[490] 序章 漆黒の目 |
- ガズエル - 2008年10月20日 (月) 22時41分
………王都グランセル…………
エステル「はぁーやっとグランセルについたわね。」 ヨシュア「そうだね。でも父さんからの頼みだからね。」 そこには、太陽のような輝きをした娘エステルと、 かつて「身喰らう蛇」に所属していた少年ヨシュアの姿があった。 エステル「今日は、グランセル城で宴会に招待されたー! 久々にクローゼと会える!!やったー!!!」 ヨシュア「嬉しいのは分かるけど、父さんに頼まれた件も忘れずに。」 エステル「わかってる。 不吉な動きの調査、それとイリスっていう人に詳しい事情を伝えるだったわね。」 ヨシュア「うん。何が起こるかわからない。気を引き締めていこう。」 2人は、グランセル城にむかった。
…ちょうどその頃、イリスはグランセルに到着していた。 イリス「ここが、グランセルかぁー。話は聞いてたけどこんなに広いんだ。ファンタズムの1,5倍くらいかな… えっと…グランセル城は、北の方角だから……あれかぁ!」 イリスは、城にむかって走り出した。
…グランセル城、城門前…
城門前には、門番が立っていた。 イリス(どうしよう。コレを見せれば通してもらえるのかな?) イリスは、カシウスの手紙の中に入っていた招待状を取り出した。 門番「おや?君は誰だい?」 こちらが話し掛ける前に向こうから声をかけられた。 イリス「えっ!あ…あのー…こっこれを……」 門番「これは、招待状じゃないか。…そうか、あんたがイリス•フォルトナーか…」 イリス(えっ、どうして私の名前をしってるの?) イリスは、不気味に思った時だった。 門番「どうしてか教えてやろうか!」 イリス「!!!」 身震いしたらしく門番は、首をかしげた。 門番「ん?どうしたんだい?」 …この様子は、明らかにおかしい。 でも、(うん。きっと気のせいだよね。)と思い、城内に入った。 門番「どうかお気をつけて」 イリス「はい…ありがとう…」 イリスは、急いで宴会に向かった。
門番「……本当に気をつけろよ……くっくっく……」 門番は、不気味に笑っていた…
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