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| No.612 逆転勝ちで決勝へ |
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| NAME:鎌田兄弟の年の離れた兄 |
冬枯れた芝が広がる碑文谷球場で行われたポニーリーグ会長杯準決勝、対ジャパンキングス戦は5対2の逆転勝ちで、決勝へと駒を進めました。 初回表、先発宮島君、簡単に三者凡退に抑える上々の立ち上がり。その裏、下の弟が内野安打で出塁するも後続が打ち上げて無得点、相手投手もストライクを小気味よく投げ込んできます。 投手戦かと思わせる初回の攻防でしたが、2回表、二者連続でエラーでの出塁を許すと(良い当たりではありましたが)、ピッチャーが慎重になりすぎてフォアボールを出しノーアウト満塁とされます。次の打者にライト前に運ばれ一点を失いますが、香取君がライトゴロに仕留め、その後のピンチもピッチャーゴロで飛び出したランナーを挟殺するなど何とか最少失点で踏ん張りました。しかし、得意のはずの守りでリズムを作れないと攻撃も淡泊となり、2回裏、3回裏と良いところ無く終わってしまいます。逆に、4回表、流れの悪さがまたしても守備に現れ、フォアボールとエラーなどでノーアウト二三塁とされ、内野ゴロの間に一点を追加されてしまいました。 4回裏、ツーアウトながら三つのフォアボールで満塁とした場面で、香取君のボテボテのサードゴロを相手がファンブルし、ようやく一点を挙げます。自分たちのリズムを作れずに徐々に点を失う流れの中、フォアボールと相手エラーながら一つ返したことで余裕が生まれ、次に繋がりました。打順が一番に戻った5回裏、先頭鳥塚君の当たりは高く上がった内野フライ。これをピッチャー、ファースト、セカンドがお見合いしてしまい、相手も守備でリズムを手放し始めます。鳥塚君が盗塁でセカンドへ進んだところで、下の弟の一打はライナーで一二塁間を破り、これをライトが右前へ大きく弾いて鳥塚君がホームインし同点とします(バッターランナーは二塁へ)。下の弟が盗塁でサードへ進むとワンナウト後、宮島君が三遊間をライナーで破り、ついに逆転。続く武林君が左中間にツーベースヒットを放ち4点目を奪い、好投してきた相手先発をマウンドから引きずり下ろしました。更にツーアウト三塁と攻め、阿部君がレフトオーバーのツーベースヒットを放ち、駄目押しとなる5点目を挙げました。 時間切れで最終回となった6回表、簡単にツーアウトを取りますが、勝利を意識すると緊張してしまうのか、チーム全体にぎこちない雰囲気が漂い、フォアボールでランナー二人を出してしまいます。しかし、最後の打者をライトフライに仕留めてようやくゲームセット。 先週、痺れるような緊迫した試合に勝った反動か、今日の試合は今ひとつ集中力に欠けていたように思います。試合中声を出す選手は決まっていたし、インターバルでの送球練習も時々乱れていました。心に余裕を持つことと油断することとは全く異なります。その心の持ちようをコントロールするのは難しいのですが、他方、それが試合に大きな影響を与えます。5回裏の攻撃のように、一気に試合を決めるだけの力があるのですから、次の決勝は気を引き締めて臨んでください。
PS 5回裏、ツーアウト三塁の場面で代打で出たマンガ君、ジャストミートするも真っ正面のピッチャーライナー。おそらく日本での最後の試合の最後の打席。惜しかった。けれど最高の当たりでした。
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| No.613 練習量との関係性? |
| NAME:阿部ローマ |
前週では、学芸会の都合上、練習時間がほとんど無い状態で臨み、とても集中した試合が出来たように思えます。本試合は、みっちりと練習した状態でした。集中力の持続という事が、子供達の野球にとって非常に重要な要素といえた事象と思われます。近年の子供の集中力は、ゲーム等によって持続性が無いように言われています。体力・技術力以外に集中力というのも子供の野球ではテーマかもしれませんね。親もしっかりせねば。。。監督・コーチにご迷惑ばかりおかけします。 PS、マンガ君の最後の素晴らしい当たり、手の感触は、きっと記憶にずっと残ることでしょう。
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