アクエリアン様のブログより
一石を投じる文章ですので、引用致します。
私の本音は最後に書かせて戴きました。
わたしはこの文章に賛成ではありませんが、
「論じても排撃しない」ところに、光で照射する生長の家の「素晴らしさ」を感じます。
ただ、今の「原宿教団」の路線は、「谷口雅春先生」を
「日本」を「御皇室」を否定する勢力なので、
何とかしなければと思います。
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雅春先生の主張された「血脈法脈一体」を選択するのか、それとも清超師の主張する「面授」のどちらを、根本的な法燈継承の原理とするのか?
その継承法を正しく選択し、是正しなければ、生長の家の混迷は、この先も永遠に続くであろう。
小生は、雅春先生の法燈継承の方針を採るべきであって、清超師の個人的好みによる「面授」形式の法燈継承は、即刻廃止するべきであると考えている。「面授」に拠る限り、「血脈法脈一体」の生長の家の精神は、崩壊するのである。
現在の生長の家の混迷は、雅春先生の「血脈法脈一体」による法燈継承を無視した点に、究極的原因がある。すべての迷いは、ここから始まった。
生長の家の真理観とまったく違う禅宗の形だけ真似て、法燈継承者を選ぶことは、間違いのもとになる。
マサノブ氏は、あたかも清超師より「面授」により法燈を継承されたかのように述べている(下記ブログ「小閑雑感」のサイトを参照)が、そもそも、マサノブ氏は、その「面授」さえ清超師より受けていなかったのは事実である。
「小閑雑感」2009年3月2日
http://masanobutaniguchi.cocolog-nifty.com/monologue/2009/03/post-0f9f.html#search_word=法燈継承
マサノブ氏が自ら告白している。清超師より本当に「法燈継承」されたのかどうか、自分自身でさえあやふやだったと、次のような逸話を紹介している。
実はですね、私も完璧な自信があったわけではない。(笑い)それで、この教修会のプログラムを谷口清超先生のところへ持っていって、「こういうものをやりたいと思いますが、この法燈継承の問題で参加者から質問が出ると思うので、一応確認の意味で教えていただけないでしょうか。私への法燈継承はあったのでしょうか?」(笑い) ─ ズバリそのまま聞きました。すると、先生は不思議そうな顔をされましてですね、「それはあなたが副総裁になった時に … 」とおっしゃった。(『歴史から何を学ぶか』178頁)
清超師から法燈継承が本当に「面授」で行われたのならば、このようなコンニャク問答はありえない。
清超師がマサノブ氏に言ったのは「あなたが副総裁になった時」、という事である。これは、当時の生長の家教規・第10条で規定されている条文に従っている。
第10条 新総裁襲任する時は、その期間中にその後継者を創立者の家系に属する者のうちより適当なる者を推挙し、推挙されたる者は次期の総裁候補として副総裁の地位につく
清超師が第2代総裁になった時にマサノブ氏が、当時の生長の家教規・第10条の規定に従って「後継者」に選ばれたのであって、面授によって「後継者」に選ばれたのではない。
清超師は、教規に従って、マサノブ氏が「後継者」であると言っただけである。
「面授した時」にマサノブ氏に法燈継承した、と清超師が述べているわけではない。
もし清超師が、面授でマサノブ氏を後継者に選んだ事実があるならば、その時点で、「法燈継承」が伝えられていた筈であるし、このような質問をする必要がなかったわけである。清超師も毅然と「法燈継承」の事実を伝えたであろう。
この問答のときの清超師の「あきれた」顔が目に浮かんでくる。
清超師は、面授での法燈継承を説きながら、実際にはマサノブ氏に法燈継承をしていなかったと言うことである。
マサノブ氏は、面授で法燈を継承したのでもな
く、雅春先生の「霊統」を受けて、総裁になったのでもないのは事実である。そのために引き起こされた生長の家の混乱とその過失の責任は、清超師とマサノブ氏がすべて負うべきである。
では、だれが谷口雅春先生の「霊統」と「法燈」を継ぐべき人物なのだろうか?
