アルトの林です。4月11日の練習日誌をお送りします。 〇Missa in C major KV257 Credoの、Molto allegro(〜20P)の音取りをしました。 ただ歌うのでなく、持たせてるリズムを作っていくこと。 拍、4分の3拍子。速さ、Molto allegro。歌詞とアクセントの入り方。伴奏の作りの変化。 もちろん強弱の変化、どのような和音か、もですが今回はリズムの表現が主眼と感じました。 そのために ・子音を遅れずに前に出す ・ダウンに向かうアウフタクトの感覚をつかむ ・uの母音の形への留意(特に長母音のときなど) ・同じ音が続くときの、3拍子の拍あたまを意識 ・言葉の切れ目はきっちり言い直す などのご指示をいただきました。 以下は箇所ごとの詳細です。 18P、Et in unumのu-num、先頭のuを深く。新しく始める。Et、in、uと三つ並べない。 Jesum ChristumはJeとChriの子音を前に出す。-sumのアクセントで少し弾んで、Chri-は拍のあたまとして歌う。 unigenitumのsopの跳躍は上の音で力まない(アップ)。次のgeに当てる。 Et ex PatreのEt exはPa(ダウン)に向けたアウフタクトのイメージ。 BasのPatreはスラーで8分音符4つをつなげて歌う。 ante omnia saecula 、oを前に出す。o-mni-aのaを強くしない。 anteから4パートそろえる。 19P47小節Alt,cre-ちゃんと上がる。 Bas,De-umのuは縦に、深く。 Ten,Deum de Deo,リズム感をもって。 Genitum、Alt言葉はっきり。 Sop,長母音nonしっかり間に合わせる。 Patri ;per quemは言い直す。 56小節omniaはスラー、切れない。 factaのfa-を大事に、suntは別で歌う。 59小節からのAlt、同じ音でも3拍子を感じて。 20P1段目、アクセントが先頭に来ないが音形を優先し、拍あたまのetやquiもちゃんと言う必要がある。 2段目descenditのdeがディにならないように。iとeは指一本分くらい口を開ける。aoは2本くらい。 1段目と2段目は伴奏の違いを意識する。 descenditとde caelis、シェとチェの違い明確に。 caelis(天)、上から言う。下からずりあげない。 3段目、4回目のcredo音程注意。強弱はp、次の場面に向けて気持ち速度を緩める。 と、ここまで取りました。やっとcredoの四分の一、場面的には三分の一とのこと。次はAndante、Et incarnatus est,楽しみですね〜
〇岬の墓 冒頭から@〜Hを歌いました。ここまではきっちり音を取りきること。AからBにかけての女声のハミングとオブリガートは、導入としてお客さんに美しい景色を見せねばなりません。綺麗にハモりましょう。 以下詳細 @Alt下、1小節目は2分音符なので移動早すぎない。私です気をつけますぅ… Sop@4小節のAは口を縦に深く。 Aスラーと歌詞のA-の切れ目を見失わず表現する。 3小節のAltとSop、#Eと#Cきちんとハモる。 2段目cantabile、Alt下がりすぎない。 B2小節目Alt完全に言い直す。 以降はさらっと。なんだかAltばっかりで書いてて申し訳なくなって参りました。。他パートの時間を奪っている?もうすこしがんばろう、と思います。 同じ白でも船と墓でテンポや色の違いがある。次回以降はそれをやるとのこと。重ねてHまでは音は取りきりましょう♪
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