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[8500] 田中角栄首相・周恩来総理の旨趣を引き継いで
投稿者:naka
投稿日:2012年10月17日 (水) 09時57分
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「尖閣諸島」、この言葉を今年ほど多く聞いたことはほかにない。 日中国交正常化交渉の時、田中角栄首相と周恩来総理との間で交わされた友好的な雰囲気は 双方が時代の流れに沿って、両国の将来に希望をもって大局的な立場で交わされた正常化交渉であった。 まさに尖閣問題さえなければ、真の友好を築けたはずだった。 尖閣棚上げの論理を出した両首脳には「流石名手」と喝采を贈ったのはnakaだけではないと思う。 互いに固い握手の両首脳が、大きな動作で握手したまま大きく手を上下させ振った笑顔は日中両国の新しい門出だった。 今までの不遇の鬱積を一気に晴らすがごとくにしっかりとした固い握手はnakaも感動してTV画面に見入っていた。 スマートな周恩来総理の体が崩れんばかりの光景はnakaずっと忘れられない。 真面目で人のよさそうな大きな眉と大きな目、当時のnakaは周恩来総理が大好きだったことを覚えている。 しかし、中国漁民の恐れを知らない行動には周恩来さんの本音が届いていないのだろう。 「海上保安庁の巡視艇に漁船をぶつけて傷を負わす」 誰が見ても普通じゃない中国漁船員の醜さは否定される。 「目には目を」と対応しているとどんな不幸に発展してしまうか、大人の思考を働かさなければいけない。 ★「日中間に領土問題は存在しない」と言い続ける日本政府と中国側との柔軟さへの交渉。 ★1972年の田中角栄首相と周恩来首相の間で交わした尖閣諸島「棚上げ論」の再認識。 ★中国政府は日本側との対話を通じて軍事パフォーマンスの前に尖閣諸島の現状維持を推進することが先決だ。 中国のTV報道を見ていると成り立たない論理を正当化して、日本を悪者にしているようにしか見えないところがある。 自国民のために成長してほしい中国の報道陣たち。 世界第二の経済大国になったとたんの横柄振りを気恥ずかしく思うくらいになってほしい。
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