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[364] 運命の軌跡 DSTINY LOCUS
はせピン - 2008年08月24日 (日) 11時28分

英雄伝説Y空の軌跡の小説です、これからよろしくお願いします。


[366] 第一章「出会い」
はせピン - 2008年08月24日 (日) 13時40分

地上

セネリオ「な、何だこれは・・・!?」

セネリオが絶句するのは無理もなかった、スカイラグーンが落ちたせいで何処かの町かはわからないが炎上していた。

セネリオ(生存者を助けるのが優先だ!その後スカイラグーンを墜落させた犯人を探さなければ!)

セネリオはものすごい速さで進んだ、そして5キロ走った時、道端で倒れている少女を見かけた。

セネリオ「スクルド!?」

セネリオは水色の髪の少女に駆け寄った。

スクルド「セネリオ・・・」

微かに息があったが今にも死にそうであった。

スクルド「気を付けて・・・さっき龍のアーマーロイドがスカイラグーンを墜落させたの・・・」

セネリオ「わかったからそれ以上喋るな!今オフィシャルに運ぶ!」

セネリオはスクルドの服にシールをつけた、その途端スクルドは光となり消え去った。

セネリオ「速くその龍を撃退しなきゃな・・・」

イレギオン「グオォォ!!」

セネリオの背後に緑色の機体の龍が降りた。

セネリオ「うわっ!」

イレギオン「グオォォォ!!」

イレギオンは爪を振るがセネリオは軽く体を捻らせ避けた。

セネリオ「くらえ!!」

セネリオは銃を取り出し撃ち始めるが固いせいか全て弾かれた。

セネリオ「連射が駄目ならチャージショットだ!」

セネリオは銃口を光らせた!

セネリオ「そこだ!!」

イレギオン「ギュオォォ!!!」

光の球はイレギオンの腹に当たった破壊力が多かったせいか装甲が剝がれていた。

セネリオ「今なら・・・!」

セネリオは腰についている剣を鞘から抜いた。

セネリオ「雷神撃!!」

セネリオの剣の刃が電気の刃と化し剥がれた装甲を刺した途端、イレギオンは崩れ落ちた。

セネリオ「しかし何でイレギオンが・・・」

セネリオは剣を鞘に納めたその時前に黒と白の軍服を着た男がいた。

セネリオ「クラノス!?どうしてここに!」

クラノス「スクルドを人質にする為に来たのだがまさかお前に邪魔をされるとはな・・・」

セネリオ「その前にお前までオフィシャルに疑われてる事に気付かないのか!」

クラノス「そんな事知った事か!私はヒューマノイドの疑いを晴らすために手段は選ばん!」

セネリオ「武器を捨てて投降しろ!」

クラノス「軍人に武器を捨てる等あり得ん事だ!」

クラノスはそう言い消え去った。

セネリオ「まずい、このままではヒューマノイドでも戦争に参加するかもしれない・・・!」

セネリオは光となってオフィシャルセンターへ戻った・・・

フォルクス将軍邸

オフィシャルの将軍フォルクス邸は雨が降っていた。

フォルクス「・・・・・」

????「オフィシャル・・・人間に尻尾を振ってアーマーロイドを破壊する者ども、危険だと思わんか?」

茶色いフードを被った謎の男が言った。

????「フォルクスお前もわかっている筈だ、奴らは単に人間の言いなりにならないアーマーロイドを破壊しているに過ぎん。」

フォルクスは黙ったまま顔を下げた。

????「やられる前にやれ!お前には奴らを倒すだけの強大な力がある!!」

その時雷が降り注いだ。フォルクスは顔を上げた。

フォルクス「お引き取りを願おう。」

????「ぬうぅ?」

フォルクス「人間を裏切ることなど出来ん、立ち去れ!二度とワシの前に現れるな!」

????「ふふふふ・・・まぁいい、その内気も変わるさふぁははは!!」

謎の男は立ち上がり去った。その後も雷は激しくなっていた。

[371] 第一章「出会い」
はせピン - 2008年08月24日 (日) 23時47分

スカイラグーン墜落から三週間後・・・アーマーロイドの仕業だと人間達は思い込んでいるがヒューマノイドも疑われていた、そのことを知った将軍フォルクスは全軍隊のヒューマノイドを集めた。

