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(1067) これは生長の家全信徒必読の文章です。 投稿者:    愛国の道




これは生長の家全信徒必読の文章です。

●「生長の家」の運動方針についての批判

(竹之内虎治郎)

「天皇国・日本」とはどういうことか

 どうも変だ、変だと思いながら、ほとんど惰性で「生長の家」の信徒としての生活を送りながら、諸先生方の書いたり言ったりしているのをいろいろと検討していて、ついにその元凶と思われる文書に行きついた。それは平成十一年四月一日付けの『聖使命』紙に掲載された「生長の家」副総裁谷口雅宣氏の「運動の歴史と『天皇国・日本』」と題した新年度の「運動方針」について解説した一文である。この運動方針がその後変更されたという発表はないから、現在でもこの運動方針で教団が運営されているとみられる。


 そこでは「天皇国・日本」「政教分離」についての途方もない誤りがあり、その誤った解釈で教団が運営されていたのかと思うと“ぞっと”戦慄せざるを得ないのである。


 谷口雅宣氏はその運動方針を説明するにあたって総裁谷口清超先生の『生長の家は伸びる---両軸体制ハンドブック』の文章を巧みに引用して、その権威の影に隠れるような形を装って、それへの批判は総裁先生への批判であるかのような印象を読者にあたえながら、巧みに批判を避けようとしている。ところが、総裁先生の「天皇国・日本」「政教分離」についてのお考えはまったく違っているのである。


 谷口雅宣氏は「天皇国・日本」について、歴史の進歩とともに「だんだんそれに(神の国に)近づいていく」という十九世紀的な歴史的進化主義の立場をとっている。


 同氏によれば「『天皇国・日本』というのは、天皇のご生活---これは、我々はいろいろな所で教わっていますが---神意を第一として物事を行っていかれるという天皇の生き方、神意が中心になる生き方が、我々個人のレベルにもどんどん弘まっていくことによって、それば民主主義の国だったら、結果的として、そういう神意を重んじる政治家が多く選ばれるであろうし、そういう経済活動が行われるであろうし、そういう学問が研究されていくであろう。そして、神の国に近づいた国家が現実のものとなる---こういう文脈の中で『天皇国・日本』は説かれているのです」という。


 冗談じゃない。「天皇国・日本」というのは、やがて何時の日にか、くるかこないか分からないで、歴史的進歩によってだんだんそれに近づいていくというような歴史的進歩主義の観念的な理想としてあるのではない。「天皇国・日本」とは、われわれ日本国民の魂の奥の奥底にある実相である。谷口雅春先生は、たとえ敗戦で現象の三日月のような日本は沈んでも「実相円満の日章旗のやうにまんまるい日本の国は無くなってはゐないのである」(『秘められたる神示』「日本の実相顕現の神示」)と教えられた。


もちろん、現象的にはそれは見えない。だが、実相においてはすでに存在しているのである。もし、「天皇国・日本」ということが、だんだんそれに近づいていくという歴史的進歩主義の観念的な理想だとしたならば、谷口雅宣氏自身が『神を演じる前に』で、こういう歴史的進歩の観念や科学技術の発達に疑問を投じているのと矛盾するのではないか。谷口雅宣氏が『神を演じる前に』で得意げに書いているように、遺伝子組み替え技術やその他の生命科学・技術の発達で、人類の歴史は、だんだん「神の国」に近づいているのではない。むしろ逆に遠ざかっているのである。神は「死んだ」か瀕死なのである。だからこそ、人間が「神を演じ」ようとさえしているのだともいえる。そこに人間が「神を演じる」ことで、つまり実相の「天皇国・日本」を直視することで、「神を演じる」人間の宗教的救済をもとめなければならないのではないだろうか。

