この日は団内指揮者の練習で、美空ひばり作品集の練習をしました。
「港町十三番地」 主に各パート間のハーモニーを確認していきました。
・ユニゾン(同じ音)で歌う部分は、自パート他パートに係わらず、一つの音になるよう互いを聴きあいましょう。
・ハーモニーの部分は、自パートの音程をしっかりと保つ事。その上でパート間の音を聴き合いながら歌える様にしましょう。
・強弱があやふやです。メリハリの利かない歌になっています。 21〜25小節目の強弱など、見直しておきましょう。 自分が今歌っているのはmpなのか、fなのか、意識する様に心がけましょう。
・40〜41小節目で、歌の主旋律が女声に移行します。 うまく受け渡しができる様、互いの音量に気を配りましょう。
・43小節目の poco a poco rit. から62小節目の Tempo I にかけて、速度の変化が著しいです。 指揮者の表現する音楽のスピードに、自分の歌うスピードを合わせていきましょう。
・54小節と55小節の間、「ち」と「ら」の間には何も書いてありませんが、ここはport.(ポルタメント)をかけます。 楽譜に書いておきましょう。
・65小節目、「じゅうさんばんち」の後、「あ」をしっかり歌いなおしましょう。 なお、ここは男声から女声へ、歌の引継ぎをします。 一つの歌になる様、リズムを共有していきましょう。
「お祭りマンボ」 あまり時間がありませんでしたが、駆け足で通しました。 ・イキオイある曲のせいか、総じてfになりがちですが、それではクレッシェンドの部分がもたなくなってしまいます。 気負いすぎず、先を見据えた歌い方を心がけましょう。 ・江戸っ子の口調は、ガ行がほとんど鼻濁音になります。 この歌でも意識しながら歌えるようにすると、より雰囲気を出す事ができます。
〜補足〜
発声がうまく出来てないと、音程が不安定となり、ハモりません。 特にこの日はヴォイストレーナーの先生の発声練習がありましたが、その後の練習では別の歌い方になっている人が多い、と代表から指摘がありました。 合唱練習時には、「発声練習で教わったこと」を実行するよう心がけましょう。 毎回の積み重ねが大事ですので、最初はうまくいかなくても、諦めずにトライしていきましょう。
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