3月1日の練習日誌をお送りします。 うるお先生・浅海先生によるモーツァルト ミサロンガの練習でした。
Agnus Dei
最初は1度通して歌い、その後は頭に戻ってパート別に細かくご指導いただきました。
●1〜4小節
<アルト>
3小節目のpeccaーtaの16分音符を印象的に。
qui tollisのlisのFが低くならない
mundi 浅くならない
<ソプラノ>
Agnus Dei 太い音で出さないように。高音部気を付けて
peccata mundi つながらない。peccataを伸ばしている間に小さくならない。
<テナー>
単語の塊を意識して。qui tollis で切れないように
Agnus Dei Aが太くならない。
mundi の di が大きくならない。
<ベース>
他のパートの注意点を参考に。
3小節の16分音符に注意して。
●5〜6小節 ソプラノ
それぞれ終わりの2音(G#,A)(F#,G)は意識して引くこと。
miserere という言葉の発音を生かして。
●8小節アウフタクト テナー
nobisに入る前に意識して入る。bisの語尾が出すぎない。
単語の終わりを丸くする感じで。
●12小節 全パート
Agnus のAの入り、柔らかく入る。出だしから強い音にしない。
入ってから少しふくらませる感じ。
●15〜17小節 ソプラノ
miserere 太くならない。
●18〜23小節
<ソプラノ>
フォルテの間は音量保って。20小節のrere のC#は#をよく感じて、音程正確に。
22小節 rereの前にほんの少しの隙間をあけて nobisに入る。(全パート共通)
<アルト>
20小節 miserere nobis しっかりと出す
22小節 nobisは先へ先へと行くイメージで。全体に音量小さすぎないように。
<テナー>
miserereを言葉として発音するときの感じをイメージして
<ベース>
miserereの上がったreの音程に注意
●25〜27小節 mundi まで
広がりを保ちながらの3小節に。ソプラノは16分音符部分少し前に出す感じ。
●30小節〜102小節
各パート □と■のパターンの対比を出すように歌う。
□2分音符で始まるフレーズ(30小節ベース/34小節ソプラノ・アルト)
donaつなげて。nobisで少し引いてpacemに向かっていく
■4分音符+8分音符2つ が3回続くフレーズ(34小節テナー・ベース/36小節ソプラノ・テナー・ベース)
テンポ保って、きちんと刻む
■4分音符が2小節続く(42小節 全パート)
パンパンと聞こえてくるイメージ。しっかり刻んで一定音で出す。怒鳴らない
■4分音符2つ+2分休符 が4回続く(60小節 全パート)
●103小節〜ラスト<アルト>
1拍遅れて入るところはためておいてdonaのdoを発音する。
<ソプラノ>
高音部ピッチまとめて。太い声にならないように。
16分音符収める感じ。飛び出さないように。
音量は落として他のパートが聞こえるように。
<テナー> donaで上がる音、あまり引かないで良い。
<ベース> nobis pacem ひとつのまとまりとして歌う
後半の歌詞はひたすら「dona nobis pacem」の繰り返しとなります。 これを言葉で発音した時に自然に聞こえるように、歌う時も同じように気をつけてみましょう。
うるお先生からは、pacemという言葉が聞こえてくるように歌うようご指導がありました。 そのためには、pacem の直前の nobis で少し引いて歌うこと。決して語尾の s は飛び出さないように注意することを教えてくださいました。 語尾についてのご指導は、どのフレーズにも共通する注意点だと思います。 もっと細やかに、フレーズの最後をまとめるように歌いましょう。
最後に95小節から、ご指導を踏まえながら歌って終わりました。 だいぶ雰囲気が変わったのではと、個人的には思いました。
精進あるのみ! がんばっていきましょう♬
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