それなしには、「天皇国・日本」というのは、やがて何時の日にか、歴史的進歩によってだんだんそれに近づいていくかもしれないという歴史的進歩主義のたんなる観念的な理想となってしまう。
 この谷口雅宣氏は、「神想観」の実修ということをほんとうに理解しているのか、どうか疑わざるを得ない。同氏は評論家の評論として「『天皇国・日本」と聞きますと、短絡的に考えて、天皇陛下が国政の最終段階でいろいろなことを行う権限をもつことだ、と思いがちの人もいらっしゃるかもしれませんが、ここにはそのようには書いてありません」そうではないと書いている。


だが、われわれは、日本国民の魂の奥の奥底にある実相としての「天皇国・日本」の実相を直視するのである。谷口雅春先生は教えられた。実相では「神洲日本は不滅であり、永遠に滅びることはない。滅びたやうに見えてゐるのは実相が蔽ひ隠されてゐるだけである」(前同)。その「神想観」では、天皇陛下がさまざまな世俗的な権能をもつようになることなどはとんでもない矛盾なのである。


谷口雅宣氏は「天皇国・日本」の実相を直視したことがあるのか、どうか疑わざるを得ないだろう。


観念的な理想と実相の直視とは違う

 だから谷口雅宣氏は「天皇国・日本」というのは一つの観念的な理想だという。


 同氏によれば「生長の家でいう『天皇国・日本』とは、大変深い意味での“理想国家”を指しているのです。単なる政治制度でも、心情主義でもない。それを実現する方法も、政治的な数のバランスを考えて、議会でこれだけの数を取ったら憲法を改正する(中略)そうではなく、天皇の生き方を模範とし、神意を第一とする生き方が一人一人の国民の間に弘まっていき、外国においても、キリスト教の国ならば“神の国”や“神の国の義”を第一にする人々の数が増えていけば、そこに神意が現成した素晴らしい国が建設されるだろうという意味であります」と書いている。


 けれど「天皇国・日本」というのは、長い歴史と伝統に培われた日本国民の実相であり、たんなる観念的な理想ではない。観念的な理想とは、まだどこにも無い、「在らざる」ものへの見果てぬ夢としての観念的なイメージである。ところが、実相とは、「すでに在る」ものであり、それは宗教的な実在なのである。


 宗教的な実在とは、たとえばキリスト教徒にとっては「最後の審判」ということは宗教的実在なのであり、キリスト教徒以外のものには「最後の審判」などということは形而上学的な虚構にすぎないとしても、誠実なキリスト教徒にとっては、それは「原罪」、聖母マリアの「**懐胎」、キリストの「復活」などの神話とともに自分で自分を堅く縛っている宗教的実在なのであり、それは観念的な、または思想的なイメージでもイデオロギーでもなく、精神作用として自分で自分を厳格に監視する宗教的信念における実在なのである。


「京にいて京なつかしやほととぎす」(芭蕉)なのであり、現実の京都に居ながら、なお実相の京都をなつかしんで鳴くほととぎすのように、「すでに在る」「天皇国・日本」の実相を直視することが、宗教としての「生長の家」の信徒に求められているのではないだろうか。


 谷口雅宣氏は、一流の評論家とはとても言えないが、二流か三流の評論家として、思想的観念と宗教的想念とを混同している。「生長の家」では「すでに在る」「天皇国・日本」の実相を直視しようとする。それが「神想観」の実修なのであり、それは観念的な理想ではないのである。観念的な理想としては「天皇国・日本」などというイメージは、在るかないか分らない未来への漠然としたイメージにすぎない。「天皇国・日本」とは、日本の民族的な宗教的想念としての実在なのである。


「政教分離」「信仰の自由」および「政治と宗教のかかわり」について

 谷口雅宣氏は「信仰の自由」や「政教分離」についても同じような過ちをおかしている。 例によって谷口雅宣氏は総裁谷口清超先生の文章を多用することで批判をかわそうとしているのだが、その意図は明らかである。


 谷口雅宣氏は「信仰の自由」や「政教分離」という政治制度が、人類史の進歩によってだんだんもたらされたというが、それは違う。欧米諸国で「信仰の自由」や「政教分離」という政治制度がもたらされたのは、十六世紀の終わりから十八世紀の初めにかけてキリスト教の旧教と新教との血みどろの宗教戦争がつづいた結果であり、政治の場に宗教的な相違を持ち込まないようにしようという思想が生まれたからである(モンテスキュー『法の精神』)。


