四国遍路掲示板

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[317] 題名:“中道復元事業”出発進行 名前:寿老人 MAIL 投稿日:2011年12月28日 (水) 09時34分

遍路道の世界遺産登録を目指した取組が次第に具体化しています。
しかし、愛南町から宇和島に通じる遍路道3ルートのうち“中道”が置き去りになりかかっています。
世界遺産は、普遍的価値のある文化資産を保全するために設けられたユネスコの制度です。現在“中道”はほとんど途絶状態です。遺産登録の取組から置き去りにされることは、完全に消滅を意味冷ます。
何とか保全ができるよう、支援を願います。

[941] 題名: 名前:極楽トンボ 投稿日:2015年04月12日 (日) 21時37分

  枯雑草さまコメント有難う御座います。
 本当にお久しぶりです、お元気そうで何よりです。
トンボも時々生き返って、何とか春、夏、冬、年一周程度お四国へ舞い戻り、彷徨い遍路をやっております。
 この度は、満願寺様、枯雑草様の思い入れの旧へんろ道、地元の方々、寿労人様のご尽力の復元中道の一部を
踏ませて頂きました、難儀された貴男や労苦の方々の事を思いながらの道中でした。
 
 蛇足 写真後列向かって右から黄色のヤッケが老トンボです
    
 断酒の解けた暁には必ず八十九番札所へお礼お参りをしたい思います。          合掌

[940] 題名: 名前:枯雑草 投稿日:2015年04月12日 (日) 12時19分

極楽トンボさん。
お懐かしい・・
お元気で歩いておられるのですね。
大岩道はいかがでしたか。
ますますのがんばりを期待します。

[939] 題名: 名前:極楽トンボ(田中) 投稿日:2015年04月10日 (金) 11時56分

めぐめぐ様お邪魔します。

 寿労人様有難う御座いました。
 過日、観自在寺より大岩道、小岩道、上槙からの一部まで、よく整備の行き届いた遍路道を歩かせて頂きました、
満願寺までの予定でしたが、上槙の皆様、大森様のご厚意によりへんろ道場で泊めて頂きました。
 
 上槙の皆様はウォークの方々を総出で歓待され、その中に私も入れて頂き有難う御座いました。
皆様のへんろ道にかける思いに、朝発ちの時には後ろ髪を引かれる思いでした。

 翌日は、教えて頂いた通り、地元の方々のよく手入れされたへんろ道を歩き、県道46号へは戻れず、
県道286号(岩松往還道)をショートカットを繰り返し、できるかぎり昔の道をなぞりながら、緑滝温泉(廃)等から
国道、津島方面へと歩き、意義ある嬉しい道迷いでした。
 
 又、機会があれば......皆様有難う御座いました。    合掌  

[935] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年04月02日 (木) 22時26分

トライアルウォークⅡ実施 2015年4月26日(日) 雨天決行

宇和島市津島町上槇から同町岩淵の番外札所満願寺まで、復元整備中の旧へんろ道(宿毛街道中道)約12㎞を歩きます。
 
8時~ :満願寺で受付開始・当日説明等
(希望者には岩松から満願寺までバスへ乗車できる手配をします。ただし、満願寺から帰りの便はありません。)
8時30分:小型バスで上槇へんろ道場へ移動(所要約30分)
9時~ :トライアルウォーク開始~
~13時 :最後尾が満願寺到着予定 各自到着確認受付後解散
コ ー ス 宇和島市津島町上槇~同町岩淵満願寺 約12㎞
満願寺→小型バスで上槇(上槇へんろ道場)へ移動→力石→松柱→増穂本俵→元屋敷→追ノ川→満願寺
募集対象 20名 (小型バスの定員の関係)
全区間通行可能ですが、草木も伸び路面も落石などで多少荒れています。できる範囲で支障物を除きながら歩き、今後の復元整備作業をどのように進めるかも探ります。
(雨具必携。皮手袋、園芸鋏、手鋸、杖又は山鍬等の持参を望みます。満願寺到着確認受付後解散ですので、弁当持参は自由です。)
前回参加者及び復元整備作業参加者や歩き遍路の経験者、歓迎です。
参加申込 4月21日まで。ただし、定員になり次第締切!
住所・氏名・年齢・連絡先を明示して、中道復元実行委員会事務長・上槇プロジェクト庶務 大森寿人宛て、メール(kfc00706@nifty.com)又は電話(0895-85-0080午後7時~9時)で申し込んでください。
参加をお願いする方には、締め切り後、改めて連絡を差し上げます。
主  催 「四国へんろ道文化」世界遺産化の会旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業実行委員会並びに宿毛街道中道上槇プロジェクトチーム 協働
【開催趣旨】中道復元事業及び上槇プロジェクトでは、地域の貴重な歴史的文化資産である旧へんろ道の保全のために世界遺産登録を目指すとともに、過疎高齢化に悩む地域の活性化に資することを期して、愛媛県愛南町御荘平城の第40番札所観自在寺から宇和島市津島町岩淵の番外札所満願寺までの旧へんろ道(宿毛街道中道)約30kmの復元整備に取り組んできました。24年度開始以来10回にわたるボランティア作業や地元作業により、一部暫定ルートも利用することで全区間通行可能となりました。
3月29日に観自在寺から中間点の宇和島市津島町上槇までトライアルウォークを実施しましたが、今回は上槇から満願寺までのトライアルウォークⅡを実施するものです。

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[934] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年04月02日 (木) 22時04分

2015年3月29日(日)午前中は雨のち曇り 午後は晴の天候の下、観自在寺~宇和島市津島町上槇までの旧へんろ道を踏破するトライアルウォークが開催されました。
40番札所観自在寺を8時半に出発し、大岩道峠(標高555m)を越え、昼食を挿み、さらに小岩道峠(標高588m)を越えて、最後尾が上槇(上槇へんろ道場)に到着したのは15時30分でした。
上槇からマイクロバスで観自在寺に戻り、解散です。
実施概要(成果と課題)
①旧へんろ道(宿毛街道中道)の愛媛県愛南町御荘平城の第40番札所観自在寺から宇和島市津島町上槇まで約18㎞の区間が、これまでの作業により、健脚者の通行可能であることが確認できました。最後尾で昼食約30分を含めて7時間で到着しましたので、早い人であれば、昼食時間(後尾を待つ形で足止め約1時間に及びました。)を短くして、6時間内で完歩できると思います。
②未整備部分や標識の不足箇所があり、今後さらに整備を進める必要も確認できました。参加者にはアンケートを行い、具体的な整備必要箇所等の指摘をお願いしています。
③参加者には80歳を超えるご夫婦もおられましたが最後尾がどうしても追いつけないほどお元気でした。女性は4人の参加でした。なお、遍路途中の方がお寺からの情報をもとに単独で歩かれ、上槇に先着され、少し驚きました。上槇へんろ道場に泊まり、進まれたそうです。
④トイレについて、長月地域では民家のトイレを利用させていただけるように手配し、昼食場所(大岩道北側林道交差地点)には簡易トイレを準備し、またでは僧都地域のご協力で“大僧都集会所”のトイレを開けていただき利用しましたが、今後の大きな整備課題です。
⑤昼までは雨の予報でしたので昼食場所にテントも用意しましたが、天候が回復したので、設営はしませんでした。
⑥小岩道峠への県道登り口とゴールの上槇で、地元の方のお接待をいただきました。感謝です。なお、主催者側でも、長月の西柳降口地点と小岩道峠で缶茶を補給しました。
⑦写真は、上槇プロジェクト事業で整備した簡易宿泊施設「上槇へんろ道場」で、地元お接待の方や支援要員(写っていない方もおられます。)と一緒に、記念撮影です。
⑧愛媛CATVが全行程同行し、取材がありました。  
 

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[933] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年03月18日 (水) 09時45分

3月29日の観自在寺~上槇トライアルウォークの下見のために、通しで歩いてみました。
ガーミン社のGPSを持って軌跡を画像に表示できるようにしました。
大岩道の峠北面直下の造林地では、赤道が確定できず、鹿除けネット際を直降する暫定ルートを歩きました。
観自在寺を8時30分に出発し、12時に大岩道で30分昼食、上槇到着は16時半でした。
途中ルートの確認や、出会った人と話したりで、正味の歩行時間は想定通りの7時間です。
これまでも作業の関係で、何度もこの区間を歩いていますが、いずれも区切り歩行で、通して全部歩いたのは、今回が初めてです。
区切りと通しでは、やはり違います。寄る年波で、はじめは写真撮影などする余裕がありましたが、
最後の小岩道越えでは脇目も振らずでしたが、登りは足が上がらず、降りは膝が痛くなり、ややばて気味でした。
しかし、今回の通し歩きで、観自在寺から上槇まで、健脚者なら十分に歩けることは実証できたと思います。

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[932] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年03月14日 (土) 07時58分

3月29日愛媛県愛南町40番札所観自在寺から宇和島市津島町上槇まで健脚者向けの“上槇トライアルウォーク”が実施されます。
準備を進めていますが、うれしいニュース。
愛南町と宇和島の境になる小岩道(峠)南面下で遍路道(宿毛街道中道)が県道46号線と交差する箇所があります。
県道上側はちゃんと斜路が作ってあるのですが、県道下側には段差ができていました。
このほど愛媛県愛南土木事務所のご尽力で、斜路を付けていただきました。
あの猛者、コイケダさんも難渋したという難所がまた一つ整備されました。
上槇トライアルウォークでも安心して通ることができます。

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[920] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年03月02日 (月) 21時09分

40番札所から宇和島市の南端にある上槇集落まで山道に慣れた人なら中道を通れるような状態になりました。
そこで、次のとおり、復元整備中の旧へんろ道(宿毛街道中道)を歩く“観自在寺~上槇トライアルウォーク”が開催されることとなりました。
日  時 2015年3月29日(日) 雨天決行
     8時~ :集合受付開始  8時15分~ :当日説明
8時30分:観自在寺出発 ~ 16時:最後尾上槇到着予定
17時予定:観自在寺に帰着 (マイクロバス)・解散
コ ー ス 観自在寺⇒宇和島市津島町下畑地上槇 約18㎞
愛媛県愛南町御荘平城観自在寺→同町御荘長月峰地→大岩道(H555m)→同町僧都(一里塚跡)→小岩道(H588m)→宇和島市津島町下畑地上槇(上槇へんろ道場)→(マイクロバス)観自在寺帰着
募集対象 20名 山歩きになれた健脚者対象
全区間通行可能ですが未整備の箇所もあり、大岩道・小岩道の2つの峠を越える山道ですので、健脚向きです。
復元整備中の旧へんろ道を歩き、今後の整備をどのように進めるか、探ります。
参加費は弁当無料ですが、弁当・雨具必携。皮手袋、園芸鋏、手鋸、杖又は山鍬等、山道用具のご持参を望みます。
     復元整備作業や歩き遍路の経験者、歓迎です。
参加申込 3月22日まで。ただし、定員になり次第締切!
     住所・氏名・年齢・連絡先を明示して、中道復元実行委員会事務長・上槇プロジェクト庶務 大森寿人宛て、
     メール(kfc00706@nifty.com)又は電話(0895-85-0080午後7時~9時)で申し込んでください。
     参加をお願いする方には、締め切り後、改めて連絡を差し上げます。
     観自在寺の駐車場には限界があり、なるべく乗合せ、バス等で集合願うことになります。
主  催 「四国へんろ道文化」世界遺産化の会旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業実行委員会
     並びに宿毛街道中道上槇プロジェクトチーム 協働
【開催趣旨】中道復元事業及び上槇プロジェクトでは、地域の貴重な歴史的文化資産である旧へんろ道の保全のために世界遺産登録を目指すとともに、
      そのことを通じて過疎高齢化に悩む地域の活性化に資することを目指して、愛媛県愛南町御荘平城に存する第40番札所観自在寺から
      宇和島市津島町岩淵に存する番外札所満願寺までの旧へんろ道(宿毛街道中道)約30kmの復元整備に取り組んできました。
      24年度開始以来10回にわたるボランティア作業やその補充作業により、観自在寺から中間地点にあたる上槇地域までの約18㎞の区間が、
      一部暫定ルートも利用することで通行可能となりました。未整備部分もありますが、実際に通して歩いていただくとともに、
      一般の人も安心して歩いていただけるようにするには今後どのような整備が必要かについてご意見いただくために、上槇トライアルウォークを実施するものです。