フォルクス「我がヒューマノイドの勇敢なる諸君!今や我々は三週間前の事件により疑われている!」

ヒューマノイド兵「・・・・・」

兵士達は慌てていた。

フォルクス「だが私としてはこのまま汚名をきせられて置くわけにはいかない!我々は自らの手でヒューマノイドの国家を建てる!だがこれは人類に対しての敵対ではない!」

フォルクスは両手を握り前に伸ばした。

フォルクス「自由と安全!それらを正当な権利を求めるための戦いなのだ!共に戦おう何も侵されない理想の国家を!共に進もう!我らヒューマノイドの未来へ向かって!!」

軍兵達「おぉー!!フォルクス!フォルクス!」

軍兵達が歓声を上げてるなか白と黒の軍服を着た男・・・クラノスが前に出た。

クラノス「私もフォルクス将軍と同じ意見だ!いいか我々にはこの道しかない!恐れずに勇気と誇りを持って戦おう!我々はヒューマノイド!史上最強の軍隊なのだ!!」

軍兵達「おぉー!フォルクス!クラノス!!」

謎の屋敷

水晶の玉にフォルクスが映りだされていた。

????「ぐふふふ、フォルクスの奴めついに動き出しおったか・・・」

茶色いフードを着た男はフードを脱ぎ棄て窓ガラスの前に立った。

????「さてどうする?オフィシャルよ?どうするかしばらく見るとしよう!ふぁはははは!!!」

男は笑っていた、一方ヒューマノイドのクーデターに気づいたオフィシャルは・・・・

オフィシャルセンター

セネリオ「とうとう、ヒューマノイドまでもが戦争に加わったか・・・」

セネリオは立ち上がり救護室に入った。

ドクター「セネリオ隊長、スクルドさんはもう大丈夫です。」

セネリオ「そうか、ちょっと彼女に話があってね。」

ドクター「わかりました、どうぞ・・・」

ドクターは笑顔で道を開けた。

スクルド「セネリオ・・・無事で良かった・・・!」

スクルドはいきなりセネリオに抱きついた。

セネリオ「わわわ!?どうしてそんなに抱きつくのさ!」

スクルド「心配だったんだよ、セネリオは無茶をするから・・・」

セネリオ「仕方無いだろう、それよりお前に少し頼みがある。」

セネリオの真顔にスクルドは不安になった。

スクルド「な、何?」

セネリオ「悪い・・・少しカーテン開けていいか?」

セネリオはため息をついた。

スクルド「へ・・・?」

セネリオ「ネル、シャーロック、そしてミズキ何やってんだ・・・!」

セネリオがカーテンを開けた途端、金髪で少ししまった体をした少年と茶髪の少女、そして桜色の髪をした少女が出てきた。

シャーロック「ははは・・・・」

シャーロックは苦笑いしていた。

セネリオ「まぁいいか・・・四人に頼みがある。」

ネル「頼みって?」

セネリオ「言葉で説明するのも何だからついてこい。」

四人はセネリオの後についていったついたのは武器庫

セネリオ「ミズキ、カードキー」

ミズキ「ま、まさかあれを使う気!?」

ミズキは驚いた表情でセネリオを見た。

セネリオ「何驚いてるんだ?お前が整備したんだから途中で壊れるわけないだろう?」

シャーロック「壊れる?」

ネル「ねぇ?それってまさか・・・・」

ネルの顔は少し引きつっていた。

ミズキ「わかったわよぉ・・・」

ミズキは渋々カードキーを取り入れるところに入れ扉を開け入った。

スクルド「わぁっ!?」

前には宇宙船があった。

セネリオ「ミズキが作った宇宙船だ、これを使って違う世界に行ってくれ・・・」

スクルド「セネリオはどうするの?」

セネリオ「俺はオフィシャルだ、アーマーロイドの反乱軍、ヒューマノイドのクーデターを止めるために戦う。」

ミズキ「ちょっと待ってよ!それじゃあ操縦するのは・・・!?」

シャーロック「ミズキって訳・・・?」

セネリオ「あぁ、それで頼りになる人を集めたらこの星に戻ってきてくれ」

スクルド「・・・・」

スクルドは黙ったままだった。

シャーロック「大丈夫なんだろうね?」

シャーロックは疑いの目でミズキを見た。

ミズキ「な、なによ!乗ってから言ってよね!!」

セネリオ「さっ!早く乗ってくれ!」

スクルド「・・・ネリオ・・・の馬鹿・・・!」

全員「えっ!?」

スクルド「セネリオの馬鹿!!!」

スクルドは涙を流しながら宇宙船の中に入った。

セネリオ「はぁ〜、とにかく任せた・・・」

ネル「了解!何かあったら連絡するよ!」

ミズキ「この宇宙船が墜落しなかったら何か奢ってもらうからね!」

セネリオ「はいはい・・・・」

シャーロック「それじゃあ、バイバイ!」

シャーロック達は宇宙船に乗った。

宇宙船内

ミズキ「それじゃあ、発進!!」

宇宙船のホバーから火が出て宇宙へ飛びだった。

セネリオ「頼むぞ・・・・」

セネリオは祈った・・・

お知らせ

第一章のセネリオサイドは中断しスクルドサイドへ入ります。

用語集1

アーマーロイド「機械の人間、ある人物が作ったらしいがアーマーロイドのリーダーが人間に対しての憎しみが走り人間を抹殺しようとしているが逆に人間に味方をしているアーマーロイドもいる。」

ヒューマノイド「機械と人間の体を半分にした種族、ヒューマノイドの九割が軍隊である。」

ブルーアース「セネリオ達が住んでいる星、昔は平和だったが今では人間とアーマーロイドの戦いがまだ続いている。」


[373] 第一章「出会い」
はせピン - 2008年08月25日 (月) 21時43分

宇宙へ旅立ったスクルド達だったが・・・・

ネル「うひゃあ〜!!」

ミズキ「あわわわ・・・!」

ミズキは操縦が初めてなので不安定な動きをしていた。

スクルド「な、なんとかして・・・!」

シャーロック「ミズキーーーー!!」

ミズキ「わかってるわよ!あたしだってこんな所で死にたくないっての!!」

(ゴオォォ!!)

ミズキ「やばっ・・・ブースト強化しちゃった・・・!」

シャーロック「うぎゃあぁぁぁ!!!」

宇宙船はものすごい速さで目の前にある星に向かって行った。

スクルド「フルブレーキ!」

ミズキは急いで踏んだが遅かった。

(ドオォォォ!!)

宇宙船が地面に突き引きずっていた、そして何メートルか進んだとき・・・

(バシャーン!)

湖らしきところに落ち止まった。

ネル「はぁはぁ・・・」

シャーロック「もうミズキは操縦駄目ね。」

ミズキ「うぅ・・・ごめん。」

スクルド「兎に角降りよう。」

スクルド達は外に出ることにした。

スクルド「ここは一体?」

スクルドは歩きながら景色を見ていたその時・・・

??「グルルルル・・・!」

木の蔭から狼より凶暴そうな狼が三体出てきた。

シャーロック「どうやらここは変わった生き物がいるんだね。」

ネル「武器を持ってきて良かった。」

シャーロックはナイフを二本取り出した、一方ネルは忍者刀を取り出す。

ミズキ「スクルド?武器は・・・?」

スクルド「大丈夫・・・」

スクルドはチャクラムらしきものを取り出した。ミズキは銃を取り出す。

シャーロック「行くぞ!そりゃあ!!」

魔獣「グオォ!?」

シャーロックの隙のない攻撃に魔獣は怯んだ!

ネル「はぁ!せぃ!」

魔獣B「ウオォォ!」

ネルは忍術で敵を戸惑わせながら斬っていった。

魔獣C「グオォォ・・・」

魔獣Cはスクルドを襲いかかった!

スクルド「えぃ!」

スクルドは素早く投げた、堰月輪は魔獣Cの体を真っ二つに斬り裂いた・・・

[374] 第一章「出会い」
はせピン - 2008年08月25日 (月) 22時41分

魔獣A「グルル・・・」

魔獣達はスクルドの攻撃を見たせいか怯えて逃げ出した。

ミズキ「あぁ〜あ、アタシの出番は無しか・・・・」

ミズキはため息を一つつき銃を締まった。

シャーロック「いいじゃないか、あの狼に弾一つ使わなくてもいいし!」

スクルド「ごめんね、お母さんに教わったから動物や人によって急所場所が・・・・」

ネル「しっ!静かに!」

ネルは何かに気づき三人のお喋りを止めた。

ミズキ「どうしたの?」

ネル「誰かが来る・・・それに数が・・・」

シャーロック「じゃあ速く隠れようよ!」

シャーロックは急いで隠れようとしたが・・・

兵士「動くな!」

数人の兵士達が銃や剣を構えていた。

ミズキ(あれって軍服よね?)

スクルド(そのようだけどここは一体何?)

スクルドは不安な心で一杯だった、兵士達の前に蒼と白の軍服を着た女性が現われる。

ユリア「自分は王室親衛隊ユリア・シュバルツと申す!」

ミズキ(結構美人ね。)

スクルドは肘でミズキの体を突いた。

ユリア「君達かさっきの騒ぎは!」

シャーロック「そ、そうです!僕達はその違う世界か・・・うぐっ!」

ネルはシャーロックの口を塞いだ。

ネル(馬鹿今そんな事言ったらますます怪しいと思われるじゃないの!)

ユリア「・・・・?」

スクルド「私達は違う世界からやってきました。」

シャーロック(わっ!?)

ネル(スクルド!!)

スクルド「信じてもらえるかはわかりませんが私達は本当の事を言ってます。」

スクルドは真剣な目でユリアを見た。

兵士「大尉、幾らなんでも・・・」

ユリア「信じがたいが城に連れてって説明してもらう。」

兵士「は・・・?」

ユリア「私達には関係がない、陛下に任せよう。」

ユリアは後ろを向き歩き去った。

兵士「これは失礼、私達についてってください。」

スクルド達は兵士についていった、そして三十分後・・・

グランセル城

ユリア「さっきは失礼した、どうも見たことない服だったから・・・」

スクルド「無理もないですよ、私達もこの世界の事は知らなかったんですから・・・」

ユリア「この先が陛下のいる謁見の間だ・・・」

ミズキ「ちょっと待って!アタシ達がそんな偉い人に会って・・・!」

シャーロック「気にしすぎだよ、それに今の状況を把握しなきゃ大変なのは僕たちだよ。」

ネル「それより速く入るよ。」

スクルド達はユリアと共に謁見の間へ入った。

ユリア「陛下・・・」

ユリアはお辞儀をした、王座に座っているのは藍色の髪をした人・・・

????「ユリアさん、あら?後ろにいる人達は・・・?」

ユリア「先ほど離宮周辺で墜落した飛行船に乗った人たちです。」

アリシア「まぁ、貴方達が!私はアリシア・フォン・アウスレーゼと言います。」

スクルド「初めまして私はスクルド・ロックハートといいます。」

スクルドもユリアと同じ様にお辞儀をした。

アリシア「所でどうしてここへ?」

スクルド「実は・・・」

スクルド達はアリシア女王に今まであった事を話した、スクルド達がブルーアースと言う星に住んでいたこと、セネリオが自分達を飛行船で力になれる人を探していたことを・・・