 同氏は、国家が国民の宗教を定めること(国教)をなにか未発達なもの、「だんだん進歩して」「信仰の自由」や「政教分離」がもたらされたかのようにいうが、それでは現在の中国はどうか、そこでは中国共産党の一党独裁のもとで社会主義イデオロギーが国民に強制されていて、「信仰の自由」どころか、思惟、思考、思想の自由さえもない。人権もしばしば無視されている。しかし、社会主義イデオロギーとナショナリズムとを巧みに結合しているのである。中国人は本性的にアナーキーであり、「天帝、我において何かあらんや」という無政府主義の心情的な傾向が強い。このとかく雲散霧消しようとする中国人の心情を中国共産党は一党独裁というかたちで愛国主義のナショナリズムをかきたてているのである。


 国教を保持している国、イスラエルのユダヤ教でも、アラブ諸国におけるイスラム教でもみな同じである。つまり、「信仰の自由」や「政教分離」は、人類史の進歩によってだんだんもたらされたようなものではなく、それぞれの国の歴史や伝統から生まれたそれぞれの「文化のかたち」なのである。こういうそれぞれの国民や民族の「文化のかたち」を無視したアメリカ流の一元的進歩の歴史観からは、ほとんど必然的にハンチントンの『文明の衝突』という考え方が生まれるのである。


 谷口雅春先生の教えはそうではなかった。アメリカ流の一元的進歩史観などはとらなかった。谷口雅春先生は、○○教でも、××教でも、△△教でも、教えの光が最も輝いているところが「生長の家」なのであり、高天原なのであると教えた(『秘められたる神示』「万教包容の神示」)。


その解説では「実相世界が、『日の本』即ち『光の本』であり、『たかあまはら』であり、それが『生長の家』であり、それは此の世の国(現象世界)ではない。それは現象世界の奥にある世界である。そしてその現象世界の奥に一切の救済の本地、即ち『十字架の本地』も『卍の本地』もあり、それが『天爾(てんに)の家』即ち『天の御心そのままの家』であり、それが一切の生命が発現する根元たる『巣(す)』であり、一切のものが統一せられる本源の『統(す)』であると教へられてゐるのであります。だからすべての魂の救済の本源地は実相世界である。その実相世界が『生長の家(たかあまはら)』であって、そこから色々の宗門が派出してゐるのであるから、一つの宗門なるキリスト教も『生長の家』の内にあり、一つの宗門たる仏教も『生長の家』の内にあるといふことが示されてゐるのであります」(前同)とされていた。これが「万教帰一」「万教一元」のほんとうのかたちなのであると思う。


「政治と宗教とのかかわりあい」についても、いろいろと言葉を飾っているが、要するに谷口雅宣氏はアメリカ流の一元的進歩主義で「“右翼”とか“民族派”などと呼ばれている人たちの政治的な考え方と同一視されないようにしなければいけない」という運動方針をしめしたのにすぎないのである。谷口雅宣氏が宣伝するアメリカ流の一元的進歩主義は、先に書いたように同氏の『神を演じる前に』で自己破綻しているのだが、それを無視して、政治とのかかわりをすべてなくしていこうとする。同氏には右翼や民族派についての厳密な考証はまったくない。ただお粗末なアメリカ流の一元的進歩主義があるだけである。


 谷口雅宣氏は、民族派は右翼との関係を絶ちたいといっているのだが、果たしてそれでいいのかどうか。中国や韓国のナショナリズムは「コロニアル・ナショナリズム」(M・ボール『民族主義と共産主義』)である。コロニアル・ナショナリズムとは、自分たちを植民地化したものへの憎悪、反感、怨恨という「恨めしい」感情のナショナリズムなのであり、自分自身で何かを創発するナショナリズムではない。日本の民族派や右翼も、対米関係と対中関係のはざまにあって、目標を見失っている。そのためにともすれば盲目的に中国や韓国のナショナリズムと日本ナショナリズムとが衝突してしまう危険性が大きい。