谷口雅春先生は、生長の家の法燈の継承法を、次のようにお示しになられている。
實相の完全な姿が現実世界にうつれば、教祖の教えが歪みなく教祖の血統につたわり、血脈法脈一体となりそのような見苦しい権力の争奪戦がなくなるのである。そのようの實相世界の久遠終始一貫の常住性が生長の家には現象界に歪みなく影を映すようになっているから、法脈は血脈と共に一貫して伝えられることになっている。〔『生長の家』昭和37年12月号〕。
この御文章の中で、雅春先生が「男系」とは述べておられない。それは当然のことで、雅春先生・輝子先生の間には男子のお子様が居られなかったから、当然である。
本来、3代目総裁は「次女・寿美様」に受け継がれるべきであった。
なぜなら、雅春先生と輝子先生の血脈と霊統を受け継がれたのが、唯一恵美子先生のみであった。
恵美子先生 ~ 寿美様 ~ 寿美様のお嬢様と、女系で霊統は継承されているからである。
マサノブ氏は、荒地清超師 ~ マサノブ氏 ~ マサノブ氏の子息と、「荒地家」の霊統を、男系で継がれている。荒地家には、現在、古賀浩靖氏が養子となり、祖霊祭祀を受け継がれているが、「荒地家」の霊統は、マサノブ氏が受け継いでいる。
法律的意味での「家」の継承と、霊統による「祖霊」の継承は本来違うものである。法律的には、古賀浩靖氏が、「荒地」姓を名乗り、継承していることになっているが、あくまでも、社会的法制度による「血脈」の継承に過ぎないのである。
夫婦養子(両養子)のように、まったく血縁がなくても、法律的には、家系の継承は可能である。
この「血脈」と「霊統」の継承を混同すると、だれが、血脈と霊統を継承しているのか混乱してわからなくなるので、注意する必要がある。
つまり、恵美子先生の血脈と霊統を受けるべき人物は、恵美子先生のお嬢様とその「女系」に連なる女性以外において、他にはいないことになる。
現在、「宮沢潔」氏とご結婚された寿美様は、法律上や婚姻の慣習上「宮沢」姓を名乗られているが、谷口家の霊統からすれば、雅春先生ご夫妻の血脈を受けられた恵美子先生の血脈を、正しく「女系」で継がれている方である。
雅春先生に連なる『唯一正統なる霊統』を受け継がれているのは「寿美様」であって、真の血脈と法脈の両方を継承していると考えることができるのである。
現在、聖経『甘露の法雨』、聖典『生命の實相』の版権をめぐる裁判が行われている。
この裁判の結果によっては、マサノブ氏の総裁の地位は危なくなる。それを見越して、次の総裁候補者となる「副総裁」を、近々公表する可能性がある。
もし、マサノブ氏が引退する前に、「面授」で男系の「子息」に第4代目総裁を指名するならば、「荒地家の霊統」が続くことになり、現状を維持し続けるが、万が一にでも「お嬢様」が指名されて継承した場合、生長の家の霊統は、マサノブ氏の妻「小野純子」氏の家系に移ってしまう。
小野家の霊統 ~ 純子氏 ~ お嬢様と「女系」で霊統が継承されるからである。
もし、マサノブ氏が自分の「娘」にも雅春先生の「血脈」があるのだからと考えて、継承させてしまうならば、もはや「雅春先生の生長の家」は完全になくなるのである。
生長の家唯一の師・谷口雅春先生の「霊統」が、谷口家でも荒地家でもない、「小野家」に支配されてしまうならば、生長の家は完全に衰退し崩壊するだろう。
もっともおぞましい事態が起こる可能性がある。
雅春先生の霊統と教えを守ろうとする信徒にとって、それだけは、絶対に阻止しなければならない。しかし、最悪の事態を想定しておかなければならないだろう。
もはやマサノブ氏は、生長の家総裁の大政を奉還すべき時が来ている。
マサノブ氏は、雅春先生の主張された「血脈法脈一体」の、どれも継承していない事実が明らかだからである。
雅春先生が述べられたように、生長の家の「血脈法脈一体」を正しい流れに復活させるために、速やかなる、マサノブ氏の、引退を勧告する!!
次の総裁は、最も正しき霊統に連なっている「血脈法脈一体」の者を選ぶ必要がある。
それのみが、現在の生長の家の混迷を正す、唯一の道である。
その時にこそ、雅春先生の悲願である人類光明化と、住吉大御神の宇宙浄化が、必ず実現することができるのである。
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≪実はですね、私も完璧な自信があったわけではない。(笑い)それで、この教修会のプログラムを谷口清超先生のところへ持っていって、「こういうものをやりたいと思いますが、この法燈継承の問題で参加者から質問が出ると思うので、一応確認の意味で教えていただけないでしょうか。私への法燈継承はあったのでしょうか?」(笑い) ─ ズバリそのまま聞きました。すると、先生は不思議そうな顔をされましてですね、「それはあなたが副総裁になった時に … 」とおっしゃった。(『歴史から何を学ぶか』178頁)≫
「私への法燈継承はあったのでしょうか?」
先生は不思議そうな顔をされましてですね、
「それはあなたが副総裁になった時に・・・」この「・・・・」が重要です。
「それはあなたが副総裁になった時に・・・思ったのですが、
『もう、あなたはそういう器でないから 貴康に・・』 」
という言葉が続くのではないでしょうか・・・。
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