アリシア「・・・・・」

スクルド「信じがたいのも無理はないです、けど私達はどうしても力になってくれる人を探して私達の星を助けて欲しいんです。」

アリシア「いえ、貴方達の目を見ればわかります。」

スクルド「えっ!?」

アリシア「しかし、あの飛行船を直すにはツァイスに行かなければ直す事ができないでしょう・・・」

ミズキ「そんなぁ〜!」

アリシア「ですから、貴方方にしばらくの間ここでゆっくりなさってください。」

シャーロック「いいんですか!?」

アリシア「はい・・・」

ネル「ありがとうございます。」

アリシア「ユリアさん、四人の部屋を案内してください。」

ユリア「はい!」

スクルド達はユリアに自室を案内してもらった。

シャーロック「凄い豪華な部屋だな〜!」

ミズキ「流石ね・・・!」

四人は寛いだが・・・

スクルド「ちょっと私見てくるね!」

スクルドは自室を出た。

スクルド「散歩でもしよう・・・」

スクルドは散歩していた、しばらくすると見慣れぬ場所についていた。

スクルド「ここは庭園・・・?」

????「だからこれは・・・・!」

何処からか声がした、スクルドは声の元へと向かったそこには藍色の髪をした少女と赤髪でエメラルドのような瞳をした少年が話していた。

赤髪の少年「クローゼ、どうしてそんなに俺をここに?」

クローゼ「レイノスは六年前離宮の周辺で倒れていてお祖母様に助けられて私と一緒に育ったからです。」

レイノス「だけどよ、本当にいいのか?」

クローゼ「はい、ずっと貴方といたいんです・・・」

クローゼは真剣な顔でレイノスを見た。

レイノス「ふぅ、わかったよ。」

レイノスは少し頬を赤らめていた。

レイノス「ん?誰だ?」

スクルド「あ、あの・・・?」

レイノス「見たことない服だな〜」

クローゼ「お名前は?」

スクルド「私はスクルド・ロックハートです。」

レイノス「へぇ!俺はレイノス・スティンバー!」

クローゼ「私はクローゼ・リンツといいます。」

スクルド「よ、よろしくお願いします!」

レイノス「あぁ、そろそろ稽古の時間だな・・・」

クローゼ「また張り切りすぎて兵士さん達を怪我させないように・・・」

レイノス「わかってるって!」

レイノスは手を振りながら去った。

クローゼ「それでは私も失礼します。」

スクルド「あっ!はい!」

クローゼは頭を下げた後静かに去った。

スクルド「あの人・・・アリシア女王に似てるような・・・?」

スクルドは疑問に思いながら散歩し続けた。

キャラクタープロフィール

名前「スクルド・ロックハート」
性別「女」
年齢「17」
武器「堰月輪」
その他「ブルーアース出身、性格は礼儀正しいが心配症、母親から教えてもらった武術で敵をなぎ払う。」
イメージ声優 久川綾(テイルズオブヴェスペリアのジュディス)

名前「ネル・シルヴァー」
性別「女」
年齢「17」
武器「忍者刀」
その他「ブルーアース出身、性格は少し冷静だが慌てる所があるのが玉に瑕、幼いころからオフィシャルに憧れており修行をしているが今だにオフィシャルには認めてもらっていない。」
イメージ声優 笠原留美(ロックマンXシリーズエイリア)

名前「シャーロック・ジーン」
性別「男」
年齢「17」
武器「ナイフ」
その他「ブルーアース出身、性格は優しいが弱気な所が一面ある、剣術はセネリオより下だが技は互角である。シャーロックと言うのは推理小説シャーロック・ホームズから由来」
イメージ声優 阪口大助(銀魂の志村新八)

名前「ミズキ・フジバヤシ」
性別「女」
年齢「17」
武器「銃」
その他「ブルーアース出身、性格は明るい。機械開発が大の得意」
イメージ声優 釘宮理恵(銀魂の神楽)

名前「レイノス・スティンバー」
性別「男」
年齢「18」
武器「長剣」
その他「ゼムリア出身、六年前エルベ離宮の周辺で倒れていたところアリシア女王に拾われ剣術を鍛え続けていた。性格はミズキより明るいが戦いの時は冷静になる、何故エルベ離宮に倒れているのかは謎である。」
イメージ声優 山口勝平(名探偵コナンの工藤新一)

[379] 第一章「出会い」
はせピン - 2008年08月27日 (水) 00時06分

謎の屋敷

茶色いフードの男の前に八人のアーマーロイド達がいた。

????「これからお前達に指令を与える!」

八人の機械戦士「はっ!」

????「フィストレオはオフィシャルセンターGエリアを占領しろ!」

フィストレオ「ははぁ!」

獅子のロボットは消え去った。

????「ジーグリードはオフィシャルセンターから出た飛行船を追いかけろ!そして墜落した場所を見つけ乗ってた奴を始末しろ!」

ジーグリード「イェッサー!」

鷲型のロボットは翼を使い飛び去った。

????「あとのものはスパイとして活用してもらう・・・」

六人「御意!」

六人の機械戦士は敬礼した。一方スクルド達が乗った飛行船の墜落場所とスクルド達の始末をするジーグリードは・・・

ジーグリード「センサーに反応あり!確率によっては90パーセント!」

ジーグリードは星に降り立とうと大気圏を乗り越えようとした・・・

グランセル城

シャーロック「やっぱり凄いよ!兵士さん達は強いし!」

ネル「うん、オフィシャルと互角だな・・・」

スクルド「ねぇ?ちょっとエルベ離宮に行って落ちた飛行船を少し直さない?」

ミズキ「それはいいけどアタシの力でも三か月はかかるよ。」

スクルド「でも少しは直せるんだからいいでしょ?」

シャーロック「スクルドに賛成、少し直せばツァイスから来る整備員の人達も少し楽になるし!」

ミズキ「もぅ・・・」

ネル「では行くとしよう・・・」

スクルド達は飛行船が墜落した場所へ向かった。

ミズキ「よし!まずは内部を直さなきゃ!」

ミズキは飛行船の中へ入った。

ミズキ「コントロールが悪かったのかも、だとしたら改善しなきゃ・・・!」

ミズキはツールを取り出し細かいところを直していった。

ミズキ「スクルド、ちょっと堰月輪で黄色い線を切って!」

スクルド「わかった!」

スクルドは堰月輪を取り出し黄色い線を切った、そして三十分後・・・

ネル「今日はこれぐらいにしてそろそろ城に戻ろう・・・」

スクルド「そうだね、賛成!」

スクルド達は戻ろうとしたが・・・

??????「待て!」

空から鷲の姿をしたロボットが降りてきた。

ジーグリード「我が名はジーグリード!お前たちかこの宇宙船に乗ってたのは!」

ミズキ「何が狙いなの?」

ジーグリード「決まっておろう、偉大なるバイル様の計画を邪魔する奴は許さん!」

スクルド「私達を始末する為に来たのね・・・!」

ジーグリード「その通り、ぇ!!」

ジーグリードは翼を拡げた・・・勝負の相図だ!

