ピアソラの「天使の組曲」から「Muerte del angel-天使の死」の音取りを。 今までユースで取り組んだ曲の中で一番難しいと言っても過言ではないかもしれません。
練習時間の音取りだけではとても時間が足りないので、 ・楽譜を眺める。 ・歌詞にフリガナを振ってみる。 ・鍵盤で音取りをしてみる。 ・音源を聴いて曲の雰囲気を感じてみる。(既にMLで紹介されています。) など、自分で取り組めることを少しでも多くやってみてください。
私からの一つ提案は、言葉で細かい音符(十六分音符)にparabarabamparabarabampara・・・ と書いてあったりして、全く読む気がしないものも、少しづつ区切って、 parabarabam/parabarabam/para・・・などと/記号などで楽譜に手を加えてみてはいかがでしょう。
その上で、そのひとつながり(パラバラバン)をゆっくり〜早口で繰り返して口の動きを慣れさせるということを 家でやってみると練習での取り組みが少し楽になるのではないでしょうか。
いずれにせよ、音・言葉・リズムどれも難しく、途中から5声(部分的にはそれ以上)の声部に分かれたりと難解な曲ですが、 こんなにカッコイイ曲にユースとして取組むのは初めてですので、何とかこの急峻な山の頂をみんなで目指していきたいなあと。
その後、美空ひばりの「お祭りマンボ」の音取りをしました。 知っている曲のリズムとあまり変わらないということで、あまり音取りに苦労することなく、疲労した頭には良い気分転換でした。 歌ってみた感想も皆よく、定演での採用候補曲という感じです。信長貴富編曲やはりいいです。
最後にピアソラに戻り「Buenos Aires hora 0」の復習。 難しい曲で免疫がつき、こちらは大分いい感じのハーモニーになってきました。
ということで、ピアソラ−美空−ピアソラという、ユースらしいごった煮な練習風景でした。
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