テナーだいごです。 9/27の練習日誌です。
この日は団内指揮者による練習。 ピアノはマキさんに音出して貰いながら。
ロビコ予定の"夜のうた" 演奏会の最初に歌う"団歌" 杉様アンコールの"木を植える"
の練習をしました。
・夜のうた 音取りを中心に練習。
歌った経験のある方も多かったので、さらっと形になりそうですね。 ロビーコールなので、当然暗譜です。 歌詞覚えれば良いってもんじゃないので、しっかり楽譜を頭に入れておきましょう。
杉坂さんも歌うとの事なので、穂高さんはベースとテナーどちらでも大丈夫と(ほんとですかね…?) 念の為、僕もベース音取りしときましょうか…?
強弱を特に気を付けて。 そのままタイトルの通り、"夜のうた"です。 静かな雰囲気の曲は簡単に壊れてしまいますので、丁寧に歌いましょう。
強弱注意。 開始mpでワンフレーズでpになります。 特に2番3小節目、"しずかに"と歌うのでちゃんとpにしましょう。 急にpにならずdecr.(デクレッシェンドの略)です、特に動くテナーは意識して下さい。
日本語を大事に歌いましょう。 例えばP58真ん中の段右側、"ほほえみがある"は、"ある"を言い直さないと何だか分からなくなっちゃいますね。 同じ箇所2番の歌詞"やさしくうるむ"の"うるむ"なんて、子音をハッキリ付けないと何が何だか分からなくなります。 どう歌えば日本語に聞こえるか考えてみると良いでしょう。
P58下の段、「p cresc. -----al f」とは、"次のfに向かってcresc.する"という意味だそうです。 各パート、"おやすみ"に向かえば良いかと。 強くするからといって乱暴にならないようにして下さいね。
この楽譜に書いてある曲の説明に… 「この歌に気持ちが動かくなったら、音楽やめましょう。」 なんて恐ろしい事が書いてあります…。 気持ちが動いたかどうかは別として、 "夜のうた"というタイトル、歌詞の内容、強弱、ハーモニー等々、様々な所からどう歌えば良いかが容易に考え付くでしょう。 その雰囲気を大切にしましょう。
ロビーコールはどんな状態で歌う事になるか分からないので(並び方等)、どんな状態でも歌えるようにしておきましょうね。
・団歌 さらっと何度か通し、気になる箇所の確認を。
リズム、音、日本語をしっかりと、後は明るく元気良く歌えば団歌は大丈夫そうですね。
日本語しっかりと…というのは他の日本語の曲全てに共通してます。 どこに向かうか、どこをハッキリと出すか等々、色々考えてみましょう。
最初の入りは、元気よく。 ここで勢いを失うと、なよなよした団歌になってしまいます。
所々ハーモニーの再確認を。 特に終わり、51小節辺りはしっかりと。 歌い過ぎてテキトーになりやすいので、定期的に見直しとくと良いかと。
49小節、"ユース、ホステル"と区切らず、"ユースホステル"と一つの言葉にしましょう。
51小節、"がっしょうだん"の"が"は濁音で鼻濁音ではありません。 癖になってしまっている方は直す努力をお願いします。
割りと休符が効いたテンポの良い曲です。 休符をしっかりと使ってあげましょう。
・木を植える この曲にはdecr.が1箇所しかありません。 どこか分かった方は、ちゃんと楽譜を読み込んでいると言って良いでしょう。
…その1箇所とは、1番終わりのピアノ伴奏です。 歌はmpから始まり、フレーズ毎にどんどん盛り上がって強くなっていきます。 フレーズを歌う時に日本語や曲の流れの波はあると思いますが、基本的には弱くなりません。 cresc.の位置を把握し、フレーズ中に弱くならないよう気を付けましょう。
また、最初から強くし過ぎると自分の首を絞める事になります。 どれ位の強弱で歌えば良いか、ある程度計算して歌いましょう。
13小節、男声から入る所はしっかりmfに。 その前に歌はcresc.無いですけど、ピアノが盛り上がってくれるのでそれを聞きましょう。
最後のフェルマータで、更にcresc.して終わりましょう。 間違っても弱くならないように。 そのための30小節のブレス記号と思って下さい。
日本語を大切に、聞こえやすく。 もう書かなくても分かると思いますけど…。 例えば P42下の段、2番の歌詞"うたう"が分かりづらくなる。 P45上の段2番"生きとし生ける"の"生ける"を言い直す。 等です。
「を(wo)」という言葉がよく出てきます。 「お(o)」との違いをちゃんと発音しましょう。
・まとめ 暗譜の曲が増えてきた…というか、全曲暗譜なんですね。(今更) 積極的に譜を外してガツガツ覚えていきましょう。 暗譜出来たよ!って方も、改めて楽譜を見直してみると良いでしょう。 発見した事は、周りにどんどん広めて下さい。
"団歌"にしろ"夜のうた"にしろ、そんなに難しい曲ではありません。 ですが、逆にその曲でちゃんとハモれないと非常にかっこ悪いです。 簡単な曲をやる時こそ、難しい曲では出来ない事をやるチャンスです。 ハーモニーに意識を向けて+αを身に付けていきましょう。
先生の振るアンコールは"スパカリ"に決まりました。 楽譜を貰っている方は、次回練習までに製本しておきましょう。
本日の練習では地平線の曲に触れてませんが、サッカーまでは暗譜で歌えるようになっている約束です。 次の団内指揮者練習後には、難曲"20億光年"の暗譜を完了させなければなりません。 ちょいと焦った方が良いのではと思いました。
・追記、居残り練習 レミゼの最後、Finaleの"Do you hear〜"を練習しました。 これもロビーコールでやるそうです。 最初誰かが歌い始め、皆が集まってきて歌うという形にする予定との事。 最初に歌い始める人は、音叉とか持ってく事になるのでしょうか。
P56下の段アーフタクト"The"の音と"chain"の音は同じです。 鈴木さんナイスご指摘。 違和感の正体は、P18真ん中の段のバリトンソロですね。 こっちは入りの"Then"の音と次の"join"の音が違います。 これに釣られちゃうんでしょうね。 「ラ」で歌ってみると、こういう時の音の確認がしやすいですよ。お試し下さい。
僕の少ない経験上思う事ですが、ロビコでこの曲やると絶対所々走ると思います。 指揮者は居ないし、舞台での演奏終わった高揚感で舞い上がってるでしょうし。 冷静に、落ち着いて、どっしり構えて歌うと良いかと。
以上です。 演奏会まで残り4ヶ月と少し。 練習回数でいうと15回くらいでしょうか。 頑張っていきましょう。
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