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[8614] 2012年が暮れる
投稿者:naka
投稿日:2012年12月30日 (日) 10時29分
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流れる月日の速さには、私の気持ちがついて行けない。 どう立ち向かうか気持ちの整理がつかないまま年が明けそう。う〜ん(ー_ー)!! ””月日は百代の過客にして行き交う人もまた旅人なり””と、のんきに言えた人がうらやましい。 ””行く川の流れは絶えずしてしかももとの水に非ず”” 川の流れは、その場所にとどまらず、いつでも元の同じ水ではない。 と云うのは、人の生涯が「無常なるもの」と鴨長明が叫んで伝えたかったのでしょう。 大震災のあと、福島原発付近や、放射能汚染の地にたくさんの放射性物質が流れてしまって、 人生の航路が無茶苦茶に破壊された人たちの現実を見ていると凄まじく無性に憤りを感じ腹立たしさが倍増してくる。 いったいこの国の政府は何をしているのだろう? あらゆる国民の困難を克服する気持ち、克服させる気持ち、など微塵にも見えない。 政治資金と云うくだらん金に目がくらみ、ひたすら政局に明け暮れた2012年の日本国の有様。 山や川、海や空、国土が放射能に汚染されているのに、政治家自身が放射能汚染されているように見えた2012年。 何が国民第一?何が生活が第一?苦しい生活を強いられている国民の気持ちになったことがあるのかい? 生活が苦しい、と叫んでも、民の声は届かない。 それは自分の身の上にその状態が無いからわからないのでしょう。 新政権も期待はしたのだが、デフレ脱却、と謳いあげて最重要課題の原発や外交は二の次になる。 ””危機突破内閣””の危機は焦点がぼけている。具体性が見えないから困りものです。 原発を推進するか、止めるか?など問題外の話だ。ドイツ国を見てごらん!スパッ!と原発をやめたでしょう。 日本は目先の利害だけを考えるから止められないのです。 トンネル事故でも「経済成長時代に建設したからやむを得ない」と云ってやり過ごそうとする。 素人の私でさえわかる非常識を平気でやってのけている笹子トンネルの工事。 何トンもあるコンクリート物体をアンカーを使い下から上に打ち込み接着剤で固めただけで吊るして何十年も持つはずがないでしょう?地球には引力と云うものがあるから、「上に吊るしたものは下に落ちるもの」、 人間が何もしないうちから上から下に落ちるものですよ。 この工事を着手するのに優秀な学問に学んだ学士、””優秀な人材””に設計させて優秀な建設会社に工事を施工させて、 国民の血税を注ぎ込んで””完成””と。膨大な資金として注ぎ込ンだのだ。結果9人の尊い命を失っている。 日本全国至る所にこんな工事でできたトンネルや橋、が数えきれないほどある。 新しい政権は、デフレ脱却、景気回復ももちろん大切ですが、老朽化の建設物体を政治力で身近な危険から排除してほしい。 「原発廃止」も””これから検討する””など論外だ。
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