あるブログから引用しました。
このような批判はもう、来年は御免ですね。
来年は「真正・生長の家」復活の年です。
★ 「人間は害獣」の大宇宙の真理★
(以下は谷口雅宣副総裁(当時)のブログからの転載である)
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シカ肉を食べる 人間は、自然界にある「食物連鎖」の“頂点”にあると言われることがある。が、よく考えてみると、“頂点近く”にあることは確かだろうが、少なくともまだ本当の意味で“頂点”には立っていないと思う。
なぜなら、人間が食べたり利用しない生物種の数はまだまだ多いからだ。にもかかわらず、毎年多くの生物種が絶滅危惧種として指定される。その一方で、数が増えすぎる生物もある。
この一見矛盾した現象の背後には、ある生物種の絶滅が起こると、絶滅した生物種のいた所で、食物連鎖が欠け落ちてしまうことがあるのだろう。 例えば、植物Aを昆虫Bが食し、昆虫BをトカゲCが食べ、トカゲCを鳥Dが捕獲し、鳥Dを猛禽Eが捕らえるという連鎖の関係があったとする。この場合、人間が鳥Dを捕獲しすぎて絶滅寸前の状態に追いやってしまうと、この系統の食物連鎖は「トカゲC」のところで切れる。
自然界では普通、鳥Dがいなくなっても別の鳥がその代わりをするのだが、鳥類全体の数が減ってきてしまうと、鳥Dの代わりがいなくなって、連鎖は断ち切られてしまう。その結果は、どうなるか? 恐らく「トカゲC」が大量発生することになるだろう。
トカゲCが大量発生すると、このトカゲは昆虫Bを食い尽くしてしまい、さらに昆虫Bの近種である別の昆虫を捕食するなどして、自然界のバランスを変えていく。それが人間にとって好ましくない結果--例えば、益虫の絶滅による害虫の発生--につながることも十分あるだろう。こんな事態を解決するためには、絶滅危惧種である「鳥D」を人工的にでも殖やして自然に還すのが真っ当な方法だ。しかし、それができない場合は、トカゲCを人間の力で減らす以外に方法はないかもしれない。
私がなぜ、こんな面倒な話をしているかというと、現在日本の野山で問題になっている「シカの増殖」への対策を考えるためだ。5月26日の『朝日新聞』夕刊には、世界自然遺産となった北海道・知床の自然を守るためにオオカミを移入することが提案されている、と報じられている。知床には殖えたエゾシカが最低1万頭はいて、森の木々を枯らし、植生を荒らしているから、この伝統的な“天敵”の導入が検討されているのだ。
アメリカのイエローストーン国立公園では、エルク・オオシカを減らすなどの目的で行われたオオカミの導入が成功したことから、この提案が行われたそうだ。この例では、10年間でシカが1万7千頭から1万頭以下に減り、河畔林が回復し始め、野鳥やビーバーも殖えたという。 ところで、同じ悩みをもつ東京都奥多摩町では、こんなドラスティックな対策は実施できないため、人間がオオカミの役割をすることを選んだようだ。
すなわち、人間がシカを捕獲して観光資源にするのである。今日(5月30日)の『日本経済新聞』によると、同町ではシカ肉料理を特産品として売り込むために建設していた食肉加工施設が同町留浦に完成して、明日から稼動するという。東京都の特定鳥獣保護管理計画にもとづいて今年度は200頭程度のシカを捕獲、この施設で解体処理、真空パック包装し、1キロ2000~5000円で販売する予定とか。それを約30軒ある同町の民宿や旅館、飲食店に優先的に使ってもらうらしい。
石原都知事もこの計画に肯定的で、26日の記者会見でこう言ったと、『朝日新聞』(30日)に書いてある--「公害利用じゃないけども、それをどういう風に利用するかということは土地の知恵でね、まあそういう試みがうまく宣伝されたら、多くの国民が、それじゃ三多摩へ行ってシカ料理を食べるかと。
日本の料理の技術は上だからね。特に東京は優れていますからね、いいシェフを招いてレシピつくってもらったら名物になるんじゃないの」。 これでは「害獣は徹底して利用すればいい」というように聞こえる。冒頭にも書いたように、自然界には“害虫”や“害鳥”や“害獣”など存在しないし、もちろん“公害”もない。すべては食物連鎖の中で栄養素を循環させているのだ。
もし“害獣”がいるとしたら、その連鎖の流れを断ち切るもののことで、それをしているのは我々人間なのである。そのおかげで人間は、生物に対する「愛」や「哀れみの心」をもちながらも、それを自ら押し殺してオオカミやクマの役割を果たそうとしているのだ。そういう自覚をもつのと「害獣は肉にして食べればよろしい」という意識とでは、少し違いがあると思う。
谷口 雅宣 10:29 PM in 動植物のこと, 地球環境問題, 食生活 | Permalink | Comments (0) | TrackBack (0) -------------------------------------------- (21世紀生長の家研究会コメント)
雅宣副総裁が現在説いている真理を一言で言うと、「反省と謝罪」の真理であるということができる。
谷口雅春時代の生長の家では人間は神の姿に似せて造られた、神の最高の自己実現であり、神の無限力と同じ無限力が人間に宿ると説かれた。その結果、谷口雅春の言葉に乗せられた日本軍は自己を神の軍隊であると錯覚して調子に乗りすぎ他国を侵略し、また、人類は大いに「神の無限力」を発揮し文明を大いに発達せしめた反面で、地球環境をも大いに破壊するなど、多くの愚行を犯してしまった。 雅宣副総裁は、このように調子に乗りすぎた谷口雅春時代に対する反省と謝罪から、谷口雅春が過去に著した戦争賛美的かつ軍国主義的色彩の濃厚な多くの「愛国聖典」を絶版にするとともに、「人間は動物と本質的に異ならない」という新しい真理を説いて地球環境保全運動に取り組んでいるのである。
上記ブログ中の「人間は害獣」の真理も、こうした「反省と謝罪」の真理の一内容をなしていると捉えることができよう。ちなみに谷口雅春時代に行われていた優生保護法改正反対運動のような取り組みが現在の生長の家では一切行われなくなった理由も、中絶件数が増えれば増えるほど人口が減少し、その分、地球上から「害獣」が減少することになるため、結果として地球環境保全効果が上がる、と副総裁が考えたからであると思われる。
今後生長の家では、「人間は神の子・無限力」ではなく、「人間は害獣」の大宇宙の真理にしたがって運動を進めていくことになった。
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このブログの管理人の書く内容は、「生長の家」となのってはいるが実に生長の家に批判的です。
おそらくは左翼の方でありましょう。大聖師谷口雅春先生を呼び捨てにしており、また生長の家の
「理念哲学」「唯神実相論」を理解しておらず、大変失礼であり、品格がありません。
しかし、同じくらい失礼なのは 3代目谷口雅宣総裁 なのではないでしょうか。
獅子身中の虫とは「氏【3代目谷口雅宣総裁】の事であります。」
平成24年は、その雅宣総裁率いる「原宿教団」は傍流となり、
素晴らしい谷口雅春先生の説かれた「真正・生長の家」の大復活の年です。