「生長の家」はこれらの日本ナショナリズムに正しい目標と方向をあたえるべきではないのだろうか。実相哲学はここにおいて偉大な力を発揮するのではないだろうか。


2012年07月01日 (日) 22時12分


(1068) 「実相哲学」を知らないのが3代目なのです。 投稿者:    清水でら

《「生長の家」はこれらの日本ナショナリズムに正しい目標と方向をあたえるべきではないのだろうか。実相哲学はここにおいて偉大な力を発揮するのではないだろうか。》

 
実相哲学はここにおいて偉大な力を発揮するのでは・・

その「実相哲学」を知らないのが3代目なのです。
日本の「二二ギノミコト降臨」も知らず・・

神武降臨と、「生長の家」のエライ先生方に教えている先生です。


2012年07月01日 (日) 22時18分


(1069) 雅宣総裁の実相観 投稿者:MU

 私も十数年前からの講習会から、ずっとこの雅宣現総裁の講話における「実相観」に疑問をもっておるわけです。

 現総裁の実相観は「いつか到来する理想への期待感=実相観」であります。

 これは氏の芸術観にもあらわれております。

 簡単に言いますと「現象の不完全に対する不満をいつか訪れる実相顕現の期待感で満足したような気になりなさい。」とおっしゃってる。


 「子供は大人と比べて不完全であるが、いずれ「大人」という完成形になり無限力を発揮するから、その可能性を見ることが実相観だ。」

 これは雅春先生がご推奨された「実相観」ではありません。

 雅宣総裁の「実相」は「未来」という「時間」に縛られています。
 「実相」とは「時間」というものに縛られる世界ではありませんから。「時間」に縛られるのはやはり「現象」です。

 よって雅宣総裁の「実相観」は「現象観」にすぎないといわざるを得ないのです。

 「環境」においても、「芸術」においても、「教育」においても、「国体」においても、やはり雅宣総裁は「現象観」で対処されようとしています。よくいえば「現象期待観」です。

 それがどういう結果をまねくか、甘露の法雨で神は
『夢を追うて走るものは 永遠に神の国を建こと与わず。』
 とはっきり仰っております。


 
 


2012年07月02日 (月) 11時30分


(1076) 「谷口雅春先生を否定する世界最大の勢力・『原宿教団』!!」 投稿者:   iiko

「生長の家今昔物語」より引用。

 多くの方に読んでもらいたい。

 いまの「生長の家」を葬ろうとしている・・

 「左翼・原宿教団」の元凶は・・・・・。



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・・・開祖・谷口雅春先生の迸る“憂国と愛国”の情の具体化された『生長の家政治連合』(生政連)の誕生から実質解散までの経緯でありますが、その中の特に、『生政連』の活動停止(実質解散)に関して大きな疑問点があるのであります。

 この公表されていない裏面の真実を知らなければ今日の原宿教団の状況と第三代目・谷口雅宣先生の“民主党・鳩山政権を歓迎!”の真相が理解出来ないと思うのであります。




 
<問題点1>



副総裁・谷口清超先生がこの『生政連』の活動停止(実質解散)の決断を下された訳ですが副総裁・谷口清超先生は総裁・開祖・谷口雅春先生の御意見を何ら聴く事もなく、相談もせずに全くの独断でなされたのであります。

 開祖・谷口雅春先生は昭和50年1月13日に長崎県西彼町の九州別格本山へ移られて『龍宮住吉本宮』の建設に当たっておられました。東京本部の事は副総裁・谷口清超先生がなさって居られたのであります。