第一章「出会い」 終
第二章「追跡者」 始

[381] 第二章「追跡者」
はせピン - 2008年08月27日 (水) 22時31分

スクルドサイド

ジーグリードは空中に舞った。

ミズキ「空じゃあスクルドとアタシの出番ね!」

ミズキは自信満々で銃を取り出した。

スクルド「そうだね・・・!」

シャーロック「じゃあ、僕とネルは二人が攻撃受けないようにガードする!」

ネル「任せてくれ!」

ジーグリード「貴様らがこの私に勝てると思うなよ。」

ジーグリードは右翼から羽根を三本抜き取り投げてきた。

(キィン!キィン!)

シャーロック「そうはさせない!」

ミズキ「ツインショット!」

ミズキは翼を狙った。

ジーグリード「うおぉ・・・!?」

ジーグリードの体は機械だが翼の装甲は弱かったため穴が開いた。

スクルド「それぇ!」

スクルドは左翼を斬った。ジーグリードは翼が無くなったので落ちてしまった。

ネル「翼を失ったから今がチャンスだ!」

ジーグリード「うぐぅ・・・!私を舐めるなー!!!」

シャーロック「な、何だ!?」

ジーグリードの周りに黒いオーラが放たれた。

ジーグリード「行くぞ!ソニックスライサー!!」

ジーグリードの体から四つの鎌鼬が四人を襲った。

スクルド「くっ・・・はぁ!」

スクルドは肩を傷つけながらも堰月輪を投げた!

ジーグリード「ぐぉ!小娘が・・・!」

シャーロック「あれ使う?」

スクルド「うん!」

ネル「了解!エクストラフィニッシュ!」

ネルが周りに超音波を発生した途端、景色が変わった。

ジーグリード「か、体が動かん・・・!」

シャーロック「くらえ!シャドウランナー!」

ネル「絶牙!!」

シャーロックは自分と似た影を出し斬った、ネルは忍者刀でジーグリードの体を斬った。

ミズキ「いくわよ〜!」

スクルド「フィニッシュは決める!」

ミズキ「了解〜!アクセルショット!」

ミズキは銃から槍のような閃光をジーグリードに突き刺した。

スクルド「聖なる光よ、邪悪なる魂を浄化したまえ・・・イノセントジャッジメント!!」

イーグリードの真上から光の閃光がジーグリードを包んだ!

ジーグリード「そ、そんなバカなぁ・・・・」

ジーグリードは爆発し跡形もなく消え去ったが何かが浮かんでいた。

ネル「あれは一体?」

シャーロック「デジタルらしいけど違うね。」

スクルド「拾ってブルーアースに戻ったらオフィシャルに渡そう。」

スクルドは緑色の変なものを取った。

ミズキ「この事を女王様に話す?」

スクルド「そうね・・・」

スクルド達は王都へ戻った、一方バイルは・・・

バイルの館

バイル「ジーグリードがやられたか・・・オフィシャルの連中にしては強いな・・・」

????「バイル様、ジーグリードは所詮一番弱い配下です、気を落ち込まないでください。」

バイル「バブリー、次はお前が行け!」

バブリー「ははぁ!私の泡とハサミの力で血まみれにします。」

バブリーは泡と化し消え去った。


[382] 第二章「追跡者」
はせピン - 2008年08月27日 (水) 23時02分

グランセル城

アリシア「この物体は一体・・・?」

スクルド「これは先ほど倒した敵の残した物です。」

アリシア「初めてみました・・・」

シャーロック「僕達もです、もしかしたら僕達の世界にある物なのかと・・・」

ネル「だがバイルとは一体?」

ミズキ「反乱軍のリーダーかも!」

スクルド「でもこの物体の正体が知らないとわからないよ。」

アリシア「ですがこの物体はこのリベール大陸の中でも調べることは無理でしょう・・・」

シャーロック「えぇ〜!」

スクルド「やっぱりこれから攻めてくる敵を倒さなくちゃいけませんね。」

スクルドは拳を少し強く握ったその時・・・

兵士「うあぁぁぁ!!!」

兵士の声が響いた。謁見の間に一人の兵士が入ってきた。

兵士「赤い鎧を着た謎の物体が他の兵士を泡に閉じ込めてきました!!」

ネル「やはりバイルの仕業か!」

スクルド「速く行こう!」

アリシア「気を付けてください・・・」

スクルド達は城の外へ向かった。

城外

バブリー「はあぁぁぁ・・・!」

バブリーは口から泡を吐き兵士達を泡のなかへ閉じ込めた。

スクルド「貴方ね!兵士を泡のなかへ閉じ込めたのは!」

バブリー「その通り!私はバブリー!バイル様の邪魔するものは排除する!」

バブリーは口を閉じ襲いかかってきた。

ネル「破斬剣!!」

(キィン!)

ネルの剣はバブリーの体を斬れてなかった。

バブリー「私の体は蟹のようなもの!そんな刀で斬れると思うでないぞ!」

ネル「しまった・・・!」

バブリーは泡を吐きだしネルを閉じ込めた。

バブリー「忠告しとこう、この泡は三十分以内に私を倒さないと爆発するのだ・・・」

スクルド「三十分!?」

バブリー「貴様らもこの泡の中に閉じ込めてくれる!」

バブリーは口を開いたその時・・・

???「ピュイ!」

バブリー「ぐぉ!?」

突然シロハヤブサがバブリーに体当たりした。

クローゼ「大丈夫ですか?」

スクルド「クローゼさん!じゃああのシロハヤブサは・・・?」

クローゼ「ジークです。」

バブリー「ぬおぉぉ・・・おのれ・・・!」

バブリーはゆっくりと立ち上がった。

ミズキ「気を付けてあの泡は三十分に爆発するから・・・」

クローゼ「それまでに何としても倒さなければいけません!」

バブリー「かかってこい!」

バブリーは構えた・・・

[384] 第二章「追跡者」
はせピン - 2008年08月29日 (金) 21時11分

バブリー「私の力を半分解放してやろう・・・!」

バブリーは口から巨大な泡を作り中に入った。

バブリー「この泡はある程度傷つけないと壊れんぞ・・・」

ミズキ「壊してあげる!」

(ダン!ダン!!)

ミズキは撃ちまくるが弾かれている・・・

シャーロック「ノーザンクロス!!」

シャーロックは十字に切り裂いた!その時斬った所が開いた。

スクルド「あの間に・・・!!」

(ビュ!!)

スクルドは開いた場所に堰月輪を入れた。

(スパン!!)

バブリー「グガァ!!!」

堰月輪がバブリーの右腕を斬り落とした、右腕は地面に落ち消滅した。

バブリー「ウオォォ・・・右腕が・・・!」

ネル「見ろ!泡が消えていく・・・!」

バブリーを守っている泡が少しずつ透けて行った。

クローゼ「右腕でコントロールしてたんですね。」

ミズキ「覚悟しなさいよ!」

ミズキは銃を向けた。その時・・・

バブリー「申し訳ない!」

全員「えっ!?」

バブリーが土下座をしていた。

バブリー「兵士達にやった泡を消しますから・・・!」

シャーロック「じゃ、じゃあやってくれよ。」

シャーロックは頷いた、バブリーは立ち上がったが見えないように微笑んだ。

バブリー「さらばだ!!」

バブリーは走ってバルコニーから飛び降りようとしたその時・・・

(ザシュ!!)