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[918] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年02月26日 (木) 09時53分

大岩道直下には、大きな水源涵養造林地があり、鹿除け網が張り巡らされています。
図面上は造林地内に旧へんろ道(赤道)があるのですが、はっきり分からなくなっています。
造林地に入る箇所ははっきりしていますので、通行できるようにフェンス扉が取り付けてあります。
造林地内の作業道を利用し、鹿除け網沿いを辿ると急傾斜ですが、最短距離で通行できます。
写真は、造林地の下部に取り付けられたフェンス扉です。

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[917] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年02月26日 (木) 09時45分

2月21・22日に中道復元整備(通算第10回)ボランティア作業が実際されました。
22日は大雨でしたが、強行し、2日間の作業で愛媛県愛南町長月地域と僧都地域の境にある大岩道峠(標高555m)北面、
僧都側の旧へんろ道について2月作業区間の整備を終えました。水掘のため水溝のようになり岩がゴロゴロしていた箇所を歩けるように小型重機で路面を作ったり、
シダで覆われていた箇所を地元の方主体で刈り広げていただいたりして、十分歩ける状況になっています。
3月作業予定区間についても造林地内の作業道も利用した暫定ルートで峠まで到達できることを確認しました。
これまでの取組みにより、まだ整備作業は完了していない場所はあるものの、40番札所観自在寺から、
宇和島市津島町下畑地上槇までは、歩いて通行できる状態になりました。
(大岩道直下の造林地内鹿除け網沿いの直降ルートは急傾斜過ぎるとの指摘があり、対応を考えています。〕
そこで、取組予定を前倒しして、3月29日(日)に観自在寺から上槇まで約18㎞の区間について、今後の整備作業予定を検討するためにも、
試験的踏破(トライアルウォーク)の実施が検討されています。
これまで作業に参加された方はもちろん、歩き遍路の熟練の方にぜひ体験していただき、今後の整備内容についてご意見をいただければ有意義だと思います。

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[913] 題名: 名前:コイケダ 投稿日:2015年02月05日 (木) 23時16分

呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃん(←古いですな(^^;)

寿労人さま
その節はお世話になりました。少々遅れましたが報告です。
いつまでたっても、地図上の等高線を「背景」としか認識しない悪癖が抜けません。
ゆえに「コヤ」を出て、あの薄緑色のゲートを通り抜けてからの急な上り坂連続はかなりの荒行に感じられました。
とは言え、前日にご案内いただいたお陰もありまして小岩道(しょうがんどう)峠までは息切れ以外問題なし。

峠は風力発電の風車が見えないほどの濃霧でした。
前日から不安・・・いえ、「絶対ムリ!」と確信していたガードレール切れ目からの真っ縦ルートを避けて
行政?が線引きしてくれた緩やかな傾斜を降りました。
斜面の針葉樹はかなり間伐されていて見通しは悪くなかったです。
ですから「これか?」と選んだ道が行き止まり(^^;であっても、引き返してやり直すことに恐怖はありませんでした。

最終的には斜面を無理やり突破するような形で沢沿いを下る道(ミツマタが招く道でした)に到達。
なんとか県道へ出ました。しかしこの県道が長く感じられて「間違ってたらどうしよう?」とヒヤヒヤしました。
これもひとえに道しるべがないことから来る不安に違いなく、改めてしるべ札の有り難さを痛感しました。

尚、このあとの逆打ち道中は中道以上に悪戦苦闘したことを申し添えます。
すべては私めの不徳の致すところではございました。

長々御免下さい。

[909] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年02月01日 (日) 22時23分

雨の日に整備途上の中道の難所“小岩道”峠を強行突破されたコイケダさん。
逆打ちの道中はその後いかがだったでしょうか。

[908] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年02月01日 (日) 22時17分

第10回ボランティア作業を実施します。
今回は、愛媛県愛南町僧都「大岩道」峠(標高555m)北面下部(地道林道と交差する地点から下の舗装林道に合流する地点まで)約1㎞の区間です。以前は国土地理院地図に徒歩道と表示されていましたが、現在は表示されていません。ほとんど通行はありませんが、赤道(里道)として道路形態は残っています。繁茂した草木の伐去や路面整備を行えば安心して通行できる徒歩道になります。
遍路道の復元整備は四国遍路の文化であるお接待の一つです。できるだけ幅広い皆様のご参加をお願いいたします。
作業日時  平成27年2月21(土)22日(日)いずれも9時~16時  
      少雨決行      (1日だけの参加もできます。)
作業場所  愛媛県愛南町僧都北端大岩道峠北面下部の旧へんろ道 約1㎞
      (裏面参照 舗装林道合流地点から林道交差地点までの赤点線区間) 
作業内容  参加者の体力、技能に合わせた人力作業で、支障草木の伐採・除去、 路上岩石の移動、路面整備、流水処理の水切り設置等をします。人力で困難な作業は小型重機で補完します。
参加経費  参加費は無料ですが、交通費、宿泊費 等は自己負担でお願いします。     
      昼食の弁当・飲料等は主催者で準備します。
      なお、学生については、松山市から愛南町宇和島バス城辺営業所以内の往復バス料金相当額を補助し、城辺営業所から集合場所までの送迎手段は主催者で用意します。
      また、主催者でボランティア共済に加入し、万一の事故にはその限度で対応します。
参加申込  2015年2月15日(日)必着で、文書又はEメールで、ご氏名、住所、連絡先(電話、メール等) を明記のうえ申込んでください。
      参加者には、改めて集合場所などを連絡いたします。
申 込 先  〒798-3701 愛媛県南宇和郡愛南町柏917-4
      メール:kfc00706@nifty.com     <中道復元実行委員会事務長 大森寿人> 
     《問合せ 0895-85-0080 午後7時~9時にお願いします。》

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[907] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年02月01日 (日) 22時09分

1月24・25日、中道復元事業第9回ボランティア作業として、宇和島市津島町下畑地松柱南部の県道286号分れから同町増穂本俵南部の県道46号接続箇所までの復元整備を行いました。
天候が心配されたのですが、両日とも好天に恵まれ、作業区間は安心して歩ける徒歩道となりました。地元住民や南宇和高校生の参加もあり、作業もはかどりました。
県道46号と重複する部分があるのですが、その中程に分水界になっている「馬の背」と通称される地点があります。両脇が急傾斜で、ポイ捨てゴミがあり、その引上げ作業も行いました。
県道286号分れから県道46号合流地点までは、林道となっていて多少トラックの往来があるせいでしょうか、十分徒歩通行が可能な状態です。
これで、第1回及び第2回ボランティア作業で整備していた区間(ハシゴの地点あり)にも接続し、復元整備は順調に進んでいます。


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[902] 題名: 名前:めぐめぐ 投稿日:2015年01月23日 (金) 22時04分

寿老人様
あの坂は私達の間で
コイケダ坂と呼ばれています。

[898] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年01月22日 (木) 20時45分

コイケダさん
歓迎です。
野井坂へんろ道復元の頃の伝説で、未整備の段差(崖)を、脇の応急梯子(支えきれない恐れがあったかも)には目もくれずよじ登ったという猛者の応援は心強い限りです。
今回の作業でも、区間の途中の馬の背というところで道路脇下にポイ捨てゴミが相当あるので、その引上げ回収作業も予定していますが、急傾斜での作業になります。
ご活躍を期待しています。

[888] 題名: 名前:コイケダ MAIL 投稿日:2015年01月16日 (金) 20時36分

ささ、皆さんもご一緒に♪

[887] 題名: 名前:コイケダ MAIL 投稿日:2015年01月14日 (水) 18時52分

参加します!!よろしくお願いいたします!!

[868] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年01月03日 (土) 21時02分

旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備第9回ボランティア作業参加者募集
地域の活性化に資するとともに世界遺産登録を目指してへんろ道の復元整備に取り組んでいます。
通算第9回のボランティア作業を次のとおり実施します。
第1回及び第2回作業で整備した宇和島市津島町増穂本俵南部の旧へんろ道につながる区間で、作業内容には軽作業もあり、体力に合わせて行えます。貴重な歴史的文化資産である旧へんろ道の復元整備のために、汗を流していただける方々の幅広い参加をお願いいたします。
作業日時  2015年1月24(土)25日(日)いずれも9時~16時 少雨雪決行
      (1日だけの参加もできます。)
作業場所  愛媛県宇和島市津島町下畑地松柱から同町増穂本俵にかけての旧へんろ道 約2㎞
      県道46号線や林道と重複する区間があり、実質的な作業区間は約1 ㎞です。 
作業内容  体力に合わせた人力作業で、通行支障樹木等の除去、路面整備(堆積土石の除去・地均し)、路肩補強等を行います。
      人力で及ばない作業は小型重機により補完します。
参加経費  参加費は無料ですが、交通費、宿泊費 等は自己負担でお願いします。     
      昼食の弁当・飲料等は主催者で準備します。
      なお、学生については、松山市から宇和島市津島町岩松以内の往復バス料金相当額を補助し、岩松から集合場所までの送迎手段は主催者で用意します。
      また、主催者でボランティア共済に加入し、万一の事故にはその限度で対応します。
参加申込  2015年1月18日(日)必着で、文書又はEメールで、ご氏名、住所、連絡先(電話、メール等) を明記のうえ申込んでください。
      参加者には、改めて集合場所などを連絡いたします。
申 込 先  〒798-3701 愛媛県南宇和郡愛南町柏917-4
      メール:kfc00706@nifty.com     <中道復元実行委員会事務長 大森寿人> 
《問合せ 0895-85-0080 午後7時~9時にお願いします。》

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[867] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年01月03日 (土) 20時49分

中道復元事業と協働する上槇プロジェクト(トヨタ財団助成事業)として、上槇集落の玄関口で増穂地区との境にあたる県道46号線堀切道下の不法投棄ゴミについて宇和島市の支援を得て処理作業を実施しました。
県道4号線は宿毛街道中道に平行しており、いわば自動車遍路道に当たります。
12月20日午前は大雨のため作業を中止し、雨の止んだ午後へんろ道探査作業後に路側ゴミの袋詰め作業を行いました。
21日は午前中に道下斜面のゴミをフレコンバッグに詰め、午後から宇和島市協力のクレーン車が出動して引き揚げ作業を行いました。
事前に安全確保のロープ配置等の準備作業を行った際に見込んだよりも表面下に大量のごみが出現し、用意したバッグが不足し協力業者に追加を依頼する等、作業は困難を極めました。
時間も限られている中、全員懸命の作業により、想定以上の多量のゴミの収集を終えました。
存続の危機に瀕している集落の玄関口にあたる県道傍にかくも多くの不法投棄ゴミが放置されてきたことにわびしい怒りを覚えます。
しかし、地元の高齢者また隣接増穂地域の高齢者までも足場の覚束ない中参加してくださり、また南宇和高等学校の若い力の応援、さらに遠くは東京から駆け付けていただいた参加者など、皆さんの熱意で、当初の予想以上の大量のごみが処理できました。
宇和島市や関係業者の協力も相まって、天候状況も悪い中成果を見たことは心底喜ばしい限りです。
上槇集落の活性化にいささかでも資するところがあればと祈る次第です。

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[866] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2015年01月03日 (土) 20時30分

中道復元通算第8回作業として、地元古老の案内で上槇地域北部の旧へんろ道を探査しました。
当初12月21日午後からの予定でしたが、20日及び21日午前に予定していた協働する上槇プロジェクトの不法投棄ゴミ処理作業が前夜から20日午前中の大雨のため実施不能となり、急遽振り替えて雨の止んだ20日午後に探査作業を実施しました。
探査した旧へんろ道は江戸時代は宇和島藩主が通った道でもあったことから、地元では「とのさま道」と呼ばれています。
舗装道路と交差する進入口がやや不明確でしたが、途中の道路形態はしっかり残っていました。久しく使われていなかったようで倒木が多く、繁茂したシダで覆われていた部分や、「力石」と呼ばれる地点での堀切工事の際改変された部分などがありましたが、北に隣接する松柱地域へ続くへんろ道に接続していることが確認できました。
た。
今後の整備作業は相当難しいものになりそうですが、一定の目途がつけられました。
画像は、隣接する松柱地域に続く旧へんろ道の状況です。こちらはあまり倒木もなく、整備もそう難しくはなさそうです。