 とは云っても、開祖・谷口雅春先生の終生の御悲願・日本国実相顕現のための『生政連』、それの実質解散と云う重大な事を何故、独断決定され発表されたのか。

 事実この事について開祖・谷口雅春先生は全くツンボ桟敷に置かれて居られ、非信徒の知人からの手紙で始めてお知りになられたのが真相であります。

 その証拠に第三代目・谷口雅宣先生監修『歴史から何を学ぶか』P.59-60<生長の家政治活動の終息>に於いても総裁・谷口雅春先生の<御承認を得て>とか<御決済を得て>といったコトバはないのであります。これが第一番目のミステリーであります。



 
<問題点2>



 副総裁・谷口清超先生がこの『生政連』の活動停止(実質解散)の決断を下された訳ですが、その決断を総裁・開祖・谷口雅春先生に知らせずに行ったことについての第三代目・谷口雅宣先生の影響の有無であります。帰納法論理で考えて行けば、答えは「イエス」、しかも『強力なるイエス』であります。その論拠は・・・

(1)第三代目・谷口雅宣先生は、学生時代から「生学連」運動には不熱心でむしろその言動は逆であったことであります。左翼の「全学連」と同類の人であった。

(2)開祖・谷口雅春先生の御著書を真剣には読んでいない、拾い読みの程度と自ら話されている。従って、思想的には開祖・谷口雅春先生の教えには共鳴、賛同されていない。むしろ対極(反対派=左翼派)である。

(3)九州の「龍宮住吉本宮」建立の時にも“何故あのようなものを造るのか理解出来ない”と感想を洩らしておられた。

(4)戦争は、迷いと迷いの自壊現象であると認識され、如何なる理由があっても、所詮は人殺しである。と純子先生共々御認識(平成16年8月号理想世界「平和こそ美しい」をお読み下さい)従って、自衛戦争・自衛隊も“人殺し”・“人殺し集団”との御認識。

(5)第三代目・谷口雅宣先生は開祖・谷口雅春先生の時代の生長の家は“明らかに右寄り(右翼)”と御認識”(『信仰による平和の道』)

また、大東亜戦争は侵略戦争、仕掛けた日本は「悪」で、それを阻止した連合国は「善」と御認識(平成4年3月号・理想世界および宇治・精霊招魂神社祝詞の改竄の事実)

(5)開祖・谷口雅春先生の御著書の内、主として日本国家論・愛国論・教団の歴史・日本神話について説かれたものを絶版処分(神示講義に至るまで)

(6)清超先生と雅宣先生とは血の繋がった実の親子の間柄、しかもお二人とも宗教よりも藝術への関心が強く深い。更に宗教家と云うよりも学者的性向のひとである。

 従って、家庭内ではザックバランに遠慮なく頻繁に『生政連』のことについても始終話し合われていたと思われる。

(7)その、親子同士の話をされる時のリーダーシップは雅宣先生のほうにあったと思うのが至当であります。清超先生は息子の自由意志を尊重し受け入れるタイプの御性格でした。したがって第三代目を継ぐに当たっても息子の自由意志にまかせてしまわれたのでした。

 普通なら「法燈継承」と云う最重大事項は、父親としてではなく“法の師”として、杯の水を一滴も残すことなくソノママ移し替えるに足る“資格と器”を有するかを日頃の言動と悟りのレベルをテストする正式面授を通して厳正に判断されるべきであるのに「継ぐか否かは、あなたの意思のままに・・・」が真相のようであります。

 一方、雅宣先生は極めて押し強く自己意志強力貫徹型(横車押し之介タイプ)と拝察されます。故に、最後には、息子の意見が通ることになります。

(8)上記の事は、単なる推測ではなく次の様な事柄からも“然り!”と思われるのであります。

 開祖・谷口雅春先生は第三代目・谷口雅宣先生の大学進学については「皇學館大学」を希望されて居られましたが、御本人は「青山学院大学」を希望、父親の清超先生は息子の希望の方を優先されました。(皇學館大学は日本精神を重視、青山学院大学及び、後に留学された米国・コロンビア大学は共にリベラル派系(左翼系色彩の強い大学)であります。

