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2011年10月20日 (木) 08時43分
未生
人を呪わば、穴二つ！！

毎回、長文のご意見、ありがとうございます。
　これだけ書くには、たいへんな時間が必要かと思います。

　小生は、そんなに時間が使えません。来月早々、大事なプロジェクトが入っているため、いつまでお答えできるやらわかりませんが。

　前回の御回答が、「論旨が混乱」している理由がお分かりですか？
　一求道者様が「マサノブ氏」を否定するために使った文章を、そのまま一求道者様に投げかけたからです。

　他を批判するものは、それと同じ刃で、自らも切られるのです。いわゆる「人を呪わば … 」です。

　ところで、さきに小生が、一求道者様にお尋ねしたかったのは、

　一求道者様は、清超先生によってマサノブ氏が「副総裁」に指名されたことを、どのようにお考えでしょうか？

　という点です。
　それに対するお答えの要点は、

　A 清超先生は雅宣先生を元の副総裁に再び迎え入れられました。このときの再就任条件は、極めて大幅な副総裁権限の付与と雅宣先生のお考えにしたがって、生長の家教団の運営を行なってよろしい、という全権委任的な内容であったと私は聞いております。〔中略〕

　しかし

　B 清超先生としては全く予想外の事であったと思います。

　と述べられています。

　Bの根拠となる、清超先生の御文章や発言をお知らせください。
　そうでないと、Ｂはあくまで、一求道者様の推論に過ぎなくなります。

　たとえば、『「法燈」は中断してしまったと考えて良いと思います。』というのも、空想の産物です。

　「全く予想外の事」であっても、清超先生は、マサノブ氏を後継者にされ続けた理由は何ですか？
　Ｂ以下の文章は、自らの仮定のうえに仮定を組み合わせており、論拠としては成り立ちません。
　もしＢであったとしても、「法燈継承」されたのは、事実です。

　E の定義にしても、
　私の考える生長の家信徒（信者）とは、名簿登録などの組織会員だけではなく、生長の家開祖の谷口雅春先生の説かれた真理を学び信じ求道し、自己人生や毎日の生活に生かしている人達は皆、生長の家信徒（信者）だと考えています。現教団の組織会員に限定する考え方は間違いです。

　「信仰」からすれば、当然です。しかし、現実の「宗教教団」は宗教法人法によって規制されております。教団はそれに基づいて運営しなければ、認可を取り消されます。

　生長の家教団に属していない人でも、雅春先生を尊敬している人々はいくらもいます。
　しかし、問題は、その人々が「教団」内部に対しても、口を出せる根拠はどこにあるのかという、問題です。

　教団内部の人間が運営するのであって、教団外の人間がいくら「信仰心」があるからといっても、そのような意見まで聞いている教団が、世界中のどこにあるのでしょうか。
　名誉毀損になる可能性が、あるだけです。国家の法律に反する行動になりかねません。

　いくら内心で、雅春先生の説かれた教えを「個人的」に信仰しているからといって、「他教団」に口出しする根拠にはならないという、ことです。だから越権行為だと申しました。

　平時だったらそうだけれども、非常時だから、と正当化されるとする根拠はどこにあるのでしょうか？
　あくまで、自己正当化（詭弁）以外の理由をうかがうことができません。



　小生が最初から問題にしている「法燈継承」について、一求道者様は、Ｈで解説されております。
　面授を行うことは、禅宗では当たり前です。面授は、悟りの段階に応じて行われます。
　面授を否定するものではありません。
　問題は、法燈継承にあたって、禅宗はいざしらず、生長の家では「不必要」だと、小生が前から主張しているのです。
　それは、雅春先生の「法燈継承」論の中には、そのようなことが一切説かれていないからです。


　一求道者様は、『「法燈」は中断してしまったと考えて良いと思います。』と述べながら、最後のところで、『教規に明文化されていなくても師による「面授」のプロセスが為されるものである事を付け加えておきます』とも述べていますが、

　マサノブ氏で中断された法燈を、「誰が」「どのような根拠」で、次の総裁に面授するのか、お知らせください。

　「法燈継承者」が中断してしまったのに、面授する人がいるのですか？
　雅春先生も清超先生も、おられませんし … 。
　一求道者様が、よもや、法燈を継承する権利はお持ちではないと思いますが … 。