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[849] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年12月01日 (月) 22時11分

宿毛街道中道に臨する上槇地域活性化にあなたの汗を!
不法投棄ゴミ処理作業及び第3回(中道通算第8回)遍路道探査作業ボランティア参加者 募集!!!
地域の貴重な歴史的文化資産である遍路道を活用し、宇和島市津島町下畑地上槇集落の活性化を目指す“宿毛街道中道上槇プロジェクト”(トヨタ財団助成)の取組として、上槇集落の玄関口にあたる県道46号線堀切道下の不法投棄ゴミについて宇和島市の支援のもとに処理作業を実施するとともに、中道復元事業と協働してへんろ道復元作業の第3回目(中道通算8回目)として上槇地域の旧へんろ道の探査作業を行います。
歩きのへんろ道として中道の復元整備を進めるうえで、並行するように走っている県道46号線は、参加者や必要機材の輸送に大変役立っています。また、車遍路の利用道路としての意義もあります。県道46号線が北から上槇集落に入る玄関口の通称「堀切」にぎょっとするような不法投棄ゴミがあります。
上槇集落の活性化のためにも、車のへんろ道としても、処理が必要です。
愛媛県愛南町の第40番札所観自在寺から宇和島市津島町の番外札所満願寺までの旧へんろ道(宿毛街道中道)を復元整備し、未来に引き継ぐ歴史的文化資産として世界遺産登録を目指すためにも、衰亡の危機にある上槇集落の活性化は不可欠です。
できるだけ幅広い皆様のご参加をお願いいたします。
作業日時  2014年12月20(土)21日(日)いずれも8時~16時 少雨決行      
作業場所  (画像参照)
(1)不法投棄ゴミ処理(愛媛県宇和島市津島町上槇集落の北端、県道46号線堀切道下 )
20日:道下に不法投棄されたゴミを収集し、宇和島市貸与のフレコンバック(トン袋)に詰める。
21日:午前中に業者手配のクレーン車により、道下から不法投棄ゴミを入れたバッグ引上げ、交通に支障の無いよう道端に集積する。
    集積したフレコンバッグの回収は、月曜日以降宇和島市が行う。      
(2)旧へんろ道探査作業
     21日:午後に、地元古老の情報をもとに、上槇集落北部の旧へんろ道(地元呼称「とのさま道」)について、実地探査を行う。
作業内容  不法ゴミ処理:道下で、抱えられるゴミをバッグに詰めます。
へんろ道探査:支障樹木は避けるなどして、ルート確認を主目的とします。
参加経費  参加費は無料ですが、交通費、宿泊費 等は自己負担でお願いします。     
昼食の弁当・飲料等は主催者で準備します。
外に仮設トイレ、水洗場がある上槇簡易宿泊施設(板間)で、寝袋持参・男女別室(8畳・6畳)による仮泊ができます。
また、主催者でボランティア共済に加入し、万一の事故にはその限度で対応します。
参加申込  2014年12月14日(日)必着で、文書又はEメールで、ご氏名、住所、連絡先(電話、メール等) 、宿泊施設仮泊希望の方はその旨を明記のうえ申込んでください。
      参加者には、改めて集合地点などを連絡いたします。
申 込 先  〒798-3322 宇和島市津島町下畑地乙997 上槇プロジェクト事務所
メール:kfc00706@nifty.com <上槇プロジェクト庶務・中道事務長 大森寿人> 

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[848] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年12月01日 (月) 21時25分

11月22・23日(土日)に、愛媛県愛南町御荘長月「大岩道」峠(標高555m)南下部約2㎞の区間の大岩道長月へんろ道の復元整備作業を実施しました。
おかげさまで大岩道長月へんろ道は愛南町御荘長月の尾根道上部の西柳降口から大岩道峠まで、旧道に従って徒歩通行が可能なまでに復元整備ができました。
西柳降口から長月地域南部平地までは尾根沿い或いは山腹を巻いて中道に重なるように林道が通っておりますので、多少正確を欠きますが、観自在寺から大岩道までは徒歩通行可能と言える状況になりました。
来年2月、3月には大岩道峠の北側(愛南町僧都地域)のへんろ道復元整備作業を予定しています。

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[833] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年11月03日 (月) 23時36分

宿毛街道中道長月大岩道へんろ道復元整備にあなたの汗を!
地域の活性化に資するとともに世界遺産登録を目指してへんろ道の復元整備に取り組んでいます。
今回は、愛媛県愛南町御荘長月「大岩道」峠(標高555m)南下部約2㎞の区間です。大部分が国土地理院地図に徒歩道と表示されていますが、ほとんど通行がありません。また、地図上には表示されていない林道(正確には、林内作業道というべきでしょうか。これを利用して、四輪駆動の軽自動車ですと大岩道峠を長月から僧都へ越えることができます。)がかなり作られて、徒歩道が紛れてしまっている部分もあります。しかし、さすがに昔の街道ですので道路形態がしっかり残っているところも多く、繁茂した草木の伐去や路面整備を行えば安心して通行できる徒歩道になります。
遍路道の復元整備は四国遍路の文化であるお接待の一つです。できるだけ幅広い皆様のご参加をお願いいたします。
作業日時  2014年11月22(土)23日(日)いずれも9時~16時 少雨決行
      (1日だけの参加もできます。)
作業場所  愛媛県愛南町御荘長月北端大岩道峠から南側下部の旧へんろ道 約2㎞
作業内容  参加者の体力、技能に合わせた人力作業で、支障草木の伐採・除去、 路上岩石の移動、路面整備、流水処理の水切り設置等をします。人力で困難な作業は小型重機で補完します。
参加経費  参加費は無料ですが、交通費、宿泊費 等は自己負担でお願いします。     
昼食の弁当・飲料等は主催者で準備します。
なお、学生については、松山市から愛南町御荘平城の観自在寺以内の往復バス料金相当額を補助し、観自在寺から集合場所までの送迎手段は主催者で用意します。
また、主催者でボランティア共済に加入し、万一の事故にはその限度で対応します。
参加申込  2014年11月16日(日)必着で、文書又はEメールで、ご氏名、住所、連絡先(電話、メール等) を明記のうえ申込んでください。
      参加者には、改めて集合場所(集合場所から作業場所までは四輪駆動車でピストン輸送の予定です。)などを連絡いたします。
申 込 先  〒798-3701 愛媛県南宇和島群愛南町柏917-4
メール:kfc00706@nifty.com     <中道復元実行委員会事務長 大森寿人> 
《問合せ 0895-85-0080 午後7時~9時にお願いします。》

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[832] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年11月03日 (月) 23時26分

旧へんろ道(宿毛街道中道)の復元に取り組んでいます。
2014年10月25日(土) 26日(日)に宿毛街道中道上槇へんろ道第2回(通算第6回)復元ボランティア作業を実施しました。
 9月の第1回作業に引き続き、道が流水でえぐれた部分に付近の岩石を落とし込んで埋め戻しを行い、さらに小型重機で石を寄せて路盤を固め、路面を均していき、さらに路肩補強等も行い、農業用運搬車が安心して通行できるようにしていきました。
できるだけ水切りも入れて、流水処理を図り、流水による道の洗掘防止を期しました。
小岩道峠北側は谷を埋め立てて広場になっており、西側に代替え通路として石段が作ってあります。その下まで運搬車が行けるように整備しましたので、小岩道峠峠から上槇集落まで安心して徒歩通行できるようになりました。
また、上槇集落登り口から150mほどのところに水路があり、下の田んぼの水の取り入れ口にもなっていて、かつては丸木橋が架けられていたのですが、無くなっていました。
間伐材を利用して、運搬車が通行できるような丸木橋も復元しました。
 25日の作業終了直後に小型重機のゴム履帯が損傷したので、みんなで知恵を絞り、応急処置で登り口に戻り、26日作業後に交換しました。
いつも運転の上手な人に操作してもらっているのですが、その人の腕前がなかったら無事に戻れたかどうかという瀬戸際で、冷や汗をかきました。

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[827] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年10月14日 (火) 20時11分

18号、19号と立て続けに台風襲来。
復元整備際作業を進めてきた中道小岩道峠の南愛南町側と北宇和島市側、風雨が相当きつかったので、見に行きました。
愛南町側は県道登り口から300mほど、宇和島市側は上槇登り口から峠まで。たいした倒木もなく、道のえぐれも大したことなく、手こずるような落石もありませんでした。
路面が締まって良い加減と言えるくらいです。一安心。
次回10月25・26日の作業で小岩道峠直下両側の復元整備が達成できそうです。
ただし、台風さえ来なければ!!!!!!

[824] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年09月30日 (火) 23時04分

宿毛街道中道上槇へんろ道第2回(中道通算第6回)復元ボランティア作業参加者募集

地域の活性化に資するとともに世界遺産登録を目指してへんろ道の復元整備が取組まれています。
今回は、宇和島市津島町下畑地上槇地域の活性化を目指す“宿毛街道中道上槇プロジェクト”(トヨタ財団助成)の第2回目、協働する中道復元事業と通算すると第6回目として次のとおり復元ボランティア作業が実施されます。
愛媛県愛南町の第40番札所観自在寺から宇和島市津島町の番外札所満願寺までの旧へんろ道(宿毛街道中道)の最高地点「小岩道」峠(588m)から北麓の上槇集落まで約2Kmの区間です。
前回9月の作業では区間全部の復元整備はできなかったのですが、残りはそう長くありません。今回の作業で小岩道峠から上槇集落までは安心して通行できるようになる見込みです。

作業日時  2014年10月25(土)26日(日)いずれも9時~16時 少雨決行
      (1日だけの参加もできます。)
作業場所  愛媛県愛南町と宇和島市の境、県道46号線小岩道峠から北斜面を下る旧へんろ道
      集合場所:宇和島市津島町下畑地上槇乙997 上槇プロジェクト事務所)
           (県道46号宇和島城辺線の上槇集落交差点から西に1キロ入った地点
作業内容  参加者の体力、技能に合わせた人力作業で、支障木の除去、 堆積岩石の移動、路面整備、流水処理の水切り設置等をします。人力で困難な作業は小型重機で補完します。
参加経費  参加費は無料ですが、交通費、宿泊費 等は自己負担でお願いします。     
昼食の弁当・飲料等は主催者で準備します。
なお、学生については、松山市から宇和島市津島町岩松まで以内の往復バス料金相当額を補助し、岩松から現地(小岩道)までの送迎手段は主催者で用意します。
外に仮設トイレ、水洗場がある上槇簡易宿泊施設(板間)で、寝袋持参・男女別室(8畳・6畳)による仮泊ができます。
また、主催者でボランティア共済に加入し、万一の事故にはその限度で対応します。
参加申込  2014年10月19日(日)必着で、文書又はEメールで、ご氏名、住所、連絡先(電話、メール等) 、宿泊施設仮泊希望の方はその旨を明記のうえ申込んでください。
      参加者には、改めて必要事項を連絡いたします。
申 込 先  〒798-3322 宇和島市津島町下畑地乙997 上槇プロジェクト事務所
      メール:kfc00706@nifty.com <上槇プロジェクト庶務・中道事務長 大森寿人>(0895-85-0080 午後7時~9時)

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[818] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年09月24日 (水) 21時37分

(続き)
21日は参加人数は少なかったものの、土の多い個所もあって、順調に進みました。
伐採した支障樹木を使って、路肩の補強もしました。
2日間の作業で想定よりも多く、作業区間全体の約8割の整備ができました。土の多い個所はパワーシャベルで均した後、人力で均すと、歩き心地の良い道となりました。
10月25日・26日にも引き続いて作業する計画で、10月になったらボランティア作業参加者募集を始める予定です。
残る区間は、道がえぐれ岩石が散乱している作業困難部分が約100m、比較的土の多い部分が約250mです。うまくいくと1日で路面整備は終わるかもしれません。

