| [12] 第12話 |
- 管理人ドック - 2004年06月06日 (日) 15時03分
いきよいよく扉を開けた。
マーティ「ビフ・タネン、覚悟しろ。」
社長室は広くてソファがありオフィスルームまでありました。そこに机に座って新聞を開けているビフ・タネンがいた。
ビフ「これはこれは、ブラウン博士、そしてマーティ。」
ビフはスーツ姿でいかにも社長という姿をしていた。
ドク「アルファーリズムをしたのに寝てないとは・・・」
ビフ「この部屋は催眠光線なんぞ効かない部屋なんだよ。それにしてもとんだ挨拶じゃないか、しげみは火事だしロボットはだめにしやがって。」
マーティ「ビフだって勝手にタイムマシンと設計図を盗んでいるじゃないか。」
ビフ「まぁ、お互い悪いことしているか・・・で、何しに来た?」
ドク「タイムマシンとその設計図を取り返しに来たのとビフを元の時代に送り返しに来たにきまっているじゃないか。」
ビフ「やなこった、この時代の方が好きだしもう会社は建ててしまったからな。」
ドク「それはどうかな?」
ドクはやけににやにやしながら言います。ビフとマーティにはさっぱり意味が解りません。
ビフ「てぇめぇ一体何をしでかした?」
しばらくするとガラスに別の会社の映像が映りました。
社長「ビフ社長、あなたを信用していたのに自己破産とはどういうつもりですか?」
ビフ「え?、俺・・いや私はそんな事した見覚えありませんけど?」
社長「自分がしたのによく言える、メールを送り返してやるからよく見ろ。」
メールにはこう書いてありました。
メール「俺、ビフ・タネン社長は会社をやるのもつまらないので自己破産をします。ほんでもってバカ社長どもとの縁も切る事にするぜ。ほんじゃばいばーい。 おおボケ ビフ・タネン社長より」
社長「よくもバカ社長と書いてくれたな!。」
ビフ「ですから私には見覚えが・・・あ、ドク、お前だな!。」
社長「おまえ・・・やっぱり言葉遣いからにしてこの手紙は本人が書いたものだな。どうせタイムマシンでこの時代に来たと言うのも嘘で明日私に見せるのが嫌で悪あがきしたな、では私の方も君との縁を切るイコールあんたの会社は倒産だ。本日もってあんたはそこから出て行ってくれ。そのタイムマシンとか言う乗り物に乗ってな。しかし残念だな、明日には正式に会社も決まり、社員も来ると言うのにその作戦をするなら明日すればよかったのにな。・・・この裏切り者!!。」
そう言って映像が消えた。
ドク「どうやらまだ会社は建ってなかったようだな。まぁいい、どっちみちもう無理だろ?さっ帰ろうビフ。」
ビフ「よくもやりやがったな・・・でも他の会社にタイムマシンを見せればまた建てられるか。」
ドク「まだこりずに抵抗する気か。」
ドクはアルファーリズムMAXを出した。
ビフ「おっとこれ以上邪魔されちゃあ困るな。」
ビフは机から銃を取り出した。
ビフ「その変なマシンをこっちによこしな。」
ドクはしかたなくアルファーリズムMAXを渡した。
マーティ「くそ、後ちょっとなのに。」
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