 『新しい開国の時代』を読めば清超先生も、リベラル、グローバリズム思考であり、雅宣先生と同じ思考傾向であることが判るのであります。

(9)雅宣先生が議長の会議では、たとえ目上の総裁・清超先生が出席されていても異なる意見を清超先生が言われたら「議長は私ですから」とその発言を封じ、最後は自分の意見を採択されるのであります。限度をわきまえない以上の“傲慢”な御性格。

(10)平成2年11月21日、雅宣先生は「副総裁」に就任されましたが、具体的権限が無かったので総裁・清超先生に辞職願を申し出られました。

 結局、雅宣先生は清超先生の慰留を受け入れられましたが、その条件として「思うとおりに(教団運営を)してよろしい」と云う清超先生の“お墨付き”があったのでした。

 これは現在でも続行されている。反対意見をもつ人の追放(左遷人事で自主退職に追い込む)、義兄・弟さん達の追放、開祖・谷口雅春先生の御著書を絶版処分、清超先生推奨の「台湾人と日本精神」の強圧的販売停止、億単位での裁判費用、開祖・谷口雅春先生天啓神授の御教え内容の換骨奪胎等々・・・に対して総裁・清超先生は何も忠告や修正をされないで帰幽してしまわれた事実によって証明されております。

 しかし、たとえ“お墨付き”があっても目に余ることがあれば総裁の権限を以ってすれば更迭も出来たのに敢えてされなかったのであります。これが第二番目のミステリーであります。




<問題点3>


 
 最大の疑問点――普通人の感覚では解決出来ない疑問点の数々(何故だろう?なんでやねん?)があります。

(1)総裁・清超先生の手許へは、多くの心ある信徒達から「雅宣先生の説かれることはおかしい?何とかして下さい!」との直訴状が相当数届いていたのであります。しかし、清超先生は動かれなかった。その直訴状の内容をそのまま携えて霊界へいかれた。

(2)「小閑雑感」のプロフィールで“宗教家”であると公言していながら、義兄の宮澤潔先生の依願退職を懲戒解雇扱いにして退職金を出さなかったり、実弟の貴康先生を左遷人事で退職に追い込んだり、清超先生のお通夜で義兄の荒地浩靖先生を座敷へ上げず門前払いにしたり、

“嫁・姑の問題があるから”と云う理由で母親の恵美子先生との同居を拒否して隣に住まわせしかも家賃を取る(?)、兄弟その他の裁判で高額の弁護士費用(億単位)を教団資金=信徒の奉納金=僅かの年金収入の末端信徒の一灯(聖使命会費)の集積から支払われた。

(3)開祖・谷口雅春先生の御教えの内容や教化方針の中で(今まで、どうかな?と思いながらも、それに触れる事は)タブー視されていた事に関して今後は積極的に挑戦(採り上げて修正)して行くと公言されている。(『歴史から何を学ぶか』P.77)

(4)第三代目・谷口雅宣先生御夫妻は共に開祖・谷口雅春先生の御教えに反する左翼的内容の文章を堂々と掲載し、また、自らのセレブ生活(休日には別荘へ・毎日の食卓の写真の連日公開)をブログを通じて一般公開し続けている。

(5)清超先生は絶対的にされなかった分野、すなわち肉体頭脳で「祈りのことば」・「毎日の真理のことば」を開祖・谷口雅春先生を真似して堂々と作り発表している。

(6)教勢の衰退現象に対して最高責任者として何の反省も感じておられない。等々・・・

     平成21年10月7日発信



    
       本当の「生長の家」を伝え遺す信徒連合・作成



2009-10-06 11:15 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |

    コメント

2009年10月07日(水) 11:54 by 真実の目 コメント削除

以前より拝見しておりました。

下手な本部講師よりも勉強されていておどろきました。
書かれていることの大筋はいつも同意して見ておりましたが、
今回は明らかな間違いが書かれておられるので真実をお伝えしておきます。