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[817] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年09月24日 (水) 21時05分

709で募集したボランティアの参加で、9月20・21日に宿毛街道中道上槇へんろ道(上槇登り口から小岩道峠まで)の復元整備作業を実施しました。
両日とも天気予報はあまり良くなかったのですが、雨とはならず幸いでした。
まずは、所々の倒木を含めて通行支障樹木の伐採、除去しました。これでベテランの歩き遍路さんなら十分徒歩通行が可能な状態になりました。
その後、道が流水でえぐれた部分に付近の岩石を落とし込んで埋め戻していき、さらに小型パワーシャベルで石を寄せて路盤を固め、路面を均し、農業用運搬車が追随して通行できるようにします。
多少石が表面にゴロゴロしている状態ですが、石質が比較的もろく、大ハンマーで叩くと砕けて砂利状になります。
また、できるだけ水切りを入れて、水がはけるように図りました。
20日は参加人数が多かったので、作業が捗り、想定していた以上に整備が進みました。
(続く)

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[815] 題名: 名前:tetsu MAIL 投稿日:2014年09月18日 (木) 20時21分

寿労人様>

承知しました。ぜひ参加させてください。

[814] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年09月18日 (木) 06時11分

776でお伝えしたように、春に整備した宿毛街道中道の愛媛県愛南町小岩道峠南下部区間に落石がありました。
何とかしなければと思っていたのですが、地元の方がお一人で片づけてくださいました。
石割玄能でコツコツ叩いたら思ったより簡単に割れてどかしたということです。
石には目(脈理?)があるそうで、そこを叩けばうまく割れるそうです。
広く歩けるようになりました。
目の見えない者としては、ただただ感謝です。

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[813] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年09月15日 (月) 11時08分

tetsu様へ

作業予定は797にアップしたとおりですが、毎回月初めにボランティア作業参加者の募集を予定しています。
この掲示板にもアップ予定です。

閉ざされていた旧へんろ道再開のために、お力をお貸しください。

[812] 題名: 名前:tetsu MAIL 投稿日:2014年09月13日 (土) 01時28分

遍路道の保全活動お疲れ様です。

9月は参加難しいですが、11月や12月の回参加したいと思いますが、ボランティアの募集予定はありますでしょうか?

[803] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年09月09日 (火) 07時14分

9月20・21日の宇和島市と愛南町の境になる小岩道(峠)から北麓の宇和島市津島町下畑地上槇集落までの旧へんろ道(宿毛街道中道)の復元ボランティア作業が行われます。
事前準備で、ルートの確認に行ってきました。ルートの確認のため多少往復したり、写真を撮ったりで、約1.5㎞を1時間半かけて歩きました。
3、4年前から調査のために何度か歩いていますが、流水のため道のえぐれがひどくなり、大小の石がゴロゴロし、荒れはきつくなっています。
しかし、70歳になったこの年寄りがよたよたでも通れるのですから、ベテランのお遍路さんなら現状でも通行可能です。
もう少し安心して歩けるようにするためには、20・21日の作業は少し厳しいものになりそうです。

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[797] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年09月02日 (火) 08時17分

今後の作業予定は、次のとおりです。

2014年 9月20・21日 上槇第1回(通算 5回目) 作業予定区間 小岩道峠北下
    10月25・26日 上槇第2回(通算 6回目)      小岩道峠北下(続き)  
    11月22・23日 中道第5回(通算 7回目)      大岩道峠南下
    12月20・21日 上槇第3回(通算 8回目)        上槇北堀切
2015年 1月24・25日 中道第6回(通算 9回目)        増穂本俵南部
     2月21・22日 中道第7回(通算10回目)    大岩道峠北下
     3月28・29日 中道第8回(通算11回目)        大岩道峠北下(続き)

(注 「上槇」は上槇プロジェクト事業として、「中道」は中道復元事業として実施するものです。)

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[796] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年09月02日 (火) 07時38分

秋を迎え、中道復元作業も再開です。

宿毛街道中道上槇へんろ道復元整備にあなたの汗を!
第1回(通算第5回)復元ボランティア作業実施
 参 加 者 募 集

地域の活性化に資するとともに世界遺産登録を目指してへんろ道の復元整備に取り組んでいます。
今回は、宇和島市津島町下畑地上槇地域の活性化を目指す“宿毛街道中道上槇プロジェクト”(トヨタ財団助成)の第1回目、協働する中道復元事業と通算すると第5回目として次のとおり復元ボランティア作業を実施します。
愛媛県愛南町の第40番札所観自在寺から宇和島市津島町の番外札所満願寺までの旧へんろ道(宿毛街道中道)の最高地点「小岩道」峠(588m)から北麓の上槇集落まで約2Kmの区間です。
事前調査で何度か往復しルートははっきりしていますが、流下する水等で路面の荒れが進んでいます。今回作業だけで区間全部の復元整備は難しいと思われますので、次回(10月25・26日計画)もこの区間の作業続行を予定しています。
遍路道の復元整備は四国遍路の文化であるお接待の一つです。できるだけ幅広い皆様のご参加をお願いいたします。
作業日時  2014年9月20日(土)21日(日)いずれも9時~16時 少雨決行
      (1日だけの参加もできます。)
作業場所  愛媛県愛南町と宇和島市の境、県道46号線小岩道峠から北斜面を下る旧へんろ道
      
作業内容  参加者の体力、技能に合わせた人力作業で、支障木の除去、 堆積岩石の移動、路面整備、流水処理の水切り設置等をします。人力で困難な作業は小型重機で補完します。

参加経費  参加費は無料ですが、交通費、宿泊費 等は自己負担でお願いします。     
昼食の弁当・飲料等は主催者で準備します。
なお、学生については、松山市から宇和島市津島町岩松まで以内の往復バス料金相当額を補助し、岩松から現地(小岩道)までの送迎手段は主催者で用意します。
外に仮設トイレ、水洗場がある上槇簡易宿泊施設(板の間)で、寝袋持参・男女別室(8畳・6畳)による仮泊ができます。
また、主催者でボランティア共済に加入し、万一の事故にはその限度で対応します。

参加申込  2014年9月14日(日)必着で、文書又はEメールで、ご氏名、住所、連絡先(電話、メール等) 、宿泊施設仮泊希望の方はその旨を明記のうえ申し込んでください。
      参加者には、改めて集合地点などを連絡いたします。
申 込 先  〒798-3322 宇和島市津島町下畑地上槇乙997 上槇プロジェクト事務所
メール:kfc00706@nifty.com <上槇プロジェクト庶務・中道事務長 大森寿人> 

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[776] 題名: 名前:寿労人 MAIL 投稿日:2014年08月17日 (日) 10時19分

このところ台風や大雨の天候不順が続いています。
5月に整備した小岩道から南に下って県道登り口までの区間について、
特に心配だった県道登り口から200mほど登った沢筋付近がどうなっているか、偵察に行きました。
道の崩れはなく安心しましたが、やや大きな落石がありました。徒歩通行は可能ですが、邪魔です。
年寄りの渾身の力を振り絞りましたが、少しめり込んで接地面が広く、道具も準備していなかったので、びくともしません。
秋からの作業の合間にリベンジすることを誓いました。

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[744] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年05月28日 (水) 22時33分

5月23日に取り組んだ第4回ボランティア作業区間は沢筋ですので、大雨になると流水で路面が崩されてします。
石を動かして排水路を作り、丸太を渡し掛けて、雨天時の水が円滑にはけるようにしました。
第3回作業の終点箇所まで整備を終え、これで峠から県道登り口までの整備を完了できました。
 NHK松山放送局から7月放送予定の遍路関係番組作成のために準備取材に来られ、1日中作業に付き合っていただきました。
 今後の予定として、復元作業は本年9月から再開し、26年度中に愛南町僧都・長月及び宇和島市津島町増穂において、5回の実施を考えております。
毎回1月前を目途に参加者募集等の告知を行います。ぜひあなたの汗を受難のへんろ道・中道に落としてください。
 具体的な作業区間は、ルート調査を継続しておりますので、その結果も踏まえてその都度決めていく予定です。

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[743] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年05月28日 (水) 22時17分

前回3月22・23日に実施した第3回ボランティア作業では、愛南町と宇和島市の境となる小岩道峠から愛南町側に下って県道46号線と交差する県道登り口までの約1㎞を復元整備する予定でした。
想定以上に難航し、沢筋で岩石がゴロゴロしている100mほどの未整備区間が残ってしまいました。
4月11日及び15日に補充作業を行ったのですが、なお60mほどの未整備が残っていました。
梅雨も迫るので、9月以降の作業時期を待つしかないと考えていたところ、地元参加者が連休時にお一人でこつこつと30mほど整備作業を進めていただき、残り30mとなっていました。
そこで梅雨前に何としても小岩道峠から県道46号線登り口交差地点までの整備を完了させようと、第4回ボランティア作業を5月23日(金)9時~15時で実施しました。
残りわずか30mですので、これまでのように広く参加者を募集することはせずに、これまでの参加者で愛南町及び宇和島市津島町の方にお声をかけ、少人数で実施しました。
天候は良かったのですが、ブユでしょうか小さな毒虫に悩まされました。                                    
積み重なっている岩石を小型重機でどかしながら、大きな岩石を路側に据えて、小さめの岩石を詰め路盤を固め、路面を均していきます。

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[715] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年03月27日 (木) 21時46分

3月22・23日に、中道復元第3回ボランティア作業を行いました。愛南町では最初の作業で、小岩道(峠)から南下して県道46号線との交差地点まで約1キロの区間です。
両日とも晴天でしたが、最初の22日の作業開始は中道でもっとも標高の高い小岩道峠(588m)からですから、風の通り道でもあり体感温度は真冬並み。おまけに開始地点直下には不法投棄のゴミが草むらに隠れていました。夏だったらダニの心配もしなければなりませんが寒さを味方に何とか引きづり上げて、月曜日以降に役場が処理してくれる手はずです。

倒木が多数あったのですが、地元愛南町僧都住民参加者が手早くチェーンソーで小間切っていきます。かなりのお歳なのに、舌を巻きました。小型重機での地均しが追い付きません。横に張り出した太い木の根っこや石塊など、手間のかかる箇所もあります。それでも作業は次第に進みました。小型重機の後を道具を運ぶ農業用運搬車で追従して行きます。

2日目、今回作業の終点である県道46号線との交差地点まであと250メートルぐらいにある沢筋が難所です。上からずり落ちてきた石塊がゴロゴロしている箇所が100mぐらいあります。その手前で時間切れ。一方終点からも人力で作業を進め、難所の手前まで約150mは地均しも終わりました。結局残った難所約100mが宿題となりました。難所も徒歩での通過は出来ます。
地均しまで終わった区間は木立の中を進む趣のある遍路道になっています。

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[708] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年03月03日 (月) 16時29分

2014年1月25・26日と2月22・23日に2回のボランティア作業により、宇和島市津島町増穂本俵地区で旧へんろ道約4㎞の復元整備に取り組みました。
しかし、最終日終了予定時間になっても後200mが作業未了になりました。
難物(堅物)の大石も残っています。
ほっては措けません。
何とか区切りをつけておこうと、少人数で片を付けに行きました。

使用しているパワーシャベルは小型ながら削岩機が備わっています。小割にして処分しようと挑みましたが、相手は堅物やすやすとはいきません。端から少しずつ削り欠いていきます。昼を挿んで半日がかり。何とか大石を処理することができました。
その後の区間の路面整備も進めて、当初予定していた宇和島市津島町増穂本俵地区の旧へんろ道(県道分れから県道再合流地点まで約4㎞の区間)の復元整備ができました。
市道との交差地点に5メートルほどの段差があり、設置した梯子を使わなければなりませんが、整備した区間は安心して歩ける道となっています。
地元や県外からも来て下さったボランティアの方々のお力もあって、何とか中道復元事業は予定にしたがって進みだしました。

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[703] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年02月25日 (火) 23時24分

受難の旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備にあなたの汗を!
第3回ボランティア参加者募集

