合掌、ありがとうございます。
私は元、教区役員を拝命いたしておりましたが、どうしても雅宣総裁にはついて行くことが出来ず、組織から暇乞いを頂いておりましたが、この掲示板を見て、雅宣総裁が遂に聖典・聖経まで放棄したことを知り、このままにはして置いてはいけないと思い書き込ませていただきます。
「水戸黄門」様のご意見は実に明快なものです。雅宣総裁の「今の教え」はどう考えても、開祖の『御教え』ではないから、「生長の家」と言う看板は返却されねばならない。そのためには、雅宣総裁が「生長の家」から辞去してもらって、地球環境保護運動に専念してもらう。その独立をスムーズならしめる条件交渉をすべき、というものであります。東京高裁の公訴審判決も敗訴見通しであり、聖典聖経の破棄通達によって信徒離れは加速、この様な教勢の急激な衰退の事態であるから、ここらで舵を大きく切り、雅春先生の『御教え』復活をなしとげる、これは現下の日本国家のためにも絶対的に必要な事だと主張されています。私は全面的に賛同申しあげます。
一方、「和解」案を具体的にご提案いただきました「試案橋」さまは、その試案の書き方、内容から察するに、教団事情に相当明るい方であると拝察申しあげます。和解試案も具体的で結構でありますが、只一つ、大きな疑問点がございます。それは、雅宣総裁に対して<悔い改めの余地>を残した和解案の必要を言われております。果たして、雅宣総裁が、ここまで教勢を低下させ、ご兄弟を追放し、信徒をして、「今の教え」信奉派と「開祖の『御教え』信奉派に分裂させた全責任を感じて雅宣総裁が悔い改めて、「試案橋」さまの案の最初に書かれておりますように、<総裁は「生長の家」の神殿(生命の實相)を守ることを第一とし、創始者の教えを遵奉するもの以外から選ばれることは無い。とする>事に同意すると考えられますか? 私は雅宣総裁の性格からして、この「試案橋」さまの示された条文は絶対に受け入れないと思います。仮に、引き続き総裁の椅子に座り続けるために、受け入れる場合はあくまでもジェスチャーだけであって、本心からの懺悔ではありません。本心からの懺悔であれば誰に言われずとも、懺悔の証しとして、総裁の椅子からおり、錬成道場の一人の長期練成員として最低でも5年間位は、下足番、便所掃除、その他の下座の行と聖典の勉強のやり直しから真剣な求道生活を始めることを申し出るならば教団内の在籍も赦されるでしょう。しかしこの様なことは雅宣総裁の性格からは絶対にあり得ないことであります。
故に、如何なる交渉条件が成立するならば、雅宣総裁が生長の家教団を離れて、「地球環境保護改善」運動に専念できるかを考える時期に来ていると思います。諸般の情勢から考えますと、雅宣総裁の立場は益々悪くなります。雅宣総裁も内心ではそろそろ『生長の家』から身を引く潮時と考えていると私は思います。そこで、条件としては「森のオフィス」を財団法人として独立せしめ、雅宣氏が其処の理事長なりに就任し、建物は生長の家教団が現物出資の形で提供、更に、3年間くらいの維持経費を生長の家教団が出資金として一括現金出資、その代わりに、宗教法人「生長の家」と財団法人「森のオフィス」とは、人的・資金的・その他の如何なる面に於いても100%の相互不干渉の覚書を締結する。この様な条件で双方の立場が生かされてそれぞれの使命と目的に邁進するのが最も現状に適った方法と私は思うのであります。ただ、私をも含めて全信徒の皆様方の中には、信徒の浄財からこの様な資金を出すことに反対される方もおられるとは思いますが、谷口雅春先生の御志を受け継いで生長の家地上出現の目的達成のために、祖国日本の霊的再生のためには、この様な方法でしか「生長の家」の再興は出来ないと考えます。現下の情勢からしてこのような形での「生長の家」再興が急務である事をご理解いただき、教団としても大いなる“捨徳”を積み、拍手を持って雅宣氏を送り出してあげたいと思うものであります。
「試案橋」さまは、現教団の首脳陣とも直接お話が出来る方か、あるいは、太いパイプをお持ちのように、貴方さまの文面から拝察いたします。雅春先生が全生涯を賭けて全人類の真の幸せを目指して造り上げられた「生長の家」教団の危機を回避して頂ける様に心から「試案橋」さまにお願い申しあげる次第でございます。 再合掌