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2011年10月15日 (土) 09時34分
志氣
過去記事~谷口雅春先生の「国歌君が代」「国旗日の丸」について
(567) 谷口雅春先生の「国歌君が代」「国旗日の丸」について 投稿者:国歌旗法制定の同志
『日の丸』と『君が代』に誇りを
谷口雅春先生
◆日の丸を排斥する謀略
生長の家の人はすでに知っておられることですので、
特に申し上げることはないのでありますが、
『君が代』にせよ『日の丸』にせよ、
反対せられるということは、結局
『日の丸や君が代が戦争につながる』ということを、
左翼の人達が宣伝したところに根源があると思います。
ところで、どこの国でも、戦争のときには
事あるごとに国歌をうたい、
その軍隊は国旗を掲げて戦争するのです。
そうすれば、どこの国の国歌も国旗も、
ことごとく戦争につながることになるのであって、
特に日本の国だけが戦争のときに国旗をかかげ、
国歌をうたったというわけではない。
戦争というものは、国の総力をあげて、
総力を尽くしてするのだから、国家の象徴たる
国旗を掲げて全力を傾注するということは
当然のことであって、〃非常事態〃を
のり超えるには、どこの国もそうするわけです。
だから、国旗をかかげることが特に戦争に
つながるのではないのであって、
そういう国の総力を結集しなければならない場合には、
国家の象徴たるものを出して
精神を一つに集めるしか仕方がないから出すのであって、
その旗をもって戦争につながるというのだったら、
日本だけを排斥しないで、かつて戦争した
一切の国に呼びかけて『お前の国はこういう旗を
掲げて戦争したではないか』という世界的運動を
起すことこそ本当であると思うんです。(拍手)
そうでなければ、なぜ、日本の国だけ
国旗国歌が戦争につながると排斥するか、
それは片手落ちで自己毀損を敢えてする
ということになるのです。
そんな自己毀損を敢えてするのは結局、
左翼の宣伝にのって日本弱体化、
あるいは日本が一つの心にならないように、
分裂させるための謀略にのっているものだ
というふに考えられるわけです。
天皇の御代をたたえる『君が代』
次に、国歌の『君が代』の解釈についてですね、
ふるい時代の〃君〃は《あなた》のことであり、
〃君が代〃とは〃あなたの代〃の意味で、
国歌の内容は『《あなた》がいついつまでも
永生きして幸せでありますように、
というほどの意味であります』という解釈があるが、
これは国民を欺くものだと思います。
こういう解釈は『君が代』の歌を
保存するために、わざと国歌の本来の
意味をまげたものであると思うので、
その解釈には僕は反対します。
それは
《大君》は神にしませば
天雲の雷(いかずち)の上にいほりせるかも
というような歌(柿本人麻呂作・『万葉集』)も
あって、天皇を《大君》とお称びしていることも
ありますけれども、『君が代』が
国歌として定められ国歌として唱われてきた
明治以来の歴史的伝統の意義は、
決して新解釈による民主的な〃あなた〃
という意味の〃君〃という意味ではなかったわけなんですよ。
それはこの歌の作者が最初に
どういう意味で歌ったか、それは不明で、
〃あなた〃という意味で詠んだという
ことは憶測にすぎないわけです。
(『古今和歌集』巻七の賀歌に
〃読人しらず〃として「わがきみは
・・・・・〈以下同じ〉」の和歌があり、
これより採録したと伝えられる
『和漢朗詠集』〈安貞奥書本と称せられる写本〉
の祝歌(ほぎうた)の最初には、現今の
『君が代』と同歌詞となっている)
われわれが明治時代から敗戦に
いたるまでの長い間、どういう意味をもって
『君が代』を歌ってきたかというと、
決して〃あなた〃というような意味を
もって歌ってきたわけじゃないのです。
原作者はどういう意味だったといっても、
それは作った瞬間の話であって、
『君が代』が国歌に制定されるまで
― 約一千年 ― の間、国民の間に
朗詠されながら伝えられてきた
歌の精神、さらにわれわれが伝統的に、