地域活性化に資するとともに世界遺産登録を目指して“旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業”(以下「中道復元事業」と略称)に取り組んでいます。第3回目のボランティア作業を次のとおり実施します。
作業内容には軽作業もあり、体力に合わせて行えます。放置すれば廃道となる貴重な歴史的文化資産の復元整備のために、実際に汗を流していただける方々の幅広い参加をお願いいたします。
今回の作業区間にある小岩道(峠)は標高588mで、中道の最高地点です。
作業日時  平成26年3月22日(土)及び23日(日)9~16時 少雨決行
作業区間  愛媛県愛南町僧都の県道46号小岩道峠から南側下の県道46号分れにかけての旧へんろ道約1キロ (下記事業概要作業区間図参照) 
作業内容  体力に合わせた人力作業で、通行支障樹木等の除去、路面整備(堆積土石の除去・地均し)、路側補強等を行います。人力で及ばない作業は小型パワーシャベルにより補完します。
参加経費  参加費は無料ですが、交通費・宿泊費等は自己負担でお願いします。昼食の弁当・お茶は主催者で準備します。
(主催者でボランティア保険に加入し、万一の事故にはその限度で対応します。)
参加申込  平成26年3月14日(金)必着で、文書又はEメールで、ご氏名、連絡先、参加意志を明記のうえ申し込んでください。剪定鋏・鋸等の園芸道具をお持ちでしたら、ご持参ください。
申 込 先  〒798-3701愛媛県愛南町柏917-4 大森寿人 メール:kfc00706@nifty.com
最終連絡  参加をお願いする方には改めて具体的事項を連絡いたします。
作業場所が山中の狭い場所ですから、人数(一般参加約20名まで)が限られ、お断りする場合もありますので、その際はご容赦ください。

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[702] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年02月25日 (火) 23時14分

2月22・23日、中道復元の第2回ボランティア作業が行われました。位置は690番掲示の地図を参照してください。
天候には恵まれたのですが、見込みが少し甘く、今回作業の目標としていた市道との交差地点(段差があって梯子を設置しています。)の手前約200mでタイムアップ。696掲示の大石まで行きつけませんでした。
しかし、たくさんあった倒木を処理し、しだれかかっていたシダを切り払って、路肩の補強にも努めた結果、安心して歩ける道になっています。
路面整備が残った区間も倒木などは処理していますし、大石は横を迂回できるので、作業区間全体は徒歩通行が可能になっています。です。
杉木立の中かつての街道を偲ばせる1間は優にある広い区間もあります。
中道復元は着実に進行しています。
早急に大石を何とかしなくては!

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[696] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年02月13日 (木) 22時58分

2月22・23日に中道復元の第2回ボランティア参加作業が宇和島市津島町増穂地域の南端本俵地区で行われます。
道路形態はしっかり残っているものの、根扱ぎになった倒木も多く、なかなかの作業になりそうです。
とりわけ厄介なのは写真の大石!道の真ん中にどっかと座っています。道の下斜面は植林地帯ですので無暗に転ばし落すこともできません。転ばすことも小型重機では難しそうです。
ある程度小割りにしたら、路側に並べ手処理することもできるでしょうが、どうやって小割するか。
取りあえずは緊急避難的に迂回することも考えなければなりません。

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[695] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年02月04日 (火) 22時26分

26年2月4日
僧都の古老が、昭和30年代まで利用されていた中道を案内してくださるというので、1月に予定していたのですが、雪のため延期していました。
昨日とは一転して冬に後戻りした天候の中、本日決行です。
僧都地区の中道は、次代による変遷があるようですが、一番遅くまで使われていたルートは、「僧都の二本松」と呼ばれる一里塚跡で県道46号線沿いに北上し、山際で県道から分かれて僧都川を渡り、山中に入り、2キロ位行ったところで県道46号線と交差し、さらに小岩道登ります。
今回は、県道との交差地点から下の僧都川を渡る地点まで案内していただきました。倒木や石ころがごろごろしていますが、道路形態はかなり明確です。案内してくださった古老が、1月以来お一人でこつこつと手入れをしてくださっていたようで、わき道に入らなければ、慣れた遍路さんなら現状でも通れないことはないと思います。
県道からガードレールを越えて下に降りたところに、道堺を示すように「愛媛県」と刻字したコンクリート角柱がありました。道沿いの造林地は間伐が進められており、道際の雑木も伐採してあって、今後の復元整備作業の際は大変助かると有り難く思いました。

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[694] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年02月04日 (火) 21時59分

26年2月3日
暮から正月明けにかけて大岩道北面の接近路(旧へんろ道ではないが作業時に4輪駆動軽トラックで資材運搬ができる道路)の探査整備をしてきました。
体調の関係もあって作業には加われない実行委員が、4輪駆動の軽トラックを出してくれたので、大岩道を軽トラックで越えました。
大岩道峠に、この前は気づかなかった赤い標柱がありました。画像でははっきりしませんが「水造」と記されています。私の独断では“水源涵養造林”ということではないでしょうか。
峠までは以前から4駆車で何度も来ています。今回もここまでは順調でした。峠を越えて北側(愛南町僧都地区)に車で降りるのは始めてです。(当然のことながら探査整備時にはゴムキャタピラ作業車では往復しています。)
勾配のある曲がり角では一度に曲がりきれず、切り返しが必要です。少し路面が雨雪で緩んでいたため、曲がり角の一つでタイヤが滑り、抜け出すのに一汗かきました。
遅くなった昼飯を僧都山出温泉で食べていたら、このまま帰るのはシャクということで、僧都の北端である小岩道に足を延ばし、宇和島市津島町上槇に降り、1月7日に走破していた松柱上から馬ノ背の県道46号線合流地点を経て、結局満願寺まで行きました。
午前中来るときに観自在寺の前を通ってきましたので、これで観自在寺から満願寺までの接近路は一応確保できたということになります。

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[690] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年01月28日 (火) 17時07分

第2回作業のボランティア参加者の募集を始めます。

受難の旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備にあなたの汗を!
 第2回ボランティア作業参加者募集
 地域活性化に資するとともに世界遺産登録を目指して“旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業”(以下「中道復元事業」と略称)に取り組んでいます。第2回のボランティア作業を次のとおり実施します。作業内容には軽作業もあり、体力に合わせて行えます。放置すれば廃道となる貴重な歴史的文化資産の復元整備のために、実際に汗を流していただける方々の幅広い参加をお願いいたします。
作業日時  平成26年2月22日(土)及び23日(日)9~16時 少雨決行
作業区間  内宇和島市津島町増穂本俵南部(県道46号再合流地点)から同市同町下畑地松柱北部(県道46号分れ)にかけての旧へんろ道 (下記事業概要作業区間図赤点線部分) 
作業内容  体力に合わせた人力作業で、通行支障樹木等の除去、路面整備(堆積土石の除去・地均し)、路肩補強等を行います。人力で及ばない作業は小型パワーシャベルにより補完します。
参加経費  参加費は無料ですが、交通費・宿泊費等は自己負担でお願いします。昼食の弁当・お茶は主催者で準備します。
     (主催者でボランティア保険に加入し、万一の事故にはその限度で対応します。)
参加申込  平成26年2月14日(金)必着で、文書又はEメールで、ご氏名、連絡先、参加意志を明記のうえ申し込んでください。剪定鋏・鋸等の園芸道具をお持ちでしたら、ご持参ください。
申 込 先  〒798-3701愛媛県愛南町柏917-4 大森寿人 メール:kfc00706@nifty.com
最終連絡  参加をお願いする方には改めて具体的事項を連絡いたします。
      作業場所は山中の狭い場所ですから人数(一般参加約10名まで)が限られ、お断りする場合もありますので、その際はご容赦ください。
今後予定  本年度事業として、平成26年3月にも第3回作業(土日2日間)を予定しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・ 記・・・・・・・・・・・・・・・・・
【中道復元事業概要】                            第2回作業区間図
事業期間 平成25年度~29年度
事業場所 愛媛県愛南町40番札所観自在寺から宇和島市津島町番外札所満願寺までの旧へんろ道約30km
実施主体「四国へんろ道文化」世界遺産化の会
 主 管:中道復元事業実行委員会
実施内容 国土調査による赤道(あかみち)と呼ばれる公有道を基礎として、普通に通行ができるように通行支障樹木の除去、路面整備等を行い、水路を渡る箇所には丸木橋等を架し、所要の箇所に説明板、標識等を設置する。
あわせて、周辺へんろ道及び関係史跡等を含めた案内地図を作成する。
協 力  関係地域自治会、観自在寺、満願寺、京都愛媛県人会、へんろみち保存協力会、西南四国歴文研南宇和支部、愛大サテライトうわじま ほか
後 援  宇和島市・教委、愛南町・教委、愛媛県・教委、国土交通省大洲事務所、世界遺産登録推進協議会、(公財)えひめ地域政策研究センター、報道各社
作業参加 復元作業区間の実際の人力作業には、広く一般から作業参加者の募集を行う。
連 絡 先「四国へんろ道文化」世界遺産化の会中道復元実行委員会
(本部事務局:松山市東石井6丁目12-36
 星企画株式会社内 089-956-3555)
  実行委員長:宮本清幸
   事 務 長 :大森寿人(0895-85-0080 午後7時~9時) 

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[689] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年01月28日 (火) 16時51分

第1回ボランティア作業実施状況④

1月25日の作業には、愛媛新聞の記者が取材に来ました。
1月27日付の紙面に記事が掲載されました。

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[688] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年01月28日 (火) 16時46分

第1回ボランティア作業実施状況③1月26日
2日目です。ダボさんが駆けつけてくれました。
路面整備
 作業区間南端県道分れ地点から作業開始。侵入草木を伐採し、路面整備をして行きました。
 途中、土石が流出し傾斜した岩肌となった最大の難所がありましたが、土石をかぶせ、路肩補強をしながら、作業を進めました。
 第1回作業はこの難所の手前までの想定で計画しましたが、難所を越えたところまで作業が進みました。
 作業区間南端から1キロほど進んだ地点で、今回の作業は終了です。梯子を設置した市道交差地点までは約2キロというところです。
作業の合間に、参加した皆さんには梯子地点まで歩いていただきました。次回2月の第2回作業で2日かけたら十分整備できると見込んでいます。
 ただし、途中に思わぬ難所が生じています。道をふさいで大きな落石(岩)!小型のパワーショベルでは動かせそうにありません。うまい方法を見つけなければなりません。
 良い知恵をお貸しください。
 画像は、今回作業終了地点で、先を見つめている様子です。運搬車が写ってるのは、ここまで65cm幅の運搬車も来られる道に整備できたという証拠です。
 

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[687] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年01月28日 (火) 16時23分

第1回ボランティア作業実施状況② 1月25日
路面整備
 川からの上り道は竹や木が侵入してかなり荒れていたが人力で伐採し、小型パワーシャベルで路面を均し、整備していきました。
 なお、市道と交差してさらに登っていく地点には、6メートル近い段差があったので、応急措置として2連梯子を事前準備作業の際、設置しました。最上部を木に縛りつけていますが、少し揺れます。
 コイケダさんなら大丈夫でしょう。

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[686] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年01月28日 (火) 16時15分

いよいよ実際の福整備作業が始まりました。 順次紹介します。
遠くから梵ティアで参加して井tダイアている方に改めて敬意を表します。良かったらご意見、感想などアップしてください。
第1回ボランティア作業実施状況①1月25日晴れのち曇り
丸木橋架け替え
 作業区間北端、県道再合流地点から少し入ったところの中道が増穂川を越える箇所にあった丸木橋が腐朽していたため、隣接土地所有者に立木杉を提供していただき、丸木橋を復元しました。
 事前伐採の際はあまり感じなかったのですが、6mの丸太材にして運搬、架橋する人力作業には予想以上の重量に四苦八苦しました。
 完成後、小型パワーシャベルも通れたので、歩行には十分な強度があるはずです。

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[677] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年01月11日 (土) 21時16分

