5月17日の練習日誌をお送りします。 うるお先生の指揮で、ミサ有志練習を実施しました。
■練習曲 Credo
■ご指導いただいたポイント 歌詞の単語を、すべて同じエネルギーをかけて歌おうとしない。 ポイント(※)のところが聴こえるようにしっかり歌うこと。 ポイント部分とそれ以外との差をつけることで、歌に躍動感がつく。
※例えば109小節目からのキリストの復活の場面では 「tertia」 「secundum」 「ascendit」 「sedet」 「Patris」 あたりがはっきり聞こえるように意識して歌う
■詳細 ・[85]ソプラノソロのEtは準備しておいてスーッと入る。パチンといきなり入らない ・[88]男声のEtはテナーからベースへ緩やかにつながるように ・[90]Sanctoは全パート揃える感覚で。Sのタイミングを合わせる ・[92]Mariaという単語は、マリアが柔らかい、大きな存在という意識をもって歌う。 exとMariaが一つの単語にならないように ・[93]Et homo factus estは、そこまでが天を崇めているようなところで歌っていたのが、 自分の方に持ってきて広げるような感じ。大事なものを置く感覚で歌う ・[95]、[96]et homo facutus est は、4分音符で1本の線を歌っているように歌う ・[97]Cruははっきり目に欲しい。早めに歌いだして拍頭にrが来るくらいの感覚。Cruの後も緊張感を継続する pronobis(”私たちのために”十字架にかかった)が伝わるように ・[102]sub Pontio Pilatoからはモードを変えてピアノになるが、重たい気持ちは持ち続けたまま。Pontioのtiで短い音符だが弾けない。 ・[105]passusの2回目は念押し。棺桶の蓋が閉まっていく。それをあきらめて見守るような気持ちで歌う ・[106]sepultus は、lを早めに言い始めてlの部分を長めにとる ーーーーーーーーーーーーー ・[109]からはテンポよく、パンパンパンといったリズムで歌っていく ・[118][119]iterumやventurusのリズムを大切に ・[127]mortuosは2小節をかけてまとまりを歌う。そこまでが生を歌い、この部分は死を歌うので音色を変える ーーーーーーーーーーーーー ・[174]Tuttiは、その前に歌っていたソロに応えて乗っていく感じ。フォルテだからと言って特別大きく入っていく必要はない。 ・[165]からのソロも、すべての単語を歌うのではなく、Spiritum Sanctum Dominumが聞こえるように ・[195]ソプラノのTuttiは、他3パートのTuttiの上に乗っかるようなイメージで ・P.38〜39ソロとTuttiはやり取りのように歌う。[242]からは2回目を味わうような感じ ーーーーーーーーーーーーー ・[264][265]unum baptismaはつなげて ・[280]mortuorum 最後のrumはumを最後伸ばして余韻を残す。死を意味する単語なので音色に気を使う ーーーーーーーーーーーーー ・et vitamの待ち望んだ気持ちをフーガの最後まで新鮮に持ち続けて歌っていく ・et vitamを歌うパートがメイン。amenを歌うパートが大きくなりすぎないように ・[333]ソプラノはaを1つ1つの音で歌うのではなく、横につなげて歌う ・[399]〜[401]、[403]〜[406]のamenは、ここまでずっと長く歌い続けてきたフーガの集大成として、大きな世界観となるように歌う
以上です。 感想はMLのみにお送りします。
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