何十年の間うたって来たのは、『大君に』
という意味にとって歌ってきたわけですね。
ですから時代が変ったからといって、
その伝統的な意味をこわしてしまうことは
いかんと思う。それを本来の意味をこわしてしまって
〃『君が代』の『君』は『あなた』という
意味でこれは民主的である〃といって時代に迎合して
保存するのだったら、それをのこすなんの
意義もないことで、国歌としての価値はなくなってしまいます。
真実の価値はやはり『天皇の御代は
・・・・・・』という意味でなければならないと思います。
日本の国はいまだ亡びず
ところで『君が代』が今もなお
『天皇の御代』という意味であっても、
別に差支えないと思います。
日本の国は天皇の建てられた国
であって、マッカーサーが建てた国でもなければ
、フルシチョフが建てた国でもない。
儼然として神武天皇がお建てになった国なんです。
これは事実です。
それが憲法がかわり、
〃民主的〃な憲法になって、
天皇が象徴というような変な名前になっているけれども
― 私は現憲法は無効論の立場にいるのだが ― たとい
現憲法が有効であったとしても、
明治憲法の73条によって、
(占領下ではあったが形式的には)それは
天皇の御意志によって(註・憲法の変更は
勅命を以て帝国議会にはかる)改定せられるという
ことになったわけだから、現行憲法にも
天皇の御意志が続いているのです。
そして日本の国が続いている。
だから『大君の御代がそのままつづいている』
という伝統的解釈は、今の憲法においても
別に矛盾するものではないわけです。
天皇の御意志によって今日の
民主的な国のあり方に変って日本の国が
《つづい》ているのであって、
もし今の憲法が有効であるにしても、
日本の国はいまだかつて神武建国以来、
滅びたことはない。そうすれば『君が代』の歌を
『大君の御代が永遠につづく』という
古典的意味のままで歌いかつ保存しても、
別に差支えがないというふうに思うわけなんです。
それから、『さざれ石のいわおとなりて』
の解釈は『砂が巌になるはずはない、
科学に反する』という反論はまちがいで、
これは地質学専攻の鹿沼景揚理学博士が
おっしゃるのですから、さざれ石が巌と
なることは科学的でまちがいではありません。
それを立証するものとして、
私はアメリカのあるところから掘り出された
小さな魚の化石を見たことがあります。
あの魚はきっと、化石になる前には砂の
中に埋もれておって、それが何かの
はずみに圧迫され、、あわりの砂とともに
長年月の間に岩石になって化石ができた
ものと考えられるわけです。
現にああいう実物があるのだから
『さざれ石のいわおとなりて』は、
決して科学的に反対するものではないと
いうことが明らかだと思います。
2011年08月20日 (土) 07時18分
(572) 日本人は戦争にトラウマがある 投稿者:分析員
『日の丸や君が代が戦争につながる』ということを、
左翼の人達が宣伝したところに根源があると思います。
左翼に乗せられてしまうような要因もあるのではないでしょうか。
たとえば戦中は日本軍は武器 食料 弾薬尽きてもなお戦い 投降・降服は一切認められず最期は万歳突撃や自決を繰り返しました。
国のため陛下のためなら死ぬことが名誉と次々に玉砕戦を繰り返し、対する米軍はあらゆる殺戮兵器を駆使し虐殺の限りを尽くし、原爆まで投下してしまいました。
これはあきらかに軍部の作戦のミス 補給のできない兵線の拡大がもたらした悲劇も数限りなくあったわけです。
むこう100年 いや1000年は戦争の悪夢が語り継がれ戦いができない国民性になっていくような気がします。
こんな戦いをした日本軍です。天皇の存在があったから負ける戦いも強引に続けたと解釈する者がいても
2011年08月20日 (土) 11時39分
(592) 天皇は国民を生かした 投稿者:分析員
天皇の存在があったから負ける戦いも強引に続けたと解釈する者がいても
これも誤解される文章ですね。軍の暴走はあったが最後は天皇陛下の聖断があったから日本は復興したことはわすれてはいけません。
軍の論理は天皇とは切り離すべき