寒波襲来で南予にも雪が積もりました。平地の雪はすぐ解けましたが、山の雪は残ります。
12月にやる予定だった大岩道へ僧都から登る接近路の確認作業をしました。
国土地理院の2万5千地図には大岩道から僧都側下の林道に徒歩道が示されていますが、実際には通行途絶状態(造林地の作業道を行けば通行できますが。)です。この徒歩道の東側に愛媛県有林及び愛南町有林があり、そこにはいわゆる林内作業道(通常は4トントラック、最低でも2トントラックが通行可能)が作られていて、徒歩道と同じく、大岩道から僧都側下の林道に通じています。作られてからしばらくたっていますので、路面が荒れ浮石がごろごろしていて、四輪駆動車でも通行が難しい状態です。
中道復元作業に必要となる接近路を確保しようと、協力業者の応援を得て、登りました。雪も残っているので、キャタピラ(ゴムクローラー)の作業車・運搬車で登りました。降り際に浮石を除けていきましたので、路面が乾いたら四輪駆動の軽トラックで登れると期待しています。
画像左手の雪に覆われているところが宿毛街道中道大岩道峠です。

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[673] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年01月08日 (水) 21時44分

中道復元の具体的作業の準備として、軽トラックで必要資材等を運搬できる“接近路”の確認・確保に努めています。
宇和島市津島町下畑地上槇の亀岡本家から同町増穂馬ノ背南の県道46号線との合流地点まで、以前から徒歩調査を繰り返し、宇和島市津島支所の配慮によって市道部分の整備等も行われました。多少追加作業も経て、何とか軽トラックが通行できる程度にこぎつけました。画像の赤線部分区間です。
確認のため、1月7日(火)復元実行委員会のメーンバー2名が四輪駆動の軽トラックと二輪駆動の軽バンで無事走破しました。

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[666] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2014年01月02日 (木) 22時42分

新年からの具体的な中道復元作業に備えて、作業区間近くまで人員・資材の移動を図る際に利用できる接近路の確認をしています。
年末は、愛南町僧都から大岩道(峠)までの大岩道北面で林道、作業道を辿り、多少整備すれば四輪駆動の軽トラックで行けるルートを確認できました。
新年事始めの今日は、愛南町長月から大岩道峠までの大岩道南面の林道、作業道を辿り、接近路の再確認に上りました。南面接近路ルートは愛南町緑西柳経由で峠まで四駆軽トラで行けることを確認していますが、地図で見ると長月地区からも行けそうで、時間的にも近くなるので、再チャレンジです。二駆の軽バンで登れるところまで行き、そこからは徒歩です。予想以上にしっかりした林道、作業道があり、整備したら私の二駆軽バンでも登れそう(過信かなあ・・)な感じです。

さて、本日の報告はここからが本題です。中道は、長月地区(江戸時代は長月村)と緑地区(江戸時代は緑村)との境界をなす山の稜線を長月寄りに通っていました。北の僧都地区との境界となる稜線に達する前に、山腹を斜めに横切って大岩道(峠)に至っています。国土地理院の2万5千分地図では、徒歩道が示されています。
ところが、実際にはその道は通行されていません。標高差約50m下に車が通行できる作業道が作られ、旧街道と交差しています。11月に枯雑草さんが来訪された際、西柳から境界稜線まで私の軽バンで上がり、そこから徒歩で作業道を辿り、旧街道との交差地点まできました。交差地点は、新道造成の切土・盛り土(押し出し)で、旧道が分らなくなっていることがしばしばです。交差地点から下部には旧道の痕跡がうかがい知れましたが、上部は草むらで判然としませんでした。
本日は時間的余裕があったので、交差地点から上部を少し探索してみました。するとすぐに旧道の痕跡が見つかりました。樹相も、東側が植林された檜林、西側は雑木林ですので、一層はっきりします。地図から推定すると約350m・標高差100mほど登ったら、稜線を離れ、斜めに山腹を横切って大岩道(峠)に向かっています。(約700m・標高差50m) しかし、日も傾いてきたので、200mほど登り植林が途絶えた地点で引き返しました。旧道確認も期待が持てそうで、今年はよい年になると喜んでいます。

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[664] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年12月25日 (水) 14時20分

第1回ボランティア作業参加者募集
受難の旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備にあなたの汗を!
  
地域活性化に資するとともに世界遺産登録を目指して“旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業”(以下「中道復元事業」と略称)に取り組んでいます。
第1回のボランティア作業を次のとおり実施します。
作業内容には軽作業もあり、体力に合わせて行えます。
放置すれば廃道となる貴重な歴史的文化資産の復元整備のために、
実際に汗を流していただける方々の幅広い参加をお願いいたします。

作業日時  平成26年1月25日(土)9~17時及び26日(日)8~16時 少雨決行
作業区間  内宇和島市津島町増穂本俵南部(県道46号再合流地点)から
同市同町下畑地松柱北部(県道46号分れ)にかけての旧へんろ道(添付作業区間図参照) 
作業内容  体力に合わせた人力作業で、通行支障樹木等の除去、路面整備(堆積土石の除去・地均し)、
      路肩補強等を行います。人力で及ばない作業は小型パワーシャベルにより補完します。
参加経費  参加費は無料ですが、交通費・宿泊費等は自己負担でお願いします。
      昼食の弁当・お茶は主催者で準備します。
      (主催者でボランティア保険に加入し、万一の事故にはその限度で対応します。)
参加申込  平成26年1月17日(金)必着で、文書又はEメールで、
      ご氏名、連絡先、参加意志を明記のうえ申し込んでください。
      剪定鋏・鋸等の園芸道具をお持ちでしたら、ご持参ください。
申 込 先  〒798-3701愛媛県愛南町柏917-4 大森寿人 メール:kfc00706@nifty.com
最終連絡  参加をお願いする方には改めて具体的事項を連絡いたします。
      作業場所は「山中の狭い場所ですから人数(一般参加約10名まで)が限られ、
      お断りする場合もありますので、その際はご容赦ください。
今後予定  本年度事業として、平成26年2月及び3月にも各1回作業実施を予定しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・ 記・・・・・・・・・・・・・・・・・

【中道復元事業概要】                            
事業期間 平成25年度~29年度
事業場所 愛媛県愛南町40番札所観自在寺から宇和島市津島町番外札所満願寺までの旧へんろ道約30km
実施主体「四国へんろ道文化」世界遺産化の会
  主管:中道復元事業実行委員会
実施内容 国土調査による赤道(あかみち)と呼ばれる公有道を基礎として、普通に通行ができるように
     通行支障樹木の除去、路面整備等を行い、水路を渡る箇所には丸木橋等を架し、所要の箇所に
     説明板、標識等を設置する。
あわせて、周辺へんろ道及び関係史跡等を含めた案内地図を作成する。
協力  関係地域自治会、観自在寺、満願寺、京都愛媛県人会、へんろみち保存協力会、
    西南四国歴文研南宇和支部、愛大サテライトうわじま ほか
後援  宇和島市・教委、愛南町・教委、愛媛県・教委、国土交通省大洲事務所、世界遺産登録推進協議会、    (公財)えひめ地域政策研究センター、報道各社
作業参加 復元作業区間の実際の人力作業には、広く一般から作業参加者の募集を行う。
連 絡 先「四国へんろ道文化」世界遺産化の会中道復元実行委員会
(本部事務局:松山市東石井6丁目12-36 星企画株式会社内 089-956-3555)
  実行委員長:宮本清幸
  事 務 長:大森寿人(0895-85-0080 午後7時~9時)

第1回作業区間図 

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[663] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年12月22日 (日) 10時15分

12月21日は終い弘法(大師)です。京都では「終い弘法、初天神」と言って、京都駅南西の東寺さんではものすごい人出の縁日になります。1月21日も「初弘法」の縁日ですが、年明けは菅原道真を祀った京都北野神社の縁日「初天神」が有名です。
観自在寺さんのご支援を受けて、中道復元事業の資金集めのため、事業趣意書や募金のお願いのチラシを配り、募金箱を置いて募金活動を境内で行いました。
あいにくの天気で、風は冷たく、時折雨や霰、夕方近くには雨時折小止みという情況でした。
当地では終い弘法(大師)は特別の縁日ではなく、1月21日の初大師に人出があるということで、天候の加減かむしろ普段より人出は少なかったそうです。
その割には予想以上のご支援があり、1万円を超える募金をいただきました。雨が降る中、二言、三言の会話しかできませんでしたが、多くの励ましの言葉をいただき、やりがいはありました。野井坂へんろ道復元事業の際にもご支援いただいた観自在寺御詠歌講の多くの方々にもご協力いただきました。
ご支援くださった皆様に感謝です。

[652] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年12月05日 (木) 06時04分

40番札所観自在寺から番外満願寺までの中道のちょうど中間に宇和島市津島町上槇地区があります。あいあん町との境となる小岩道(588m)から200mほど北に降りたところです。
上槇から満願寺に向かうルートは宇和島市道に重なっている区間がありますが、昭和の終わりごろバイパスのような道が整備され、通行されなくなっていた箇所があります。中道復元の事前調査をしていた時期、宇和島市役所津島支所が一部草刈りなど整備してくれていました。
ところが最近道端の枯れた松の木が以前より傾いてきて、歩行はできますが、車の通行には支障となる状況になりました。
チェーンソーで切り倒すことはできそうですが、ちょうど傍に四国電力の電線が通っていて、素人では危険です。四国電力に話したら、伐採してくれるということになりました。
画像は少し見にくいですが、上が伐採前、下が伐採後です。
中道復元事業にはありがたい応援です。
少し路面が荒れていますが、整備すれば軽トラックが安心して通れます。復元事業に当たって作業現場まで軽トラックで資材等を運搬できる“接近路”があると大変助かります。
色々な方にご縁をいただき、思いがけない応援をいただきながら、中道「復元の取組みが進んでいます。

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[648] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年11月22日 (金) 20時39分

11月22日、本日晴朗なれど気温低い中、応援者の四駆車両の出動を得て、中道要所の大岩道を車で越えるルートを確認するため、現地調査に行きました。
遍路道の復元整備にあたり、要所要所まで四輪駆動軽トラックが行けると資材の運搬に極めて助かります。中道沿道の山中には地図に載っていない林道(林内作業道というのが適切かもしれません。)が相当入っています。網の目を上から押しつぶしたような形に開削されています。大岩道まで南側の愛南町長月地区から四駆車で登れることは何回か体験しています。北側僧都側に車で降りられるかどうかは確認できていませんでした。航空写真でも木の茂みで判然としません。
大岩道を越えて100mほど僧都側に入ったところで車を止めて、応援者(この方は、昨年末から今年当初にかけて、徒歩ルート調査にも同行いただきました。)とともに徒歩で探索しました。
結論からいうと、路面がかなり傷んでいますが、パワーシャベルで整地すれば、四駆軽トラで林内作業道を使って僧都側にも降りることができることを確認できました。
多少費用をかけても、自動車ルート(本来ルートへの接近路)を確保することは、本来ルートの復元整備作業のために極めて有意義だと思っているのですが…・

添付画像は、大岩道を越えて僧都側に100mほど行った地点で、車を置き、徒歩探索開始地点の作業道(分岐)降口です。2時間かけて徒歩往復しました。

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[643] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年11月17日 (日) 20時53分

11月16・17日、愛媛県愛南町では、宿毛市からの松尾峠遍路道、宇和島市に越える柏坂遍路道(いわゆる灘道の難所です。)を対象とするウォーク“トレッキング・ザ・空海 あいなん”が実施されました。
遍路道に関心のある方々が多く参加しますので、中道復元事業をPRする良い機会です。
開催実行員会事務局の了承を得て、事業趣意書等のチラシ配布をしました。
写真は2日目、愛南町柏にある愛南町内海支所DEあい前、参加者受付の端で、チラシ配布をしている光景です。
というわけで、事業PRにも努めているという報告です。

蛇足 当日の私の役割は、トレッキング事業PRのためコースに立てたノボリ旗の回収です
。参加者隊列が過ぎた後を追って、担当区間の回収作業をし、その後隊列を追いかけました。
以前でしたらすぐに追いついていたのですが、柏坂はどういう現象でか年々傾斜ががきつくなるようで、思うようにペースも上がらずなかなか追いつきません。延々と一人旅で焦りました。そこで1句!
“木もれ陽をトボトボと行く最後尾”
トレッキング事業2日目は、愛南町出身の俳人夏井いつきさんの句会ライブが恒例になっています。息を切らして昼食場所で追いついて何とか投句できたのですが、午後になって天候が悪化し、句会ライブは中止!
そこで、腰折れを1句“選外にならずに済んだ自信作”

