新掲示板の記念すべき書き込み第2号は、 5/30@赤城社会教育会館 練習日誌です(泣笑)
この日やったのは、先生が予告なさっていたとおり、 パレのミサ後半「Sanctus」「Benedictus」「AgnusDei」、 そして最後にコープランド「I bought…」でした。
■パレ「Sanctus」の留意点
♪とにかくこの曲は、他パートとのタテをそろえることが大事ですね! 8分音符で「たりらり」「たりらり」と、パートをまたぐようにして つながるパターンが多いです。隣のパートに移ったときに、テンポが違ってしまう、 特に音形の惰性で走ってしまうのはダメです!(>皿<)o リズムの受け渡しがきちんとできるように、8分音符のビートを体の中で刻みつつ、 他のパートの呼吸を確認しながら歌わなくてはなのですね…。いっぺんにはできん…。
♪まず冒頭、もっとも大切なフレーズは、ソプの出だしと7小節目からのテノール、 再び9小節目のソプです。ほぼ同じフレーズですね。 「Sanctus」という歌詞は、通常3回繰り返されるそうですが、 これは最初のソプから始まるフレーズ、次にテノール、最後にもういちどソプと、 大きく3回繰り返される構成なのかなと思いました。
♪3小節目のソプにあるように「(San--)ctus, San--…」と4分音符が続くパターン、 各パートにあります。歌詞にカンマがあるからブレスをとりたくなりますが、 音程が跳躍していたりで忙しいです。遅れないように、なめらかに処理してください。
♪29小節のアルトから始まる4分音符「glo-ri-a」は、西洋の鐘の音のように 歌います。決して日本のお寺の鐘のようにボワーンとならないように! 先生の指示から受けた感じでは、くっきりと高らかに印象的に、華やかに 鳴り響くイメージでしょうかね。今回はテヌート&ちょっとスタッカート気味に 歌ってみましたが、その際「グロッ!リッ!アッ!」としないで、 「グロォ、リィ、ア」と響きをきちんと残してください。 30小節以降の男声、また、37小節以降は歌詞が変わって「Ho-san-na」と なる箇所も、同じように西洋の鐘の「ガラン、ガラン」と鳴る響きでいきましょう。
♪33小節あたりからrit.がかかります。40小節から再び早く。 最後は45小節の最後の音あたりからrit.します。 もう一度確認しておいてください。
■パレ「Benedictus」の留意点
♪またしても8分音符の応酬です。どうしても黒い音符は走りがちになってしまうので、 きちんと体の中に8ビートを刻んで正確に歌うよう努めましょう。 忙しくないはずの4分音符でも、裏拍で入るところであわててしまって 突っ込む傾向があるので(アルトだけ?)、そこも同様に注意しましょう。
♪20小節アルトから始まる「in no-mi(-ne)」は、テヌートではっきりと。 23小節テノールは2分音符から始まっていますが、これもテヌートで。 以降、ホザンナに入るまですべてそのようにお願いします。
♪ホザンナに入ると早くなります。 ホザンナのラストは、ソプとテノールが「ミドレシド」の旋律を奏でます。 49小節から交互に、 テノール G(この調でのミ) ソプラノ E♭(ド) テノール F(レ) ソプラノ D(シ) ソプラノ最後の音がE♭(ド) 意識して歌いましょう。
■パレ「AgnusDei」の留意点
♪あわてなくてよいので、拍取りを正確に。 この曲も特に8分音符が横に流れがちで、いいかげんな印象。 ぜひ丁寧にきちんと歌いたいです。
■コープランド「I bought me a cat」の留意点
♪ソロの箇所。担当の方は、他パートのところを歌う場合もあるでしょうから、 もういちど確認をお願いします。歌わない方は、自分のパートに書いてあるからと 歌ってしまわないように工夫をお願いします。
♪フレーズ頭のアウフタクト「I...(アイ)」は、4分音符、8分、16分と 各種あります。インクにじみでヒゲが見にくいですが、きちんと確認しましょう。 けっこうテンポが揺れる曲なので、それを気にしていると16分音符で入るタイミングを 逃したりします。やはり暗譜してしまうしかないのか…。
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