クローゼ「レ、レイノス!?」

バブリー「う・・・ぉぉ・・・」

逃げるバブリーを斬ったのはレイノスだった。

レイノス「逃げれるとは思うな・・・」

バブリー「バイル様・・・万歳・・・!」

バブリーはそう言った途端爆発して跡形もなく消えたが・・・

スクルド「あれはジーグリードと同じ・・・」

青い物体が浮いていた。

レイノス「これ何だ?」

レイノス手に乗せた。

ネル「わからないが手掛かりがありそうなものだ・・・」

レイノス「そうか・・・」

クローゼ「レイノスはやられてなかったんですね。」

レイノス「当たり前だろ・・・」

レイノスはわかったように俯いた。

ミズキ(あの二人恋人みたいじゃない?)

スクルド(止めようよその話・・・)

スクルドは静かにため息をついた。

レイノス「それより悪い情報だ。」

クローゼ「なんですか?」

レイノス「先ほどツァイスに謎の傭兵達がうろついていて、行けないらしい。」

シャーロック「謎の傭兵?」

レイノス「詳しくはわからんが資料にも載ってない傭兵だ。」

スクルド「レイノスさんはどうする気なんですか?」

レイノス「ユリア少佐はアルセイユの飛行テストをしてるから俺一人で調べる。」

クローゼ「待って!」

レイノス「・・・・?」

クローゼ「また一人で行くの・・・?無茶しないで・・・」

クローゼは半泣きでレイノスを見た。

レイノス「お前な・・・もしお前を知っている奴がいたらどうするんだ?俺はお前を危険な目に遭わせたくないだけだ。」

レイノスは少し低い声で言った。

レイノス「お前の体を血で濡らすわけにはいかんからな・・・」

クローゼ「レ、レイノス・・・」

レイノス「これは俺のやる事だ手を出すな・・・!」

レイノスは冷たく言い放った、その後静かに去って行った。

スクルドサイド終

[386] 第二章「追跡者」
はせピン - 2008年08月29日 (金) 21時57分

セネリオサイド

オフィシャルセンター

???「セネリオ先輩、先ほど本部から連絡が・・・」

セネリオ「ダブルか、連絡?」

ダブル「はいデシ、三日前北の氷前線基地が反乱軍により壊滅したと情報があったデシ!」

セネリオ「わかった、ダブル!リアライズ頼む!」

ダブル「了解でし!リアライズ!!」

ダブルはコンピュータに触れた途端、セネリオは光の球となって消え去った。

氷前線基地

ダブル(セネリオ先輩!その絶壁を降りた場所に反乱軍がいるデシ!)

セネリオ「わかった!」

セネリオは電源を切った。

セネリオ「チェイサー!!」

セネリオが叫んだ途端、グライダーらしきものがセネリオの前に降りた、セネリオは乗り絶壁を降りて行った。

雪原の絶壁

セネリオ「鍾乳洞みたいだけど、何かが違うな・・・」

セネリオは銃を取り出し構えながら進んだ。

セネリオ「扉・・・?」

セネリオは通信機の電源を入れた。

セネリオ「ダブル、こんな絶壁に扉なんてあったのか?」

ダブル(多分反乱軍が作ったと思うデシ、その先にCランクのアーマーロイドがいるデシ!)

セネリオ「ありがとな!」

セネリオは通信機の電源を切り、扉を開け中に入った。

セネリオ「あの機械がCランクのアーマーロイドか・・・」

前にいたのは岩の塊だが浮いていた。

セネリオ「アイザードか、しかも氷とは厄介な相手だな・・・」

セネリオは構えた。

アイザード「侵入者発見!排除します!!」

アイザードは落ちている氷を集め足を作った。

(パァン!パァン!)

セネリオは踏みつぶしを避けながら銃を撃つが全て弾かれた。

セネリオ「チャージショットだ!」

(ドシュウゥゥ!!!)

光の弾がアイザードに直撃した、壊れた場所に青い珠があった。

セネリオ「そこだぁ!!」

セネリオは剣を取り青い珠に突き刺した。

アイザード「ギュイーン・・・・」

アイザードは足を崩し消えた。

??????「ほぅ、オリジナルアイザードを倒すとは・・・」

地面から巨大な獅子が現れた。

セネリオ「お前か、氷前線基地を壊滅した反乱軍は?」

フィストレオ「その通りだ、俺の名はフィストレオ!」

セネリオ「お前を倒さないとな・・・」

フィストレオ「小僧が・・・踏みつぶしてくれるわ!!!」

フィストレオの背中から氷の刺が出てきた。

フィストレオ「アイススラッシャー!!」

背中の刺がミサイルのように向かってきた。

セネリオ「ホーミングショット!!」

銃から数弾の閃光が氷の刺とぶつかった。

フィストレオ「ほぅ、なかなかやるじゃないか・・・!」

セネリオ「今度は俺の番だ。」

セネリオは剣を取り出し切りかかった。

(キィン!)

セネリオ「ちっ!」

フィストレオ「俺の体は機械だけじゃなくて何倍ものの氷を体にくっつけてるから無駄な事だ。」

セネリオ(体が震えてきた・・・!速く倒さないと体力では俺の負けだ!)

セネリオは剣を鞘に納め銃を取り出した。

セネリオ「くらえ!!」

セネリオはチャージショットくらわせるが傷はついてなかった。

セネリオ「何か貫通するものがあれば・・・!」

フィストレオ「逃がさんぞ!どりゃあぁぁ!!」

フィストレオは攻撃し始めた。

セネリオ「がっ!?」

フィストレオのパンチをくらい吹き飛ばされた。

セネリオ「ぐはっ・・・!」

フィストレオ「もう終わりだな・・・・」

フィストレオは背中に巨大な氷の塊を作り始めた。

セネリオ「な、何だこれは!」

セネリオの隣に槍のような物があった。

セネリオ(これはサンダージャベリン!通用するかも知れない!)

セネリオはサンダージャベリンを取り出し投げた。

(グサ!!)

フィストレオ「な、何・・・!サンダージャベリンだと・・・!」

サンダージャベリンはフィストレオの胸を突き刺していた。

セネリオ「行けえ!チャージショット!!」

フィストレオ「俺が負ける筈など・・・!ぐがあぁぁぁ!!!」

フィストレオはチャージショットをくらい爆発した、その時水色の物体が現れた。

セネリオ「回収してダブルに調べてもらうか・・・」

セネリオは謎の物体を拾い、オフィシャルセンターへ戻った。


[387] 第二章「追跡者」
はせピン - 2008年08月29日 (金) 23時28分

オフィシャルセンター

セネリオ「どうだ?あの変なのは?」

ダブル「凄いデシよ、かなり高性能なプログラムデシ!」

セネリオ「プログラムなのかあれが?」

ダブル「そうデシ、このプログラムは敵の能力をコピーできるようにするデシ」

セネリオ「頼む!」

ダブルは解析に必■だったその時・・・

(ビー!ビー!!)

ダブル「こちらダブル!」

ダブルは通信機を取り話し出す。

ダブル「セネリオ先輩また反乱軍がジャングルで暴れてるデシ!」

セネリオ「わかった!」

ダブル「リアライズ!」

セネリオはジャングルへ向かった。

ジャングル地帯

セネリオ「蜘蛛の巣だらけだな・・・!」

ダブル(今回のボスはそのようデシ!気をつけるデシ!)

セネリオ「あぁ!」

セネリオはジャングルで暴れている反乱軍のリーダーを探した。

ダブル(かなり進んだデシね、エネルギー反応も高くなってるデシ!)