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[642] 題名: 名前:枯雑草 投稿日:2013年11月17日 (日) 09時17分

寿労人 様
お世話になりました。私が中道の一部を歩いたのは3年半も前。
この度、軽バンでご案内いただき、2箇所を拝見。その変わり様にはびっくりでした。
私のアドバイスなど役に立ちようがありません。復旧事業を実感させていただいた次第。
ますますのご奮闘をお祈りします。
それより、どっかの女将さんと夕食、楽しかったですね。ありがとうございました

[641] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年11月17日 (日) 09時16分

(続き)
県道46号線から西に入り、西柳集落を越えて尾根道まで、車で行けます。
尾根下の林道沿いに20分ほどくねくねと北上し、尾根筋への出たところで、旧へんろ道と思われる交差地点に出ました。
旧へんろ道は、尾根筋を登ってきているようです。交差地点だけの確認ですが、枯雑草さんの共感も得て、心強い限りです。
枯雑草さん、本当に遠方からきていただき、楽しい探索ができ、有難うございました。

[640] 題名: 名前::寿労人 投稿日:2013年11月17日 (日) 09時15分

「朋あり遠方より来たる、また楽しからずや。」と論語にあります。
愛媛県の西南部、愛南町から宇和島市に通ずる旧へんろ道(宿毛街道中道)の復元整備を志して四苦八苦しています。
枯雑草さんはこの中道を数年前実際に歩いて、貴重な情報をこの掲示板に報告していただきました。
今日は、枯雑草さんに初めてお会いし、中道大岩道の入り口(峰地)付近、途中の林道交差地点などをご一緒いただきました。
私の車で行けるところまで行って、多少探索を試みました。
現地指導助言、本当に有り難く思っています。(続く)

[623] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年10月31日 (木) 10時48分

中道復元事業趣意書に掲載した「四国徧禮絵図」(愛媛県歴史文化博物館蔵 部分)がうまく添付できません。
再試行です。うまくいきますように。

[621] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年10月24日 (木) 21時36分

旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業にご協力を!
私ども「四国へんろ道文化」世界遺産化の会では、へんろ道文化が貴重な文化資産として将来的にも存続・保全されるよう世界遺産への登録を目指すとともに、地域の活性化にも資することを願って、別添趣意書及び下記事業概要のとおり旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業に取り組むことといたしております。
 復元事業は、旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業実行委員会【略称「中道復元実行委員会」】を設置して、平成25年度から29年度まで5年度間かけて実施し、事業費は総額500万円を見込んでおります。遺産化の会支出金及び特別協力者等からの支援で250万円の収入が予定できておりますが、残りを一般個人及び企業団体等からの募金協力に期しております。
 また、復元作業区間での人力作業(支障樹木等の除去、路面整備等を土曜日曜連続で1回として5年度間に総計30回ほど実施)は、一般参加者も募集して行う予定です。交通費はもちろん宿泊等の費用も自己負担でお願いする大変厳しい条件です。
 ご連絡いただきましたら、募金やボランティア作業について、ご案内させていただきますので、事務長(kfc00706@nifty.com)あてにメールをお願いいたします。
  平成25年10月
  「四国へんろ道文化」世界遺産化の会 旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業実行委員会 

 記
《旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業【略称=中道復元事業】概要》

事業期間 平成25年度~29年度
事業場所 愛媛県愛南町御荘平城の40番札所観自在寺から同町長月地区、大岩道峠、僧都地区、小岩道峠を越え、宇和島市津島町上槇地区、同増穂地区を経て同岩淵の番外札所満願寺に至る旧へんろ道全長約30km
実施主体「四国へんろ道文化」世界遺産化の会
 主管:旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業実行委員会【略称=中道復元実行委員会】
実施内容 山中区間について、路面整備、路肩補強等を行い、水路箇所には丸木橋を復元する等、有効幅員3尺を確保し、安心して徒歩通行ができる状態にする。所要の箇所に説明板、案内標識等を設置し、通行者の便を図る。
あわせて、関係史跡等を示した案内地図を作成する。
作業参加 復元の人力作業には、広くボランティア作業参加者の募集を行う。

連 絡 先  中道復元実行委員会   委員長:宮本清幸(〒798-3361宇和島市津島町北灘甲391)
事務長:大森寿人(0895-85-0080 )
 
(愛媛県愛南町・宇和島市境界小岩道峠北方。眼下に宇和島市津島町上槇地区を望む。)

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[620] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年10月24日 (木) 21時16分

“受難のへんろ道を世界遺産へ!”
旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業趣意書(619続き)

3.受難のへんろ道
中道は古来から南予南部の重要な交通要路でしたから、遍路もまた利用していたのですが、宇和島藩は江戸中期に遍路統制を強化し、特に明和6年(1769年)には遍路の通行を灘道、篠山道に限り、中道の利用を厳しく禁じるに至りました。
また、中道は南予南部(愛南町城辺・御荘)と宇和島を結ぶ最短ルートでしたから、昭和30年代に自動車が通行できる県道宇和島城辺(46号線)が整備されるまで、地域の重要な生活道路として、特に薪炭生産など山林業が盛んな時分には相当利用されていました。しかし、その衰退とともに、樹木の繁茂や路面の損壊で通行不能な箇所が所々に生じ、現在、中道は通行途絶の状態です。

4.世界遺産登録を目指すとともに地域の活性化に資するへんろ道
遍路道は、八十八箇所の札所ともあいまって、多くの人、特に地域住民に支えられた世界に誇りうる歴史的文化資産です。
四国4県、関係市町村、関係機関、民間団体で構成される「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会では、世界遺産登録の前提となる国内暫定一覧表への記載実現に向けて平成28年度を目標に具体的取組みを進めようとしています。世界遺産登録には、歴史的文化資産として後世に残していくための保護措置が確実に取られていることが必要条件です。愛媛県においても平成24年3月に策定した「愛媛県歴史の道総合計画詳細構想編」において、遍路道の保護措置が計画され、中道は、灘道・篠山道と並んで、保護対象とされています。具体的な遍路道の保護措置は市町の分担とされていますが、財政的に非常に厳しい状況の宇和島市及び愛南町だけでは、3ルートある遍路道の保護措置は大変困難です。特に中道は遍路の利用が少なかったこともあって、後回しになりかねません。通行されていた往時を知る故老も急速に少なくなってきており、通行不能箇所が拡大し、復元整備は日を追うごとに困難になってきているのが現状です。
地域の貴重な文化資産として、過疎高齢化に悩む地域住民の力だけでなく、多くの人々、団体、機関の協力の下に、その保全を図ることが求められています。四国遍路の特色であるお接待は遍路への金品提供だけではありません。笑顔の一つ、挨拶の一言も、心を込めれば立派なお接待です。道の保全に汗を流すことも形を変えたお接待と言えると思います。
「四国へんろ道文化」世界遺産化の会では、中道所在地域の皆さん並びに多くの関係機関団体等と協力して、通行途絶状態の中道を徒歩通行が可能なように復元整備し、遍路道が貴重な文化資産として将来的にも存続・保全されるよう世界遺産への登録を目指すとともに、地域の活性化にも資することを願って、平成25年度から5年計画で “旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業”に取り組むものです。

後援 : 宇和島市、市教委、愛南町、町教委、愛媛県、県教委、国土交通省大洲河川国道事務所、「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会、(公財)えひめ地域政策研究セ ンター、
愛媛新聞社、朝日新聞松山総局、毎日新聞松山支局、産経新聞松山支局、読売新聞松山支局
協力 : 関係地域自治会
観自在寺、満願寺、京都愛媛県人会、へんろみち保存協力会
西南四国歴史文化研究会南宇和支部、愛媛大学うわじまサテライトほか
主催 :「四国へんろ道文化」世界遺産化の会 
主管 : 旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業実行委員会【略称「中道復元実行委員会」】
委員長:宮本清幸(〒798-3361宇和島市北灘甲391) 事務長:大森寿人(0895-85-0080

追記 メールでの連絡は事務長大森寿人 kfc00706@nifty.com にお願いします。

[619] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年10月24日 (木) 21時07分

“受難のへんろ道を世界遺産へ!”
旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業趣意書(617続き 絵図が入りますように!)

2.宿毛街道主街道としての中道
下図は、国立公文書館所蔵重要文化財の天保9年(1838年)作成天保国絵図(インターネットで公開されています。)の一部で伊予国宇和島以南の部分です。やや太い赤線で示されているのが土佐宿毛と伊予宇和島を結ぶ宿毛街道の主街道で、長月村以北が中道と重なります。一里塚や所によっては並木も整備され、手入れも行き届いた道でした。御荘組代官所(現愛南町緑)を経由しており、藩士は勿論、時には藩主も往来する公用路でしたので、今でも「とのさま道」と呼ばれることがあります。また、徳川将軍の代替わりごとに諸国へ派遣された巡見使が 荷駄を含めると千人近い大行列で通行した道でもあって、「御巡見(使)街道」と呼ばれることもあります。

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[615] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年10月24日 (木) 20時49分

“受難のへんろ道を世界遺産へ”
旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業趣意書(614続き)
また、1763年に細田周英が作成した「四国徧禮絵図」(下部分図 愛媛県歴史文化博物館所蔵)は、道筋の村々や峠、里程等が克明に記載され、大変実用的なもので、その後に出された遍路絵図に大きな影響を与えました。この絵図にも観自在寺から満願寺への3つのルートが描かれていて、中道が重要な遍路道であったことが分ります。

[614] 題名: 名前:寿労人 投稿日:2013年10月24日 (木) 20時44分

野井坂へんろ道復元に引き続いて、その延長ともなる中道の復元整備に取り組みます。
少し長くなりますので、分割で趣意書を掲示します。応援よろしくお願いします。

“受難のへんろ道を世界遺産へ”
旧へんろ道(宿毛街道中道)復元整備事業趣意書
“旧へんろ道(宿毛街道中道)”〈以後「中道」と略称〉は、伊予最初の札所40番観自在寺(愛南町御荘平城)から、大岩道と小岩道の峠を越え、宇和島市南部の山間地を経て、弘法大師草創のいわれのある番外札所満願寺(宇和島市津島町岩淵)に至る、約30㎞の道です。

1.へんろ道としての中道
土佐宿毛と伊予南部を最短で結ぶ宿毛街道中道は、古来から重要な道筋で、遍路もまたこの道を往来したことと思われます。
1687年、四国遍路の庶民化に大変貢献した真念は、遍路案内書の草分けと言われる「四国遍路道指南(みちしるべ)」を刊行しました。札所の説明や里程とともに道筋の村名や峠など記して、実用的な道案内をしています。その中で、観自在寺から満願寺へ至る遍路道として、灘道、中道、篠山越えの3ルートがあったことを記しています。

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[613] 題名: 名前:めぐめぐ 投稿日:2013年10月24日 (木) 10時09分

中道復元事業が始まるとの事で
寿老人様から依頼がありましたので
タイトルを変更いたしました。

[401] 題名: 名前:寿老人 投稿日:2012年05月23日 (水) 05時16分

しばらくご無沙汰しましたが、進展があったので報告します。
四国遍路道“中道”に展望!
(愛媛県歴史の道総合計画詳細構想編で“中道”も保護対象)
 愛媛県教育員会は、文化庁補助事業の「愛媛県歴史の道総合計画策定事業」の一環として、同計画詳細構想編(平成24年3月 ただし、冊子として関係市町等に配布されたのは5月)を策定しました。
ご案内のとおり、平成19年に、ユネスコの世界遺産登録を目指す国内手続きである暫定一覧表記載資産候補として「四国八十八箇所霊場と遍路道」を四国関係自治体・機関等が共同提案した際、四国遍路道“中道” (愛媛県愛南町に存する第40番霊場観自在寺から、大岩道、小岩道の両峠を越えて宇和島市津島町に存する番外満願寺に至る区間)については保護手法が想定されておらず、遺産登録の不可欠の要件である保護措置の対象とされていなかったため、そのままでは遺産登録の構成資産には含まれない危険がありました。

