうだね。最初は不味そうって食べるのをためらったけど食べたら美味しかった、って言うのを覚えてるよ」
それは普通にためらうだろう。
そうやって思い出に浸っている所に、ヴァティーが割って入る。
「ゲッコーステイトとの合流地点はもうちょっとだよな?」
ルリは食べながら言う。
「うん。この先にある谷で合流して、オルフェクスを渡す。そしたらしばらく月光号に付いていこうかなって思ってる」
「・・・・・・食べるか喋るかどっちかにしろ。汚いぞ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(もぐもぐ)」
「食べる方を選んだか・・・」
その時、外で爆発があった。外に出てみると、軍のKLFだった。



[484] 第2話「レッツ・ア・スタート」
のんびり - 2008年10月18日 (土) 12時47分

「サムナ!505で出て!!すぐ船を発進させるわ!!」
「了解!」
サムナは「ターミナスType R 505(ごーまるご)改」に乗り、起動し発進する。
腰部にぶら下げている分裂させたボードを1つにし、空中に舞う。
ルリは船を発進させると、ヴァティーに操縦を任せ、「フレストニア」で発進する。
「サムナ、ルリ、敵機は10機だ。気を抜くな!」
「10機ねぇ。お腹空いたし、サムナ!早く終わらすよ!!」
「う、うん。ルリ、お腹空くと機嫌悪いなぁ・・・」
サムナは相手のKLFが撃ってくるミサイルを素早く避け、背部に装備されているビーム砲で牽制し近づいて、ブーメラン型ナイフでまっぷたつにした。
一方ルリは素早く5機も倒していく。そうとうお腹がすいて機嫌が悪いのか、かなり荒っぽい。
「す、凄いなぁルリはやっぱ。俺も負けてられない!」
505でKLFが撃ってくるミサイルや銃弾を次々避け、ビーム砲で墜としていく。
「敵機撤退。帰投してくれ。っていうかさっき食ったばかりなのにもう空いたのか?」
「だってまだ食べきってなかったんだもん。半分くらい残ってたよ」
「それだけ食べれば十分じゃないかな・・・あれ結構な量だよ?」
大きい丼2個分はある。その半分だからそれなりに食べているのだが。
「私は食べきらないとお腹いっぱいって感じがしないの!」
「何だそれは・・・まあ良いや。さっさと戻ってくれ」
    *             *               *
ゲッコーステイトとの合流地点、ジザメリ渓谷へ向かう途中。ルリはまたさっきのオムライスを食べていた。いつの間にかラップをして持って来ていたのだ。
「よく食べるなぁ〜俺でもそんな食えないよ」
サムナは横で野菜ジュースを飲みながら言う。ヴァティーは操縦しながら、
「食ってばっかいないでいい加減操縦変われ!」
「食べ終わったらね〜それにどうせもうすぐジザメリ渓谷でしょ?別に良いじゃん」
「言い訳あるかっ!あんな複雑な道、俺じゃ無理だっ!壊してオルフェクスごと墜ちても知らないぞ!!」
「ひゃいじょうぶ。ひゃんとかなる」
「ルリ、食べながら喋るのは汚いぞ」
「(ごっくん)ぷは〜!ごちそうさま〜!!お腹いっぱ〜い!!」
「そんな事は良い!早く変われ!!渓谷へ入るぞ!!」
ルリはのろのろと操縦席に座り渓谷内を飛んでいく。
するとレーダーに反応する機影があった。
「月光号か?」
「いや、これは・・・さっきのKLF部隊!増援を呼んで付いて来たみたい!!」
「戦艦付きだ!敵艦からミサイル!!」
迫るミサイルをギリギリの所で避ける。
「砲撃が止まった・・・KLFを出してくるぞ!!」
「KLF12機確認!さっきより増えてる!」
「ルリ!お前は操縦してろ!俺がフレストニアで行く」
「はあ!?何言ってるのよ!!」
「俺じゃこの渓谷は空戦じゃ無理!LFOをなら行ける!それに、久しぶりに乗ってみたいしな!!」
ヴァティーはそう言って格納庫に向かった。
  