セネリオ「方角は?」

ダブル「ざっと西デシね、緊急信号もあるデシ!」

セネリオ「わかった!」

セネリオは西へ進んだしばらくすると・・・

セネリオ「あいつか・・・!」

セネリオが見たのは蜘蛛のロボット、

?????「小娘!そんなに■にたいなら■なせてやるわ!」

蜘蛛のロボットは下品に笑っていた目の前にいる少女は固まっている。

セネリオ「させるか!」

セネリオは銃を撃った。

?????「ぐほぉ!?」

蜘蛛のロボットは血を吐きながら地面に伏せた。

セネリオ「逃げるんだ!」

少女「・・・・・」

少女は黙っていた。

スパイダー「この卑怯者が・・・このスパイダー様に不意打ちをかけるとは・・・・!」

セネリオ「うるさい!お前こそ子供を殺すなんて許さないぞ!」

スパイダー「ぐふふふ、仕方がない貴様をいたぶり殺してやる。」

スパイダーはそう言いだすと尻尾から糸を出し登って行った。

セネリオ「何処に行った!?」

スパイダー「ウェーブネット!」

スパイダーは手から蜘蛛の巣を作り投げた。

セネリオ「うわっ!?」

ぎりぎりで避けた。

スパイダー「なかなかやるな・・・だがこの攻撃はどうかな・・・?」

スパイダーは両手からコグモを出してきた。

セネリオ「それがどうした!ホーミングショット!!」

コグモ「ピキィー!!」

銃弾をくらいバラバラになった。

スパイダー「ひ、ヒィィ!さっきまで倒してきた奴らと違う!」

スパイダーは驚いていた。

セネリオ「さて、まだやるか?」

スパイダー「く、くそぅ!ここで■ねば最強の道へ行けん!」

スパイダーは蜘蛛の巣を自分の体に捲き始めた。

スパイダー「これならば攻撃しても破れまい!」

セネリオ「ひ、卑怯だぞ!!」

ブーイングをするセネリオと自分の身を守ろうとセコイ事をするスパイダーを見ている少女は・・・・

少女「クスッ・・・!」

二人「はい・・・?」

少女は笑いだした、その時・・・

???「炎煌脚!!」

スパイダー「何ィ!ぐあぁぁぁ!!!」

炎の足を纏った青年がスパイダーを燃やした。

セネリオ「サ、サイト兄!」

サイト「ふざけてやっているのかはわからないが・・・」

サイトはご機嫌斜めだった。

サイト「セネリオ、お前に教えてやるよ・・・真の戦いをな!」

サイトは竜のヘルムを付けた。

セネリオ「待てよサイト兄!どうしたんだよ。」

サイト「言ってやるよ、俺はもうクーデター軍の一人って事をな!」

セネリオ「な、何だと!」

サイト「俺の爆炎体術であの世に行け・・・」

サイトの体から火が出た・・・

[388] 第二章「追跡者」
はせピン - 2008年08月30日 (土) 13時52分

サイト「爆炎術を思い知れ!」

そう言うと両手を合わせた。

サイト「波動!」

両手を前に出した途端炎の波動が襲ってきた。

セネリオ「くっ!」

高くジャンプして避けたが・・・

サイト「昇竜券!!」

サイトが物凄い勢いでアッパーをしてきた。

セネリオ「ぐぁ!!」

体に当たり地面に打ち付けられた。

セネリオ「くそっ・・・!」

セネリオは態勢を直し銃を撃つがすべてよけられた。

サイト「でやぁ!!」

サイトはジャンプした、そして・・・

サイト「炎煌脚!!」

セネリオ「うわあぁぁ!!!」

飛び蹴りを喰らい吹き飛ばされ木に衝突した。

サイト「トドメだ・・・・」

サイトは両手に力をためていた。

サイト「奥儀・滅殺波動・・・」

少女「止めて!!」

サイト「なっ!?」

セネリオの前に少女が立った、サイトは慌てて力を抜く

サイト「今回はここまでにするが今度会った時は・・・覚悟しておけ・・・」

そう言い出すと背中のホバーから火が出て飛び去った、少女はハンカチを取り出しセネリオの傷に当てていた。

セネリオ「ごめんな、俺がもっとしっかりしてれば・・・」

少女「ううん、私だって殺されようと考えていたから・・・」

セネリオ「どういうことだい?」

少女「私のお兄ちゃん、クーデターの一人なの・・・」

セネリオ「何だって!」

少女「お兄ちゃんはクーデター軍の副リーダーでかなりずば抜けた剣術で相手を薙ぎ払ってきた・・・」

セネリオ(まさか、こいつの兄は・・・・)

少女「私はお兄ちゃんのやっていることは間違っていると思ったけど・・・・」

セネリオ「そうか・・・それよりここは危ないオフィシャルに戻ろうか!」

少女「はい・・・!」

セネリオと少女はオフィシャルセンターへ戻った。

オフィシャルセンター

セネリオ「そういえば名前聞いてなかったな・・・」

アイリス「あっ!私はアイリスっていいます!」

アイリスは慌てて自己紹介をした。

ダブル「先輩、フィストレオとスパイダーが落としたプログラムが完成したデシ!」

セネリオ「で、どうやったら使えるんだ?」

ダブル「こうデシ・・・」

(プス!)

セネリオ「いで!!」

ダブルはいきなり注射器を腕に刺した。

ダブル「これで使えるようになるデシ!」

セネリオ「その前に言ってからしろよ・・・」

アイリス「クス・・・注射嫌いなんですね・・・!」

セネリオ「おっ・・・!?」

セネリオの顔は真っ赤になっていた。

ダブル「それより緊急事態デシ、軍用列車がクーデター軍によってジャックされてしまったデシ」

セネリオ「了解!!」

ダブル「アイリスさんは何かできるデシ?」

アイリス「ナビゲーターを任せてください、得意ですから!」

ダブル「ナビゲータをよろしくデシ!」

アイリス「はい!」

アイリスは席に座った。

ダブル「リアライズ!」

セネリオはジャックされた列車へ向かった。

軍用列車

セネリオ「うぉ!」

列車の上でものすごい速さで進んでいるので風で吹き飛ばされそうになった。

アイリス(この列車はクリルに向かっています、恐らくクリルにいるオフィシャル軍を全滅させる気でしょう。)

セネリオ「俺がいる場所は?」

アイリス(三列目のですね、近いですが兵士がいる可能性があると思います。)

ダブル(前方に戦闘機デシ!援軍だと思うデシ!)

セネリオ「それは助かる・・・・って!」

戦闘機からミサイルが放たれたセネリオは急いで伏せた。

(ドオォォン!!)

ミサイルはトンネルの前にぶつかったが煙が出てきただけだった。

セネリオ「成程、列車の速度を落とす訳か・・・」

列車の速度が明らかに遅くなっていた。

機関室

兵士「オフィシャル軍の奇襲です。」

?????「俺様の邪魔をするとはいい度胸じゃねぇか!」

灰色の機体をした男が言った。

兵士「どうしますかビストレオ様?」

ビストレオ「決まってんだろ!俺があの戦闘機を落としに行く」

ビストレオは鉄爪をはめて外に出た。

ビストレオ「最高速度を図っているのに邪魔すんじゃねぇ!!」

(スパン!)

