高野先生の指揮でKyrie,Gloriaを実施。 ☆本番までの後数か月の心構えとして、練習で指摘されたことを、言われてできるのではなく自分の中で納得してできるようにしていくこと。 〇Krie ・二つの主題について(各パート共通) キーリーエーの、メインのメロディの方はf、サブのメロディの方はmfくらいで、メインを立てて歌う。 メインのメロディの歌い方は、高声の跳躍は内に引いたりブチブチ切らずに、前の音と続ける。eleisonの言い直しはあまり切らずに、降り方もなめらかに。エは口の中開けて、汚いエにならないように。エイはひとまとまりの母音、イが独立しないように。ソンは短くしすぎない(ソンッでなくソーン)。 サブのメロディの歌い方も、縦切りにならないように横につなげて。上がっていく音でフレーズを山なりにふくらます。 ・solo部分へのご指摘 Christeの歌い方は、クリ、ステ、ではなくクリーステー。優しく。P.7の方も同様、なるべく横につなげるように。solo終わりのeleisonのlei短くしない。 ・他 テナー出だし、音量的にはベースのメロディを立てながらも上へ広がりを持って。 P.2, 3段目、pのeleisonの前、一拍分4パート揃うので、気持ちをそろえてまとめる。 fはのKyrie eleison,eleisonはまとまりながら広がる。eleison二つはつながりの二つ。二つ目はちょっと抑える。 P.31段目ソプラノのeleisonは器楽的に、軽く、それまでのfの広がりと変えて。le-eiでC#→Dにあがるところはスラー、DをC#より強くしない。下3パートはふくらみを作りながらもまとまって、応答するように。2段目ソプラノ→アルト+テナーが受ける。3段目eleisonはKyrieより大きくしない。 P.4二段目、二回のKyrieのところを重心に、前に出す。Kyrieのeの四分音符しっかり伸ばす。P.5の1,2段目も同様。ベースの動くところは音をつなげて、うねりのように。 P.5 2,3段目切望するように。 P.6テナー、メインのメロディ横につなげて。61小節ファまで駆け上がるところ、一気に行かず後から広がっていくように。音の強さは少し抑える。 P.8Kyrie eleison山なりに、最後はKyrieの終わりなので納めるイメージ。余韻・残響を残すように切る。
〇Gloria ・solo部分へのご指摘 ソプラノ冒頭、塊は3つに感じて歌う。言葉は詰まっているがゆったりと。 solo3段目Domine Filiはテナー→アルト→ソプラノ→ベースで前の人の歌をもらって歌うように。Jesusで3パートは気持ちをあわせる。P.12solo2段目アルト→ソプラノで受け渡すように、ソプラノは待っている間歌ってる気持ちで。
・他 Kyrieで納めて終わっているので、出だしからぱっと開くように印象的に入る。in excelsis Deoのcelが頂点、Glo- in -celで三段階ではなく徐々に上がっていくように。「天のいと高きところには神に栄光」では天に向かう響きなのに対し、2段目の「地上では善意の人に平安あれ」では平坦に、歌い分ける。 ベースLaudamus te、先頭に立って朗々と、身体の中心からしっかりと声を出すように。降りていく音は弾まない。 P.10アルト1段目Benedicimus te.は一つの音符のようにつなげてうたう。 3段目、proper、magnam、magnam gloriam tuamでそれぞれまとまりとして歌う。gloriamは広がりをもって。 P.12最後のqui tollisの言い直しは願うように。続くfは重く。pのmiserereは「私たちを憐れんでください」と心から望むように。47小節のシ♮はっきりそう聞こえるように。pのqui tollis小さいが開いて。 P.14suscipeはsの子音を拍の前にだす、「どうか聞いて」と切望するように。fpはがんっと大きくせず少しの時間をかけて。2段目、斜め上を見るように方向性をもって。66小節ソプラノ、前のPatrisの気持ちのまま(切れずに止まってから)入る。Primo tempoの一拍は音楽をぱっと後押しするように。
以上
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