2024年4月24日の練習日誌をお届けします。 高野先生と浅海先生によるミサの練習でした。 【曲目】 ◆Credo P42 256小節〜最後まで ◆Sanctus 【ご指導いただいた点】 ◆Credo 256小節、「Et vitam」〜 ※この日は、本来のスピードより少しゆっくりのスピードで練習しました。軽快な感じが出るように、もう少し速いスピードにしたいと仰っていました。 ・ベースから始まり、各パートが順番に「Et vitam〜」で入ってくるが、それぞれ「Et vitam」が聞こえるように、他のパートは少し抑えるように。「Et vitam」は、ふわっとならずに、まっすぐしっかりと入るように。(特にアルトでご指摘いただきました。) ・260小節、ベース「saeculi」の「li」から「Amen」の「A」は1オクターブの跳躍。間が短いが、「A」の準備は早めにしておく。(その後、他パートも同様) ・260小節、ベース「Amen」の頭3音の音程を正確に。このパターンの3音のかたまりはその後他のパートでもたくさん出てくるが、全てにおいて注意。 ・264小節、ベース「Amen」の「A〜」でのばしている最中、ソ(二分音符)、ソ(二分音符/タイ)が続いている部分は、同じ音なのでつながって聞こえてしまわないように、タイでつながっている音の頭を意識する。(トン、トーンというイメージで) ・265小節、ベース「ファ」の♮(ナチュラル)は、シャープが取れたことで低くすることを意識しすぎて下にもぐったようにならないように。 ・266小節、ベース「A〜」を長くのばした後の「men」が大きくならないように。 ・267小節、テノールとベースが平行に一緒に動くところは、相手パートをよく聞き、幅を保って動けるように。 ・279小節〜282小節、ソプラノ「A〜」は、下に広がらず上のラインをたどるように。 ・280小節、アルト「Amen」の頭は言いなおす。(その前の「Amen」とつなげない) ・293小節、アルト「venturi」はつなげるように。 ・295小節〜296小節、アルトはあまりマルカートにならないように「レドシラソ」のかたまりでつなげるように。 ・297小節、アルトのタイで長くなっている「ファ」の音は広げるイメージで。 ・299小節、ソプラノ「Et vitam」は、広がりを出さず、狭いところをすーっと入っていくようなイメージで。 ・301小節〜306小節、ベースは、「Amen」ごとにひとつのかたまりとして、3つのかたまりを意識して歌う。 ・311小節、ベース「-tam venturi」は、ピアノの左手と同じようにアクセントをつけて歌う。 ・317小節、アルト「Et vi-」は広げるように。 ・321小節〜323小節、テノール「Amen」は最後の「men」だけが別ものにならないように。 ・353小節〜ベース、355小節〜アルトは、同じ音でずっとのばしているが、ぺたっとした感じにならないように、他パートの動きを感じながら、自分の中で流れを作って歌う。 ・353小節〜360小節テノール、上がっていく音形のところでは音形と同じく広がるように。 ・365小節〜最後まで、「Amen」の「men」が強くならないように注意。(「men」が小節の1拍目になることもあるが、強くならないように意識すること) ・379小節ソプラノ、380小節アルトなど、こまかい音の部分は、「ソファミレド」でひとつのかたまりとして、3つのかたまりを意識する。(他パートでも同様) ◆Sanctus 雄大なイメージで ・1小節〜4小節アルト、「Sanctus」が2回ずつ続くが、2回目の「a」の母音は喉を開くように意識する。(前の「-tus」の感じのままにならないように) ・8小節、「sabaoth」の最後「t」の入れ方は、1拍目の中に入れること。(次のソプラノ「Pleni〜」が入れるように) ・8小節、ソプラノ「Pleni sunt caeli」は重くならいように。 ・13小節、男声のこまかい音で速くならないように注意。 ・16小節、「tua」では、「tu」と「a」が別ものにならないように。 ・23小節、「Hosanna」×3回のかたまりを意識する。その後、「in excelsis」で一旦まとめるイメージ。 以上です。
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