2月8日の練習日誌です。
うるお先生指揮でヴィヴァルディが見た日本の四季を練習しました。 最初からやってると「冬」にたどり着かないのでーと、後ろのペチカから始めましたが、まさかの一択で、充実のペチカ回となりました。
せっせと楽譜に指示事項を書き込んで、記憶の新しいうちに!と思って書き始めておりますが、やはり先生の指揮のビジュアルには遠く及ばないなあと、もどかしく感じながら徒然に書いてみます。
12小節からのvocalise、小さくピアノで始めてテナーの音の動きと合わせて徐々に膨らませていく。後を追いかけるように女声も同様に。
16小節、初めて動きを止めて男女6声でのハーモニーの形成、クレッシェンドは音の上をすべるようにという指示もあったような気がしますが、表現の具体は先生の指揮を見れば思い出すかなと。
17小節、四部1拍=54から八部1拍=60となるので、ほぼ半分の速さのスピード感(ゆったりしたテンポ)となるので、指揮をよく見て、楽譜もゆっくり見て、数え間違ったり先に行かないように。
19小節からメロディの上行恩恵と言葉に合わせて少し膨らましたり納めたり。「ふるよ」あたりと、「ペーィ」(チカ)あたりとか。小さなチを入れるタイミングはカの直前。
23小節、auf tactからのOーは大げさに・下の音に向かってバウンドするように。むかしの繰り返し、2度目は広がり豊かに。ベースのかーしーよーは全てその2つずつにスラーがついているのを意識して、下に向かって広がっていくイメージ。
25小節、もえろよ「ぺー」で一瞬ふわっとなって、女声に渡していく。
26小節、女声は受け継いで。Sopメロディは楽にリズムを楽しんで、アルトは細かく16分でつないでいるその音形の「揺れ」を感じながら、弾んでみたり、もっと動きが見えるようだといい。
26小節と27小節のベースのB.F.二つ目は2分でなく4分が間に入るところを強調して(違いを印象付ける)
29小節、アルトの上行音形、高めの音色でふわっと。
30小節、男声B.O.のアクセントしっかり。(アタックではなくズーンという感じ)
30小節後半、待望の男女一斉の字ハモ、SopとTen、AltとBassの対になる動きも意識しながら膨らませてたっぷりと。
32小節、「よびます」としっかり縦を揃えたまま、ペーィチカは最後、引くというより、遠くに持っていくように。その後のヴィヴァルディに溶け込むように。
41小節、男女4声揃って。ゆきのふるよはーたのしいペーィチカ、は何度も出てきたフレーズ、しっかり味わって言う。「は」と「た」の間はノンブレスで繋げる。
43小節、クレッシェンドのpoco a poco度合いは、最後の「きます」の前まではあまり大きくしない。最後に一気に広げる。
45小節、もえましょー、の後、拍分しっかり音量を保ったまま伸ばして減衰せず休符前で止める。
47・48小節、最後の「カ」、明るい音。火がパッ!となったように。広がって弱くなって納める。
全般的にフレーズの最後は納めます。助詞の処理(すっと引くと言うか、シェイプすると言うか)も大事です。
こんな感じです。さて伝わるかなー。百聞は一見にしかずですが。。。 (言葉だけだと段々長嶋さんのような気持になってきつつ。。) 終わります。
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