9月14日の練習日誌です。
この日は杉坂さん練でした。 新しく楽譜が配られました。『亜麻色の髪の乙女』と『モナリザの微笑』です。
はじめ『花の首飾り』の音取りの続きをまきさんにお願いしました。 主旋律でソの音にトラップがありますね。47ページ「ひなぎくのはなの『く』びか『ざ』り」など、ここは『く』は♯ソ、『ざ』はソのナチュラルです。いろんな歌手がカバーしてますが、ここらへんごまかして歌ってる気がします。聞き覚えたものを頼りに歌うのは危険かもですね。 さて、進めていくと、ソプラノとテノールのオブリガートが出てきて、なんとこれがチャイコフスキーの『白鳥の湖』のメロディー。さすが青島。笑いがとれそうです。いやいや、失笑を買わないように、決然と大時代的に歌わねばなりません。 『花の首飾り』は、曲調の変わり目でテンポが変わる場所もありますが、全音符でのばしている間にそこだけ早くなるとか、『Tonka Johnと母』の「青い鳥」で経験したような指示があったりします。指揮をよく見て歌うのももちろんですが、音取りの段階で、五線譜のまわりに何が書いてあるのかに目を配るようにできるといいですね。関連することですが、「without breath」などという指示も見落とさないようにしましょう(オレか)。
続いて『亜麻色の髪の乙女』の音取りをやりました。調号が多いうえに臨時記号も多くて、ちと予復習はしにくそうですな。 編曲もまあ、すごいもんの予感です。前奏が終わるところで転調、歌の1番をオブリガートつきでAメロ・Bメロ歌ったら転調、1番の最後のAメロ歌ってまた転調…σ(^_^; 音取りにも工夫が必要そうです。ソプラノやベースを先に取って、内声はそれを聞いておいて、それから取ると収まり所が見えてくるのでは。ただ横にタラタラ〜と音取りしても難解でさっぱりわからんです。 またこの曲も、聞き覚えたメロディーと正しいものが違う、という人がいたようです。カラオケでみんなが歌っていたものや昔のアイドルは当てにしないようにしましょう(笑)。
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