[487] 第3話「クール・ライド」
のんびり - 2008年10月19日 (日) 21時30分

「懐かしい・・・この感覚、この緊張感。あの頃と同じだ・・・」
彼が思い出すのは軍にいた頃。友と話し、友と競い、友と助け合い、戦ったあの頃を。
「ルリ!505出る!!」
『続いてフレストニアも出て!!私の機体墜とさないでね!!』
「了解。フレストニア、行くぜ!!」
発進させると素早くボードを合体させ、飛ぶ。
敵KLFは505とフレストニアを囲むようにフォーメーションを作ってくる。
「囲むつもりか?そんな事っ!」
フレストニアをライトスピンさせながらビーム砲とミサイルを撃ち、相手が少し離れた所で505がその内の2機を倒す。
続いてワイプアウトしそうになっている一機を下からフレストニアが斬る。
「こいつら、この程度でワイプアウトしそうになりやがって。本当に訓練されてんのか?」
「ヴァティーが強すぎるんだろ?普通まわりながら撃たない」
「そうか?ほらほらよそ見しない!!」
逃げようとするKLFをブーメラン型ナイフを投げ、切り捨て、戻って来たナイフをキャッチ。
「酷っ。逃げるだけならやらなくても・・・」
「ロックしてたよ、俺をな。だったら墜とすしかないだろ」
敵なら壊すしかない、壊される前に。そうでなければ、守れる物も守れずに終わってしまう。そうならないためには、先に壊す。これしかない。
「さぁて、他の奴らもさっさと倒すぞ!」
    *             *                 *
ルリの空戦付近に白地に黄緑の船が停まっていた。これが、月光号だ。
月光号格納庫では、ルリ、サムナ、がホランドとタルホと喋っていた。
「これがオルフェクスか。いい出来だな」
白地に少し薄い青。肩部にブーメラン型ナイフ、背部に換装式背部射撃兵装、固定型ミサイルポッドを装備した機体だ。
「で、ホランド。こいつは誰が操縦するの?」
「俺がやる」
「ホランド!?」
ホランドはオルフェクスの背部にあるコクピットに乗る。
「ん?おい、こいつ操縦桿が1つしかないぞ。どうなってんだ?」
普通は2つある物が1つしかない事を聞くホランドに対してサムナが、
「それはこれをつけるんだよ」
サムナは、とれた操縦槹を取り出す。
「これをつけないと動かないんだ。しかも起動できるのはニルヴァーシュみたいに一部の人間しかいない」
ニルヴァーシュがレントンとエウレカ。それとサムナしか動かせなかったようにこのオルフェクスも誰かしか動かせないらしい。
「はあ?なんだそれ?」
「作った人が、何かしら細工したからよ」
「何だよ、その細工って」
「知らない」
ホランドはため息をつく。
「何よ?そのため息は。私たちはあんた達が頼んだ物を持って来ただけで、私たちには罪はないわよ」
もう一回ため息をしてから、
「もう1つの品は?」
後ろからヴァティーが出て来て持っていた箱からアミタドライヴの形に似た物を出した。
「ゼロドライヴならここにある」
「お前誰だ?見た事あるような・・・」
ホランドは考えながらもう一本の操縦槹を受け取る。そのままヴァティーの持っているゼロドライヴを受け取る。
「ああ〜!!!思い出した!!ガネーシュ・ヴァティーか!!前に軍で一回だけ会った事があった!!」
ホランドは前に軍のSOFと言う所にいた。一回くらいは会う事も会ったろだう。
ヴァティーはそれを聞くと少し考えながら、
「会った事・・・あった?」
「忘れてるのかよ!!?軍の食堂で一回会っただろうが!!」
「ごめん、覚えてない。それよりほら、起動できるかどうか試せば?」
どうでも良いかのように流し、話題を変える。ホランドは舌打ちして、コクッピットに座りオルフェクスのソケットにコンパクドライヴをセット。そこにゼロドライブを装着する。そして、操縦桿をセットする。
「・・・・動かねぇ・・・クソ!!俺じゃだめだってのかよ!!」
その時、船がガコンと揺れた。周りからの攻撃、またさっきの奴等が懲りずに来たようだ。
「チッ!しつこい奴等。狙われる理由なんてねえぞ!!606と808を出せ!!」




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