ビストレオは戦闘機を真っ二つに切ってしまった。

セネリオ「ビストレオか!?」

驚いた表情で言った。

ビストレオ「セネリオか丁度いい、暴れたかったんだ。」

セネリオ「こっちもこの列車を止めなきゃいけないからな・・・」

セネリオは剣を抜いた。

ビストレオ「行くぞおぉぉぉ!!!」

叫んだ、その叫び声は何処までも響いていた・・・


[390] 第二章「追跡者」
はせピン - 2008年08月30日 (土) 22時52分

ビストレオ「くらいやがれぇ!!」

セネリオ「ぬぉ!」

物凄い速さで迫ってきたが剣で弾いた。

セネリオ「うぉりゃあ!!」

ビストレオ「ふっ!!」

セネリオは横に剣を振ったが避けられた。

セネリオ(駄目だ・・・列車の上は幅が狭いからうまく戦えない・・・)

ビストレオ「どうした?やっと自分の立ち位置に気づいたのか?」

ビストレオは余裕の笑みを見せた。

セネリオ「あぁ、確かにこの立ち幅が悪い所は不利だ・・・」

ビストレオ「そうか・・・なら一気に殺してやるよ!」

そう言うと鉄爪の色を青くした。

ビストレオ「ツインスラッシャー!!」

両手の鉄爪から青紫色の刃がセネリオの体を少し掠った。

セネリオ「うぐぁ・・・!」

片膝地面についた、いくらかすり傷でも強い技だったので耐えきれなかった、その時首をつかまれた。

ビストレオ「・・・」

ビストレオは右手を広げた。

ダブル(先輩!フロストタワーを使うデシ!フィストレオの技をコピーした技を!!)

ダブルが静かに伝えてきた、その時セネリオは擦れる意識の中広げた。

セネリオ「フロストタワー!!」

セネリオの体から巨大な氷が出てきた、触れているビストレオは腕を凍らせられそして全体凍ってしまった。

セネリオ「くらえ!」

剣で凍った体を突き刺した、途端氷にヒビが入り最後には崩れ落ちた・・・

セネリオ「くぅ・・・はぁ・・・」

セネリオは項垂れた・・・

機関室

兵士「ビ、ビストレオ様がやられた・・・!?」

兵士B「は、はい!氷漬けにされてから体をザックリ・・・」

兵士「ど、どうするんだよ、もうクリルに着いちまうぞ・・・」

兵士たちは戸惑っていたその時・・・

正規軍「そこの列車止まれ!!」

幾つものの戦闘機と戦車が並んでいた、列車に乗っていた兵士たちは勝機がないと思ったので列車を止め素直に連行されていった。

正規兵「セネリオ隊長!ご苦労様です!」

正規兵達はセネリオに敬礼した、正規兵達の前に黒い軍服と黒い軍用の帽子を被った男が現れた。

セネリオ「シグナス将校!!」

シグナス「セネリオ、よく三体ものの反乱軍のリーダーを倒してくれた。」

セネリオ「ビストレオはクーデター軍の筈?」

シグナス「フォルクス将軍は静かに反乱軍に協力しているらしい。」

セネリオ「・・・・!?」

シグナス「これから大戦に向けて総戦力を出さねばいかない。」

セネリオ「敵を叩かなくてはいけませんね。」

シグナス「もっともだ、期待している・・・・」

シグナスはそう言い出すと正規軍と共に軍艦に入って行った。

セネリオ「さて、俺はビストレオが持っていたプログラムを回収して戻るか!」

青紫色の物体を拾いオフィシャルセンターへ戻った。

フォルクス将軍邸

クラノス「先ほどビストレオがやられ、列車に乗っていた兵士が捕まったようです。」

フォルクス「他の星にも送ったと言っていたがやられてしまったらしい・・・」

クラノス「部隊長は後三人しかいません・・・」

フォルクス「民間人には手を出したくなかったがスペースコロニーを占領するしかあるまい。」

クラノス「国家を目指すためなら仕方がないですよ・・・」

クラノスとフォルクスはつらい顔をしていた・・・


[391] 第二章「追跡者」
はせピン - 2008年08月31日 (日) 14時04分

オフィシャルセンター

ダブル「ビストレオから取ったプログラムを解析したデシ」

セネリオ「頼むぞ・・・」

ダブル「了解デシ!」

ダブルは青紫色の液体が入った注射器をセネリオの腕にさした。

セネリオ「ふぅ・・・」

アイリス「セネリオさん、列車事件を解決してからクーデター軍の勢力が下がったようです。」

セネリオ「騒ぎが治まったのか?」

アイリス「そのように見えますがまた勢力を上げるとまたしてくるでしょうね。」

セネリオ「そうか・・・」

アイリス「それまでゆっくりしてほしいと本部が・・・」

セネリオ「わかった。」

セネリオは自室へ戻った。

セネリオ「そう言えば、スクルド達に連絡してなかったな・・・」

セネリオは通信機を取り出した。

(緊急電波を超えています、送信及び受信できません)

セネリオ「馬鹿な、何処でも繋がるはずだ・・・」

通信機をそのまま手放さなかったが反応はなしだった。

セネリオ「くそっ!」

舌打ちした。

エルベ離宮(宇宙船墜落場所)

ユリア「少し直していたようだな・・・」

ユリアはそう思いつつ中に入った。

ユリア「通信機のコードが繋がれていないな・・・」

ユリアは通信機のコードを繋いだその時・・・

(ガガァ・・・ピー!)

セネリオ(送信できた!よし!)

