もういいかげん右脳左脳論を流布するのはやめたらどうだろうか?
(以下引用文)
「右脳型・左脳型という迷信は1800年代からあります。片側の脳にダメージを受けた人が特定の能力を
失ったことに注目したドクターが言い始めた説です。しかし、脳をスキャンしてみると、右脳と左脳は当初
考えられていたよりももっと複雑にリンクしていることがわかりました。つまり、情報を整理して問題解決
しようとしているときも、クリエイティブな思考が必要なタスクを行っているときにも、脳の片側だけではなくて
両方を使っていることがわかったのです。ただ、左脳が右半身、右脳が左半身をコントロールするという
のは正しい説明なので、右脳を損傷すると左半身に麻痺が出るというのは本当です。」
この迷信を用いて、左利きの人の想像力、失読症、同性愛までも説明しようとされたこともありましたが、
サウスポーについてはまだ謎が多いのが事実です。確かに、利き手による性質の違いは見られますが、
想像力がより高い人は情報処理能力が劣るとか、その反対のことは起こりません。つまり、両方に秀でる
ことは可能なのです。