愛媛県歴史の道総合計画策定の事業目的自体も、遍路道の世界遺産登録に向けた要件を達成する趣旨のものとなっています。今回の詳細構想編では、中道も大部分が文化財保護法に基づく保護措置の対象として想定されており、この構想が着実に実現されれば、中道も世界遺産登録の構成資産に含まれる展望が開けます。今回の詳細構想編策定は、中道も含めた遍路道が世界遺産に登録されることを願う者にとって、大変有意義な前進です。

 しかしながら、大部分が山道である中道の現状は事実上途絶状態です(23年12月~24年3月現地踏査)。詳細構想編の冒頭にも道の保全の必要性が強調されており、「とりわけ山道は、人が通らないことによって廃道の危機を迎えている。(中略)道自体のルートを保存することが欠かせない。」としております。
 今後、構想の実現には所在する市町の具体的な整備事業の実施が必要となります。日本は、東日本大震災からの復興、エネルギーや社会保障の在り方、さらにそれらを取り巻く政治経済情勢など、国民全体で立ち向かうべき大きな課題が山積しています。一方、中道の現状は、かつての状況をご存じの古老も急激に少なくなり、山仕事の減少など生活の変化も相まって、放置すれば廃道の危機が一層深刻化します。時間がたつほどその後の整備は困難になることは目に見えています。厳しい情況の下ですが、身近な課題は自ら取り組む気概を持って、行政が主導することは当然ですが、国や県等の公共機関はもちろん、地元自治会等の地域団体はじめ、地域振興を意図する民間団体や企業等も含めた協力、連携のもとに、できることから取組を始めなければと感じる次第です。
 引き続き、歴史的文化的価値の高い“中道”を将来の世代に確実に伝えていけるように、ご理解、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
   
   平成24年5月      宮本清幸(宇和島市津島町北灘 ℡0895-32-2857)
大森寿人(愛南町柏917-4 ℡0895-85-0080)

[333] 題名: 名前:Hide 投稿日:2012年01月27日 (金) 20時59分


寿老人様

中道の保存について、ご努力いただいていることに敬意を表します。
先般の「野井坂整備作業」のようなご計画があれば、また、都合のつく限り、お手伝いに参加したいと考えています。

今後の進展を期待しています。

[332] 題名: 名前:寿老人 MAIL 投稿日:2012年01月24日 (火) 14時37分

中道に関する最近の情勢について、報告します。

1.宇和島市、愛南町議会への請願
 23年12月26日付で、宇和島市(請願人=同市津島町宮本清幸、紹介議員=三曳重郎議員)及び愛南町(請願人=同町柏、紹介議員=草木原由幸議員)の議会に対し、
(1) 宇和島市・愛南町においては、文化財保護審議会の意見も徴し、愛南町・宇和島市と連携して“中道”の保護措置に取り組むこと。
(2) 県及び国の関係省庁において、“中道”を世界遺産登録を目指す保護措置の対象とすること。
についての働きかけを請願しました。
請願の審査は、次の議会会期(3月)に行われる見込みです。

2.愛媛県、宇和島市、愛南町の文化財保護担当職員の実地視察
 24年1月17・18日の両日わたり、愛媛県(教育委員会)の文化財保護担当者が、遠路松山市から宇和島市・愛南町まで出向いて、“中道”の実地視察をされました。各日に宇和島市オヨビ愛南町の文化財保護担当職員も同行し、徒歩探査も含めての視察が行われました。
県段階では、遍路道の保護管理に向けた計画を策定中とのことですので、“中道”がその計画の中でしっかり位置づけられることを祈っています。

3.民間サイドの取組み
 行政に要請するだけでなく、民間サイドの努力も必要であり、地元自治会はじめ関係団体機関にも協力を求め、行政調査の事前準備として、実際に調査可能かの探査をおこないました。市役所、町役場の関係部署の積極的な協力も得ることができ、また、西南四国歴史文化研究会津島支部の実地探索、愛南町文化財保護審議会の要職におられる学識者の指導等の協力もあって、
(1) 宇和島市側では、宇和島市津島町本俵から松柱上、下畑地上槙上を経て小岩道に至る歩行可能なルートの現地確認ができた。
(2) 愛南町側では、国土調査による地積図によりいわゆるアカミチ(愛南町が土地所有者となっている里道)が長月から大岩道、僧
 都(二本松一里塚)を経て小岩道まで通じていることが確認でき、歩行可能なルートを一部を除く大半で現地確認ができた。
という成果を得ています。今後、行政サイドで本格的な現地調査が始まれば、地図等の資料調査だけでなく、実際的な歩行探査が充分可能との見込みがたちました。

 しかしながら、道の現状は、予想以上にしっかり形状をとどめている区間が多かったものの、崩落等で道筋が不明確なところ、シダ類の繁茂で閉塞状況の部分、また、後年整備された車道等の取り付き分で昇降口が不分明な箇所、水流で路面が荒廃している区間など、相当な整備が必要と思われるところも少なくありませんでした。
 今後、行政サイドの取組みと連携して、地元と協同し、民間サイドとして可能な限りの整備に取り組むことが必要と思われます。

 現状には厳しいものもありますが、かつては土佐と伊予を結ぶ「宿毛街道」の本道として歴史的、文化的価値の高い“中道”を埋もれさせることなく、地域の潜在力を発揮するかたちで、地域の振興にも資するよう、未来に向かって活かすことができればと念願しています。
 当面は、行政サイドが“中道”を世界遺産登録に向けた保護措置の対象として何らかの計画に具体的に位置づけることを俟つとともに、ルート確定に向けた行政サイドの本格的な現地調査の事前準備として、可能な限り、民間サイドとして実地踏査を繰り返して、現状の確実な把握が必要だと思われます。(2月3日金曜日午後13時から宇和島市津島町増穂地区本俵から小岩道にかけて、地元関係者と協同で再々度の実地踏査を行う予定です。)

 引き続きご理解、ご支援をお願いいいたします。     

[325] 題名: 名前:やすし 投稿日:2012年01月08日 (日) 18時38分

寿老人様 めぐめぐ様 枯雑草様
今年もよろしくお願いいたします。

私の大好きな南宇和の遍路道復旧のご熱意に敬意を表します。
野井坂の復旧作業については何もお手伝いできませんでしたが、
中道については強い関心があります。できることがあれば
お手伝いさせていただきます。できるだけ多くの旧遍路道が
復旧され、遍路道の選択肢が広がることが待ち遠しいです。

[320] 題名: 名前:枯雑草 投稿日:2011年12月29日 (木) 18時11分

寿老人様、こんにちは。
旧へんろ道復旧への御努力に対し、敬意を表します。
復旧のスタンスについては、若干の異見もございますが、それは別として機会があれば支援させていただければと思っています。
ここでは中道についての復旧の物理的な問題箇所について、(1年半前歩いた時のものですが)私の感じたところを書かせていただきます。
問題箇所は2つ。1箇所は大岩道への上り標高350m地点から峠下標高500m地点まで。ここは作業道(林道)が縦横に出来ていて旧道を消しています。(林道通過なら可能)
2箇所目は、僧都から小岩道下標高450m地点車道横断までの旧道。地元では通れないだろうと言われた箇所。しかし、草木繁茂なるも道の形は残っている可能性はあるのでは、と思いますが・・
他の箇所、長月から大岩道手前標高350mまで、小岩道から本俵までは、一部草木刈り、若干の道整備等により通行可能になると思います。

[319] 題名: 名前:寿老人 MAIL 投稿日:2011年12月28日 (水) 09時52分

枯雑草様

以前中道を歩かれた記録を大いに参考にしています。
先日、南側から大岩道に行ってきました。
林道(正確には林内作業道ですが)が何本も整備されており、尾根筋を4駆の
車で大岩道の峠までいけました。
全部旧遍路道と一致しているわけではないと思いますが、大いに役立ちました。
峠の北側に降りようとしたら、植樹地帯にシカの防護網が張り巡らされて、
降りられませんでした。遠目ですが、植樹地帯の道ははっきりしません。
懸念が募ります。

[318] 題名: 名前:寿老人 MAIL 投稿日:2011年12月28日 (水) 09時41分

遍路道に関心を持っていただいている皆さまへ(緊急アピール)

置き去りかけの遍路道“中道”

1. 遍路道の世界遺産登録に向けた取組状況

 四国四県及び関係市町村は、四国の貴重な文化資産
“「四国八十八箇所霊場と遍路道」がユネスコの世界遺産に登録されることを
目指して取り組んでいます。

平成19年12月に四国四県及び関係市町村は、文化庁に対して日本国内での登録候補
とするため暫定リストへ登載するよう共同提案書(第2次)を提出していますが、
いわゆる“中道”(愛媛県愛南町に存する第40番霊場観自在寺から、大岩道、
小岩道の両峠を越えて宇和島市津島町に存する番外満願寺に至る旧遍路道)に
ついては保護措置のための保護手法が想定されていません。

(参照 愛媛県の遍路道の保護手法」
http://www.pref.ehime.jp/h12900/sekaibunkaisan/2007/222ehi1.pdf 
黒線で示されていることは保護手法が想定されていないことを意味します。) 

世界遺産登録には様々な要件を満たすことが必要ですが、その資産が将来に
向けて確実に維持保全されるよう、保護措置が講じられることが不可欠とされ
ています。
 このまま推移すると、“中道”は世界遺産登録の取組から置き去りにされて
しまいます。 

2. “中道”の現状

伊予最初の霊場40番観自在寺から番外満願寺を経て41番龍光寺に向かう遍路道
には、古来、満願寺で合流する「灘道」「中道」「篠山道」の3ルートが有り
ました。
(参照「四国遍路道指南」真念1687年刊、「四国順拝大絵図」細田周英1763年刊、
「伊予の遍路道」平成13年度遍路文化の学術整理報告書等々)。
 “中道”は土佐と伊予を結ぶ「宿毛街道」の最短コースであり、江戸時代に
は伊達藩の役人や幕府の御巡検使が通った公道として重要な道でした。
また、南予の戦国末期を描く軍記物語「清良記」にも記述される歴史的ロマン
の道筋でもありました。

しかし、“中道”は、標高500mを超える大岩道及び小岩道の二つの峠を越
える急峻さから、早くから遍路の利用が少なくなっていたと言われ、明治以降
は並行する車道(現在の県道46号線)整備などもあり、さらに戦後の生活様式
の変化から炭焼きなどの山仕事も途絶えたことから、保全がされず現在では
ほとんど通行途絶状態に陥っています。

3. “中道”を保護措置の対象に!

 遍路する人を温かく迎える“お接待”は、四国遍路文化の特色であると言わ
れますが、決して金品の提供だけにとどまるものではありません。
笑顔の挨拶もお接待ですし、地域の人々が汗を流す遍路道の保全も意義のある
お接待です。遍路道は無形の文化であるお接待が有形化されたものであって、
それゆえにこそ遍路道は世界遺産を目指すに足る貴重な文化資産といえます。

 しかし、現在“中道”は途絶状態になっています。遍路道の保全に取り組む
地域の文化的経済的力量・余裕が衰えてきている状態です。通行可能な往時を
知る古老も年を追って少なくなってきています。緊急に、地元住民だけでなく
行政や外部からの支援も加えて復元整備を図らなければ完全に消滅してしまい
ます。

 遍路道の世界遺産登録を目指すことは、地域振興のためにも大変有意義です。
“中道”が登録の重要要件である保護措置の対象から置き去りにされることは、
取りも直さず消滅を黙過し、地域振興の有力な手立ての一つをみすみす手放す
ことに他なりません。

 “中道”が、「灘道」や「篠山道」と同じように、保護措置の対象にされる
よう、地域、民間、関係行政など、それぞれの立場で取り組まれることを
心から願うものです。

  平成23年12月    宇和島市:宮本清幸(宇和島市津島町北灘甲)
              愛 南 町:大森寿人=寿老人(南宇和郡愛南町柏)



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