セネリオ「こちら第七精鋭部隊隊長セネリオ!スクルド応答しろ!」

ユリア「なっ!」

ユリアは驚いたがすぐに応答に入る。

ユリア「こちらは王室親衛隊少佐ユリア・シュバルツと申す!」

セネリオ「アンタは一体・・・?」

ユリア「スクルド君達は今王城にいるが・・・」

セネリオ「一体何で連絡をよこさなかったんだ!」

ユリア「悪いことだが墜落してしまってしばらくの間移動できないからだ。」

セネリオ「そうですか、しばらく待っててもらえないでしょうか?」

ユリア「了解した、私はスクルド君達に伝えておく!」

セネリオは頷き通信機の電源を切った。

セネリオ「父さんに頼まなきゃな・・・」

セネリオは何処かへ行った。

オフィシャルセンター本部

シグナス「最近情報が発達してないな・・・・」

????「仕方がないだろう、ヒューマノイドがクーデターを起こしてから大変な事になってしまったのだからな」

シグナス「ロニキス、お前の息子の事だが・・・」

ロニキス「セネリオの事か?」

シグナス「あぁ、余程鍛錬をしてたらしいな・・・」

ロニキス「本人はまだまだと言っているがな・・・」

二人が会話している途中サイレンが鳴った。

オペレーター「大変です!スペースコロニーがヒューマノイド軍と反乱軍に占領されました!!」

シグナス「何だと!?」

ロニキス「私の出番かな・・・」

そう言い立ち上がり何処かへ向かった。

宇宙船倉庫

ロニキス「ブルーホーク発進するぞ・・・!」

操縦員「了解!」

セネリオ「父さん!」

セネリオが入ってきた。

ロニキス「セネリオ!?」

セネリオ「スペースコロニーに行くらしいけど頼みがあるんだ。」

ロニキス「頼み?」

首を少し傾げた

セネリオ「俺の友達が他世界に墜落したんだ。」

ロニキス「・・・・」

セネリオ「だから、発信器で友達の所に送ってくれ!」

ロニキス「セネリオ・・・」

ロニキスは戸惑ったが・・・

ロニキス「おい!」

操縦員「は、はい!」

ロニキス「スペースコロニーから進路を変えて墜落した宇宙船を探索する・・・」

操縦員「し、しかしそれでは作戦無視に・・・」

ロニキス「処分は私がする・・・」

操縦院「わかりました!」

操縦員は宇宙船を操作し始めた、そして宇宙船は宇宙へ旅立った・・・

[393] 第二章「追跡者」
はせピン - 2008年08月31日 (日) 22時35分

クルー「駄目です、反応が掴めません。」

ロニキス「諦めるな、隅々まで探せ!」

宇宙船ブルーホークはスクルド達が乗っていた宇宙船を探していた。

セネリオ「父さん、少し手がかりになるかもしれないけど・・・」

ロニキス「何だ?」

セネリオ「通信機でユリア・シュバルツって人が出たんだ。」

ロニキス「ユリア・シュバルツか・・・」

その時・・・

クルー「西に六キロ先にポイント確認!」

ロニキス「星名は?」

ナビゲーター「星名ではありませんがゼムリア大陸です。」

ロニキス「セネリオ、私はここから転移装置を使ってお前を降ろす、そして友達に会い連絡しろ。」

セネリオ「わかった。」

二人は転移装置へ向かった。

ロニキス「私はブルーアースに戻ってスペースコロニーへ攻める兵を集める。」

セネリオ「わかったよ、それじゃあ行ってきます。」

ロニキスは機械を作動したその時セネリオが光に包まれ消え去った。

エルベ離宮周辺

セネリオ「ここがゼムリア大陸か・・・」

セネリオは周りを確認していた。

セネリオ「とにかく人気のある場所にいかなきゃな・・・」

そう言うと適当に走り続けた四十分後王都に着いた。

セネリオ「城に向かえば何かある筈だ・・・」

城へ向かった。

グランセル城

兵士「誰だ?ここから先は・・・」

セネリオ「ユリア・シュバルツはいるか?」

兵士「なっ!?」

セネリオ「その人に会いたいのだが・・・」

兵士(どうするよ?呼ぶか?)

兵士B(その方がいいって、タダ者じゃなさそうだし・・・)

兵士「わかりました、しばしお待ちを・・・!」

兵士は門を開け中に入った。しばらくすると兵士の隣に青と白の軍服を着た女性がいた。

ユリア「君がセネリオ君か?」

セネリオ「そうだ、それでスクルド達は?」

ユリア「すまない、姫殿下と一緒に何処かへ行ってしまった。」

セネリオ「何だって!?」

ユリア「全力で探しているのだが見つからないのだ。」

セネリオ(何やってんだよ!ホントに・・・!)

ユリア「それで君はどうするつもりだ?」

セネリオ「一旦軍に戻る、もし戻ってきたら伝えてくれ。」

ユリア「了解した。」

セネリオ「失礼したな!」

セネリオは王都を出ることにした。

(ピリリリ!!)

通信機から聞こえた、通信機を取り通話に入った。

アイリス「セネリオさん!今アルテロイドで宇宙船で交戦中!今すぐ向かってください!」

セネリオ「わかった!」

通信機のボタンを押した。

ロニキス「セネリオか・・・今すぐ転送する!転送したら敵の宇宙船に乗って首領を叩きのめせ!」

セネリオは光となり父親の元に向かった。

アルテロイド

操縦員「やはり、オウル大佐が空軍を維持しているらしいですね。」

ロニキス「奴は空軍大佐だからな、それに今まで負けたことなどないからな・・・」

セネリオ「父さん!」

セネリオが入ってきた。

ロニキス「今度の相手はオウルだ、軍宇宙船撃退は任せてお前はオウルの退治を頼む。」

セネリオ「了解!!」

ロニキス「操縦員!船を全速力で敵戦艦に突入!!」

操縦員「了解しました!!」

宇宙船ブルーホークはオウルがいる戦艦へ移動した、途中敵の攻撃もあったが避けることができた・・・

ロニキス「今だ!!」

セネリオ「おりゃあーーー!!」

セネリオは敵戦艦に飛び乗った、そして中へ入っていった。

反乱軍戦艦長室

兵士「た、大変です!し、侵入者が!!」

オウル「なにぃ〜!あの陣が破れるだとぅ!」

兵士「ブルーホークでしたあの宇宙船は!」

オウル「ロニキス提督のかぁ、機動力がいいかわりに武器の火力は馬鹿にならん。」

兵士「どうしますか・・・?」

オウル「今すぐ陣形を変えろぅ、負けたら逃げるしかないのだからなぁ・・・!」

兵士「は、はっ!!」

オウル「どっこらしょっと・・・」

オウルは立ち艦長室を出て行った。

オウル「久しぶりにワシの恐ろしさを見せるとするか・・・フォフォフォ・・・」

笑いながら進んでいった。

第二章「追跡者」終
第三章「予兆」始

[394] 第三章「予兆」
はせピン - 2008年09月01日 (月) 21時35分

敵戦艦

セネリオ「艦長室を占領すれば降伏するはずだ。」

オウル「そこまでだぁ!」

セネリオが顔を上げた、そこにはフクロウのロボットがいた。

セネリオ「オウル中佐アンタか・・・」

オウル「セネリオ、我々の邪魔をするならばぁ、排除するぞぅ!」

オウルは翼を広げた。

セネリオ「あれはホーミングレーザー!?」

オウル「くらえぇぇぇ!!!」

翼から幾つものの光線が放たれた。

セネリオ「ちぃ!」

横に素早く移動しながら避けた。

セネリオ「くらえ!!」

オウル「くごぉ!」

チャージショットがオウルの体に当たった。

オウル「やるのぅ・・・ホーミングレーザーの放射能力を上げるとするかぁ・・・」

オウルは翼を広げ光らせ始めた。

オウル「ホーミングレーザー!!」

(シュウゥゥゥ!)

物凄い放射線が襲いかかってきた。

セネリオ「ぐあぁぁぁ!!!」

まともに食らい倒れたがすぐに立ち上がった。

セネリオ(ビストレオの技を使うしかない・・・)

オウル「な、何だぁ!?」

セネリオの体が青紫に光り始めた。

セネリオ「くらえ!ツインスラッシャー!!!」

空を切った剣から青紫色の刃がオウルを襲う。

オウル「ぐぉあ!そ、そんな馬鹿な・・・!」

オウルは三等分に切られ爆発した。

スペースコロニー

フォルクス「オウルもやられてしまったようだな・・・」

クラノス「・・・・ちっ!」

クラノスは舌打ちした。

フォルクス「こうなれば我々も総戦力を使って挑まねばならんな・・・」

クラノス「お待ちください将軍!」

フォルクス「どうした?」

クラノス「オウルを倒したのはセネリオでしょう、私は奴と一度戦いたいのです!」

クラノスは真剣な目で言った。

フォルクス「いいだろう、だが危険になったら帰って来い。」

クラノス「了解!」

クラノスは消え去った。

敵戦艦

セネリオ「早く艦長室に向かわなきゃな・・・」

(待てセネリオ!)

何処からか声がした、その時前に雷撃を纏った剣を掲げたクラノスが現れた。

セネリオ「クラノス!邪魔する気か!」

クラノス「当然だ、これ以上お前ら人間たちに邪魔をされては理想の国家が断たれてしまうからな!」

セネリオ「確かに俺達はお前たちヒューマノイドを疑ってしまった、だけどそんな事をしたって余計に疑われるだけだ。」

クラノス「まるでアイツみたいな事を言う・・・」

セネリオ「はぁ・・・?」

クラノス「お前とは一度手合わせを願いたかった・・・」

クラノスは剣を地面に突き刺した。

クラノス「手合わせ願おう!!」

クラノスの目は憎しみの目ではなく、強い志を持った目をしていた。



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