2007/05/12(Sat) 22:46[2892]

ﾚﾎﾟありがとうございます。１２日はいけなかったので、羨ましいです。最後までお元気に「綺麗な人」で本当に良かったわーーーーーー。日下さんも野村さんも　お元気に完走されて、おめでとうございます！

織田さんと、都築さんは　確かにお上手でしたね。５月に入って、ｸﾞﾝｸﾞﾝ魅力がUPされて驚きました。
私が密かに気に入ったのは、王妃さま！これまで見た方々とは違う、哀しさや強さを備えた芝居に引き込まれました。　皿洗いの語る「明日の昼まで帰らぬと王様に言われた、王妃さまの嘆き」をしっかり感じさせる役作りをされていて、感心しました。
その王妃さまや皿洗いと同じ、嫉妬の「とげ」を今回、石丸さんも良く表現されるようになりましたね。もう少し、あの美しい騎士様を見ていたかった・・・
今頃はもう　無精髭でしょう・・・　ああ　ﾓｯﾀｲﾅｲ！！

私は今回、１回しか見られませんでしたが、その１回が大変価値があったように思いました。とにかく、３幕のハンスがよかったです。

自由劇場初演のときは１幕のほうが好きだったのですが、前回の京都公演・全国公演のときから３幕のハンスもよいなあ〜、と思うようになり、今回も再認識しました。（髪型は全国公演版？が好きですが…）
その流れで今はマルレットさまが観たいです。

それからYoshikoさまご指摘のように私も王妃さまがよかったです。末次さんの王妃さまも好きでしたが、今回の王妃様はまた違った魅力があって素敵でした。

今月はこの余韻にひたり、来月の『壁』を待ちたいと思っています。来月は忙しい！

２日に見たときは、王妃が水界の人かと混乱するほどの「綺麗な」人でした、確かに！言いたい放題ですがブログにUpしていますので12日の様子を感じていただければと思います。

>Yoshikoさん
　皿洗いの「とげ」についてもっと語ってください。聞きたいです!

まだ台本を読んでいませんので、腑に落ちてません。　５００回位読んでみないと（もしかしたら、原語で読まないと）、皿洗いの言葉の　深い意味はわからないのかもしれません。

ﾊﾝｽが　「皿洗いの言葉でこの物語の結末がわかるだろう」と言っているので、彼女の切々と語っている、王妃さまと同じ悩みは、ｷﾘｽﾄ（死神？）に導かれて天国に旅立つﾊﾝｽの悩みに通じるのかと思いました。
２幕からの嫉妬と屈辱に苦しむﾊﾝｽ像が今回　際立ってよく表現されてましたね。王妃さまにも、悩み・苦しみの影が見えて、より人間的な深みを感じました。

後半に王妃さまを演じた方は、前回、皿洗いを演じていらっしゃいました。皿洗いの語る、憂いと厳しさを経験的に体得されていたのかもしれません。

そろそろ頭をパリに切り替えたいのですけれど、なかなか・・・　まだ引きずっています（笑）
まもなく京都！!！　「待つ」って良いものですね〜

王妃と皿洗いは、全国公演では　同じ方が両役を演じていらっしゃいました。認識不足でした、失礼しました！