[101] 大佐拉致監禁/J君Ver(鬼畜系エロ注意) |
- 無名 - 2007年12月13日 (木) 13時45分
イイコにしていれば幾らでも可愛がってあげると言っているのに、彼はなかなかそうしようとはしなかった。 どんなに優しく声をかけようと常にキツい目で僕を睨み、頭を撫でようとすれば振り払い、キスしをようとすれば噛み付いてくる。 部屋に侵入したこそ泥を誑し込んでいたことすらあった。 そんなこそ泥の侵入を許してしまったのは僕のミスではあるし、彼が誰彼構わず咥えこもうとする性質であることも理解はしているが、だからと言って不法侵入も僕のモノに手を出そうとしたことも、許してやる義理はない。 涙や鼻水はおろか、小便まで垂れ流しながら哀願だか言い訳だかを喚いている男の髪を掴んで彼から引き剥がし、ほんの数分前まで彼にむしゃぶりついていた口に銃口を押し込んで引き金を引くと、奴は潰れたトマトのような『中身』を巻き散らしながら静かになった。 静かになれば多少はその嫌悪感も薄らぐかと思ったが、やはりそれは酷く醜悪で邪魔な肉塊でしかなく、逆に動かなくなったことで僕自身がそれを『始末』しなければならないことに気付いてしまい、その面倒くささに思わず溜息が漏れたものだ。 面倒は御免被りたいが、その闖入者のおかげで良かったことも幾つかある。 ひとつは、奴の『中身』を浴びた彼の姿を見られた、ということだろうか。彼の蒼褪めた肌や金色の髪に、赤い色は淫靡な程に映えた。 もうひとつは、その事件以来、彼が以前に比べて大人しくなったということだろう。 御仕置きが効いたのかもしれない。 利き足の腱を切断したことによって立ち上がることさえ困難になった彼は、最初こそは意地を張って支える手を振り払ったり、床を這ったりなどしていたが、次第に素直に僕に抱き上げられて運ばれるようになっていた。最近は、僕が動かそうとしなければ、定位置になっているベッドから降りることもない。 獣の様に床を這う仕草もそれはそれでイイな、とも思っていたのだが。 初めは両腕の腱を切ってしまおうかと考えたのだが、それは少し惜しいと思い直したのだ。その腕を僕の背に回して縋りつき、猫のように爪を立てる仕草がお気に入りだったから。同じ仕草を奴に対してやったかもと思うと腹が立つが、それ以上にその仕草が失われてしまうのは我慢ならなかった。 それに、やろうと思えば、いつでもそう出来る。 代わりといっては何だが、以来殆どの時間、彼の両腕は後手に戒められたままになっている。拘束具を外すのはセックスとその後の入浴の時くらいのものだ。 彼の腕は、僕を抱きしめるためだけにあればいい。
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