生政連の活動停止は、谷口雅春先生は事前に知っておられました。
理由の大半は、ここにも書かれていたように以前に活動を停止した理由と変わりはありません。
むしろ自らの政党を立ち上げるぐらいに「教勢拡大」するまでは
自民党に利用されるだけだと考えられた結果です。だからこそ生政連解散ではなく
「活動停止」という決断だったのです。この時の決定にはマサノブさんは関与していません。
したがって、清超先生とマサノブが話し合ったという事実はありえません。

 関与したのは海外から戻り本部に入ってからです。
「活動停止」を利用して事実上政治からの完全撤退に誘導したのがマサノブ氏です。
当事学校建設の機運が高まり、そのための教員養成をかねた幹部養成学校が開設されることになりました。
その事業に生政連のプールされた資金も使うかどうかという問題のころに
生政連は今後どうするかという話題になり、マサノブが事実上凍結・廃止する方向に進めました。

2009年10月07日(水) 12:02 by 真実の目 コメント削除

上記の<問題点2>の(6)~(8)は貴殿の推測にすぎず、事実関係を知るものとしては
[間違っている]と断言できますので,よくよく調査された上で書き込まれますことを希望します。
2009年10月07日(水) 13:58 by アクエリアン コメント削除
真実の目さんのコメントは参考になりました。

>生政連の活動停止は、谷口雅春先生は事前に知っておられました。理由の大半は、ここにも書かれていたように以前に活動を停止した理由と変わりはありません。むしろ自らの政党を立ち上げるぐらいに「教勢拡大」するまでは自民党に利用されるだけだと考えられた結果です。だからこそ生政連解散ではなく「活動停止」という決断だったのです。この時の決定にはマサノブさんは関与していません。

なるほど、そういうことだったのですか。
日本国実相顕現という根本の教義を廃棄したというわけではないのですね。

開祖谷口雅春先生の法灯を継承するというのならば、政治活動は停止しても、思想運動は停止してはいけない、ということだと思っています。

したがって、雅春先生の愛国書の絶版処置などは、法灯継承者として
絶対にやってはいけないことだと考えています。

今後の生長の家の宗教活動はどのような形態が、最も好ましいのか、ということを考えると、確かに、かつての政治団体の集会かと思えるような雰囲気はいかがなものか、と感じていた人も多かったのではないか。

しかし、現在のような左翼思想を抱く人を頂点に戴く組織にも居心地の悪さを感じている人も多いと思います。

谷口雅春先生の法灯継承のためには、どのような活動形態がこの時代に求められるのか、このブログの執筆者のご意見や皆様のコメントを参考にしながら考えていきたいと思っています。


2009年10月07日(水) 23:08 by 桃太郎 コメント削除

合掌ありがとうございます。
そうですね、谷口雅春先生はそのような状態をよく理解されていたと私も思います。
そこで長崎総本山の丘のうえに七つの灯台を建立されて、その石塔に

・天孫降臨皇御國成就燈 
・伊邪那岐文化成就燈
・伊邪那美文明成就燈
・三界萬霊悉皆實相開顕成佛燈 
・地上天國世界連邦成就燈
・萬物一元萬教帰一成就燈
・君民一體地上天國成就燈

    の神示を刻まれたと思います。我々はこの神示を実践し
    顕現運動を続ける事が本当の光明化運動であります。



////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////




















(ここにプレビューが表示されます)





2012年07月02日 (月) 21時28分


(1077) 「神示」の実践あるのみ。 投稿者:   光☆星

《 合掌ありがとうございます。

そうですね、谷口雅春先生はそのような状態をよく理解されていたと私も思います。

そこで長崎総本山の丘のうえに七つの灯台を建立されて、その石塔に

・天孫降臨皇御國成就燈 
・伊邪那岐文化成就燈
・伊邪那美文明成就燈
・三界萬霊悉皆實相開顕成佛燈 
・地上天國世界連邦成就燈
・萬物一元萬教帰一成就燈
・君民一體地上天國成就燈

    の神示を刻まれたと思います。我々はこの神示を実践し
    顕現運動を続ける事が本当の光明化運動であります≫


  上記の・・・このお言葉につきますね・・。


2012年07月02日 (月) 21時39分




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