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[101]タケウチ様書き込みありがとうございます。
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今回は北海道からの依頼ありがとうございました。 どういう訳か北海道からの修理依頼が多くあります。 先日も学校の備品の修理依頼や中古フルートの販売をいたしました。 最近は学校の備品の修理も多くブラスバンド関係の予算の関係でしょうか?それとも入部者が多く古いものを修理して使うようになったのでしょうか? 学校の備品は扱いも悪いのかメッキ浮きでブツブツの物や凹み等の発生している物を新品に近い状態に直して大変喜んでいただいています。 今回依頼された物などは窓綺麗な方です。 但し、G#キーは動きの悪い物を自分で修理しようとしたのでしょうか?それとも分解して組み込む時芯金か鍵管の中に異物(埃等)が付着したまま芯金を入れ様としたのではないでしょうか?上記の様な状態でむりに芯金を入れ様とすると芯金と鍵管がかじり抜けなくなってしまう事があります。 これは、頭部管や足部管の嵌合の場合も同じことが言えます。 頭部管や足部管を組み込む時や、キーを分解して組立てる時は抜差部や芯金を必ず綺麗に拭き取る癖を付ける様にしましょう。 それでも芯金や抜差部が抜けなくなってしまったら自分でいじらないで専門の修理(リペア)屋に見せた方が良いと思います。 専門家でしたら簡単に直せる物も、自分で修理しようとして、今回の様に取り返しが付かなくなるぐらいにつぶしてしまい、余分に修理代が掛かることになります。 今回はG#キーの修理のついでに管体の凹み等の修理をお勧めしましたが、管体の修理をしたことで新品同様に蘇り、大変喜んでいただき修理を進めた甲斐がありました。 綺麗になったフルートで練習がんばってください。 ありがとうございました。
[2008年11月18日 (火) 20時26分]
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